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アコムで延滞したらどうなる?延滞のリスクと回避するポイントを解説

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カードローンを利用する上で、延滞への不安は避けられないものだ。

延滞しないように返済する意識を高めるには、延滞した場合にどうなるのかを知ることが重要である。

では、アコムのような人気の大手消費者金融カードローンで延滞した場合、利用者にどのような影響が生じるのだろうか。

この記事では、アコムで延滞した場合に生じる問題・対処法について詳しく解説していく。

延滞リスクを回避するためのポイントもぜひ参考にして欲しい。

目次

アコムで延滞したらどうなる?

消費者金融カードローンの代表格であるアコムを利用している、または利用を検討中の方は多い。

では、アコムで延滞した場合の結果は知っているだろうか。

以下に、アコムの延滞によって生じる大きな2つのペナルティを取り上げる。

後の利用にも影響を与える問題について把握しておこう。

遅延損害金が発生する

返済日当日に返済をしなかった時点から、遅延損害金が発生する。

遅延損害金とは、遅延によってアコムが被った損害を賠償するために追加で支払う利息のことだ。

消費者金融カードローンは貸金業法に基づいて貸付を行っている。

法律の中で、利用者に課して良い上限金利は年15%〜20%と定められている。

この規則に則り、アコムの金利は3.0%〜18.0%の範囲内で利用者の利用限度額に応じて適用される。

18.0%の金利はやや高めの設定だ。

ところが、遅延損害金は損害を賠償するペナルティのため、さらに高い20.0%の利率が課せられてしまう。

これは非常に痛い出費となる。

遅延損害金の計算方法は「借入残高×遅延損害金年率÷365日×経過日数」となる。

経過日数は期限の利益を喪失した翌日からの経過日数で計算しよう。

たとえば借入残高が10万円で返済日から5日が経過している場合、計算式は10万円×20.0%÷365日×5日となり、遅延損害金は273円となる。

そして、本来の利息を含む返済額に遅延損害金を加算した総額を返済することが義務付けられる。

経過日数が長ければ長いほど返済額はかさんでしまうのだ。

所定の金額を返済するまで借入を停止されることがある

延滞にやむを得ない事情があるとしても、アコム側からすれば当然するべき返済をしていない利用者であることに変わりはない。

一度延滞しているということは、アコムはこの先も延滞されるリスクを負うことになる。

延滞の日数が増える度に、返済への信用度は下がってしまう。

事情によっては配慮されるケースも極稀にある。

ただ、所定の金額を返済するまで追加借入を停止される可能性があることは覚えておくべきだ。

返済を求められる金額は利用者の借入額・借入状況によって変わる

アコムからの指示に応じてなるべく早く返済を行わなければならない。

返済を延滞してしまった場合のリスク

アコムのみならずカードローンの返済を延滞すると、目先の問題だけでは済まない。

だからこそ延滞は恐ろしいものなのである。

ここからは、返済を延滞した場合に引き起こされる3つのリスクについて解説する。

なぜ延滞はすべきでないのかを理解するために役立ててほしい。

信用情報に傷がつく

延滞による最大のリスクは信用情報に傷がつくことだ。

信用情報とは、ローン・クレジットカードなどの客観的な取引履歴を登録した個人情報である。

これらの情報はそれぞれの金融機関が加盟している信用情報機関に登録され、一定期間保管される。

国内における信用情報機関は次の3つだ。

信用情報機関主な加盟
CIC(株式会社シー・アイ・シー)クレジットカード会社
消費者金融
JICC(日本信用情報機関)消費者金融
KSC(全国銀行個人信用情報センター)銀行
信用金庫

全ての金融機関はこれらのうち、最低でも1つに加盟しなければならない。

なお、同じ信用情報機関に加盟している企業間では情報が共有されている。

アコムで延滞した場合、CICもしくはJICCに登録されている取引履歴に「異動」と記録される。

これが信用情報に傷がついた状態だ。

また、これはブラックリストに載った状態ともいう。

永遠に残る傷ではないが、保管期間が明けて異動情報が消えるまでは利用者個人が消せない情報である。

カードローンの利用を家族に知られる危険がある

アコムの返済を延滞すると、担当者から連絡をされる場合がある。

なぜ延滞したのか、いつ返済できるかを確認するための電話が入る。

延滞中は仕方がないことだが、この電話連絡によってカードローンの利用を隠していた家族に知られる可能性は十分にある。

カードローン利用自体は決してやましいことではないものの、気まずく思って家族に隠している方は一定数いる。

隠していた理由を追及されることになるのは間違いない。

一括返済を請求されることがある

アコムの会員規約12条には、延滞をした場合などある条件に該当する場合には「残債務金額をただちに支払う」ことを求める旨が記載されている。

これによって、返済期間に関わらず、借入金の全額を一括で返済するよう要求される場合がある。

延滞が一度であれば、すぐに一括返済を求められることはほぼない。

とはいえ、必ずしも一括返済の対象にならないともいえないので注意しよう。

信用情報に傷がつくタイミング

アコムで延滞した場合も、延滞1日目から信用情報に傷がつくわけではない。

では、信用情報に傷がつくタイミングとはいつなのだろうか。

CICの規定によれば、返済日から61日以上遅延、または3ヶ月以上の支払い遅延が発生した場合は異動情報として記録される。

このことから、返済がないまま2〜3ヶ月以上経過してしまうと傷がついた状態になるとわかる。

さらに、延滞が発生した日付も記載されることになる。

そして、延滞を解消し完済した、もしくはカードローンを解約したとしても、契約終了時点から5年間は情報が保管される。

これは、他の信用情報機関でも同様だ。

なお、契約者本人が返済できなくなったことで保証会社が本人に代わり返済を行う代位弁済、または破産手続きが行われた場合も異動情報が記載される。

自分の信用情報の状態が気になる方は、情報開示請求を行うことを推奨する。

この機会に信用情報について知っておくと今後役立つはずだ。

信用情報に傷がついた場合のデメリットは?

延滞すると信用情報に傷がつくリスクがあることを取り上げてきたが、そもそもそれの何が問題なのか気になる方もいるであろう。

実はアコムの利用に関してだけでなく、さらに大きな問題を抱えてしまうことになる。

信用情報についた傷が及ぼす4つの影響を取り上げよう。

他社カードローンの申込に影響がある

既にカードローンを利用していても利用限度額が低い、あるいは他の借入・返済方法を用いたいなどの理由から、複数社を利用する方も多い。

ただ、他社のカードローンに申込をする際の審査時には信用情報が確認される。

そこで異動情報が見つかると、審査に落ちる可能性がきわめて高い

消費者金融・銀行では一般的に加盟している信用情報機関は異なるが、情報は共有されると考えられる。

金融機関が変われば審査に通過できるものではない。

クレジットカードの申込に影響がある

キャッシュレス化が進み、クレジットカードは身近なアイテムになった。

普段の支払いに便利なため、クレジットカードの申込を考える方は多いはずだ。

とはいえ、クレジットカードの申込にもカードローンと同じく審査がある。

必ず信用情報が確認されることになり、異動情報に基づいた審査結果が出る。

当然のことだが、クレジットカード会社も利用者が確実に返済してくれることを重視する。

過去の延滞によって信用できないと見なされれば審査に受かるのは絶望的になる。

携帯電話の分割払いの申込に影響がある

新しい携帯電話を購入する際は一般的に分割払いを選ぶ人が多い。

毎月の利用料金と合わせて機種代金も支払えるため、購入時に高額出費とならない点が便利である。

ほとんどの方は問題なく利用できるサービスだが、この分割払いにも審査がある。

簡易審査ではあるものの、過去に延滞がある場合は通過できない

つまり、購入時に機種代金を全額支払わなければならなくなるのだ。

状況によっては購入自体を諦めなくてはならないかもしれない。

住宅ローン・マイカーローンなどの申込に影響を与える可能性も

カードローン以上に多くの人が日常的に利用しているローン商品といえば、住宅ローン・マイカーローンなどが挙げられる。

ローンの種類は違っても、変わらず審査は行われる。

むしろ住宅ローン・マイカーローンの方が借入額が大きい分、審査は厳しくなることが予想される。

カードローンの延滞により、必ずしもその他のローンが利用できないとは限らない。

しかし、延滞の期間・回数が確認され審査に響くことは大いにあり得る。

延滞のよくある原因は?

延滞によって生じるリスクは多いが、気をつけて返済していれば心配ないと考えているかもしれない。

しかし思わぬ状況は突然降りかかるものだ。

延滞してしまう人の理由を考慮すると、誰でも延滞する可能性があることに気づくだろう。

そこで、延滞する主な3つの原因について紹介していく。

返済日をうっかり忘れてしまった

カードローンでは、基本的に毎月決まった額を返済する「約定返済」によって完済を目指す。

約定返済は毎月必ずしなければならないものだ。

例えばアコムでは、35日ごとの返済か毎月指定日の返済かを選べる。

とはいえ自分で決定しても、毎日忙しく働いているとうっかり忘れることがある。

きちんと覚えていても、いざその日になるとするべきことを忘れていたという経験が誰にでもあるはずだ。

これが返済するつもりなのに延滞する要因である。

これを防ぐには、スマートフォンのカレンダーアプリにリマインダーを設定しておくといい。

病気やけがで一時的に仕事ができなくなった

毎月元気に働き、定期収入を得ている間は延滞とは無縁かもしれない。

しかし病気のために入院したり、事故で大きなけがをしたりした場合はどうだろう。

それまでできていた仕事が一切できないと同時に、医療費を捻出しなければならなくなる。

病気・けがの状態によっては医療費も高額になってしまう。

また、長期入院中でも家賃は発生し、家族を養っている方はさらに家族の生活費も確保する必要がある。

収入はないのに出費は増えるばかりだ。

このような状況では、カードローンの返済に充てられるお金が十分用意できないとしても不思議ではない。

仕事に復帰しても当分は返済が難しくなる。

病気やけがで収入が途絶えた際には、アコムやその他の金融機関へ早急に相談しておこう。

生活費や娯楽費などにお金を使いすぎて返済できなくなった

カードローンは欲しいときにお金が借入できる便利さが魅力だが、利用を続けているうちに気が大きくなってしまうタイプの利用者もいる。

自由に使えるお金が多くあると勘違いし、生活費・娯楽費などにお金を使いこんでしまうのである。

その結果、返済日に返済額が用意できず延滞してしまう。

これは、ギャンブル・ショッピングを好む人が陥りやすい延滞原因といえる。

この点に関しては、節度をもってお金を利用していれば避けられるはずだ。

月々の収支を記録し、無駄遣いを見直すことで、返済資金を確保するための家計簿を利用してみよう。

アコムの延滞リスクを回避するポイントを解説

アコムを利用する際、できる限り延滞を避けようと努力して返済することは大切だ。

とはいえ、自分だけでは延滞を防げない場合もある。

もし返済日を忘れたり返済し損ねたりしたときにも延滞しないために、3つのポイントを紹介しよう。

リスク回避のポイントを掴んで安心して利用して欲しい。

バナー画像予定

金利(実質年率)年3.0%~年18.0%
審査時間最短20分
※お申し込み時間や審査によりご希望に​沿えない場合がございます。
融資速度最短20分
※お申し込み時間や審査によりご希望に​沿えない場合がございます。
無利息期間30日間(初回限定)
借入限度額1万円~800万円
収入証明書以下のいずれかに該当するお客さまは収入証明書が必要
・当社のご契約が50万円を超えるお客さま
・他社を含めたお借入総額が100万円を超えるお客さま
WEB完結一部可能
申込条件満20歳以上72歳までの定期的な収入がある方
担保・保証人不要

返済日をお知らせしてくれるeメールサービスを利用する

アコムでは返済日の3営業日前ならびに当日にお知らせしてくれるeメールサービスを提供している。

これは、うっかり返済日を忘れてしまう方が是非使うべきサービスだ。

一度目のメールでは返済できなかった場合も、当日のメールを受けてすぐに返済すれば十分間に合う。

さらに、万が一返済期日を過ぎた方へのお知らせもある。

まだ登録をしていない方は、マイページのメニューにある「お客様情報の登録・変更」から登録しよう。

メールによるお知らせがあれば返済忘れを防げる。

返済方法を口座振替にする

アコムの返済方法はいくつかあるが、返済を忘れる不安がある方におすすめなのが口座振替による自動引落返済だ。

口座振替に関する情報は以下の通りである。

スクロールできます
返済日返済額利用可能な金融機関手数料
毎月6日約定返済額三菱UFJ銀行
三井住友銀行
ゆうちょ銀行 など
無料

登録できる振替口座には、大手メガバンクのみならず多数の地方銀行も含まれている。

給与受取口座を指定しておけば、残高不足も避けられるはずだ。

口座振替の登録は、マイページの「口座振替(自動引落)の申込」から行える。

口座登録をしていない場合、続く「口座登録はこちら」から登録しよう。

その後、金融機関サイト上での手続きを行い、再度戻ったアコムのページで申込完了画面が表示されると手続きが完了する。

毎月20日までに登録すれば、最短で登録の翌月から口座振替が開始される。

早めに登録をして返済が滞らないようにしておこう。

計画的に利用し借りすぎに注意する

返済に役立つサービスを活用するのは非常に良い方法だが、計画的に利用していくことを忘れてはいけない。

返済できる範囲で借りることを心がけよう。

返済計画を立てるのが苦手な方は、アコムの返済シミュレーションを活用すると良い。

3つの項目を入力するだけで、瞬時に返済額・返済期間を計算できる。

完済までの返済計画表も確認できるため、その結果を元に現在の借入希望額で本当に返済できるかを考慮し、借入額を再検討してみよう。

アコムで計画的に利用・返済を行うためには、毎月の返済額・返済方法などの情報を詳しく把握しておくことが大切だ。

ぜひ以下の記事も参考にして欲しい。

アコムの返済についての詳しい解説はこちら。

延滞によってアコムの利用停止や解約リスクも

アコムでの延滞は、追加借入の停止だけでなく、利用停止に至るリスクがある。

その場合、完済後にアコムの承認を得るまで利用できない。

また、延滞の期間・回数が多い利用者は強制解約のペナルティが課せられる。

強制解約されると、今後二度とアコムを利用できなくなってしまう

督促を受けてもなお返済しない場合は、財産差し押さえを含む強制執行が行われる可能性がある。

こうなると周囲に延滞の事実が知られ、仕事にも影響が出るかもしれない。

このような最悪の事態を避けるためにも無駄な利用は避け、借入した際は毎月の返済を怠らないよう注意すべきである。

延滞をしてしまった場合の対処法は?

延滞はしないと決意して注意深く利用していても、さまざまな理由から延滞してしまうかもしれない。

リスクを完全になくすことは難しい。

延滞してしまった場合には迅速な対応が重要だ。

今後もアコムの利用を続けていくために、取るべき2つの対処法を確認しておこう。

アコムに電話連絡を入れる

うっかり返済日を忘れただけであれば、マイページの「お知らせ」にある「次回のお支払期日に関するお知らせです。」の項目から、支払い約束日を登録しよう。

登録した約束日までに支払えば大きな問題ない。

しかし、約束日が決められない、または設定ができない場合はアコムに電話で問い合わせよう。

返済が可能でもアコムに電話連絡をすると返済の意思を示せるため、延滞に理解を示してもらえやすい。

誠意をもって事情を説明しておくべきだ。

以下の番号から、相談するのを忘れないてほしい。

アコム総合カードローンデスク 0120-629-215

返済できる分は返済する

約定返済額が用意できないと返済はできないと思うかもしれない。

しかし、返済できる分だけでも返済するなら、アコムからの信用を著しく失うことは避けられる。

たとえば、利息分だけでも返済できるならすべきだ。

カードローン会社は利息によって利益を得ているため、利息だけの返済に応じてくれるケースが多いからである。

利息のみの返済だけでもできないか、アコムに相談しておこう。

いつまでに返済できるかも明確にするとなお良い。

延滞した時点から、自分の判断で返済額・返済日を変更するのは避けよう。

アコムと十分にやり取りをしながら返済を行っていく必要がある。

アコムの返済の延滞を防ぎたいなら

この記事では、アコムで生じる延滞のリスクを解説してきた。

カードローン以外にも影響を与えるため、生活に支障をきたす恐れがあると認識しなければならない。

延滞を防ぐためには、アコムの提供するリマインダーサービスや口座振替設定など、確実な返済を支援する機能を積極的に活用する事が大切だ。

また、返済計画をしっかり立てて実行していくことも重要である。

カードローンの便利さを最大限に活用するには、金融機関との信頼関係を維持することが不可欠となる。

一度得た信頼を損なわないように利用したいものだ。

延滞による重大なペナルティを認識することで、返済に対する意識を高めることは、自分の信用情報を維持する上で極めて重要なことである。

ぜひその意識を保ったまま、アコムを有効活用して欲しい。

バナー画像予定

金利(実質年率)年3.0%~年18.0%
審査時間最短20分
※お申し込み時間や審査によりご希望に​沿えない場合がございます。
融資速度最短20分
※お申し込み時間や審査によりご希望に​沿えない場合がございます。
無利息期間30日間(初回限定)
借入限度額1万円~800万円
収入証明書以下のいずれかに該当するお客さまは収入証明書が必要
・当社のご契約が50万円を超えるお客さま
・他社を含めたお借入総額が100万円を超えるお客さま
WEB完結一部可能
申込条件満20歳以上72歳までの定期的な収入がある方
担保・保証人不要
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