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カードローンの繰り上げ返済を行うメリットとは?返済方法や利息・注意点についても解説

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カードローンは毎月1回の約定返済日に、決まった金額を返済していくことで完済を目指す。一方で、「繰り上げ返済」を活用することで返済期間を短くすることもできる。

繰り上げ返済にはこれ以外にも多くのメリットがあるので、カードローンを利用する際は積極的に行ってほしい。

そこで本記事では、カードローンの繰り上げ返済を行うメリットや返済方法、利息額をどれくらい減らせるのかなどを解説する。

カードローンをはじめて利用する人や、繰り上げ返済について気になっている人は、ぜひ参考にしてみてほしい。

カードローンの返済方法について詳しく知りたい方はこちらをチェック

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目次

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カードローンの繰上返済は借入残高を前倒しで返済すること

カードローンの繰り上げ返済を行うメリットとは? カードローンナビ

カードローンの繰り上げ返済とは、借り入れた金額を前倒しで返済することを意味する。

カードローンの返済は、毎月決められた日に一定以上の金額を返済する「約定返済」が一般的だ。

消費者金融カードローンも銀行カードローンも毎月1回の約定返済を定めて、一定額以上の返済を利用者の義務としている。

つまり、この約定返済日以外に返済をすると、その返済額はすべて「繰り上げ返済ということになる。

利息額を含めた返済を行う約定返済とは異なり、繰り上げ返済は「全額元金にあてられる」のが特徴だ。

また、繰り上げ返済は「随時返済」や「追加返済」などとも呼ばれている。

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カードローンを繰上返済する3つのメリット

カードローンで借り入れたお金を、繰り上げ返済するメリットは3つある。それぞれ詳しく解説するので、繰り上げ返済のメリットを知り、積極的に利用してほしい。

借り入れの返済期間が短くなる

カードローンで繰り上げ返済を行うと、借り入れの返済期間が短くなる。それにより「返済の手間を軽減できるの」というのがメリットの1つだ。

たとえば毎月2万円ずつ返済していく中で、定期的に数万円の繰り上げ返済を行ったとしよう。

カードローンの借入残高は繰り上げ返済を行うたびに減っていくので、通常は20回返済のところを15回返済や、それ以上に短縮することも可能だ。

借り入れの返済期間が短くなると、返済の手間を軽減できるだけでなく、「お金を借りている」という精神的負担も軽減されるだろう。

利息額・返済額の負担が軽減される

カードローンの実質的な手数料である「利息」の合計は、金利と借り入れ金額、そして借り入れ期間によって変動する。まず、利息の計算方法を知っておこう。

利息=借入残高×金利÷365日(※)×借入日数※うるう年は366日で計算する

繰り上げ返済を行えば、カードローンの借入残高を予定よりも少なくできるため、利息額・返済額の合計は自然と減少する。

たとえば借入残高が20万円あり、金利18.0%で借り入れていると、30日後の利息額は「2,958円」だ。もしも借入残高が15万円なら、30日後の利息額は「2,219円」だ。

このように、借入残高が少ないとそれに応じて利息も減るので、繰り上げ返済で元金をできる限り減らすと、利息額・返済額の負担が軽減されることになる。

借り入れ可能枠が回復する

カードローンは利用者ごとに借入限度額が決まっており、その範囲なら何度でも借入可能だ。

ただし、借入限度額に達するとそれ以上の借り入れはできなくなるので、コツコツと返済して借り入れ可能枠を少しずつ回復させる必要がある。

一方で、繰り上げ返済を行うと全額元金にあてられるので、その分、借り入れ可能枠が回復する。たとえば5万円の繰り上げ返済を行えば、5万円の借り入れ可能枠が回復するのだ。

繰り上げ返済を行って借り入れ可能枠を回復させたおくと、急な入用に対応できるというメリットがある。

そのため、「手元に現金があると使ってしまう」という人は、繰り上げ返済を行えばお金を無駄遣いせず利息額・返済額の負担を軽減でき、なおかつ急な入用にも対応できる。

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カードローンの繰上返済をシミュレーションしよう

カードローンの繰り上げ返済の返済方法 カードローンナビ

それでは、カードローンの繰り上げ返済を行うと、利息額・返済額がどのように変わるのかをシミュレーションしてみよう。

シミュレーションの条件
  • 借入額
    • 50万円
  • 金利
    • 8.0%
  • 返済額
    • 2万円/月
  • 繰上返済
    • 3ヶ月に一度5万円を繰り上げ返済

「繰り上げ返済を利用しないパターン」と「繰り上げ返済を利用するパターン」で、利息額・返済額はどれほど違うのだろうか。

繰り上げ返済を利用しないパターン

スクロールできます
返済回数返済額元金利息残高
120,000円12,603円7,397円487,397円
220,000円12,789円7,211円474,608円
320,000円12,978円7,022円461,630円
420,000円13,170円6,830円448,459円
520,000円13,365円6,635円435,094円
620,000円13,563円6,437円421,531円
720,000円13,764円6,236円407,767円
820,000円13,967円6,033円393,800円
920,000円14,174円5,826円379,626円
1020,000円14,384円5,616円365,243円
1120,000円14,596円5,404円350,646円
1220,000円14,812円5,188円335,834円
中略
329,528円8,822円706円0円
累計629,528円500,000円129,528円0円
※1ヶ月=30日間として計算

繰り上げ返済を利用するパターン

スクロールできます
返済回数返済額元金利息残高
120,000円12,603円7,397円487,397円
220,000円12,789円7,211円474,608円
320,000円12,978円7,022円461,630円
繰上返済50,000円50,000円0円411,630円
420,000円13,170円6,830円398,459円
520,000円13,910円6,090円384,549円
620,000円14,311円5,689円370,238円
繰上返済50,000円50,000円0円320,238円
720,000円14,523円5,477円305,716円
820,000円15,477円4,523円290,239円
920,000円15,262円4,738円274,977円
繰上返済50,000円50,000円0円224,977円
1020,000円15,932円4,068円209,045円
1120,000円16,907円3,093円192,137円
1220,000円16,672円3,328円175,466円
繰上返済50,000円50,000円0円125,466円
1320,000円17,157円2,843円108,308円
1420,000円17,404円2,596円90,904円
1520,000円18,144円1,856円72,761円
繰上返済50,000円50,000円0円22,761円
1620,000円18,655円1,345円4,105円
175,182円4,105円1,076円0円
累計575,182円500,000円75,182円0円
※1ヶ月=30日間として計算

「繰り上げ返済を利用しないパターン」の利息額合計は129,528円、「繰り上げ返済を利用するパターン」の利息額合計は75,182円だった。利息額の差は「54,346円」となっている。

定期的に繰り上げ返済を行うだけで、同じ借入額・金利でも利息額は5万円以上異なる。

つまり、今回のシミュレーションの場合は、繰り上げ返済を利用する方が自由に使えるお金が5万円増えることになる。

やはり繰り上げ返済を積極的に利用して、利息額・返済額の負担を減らすのが得策だろう。

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カードローンはどんな時に繰上返済を活用するべき?

カードローンの繰り上げ返済を行った際の利息について カードローンナビ

カードローンは繰り上げ返済を行う方がメリットは多いが、人によっては繰り上げ返済を行わない方がいいときもある。

ここでは、「繰り上げ返済を活用した方がいいケース」と「繰り上げ返済を活用しない方がいいケース」の両方を解説するので参考にしてみてほしい。

繰り上げ返済を活用した方がいいケース

繰り上げ返済を活用した方がいいケースは次の3つだ。

  • 利息額・返済額を少しでも減らしたい
  • 会社からボーナス(賞与)が出る
  • できる限り早く返済を終わらせたい

それぞれ解説する。

利息額・返済額を少しでも減らしたい

「利息額・返済額を少しでも減らしたい」人は、繰り上げ返済を活用しよう。

「カードローンの繰上返済をシミュレーションしよう」の章で解説したように、繰り上げ返済を活用すると利息額・返済額を軽減できる。

借入額は金利によっては数万円の節約になるので、積極的に活用しよう。

会社からボーナス(賞与)が出る

「会社からボーナス(賞与)が出る」人は、繰り上げ返済の活用を検討してほしい。

カードローンの返済で利息額・返済額を減らすポイントは、「臨時収入があれば返済にあてること」だ。

会社からボーナスがある人は借入残高を大幅に減らせるので、その分、利息額・返済額も大幅に減らせる。

できる限り早く返済を終わらせたい

「できる限り早く返済を終わらせたい」人は、繰り上げ返済を積極的に活用してほしい。

カードローンからの借り入れがあるという事実が精神的に負担な人などは、繰り上げ返済を活用し、少しでも早く返済を終わらせるのが得策だ。

繰り上げ返済を活用しない方がいいケース

繰り上げ返済を活用しない方がいいケースは次の2つだ。

  • 毎月の返済でギリギリ
  • 大きな支出を控えている

それぞれ解説する。

毎月の返済でギリギリ

「毎月の返済でギリギリ」という人は、繰り上げ返済を活用しない方がいいだろう。

繰り上げ返済を無理に行うと毎月の約定返済をしっかり返済できなくなる。すると、返済の延滞・滞納が起こり、信用情報に傷がつくリスクがあるので注意してほしい。

大きな支出を控えている

「大きな支出を控えている」という人も、繰り上げ返済の活用を慎重に検討すべきだ。

引っ越しや入学費の支払いなど、まとまった支出を必要とするイベントを控えている人は特に、繰り上げ返済を行わず、現金を手元に残しておくことをおすすめする。

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繰上返済をするなら知っておくべき注意点

利息額・返済額の負担を減らせるなどメリットの多い繰り上げ返済だが、利用するにあたって注意点がある。ここでは3つの注意点を解説するので、参考にしてほしい。

約定返済を忘れてはいけない

カードローンは繰り上げ返済を行ったからといって、約定返済(毎月決まった返済)がなくなるわけではないので注意しよう。

たとえば毎月25日が約定返済日の場合は、「25日当日」に一定金額以上を返済したという事実がなければ、約定返済を延滞・滞納したことになる。

約定返済を行わず延滞・滞納を起こすと、信用情報(クレヒス)にその情報が記録される。

他のカードローンを利用する際や、住宅ローンの審査を行う際など、信用情報に傷があると審査に影響するので、約定返済を忘れないよう注意してほしい。

返済方法によって手数料がかかる

カードローンの繰り上げ返済は、返済方法によって手数料がかかる。

たとえば大手消費者金融カードローンの場合、繰り上げ返済のためにコンビニATMを利用すると、次の手数料がかかる。

  • 1万円以下の返済
    • 110円
  • 1万円超えの返済
    • 220円

また、銀行振込で返済をする場合は、利用するカードローンによって振込手数料がかかる。

繰り上げ返済は全額元金にあてられるが、手数料がかかることもあるので事前にチェックしておこう。

無理な繰り上げ返済をしない

無理な繰り上げ返済を行うと、約定返済が滞ってしまったり、お金が必要なときに手元に現金がないといったトラブルが起きる可能性があるので注意してほしい。

無理な繰り上げ返済を行わないためにも、事前にしっかりと返済計画を立てておこう。

返済計画を立てる際は、カードローンが公式サイトで提供している返済シミュレーションを利用するのがいいだろう。

毎月の可能な返済額から返済回数を計算し、繰り上げ返済をどのように組み込んでいくのか考えてみてほしい。

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繰上返済の流れ

カードローンを選ぶときにチェックしておきたい基本情報について カードローンナビ

それでは最後に、カードローンで繰り上げ返済を行う方法と、繰り上げ返済を上手に進めるポイントを解説する。

繰り上げ返済の方法

カードローンで繰り上げ返済を行う方法と流れは、次のとおりだ。

コンビニATMで繰り上げ返済を行う方法

  1. 繰り上げ返済の金額を決める
  2. コンビニATMにローンカードを入れる
  3. 「返済」などのボタンをタップする
  4. 繰り上げ返済した金額を入力する
  5. 繰り上げ返済額分の紙幣を入れる
  6. 「確定」などのボタンをタップする

ネットバンキングで繰り上げ返済を行う方法

  1. カードローンの返済用口座を確認する
  2. 銀行口座のWebサービスにアクセスする
  3. 「振込」などのボタンをタップする
  4. 口座番号と振込金額を入力する
  5. 「確定」などのボタンをタップする

コンビニATMや提携ATMで繰り上げ返済を行う際は、「1,000円単位」の返済になるので注意してほしい。

ネットバンキングなど銀行振込は1円単位で返済可能だが、振込手数料がかかるケースもあるので注意しよう。

繰り上げ返済を上手に進めるポイント

カードローンの繰り上げ返済を上手に進めるポイントとして、まず「返済計画を立てる」ことが大切だ。

たとえば、会社からボーナスが出る人なら、「年2回のボーナスで繰り上げ返済にいくらに設定するのがいいか?」などを考えてみよう。

また、それによって利息額・返済額がどれくらい減るのかを計算すると、返済計画を立てやすくなる。

また、「手数料がかからない方法で繰り上げ返済を行う」のもポイントの1つだ。

大手消費者金融カードローンなら、自社ATMやネットバンキングを利用して返済すると、手数料がかからないケースが多い。

銀行カードローンを利用するなら、提携ATMで手数料が無料になるカードローンを選ぶといいだろう。

たとえば「三井住友銀行カードローン」の場合は、三井住友銀行ATM、イーネットATM、ローソン銀行ATM、セブン銀行ATMの利用手数料・時間外手数料が無料だ。

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カードローンの繰り上げ返済で利息を減らそう

カードローンの繰り上げ返済を上手に活用しよう カードローンナビ

本記事では、カードローンの繰り上げ返済を行うメリットや返済方法、利息額をどれくらい減らせるのかなどを解説した。

借入額や金利によっては利息額・返済額を数万円も減らせるので、繰り上げ返済を積極的に活用してほしい。

一方で、無理をして繰り上げ返済を活用すると、「約定返済が難しくなる」などの注意点もある。

こうした注意点をしっかりと把握した上で、繰り上げ返済の活用を検討しよう。

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