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アルバイトでもカードローンに申し込める?審査に通過するコツやおすすめの商品を解説

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アルバイトをしている人の中には、急な出費や生活費の不足に悩む人も多いはずだ。資金の調達方法は多岐にわたり、カードローンはその手軽さから選ばれるケースが多い。

しかし、アルバイトの収入だけでカードローンが利用できるのか、不安に思っている人もいるかもしれない。

そこで本記事では、アルバイトでも利用できるカードローンや、それぞれの申し込み条件・審査に通過するためのポイントついて詳しく解説する。

カードローンを利用したいと思っているアルバイトの人は、ぜひ参考にしてほしい。

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目次

アルバイトでもカードローンの申し込みはできる?

カードローンの一般的な利用条件には、「20歳以上であること」「安定した収入があること」が挙げられる。

これらの条件を満たしていれば、雇用形態に関わらず、アルバイトでもカードローンの申込は可能である。

ただし、カードローンを利用するには審査を通過する必要がある。アルバイトの人でもカードローンの申込自体は行えるが、審査を通過できるとは限らないため、注意が必要である。

審査においては、収入の安定性や本人の信用情報が重要視される。

このため、定期的な収入があること、借入に対して誠実に返済をしている履歴があることなどが審査では評価される。

アルバイトであっても、これらの要件をしっかりと満たしている場合は、審査に通過できる可能性が高い。

したがって、収入が低くても継続して仕事に就いていれば、カードローンを利用できる可能性も高まるのだ。

カードローン 属性について詳しくは知りたい方はこちら。

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アルバイト収入だけでも借りやすいカードローンの特徴

アルバイト収入のみでも審査基準を満たせば、カードローンでの借入が可能だ。

実際に、金融庁が過去に借入を経験した人がどれくらいいるのかを調査したところ、以下のような結果となった。

種類人数
会社員905人
パート・アルバイト・フリーター392人
派遣・契約社員199人
個人事業主180人
無職163人
専業主婦・専業主夫148人
公務員74人
経営者・役員62人
専門職55人
学生43人
農林漁業・その他42人
参考:金融庁「貸金業利用者に関する調査・研究」

上記の結果から全体の約17%がアルバイトだと分かる。しかし、すべてのカードローンでアルバイト収入のみで審査が通るわけではない。

ここでは、アルバイト収入のみでも借りやすいカードローンの特徴を紹介する。アルバイト収入のみでも、まとまったお金が借りられるカードローンを探している人は参考にしてほしい。

アルバイトでも利用できるのは銀行・消費者金融のカードローン

銀行・消費者金融のカードローンなら、年齢の基準を満たせばアルバイトでも申し込み可能だ。

例えば、アイフルでは「誰でも申込みはできますか?」といった質問に以下のような回答をしている。

キャッシングローンの場合、満20歳以上69歳までの定期的な収入がある方であれば、お申込みいただけます。

  • お取引期間中に満70歳になられた時点で、新たなご融資は停止となりますのでご注意ください。
引用元:アイフル公式サイト「誰でも申込みはできますか?」

他のカードローン会社でも、年齢を満たしたうえで安定的な収入があれば申し込み可能としている。

銀行カードローンはアルバイト収入だけでは審査が通りづらい場合も

消費者金融と同様に銀行カードローンもアルバイト収入のみで利用可能だが、審査が通りづらいケースもある。特にアルバイトをしている学生は、利用不可としている銀行カードローンが多い。

例えば、りそな銀行では利用者の条件として以下のように記載している。

お申込時の年齢が満 20 歳以上、満 66 歳未満の方

  • お申込時の年齢が満 60 歳以上の方は原則として当座貸越極度額は 200 万円以下となります。
  • 継続安定した収入があればパート・アルバイトの方もお申込みいただけます。ただし、学生の方はアルバイト等で継続安定した収入があってもお取扱いできません。また、専業主婦・主夫の方のお申込みも承れません。
引用元:りそな銀行「商品概要説明書-りそなプレミアムカードローン」

銀行は貸し倒れのリスクを最小限に抑えるために、消費者金融に比べて厳しい審査基準を設けている。

また、銀行法によって、過剰な貸付をしていないか、厳正な基準をもとに健全かつ適切な運営をしているかを監督されていることも要因だ。

銀行カードローンはアルバイト収入、特に学生レベルの収入では審査に通るのは難しいと言えるだろう。

アルバイトでカードローンを利用するなら消費者金融がおすすめ

アルバイトでカードローンを利用するなら、消費者金融がおすすめだ。

消費者金融では、申し込み条件に学生不可・勤続年数などの記載はなく、アルバイトを始めたばかりの学生でも申し込みできる。

また、最短30分ほどとスピーディーに借りられる点も魅力だ。

消費者金融のカードローンでは、Web上で申し込みから借入までが完結するケースが多く、自宅にいながら誰にもバレずに利用できる。

さらに、電話での在籍確認がない会社も多いため、バイト先の人に怪しまれないのは、アルバイトをしている人にとっては大きなメリットだろう。

アルバイトでも利用しやすい消費者金融カードローン5選

アルバイトの人でも、消費者金融のカードローンなら年齢や収入などの条件を満たせば利用できる可能性は高い。

しかし、数多くのカードローンがある中で、どれを選ぶべきか判断するのは難しいだろう。

ここでは、アルバイトの人でも利用しやすい消費者金融カードローンを5社紹介する。

各社の特徴や審査内容を紹介するので、自分でも利用しやすいカードローンを探す参考にしてほしい。

アコム:学生でも家族・友だちにバレることなく借りられる

アコムのカードローンの利用条件は、「20歳以上で安定した収入と返済能力を有する方」であるため、アルバイトの人でも契約可能だ。

金利は3.0%~18.0%で、最高800万円までの借入が可能である。

アコムでは、申込から契約までWebのみで完結することができる。スマホアプリやWebを使えば24時間365日どこでも申込可能だ。

また、店頭・郵送・電話による申込にも対応しているため、自分が使いやすい方法を選べるのも嬉しい点である。

審査は最短20分で完了し、即日融資も可能で急な出費にも対応できる。

加えて、アコムでは電話による在籍確認を原則実施していない。

そのため、自宅や職場へ電話がかかってくることはなく、カードレス契約を選べば郵送物が自宅に届くこともない。そのため、家族や勤務先に知られずに契約することができる。

さらに、アコムでの契約が初めての場合、30日間利息金利0円サービスが適用される。このサービスを使えば、通常時よりも利息を抑えて借入ができる

金利
(実質年率)
年3.0%~年18.0%
審査時間最短20分
※お申し込み時間や審査によりご希望に​沿えない場合がございます。
融資速度最短20分
※お申し込み時間や審査によりご希望に​沿えない場合がございます。
無利息期間30日間(初回限定)
借入限度額1万円~800万円
収入証明書以下のいずれかに該当するお客さまは収入証明書が必要
・当社のご契約が50万円を超えるお客さま
・他社を含めたお借入総額が100万円を超えるお客さま
WEB完結一部可能
申込条件満20歳以上72歳までの定期的な収入がある方
担保・保証人不要

プロミス:18歳以上ならアルバイトでも借入可能

プロミスのカードローンの利用条件は、「18~74歳のご本人に安定した収入のある方」となっている。

これにより、アルバイトの方でも安心して利用することが可能だ。金利は4.5%~17.8%であり、最高500万円まで借入可能である。

18歳から利用できるのはプロミスの大きな特徴だが、高校生の申込は不可となる。

また、申込時の年齢が19歳以下の場合、収入証明書の提出が必要となるため、こちらも注意が必要である。

収入証明書としては、源泉徴収票や給与明細が利用できる。必要な場合は、アルバイト先へ問い合わせて用意してもらおう。

20歳未満でカードローンを利用したい人には、プロミスはおすすめの会社である

また、プロミスも申込から契約までWeb完結が可能となっていて、最短20分で即日融資も受けられる。

店頭や電話での申込も可能だが、Webやアプリであれば24時間365日申込可能だ。電話による在籍確認もなく、カードレスを選べば郵送物も無くせる。

加えて、プロミスの「アプリローン」はスマートフォンを使っての借入・返済が可能で、毎月の返済やアプリログインでVポイントを貯めることができる。

貯めたポイントは景品交換や買い物に利用できるのも、プロミスの特徴的な点である。

さらにプロミスでの契約が初めて、かつWeb明細を利用する方限定で、30日間無利息サービスが適用される。契約した翌日から30日間は無利息で借入ができる。

様々なサービスを利用したい方には、プロミスはぴったりの会社と言えるだろう。

金利
(実質年率)
年4.5%~年17.8%
審査時間最短3分
※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
融資速度最短3分
※状況によりご希望に​沿えない場合がございます。
無利息期間最大30日間(初回限定)
※メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。
借入限度額1万円~500万円
収入証明書以下に該当する場合は収入証明書の提出が求められます。
・プロミスの利用限度額が50万円を超える場合
・プロミスと他社貸金業者の合計借入金額が100万円を超える場合
・前回プロミスに収入証明書を提出してから3年以上が経過している場合
WEB完結可能
申込条件満18歳以上74歳以下(高校生を除く)
担保・保証人不要

アイフル:30日間利息金利0円サービスでお得に借入できる

アイフルの利用条件は、「満20歳以上69歳までの定期的な収入と返済能力を有する方」で金利は3.0%~18.0%であり、最高800万円まで借入可能である。

アルバイトの方でも問題なく利用することが可能だ。

アイフルも、申込から契約までWebで完結させられる会社である。最短18分で審査が完了し、即日融資が可能なのもありがたい点だ。

在籍確認もWeb上からの書類アップロードで対応可能であり、カードレスにすれば郵送物も無くせる。

さらに、アイフルでの契約が初めての場合、30日間利息金利0円サービスが適用される。

契約した翌日から30日間は金利が一切発生しないため、普通に借入するよりも利息を抑えて借入ができる。

アイフルは審査のスピードが早いことが特徴である。早めに借入まで終わらせたい人は、検討する価値のある会社だ。

金利
(実質年率)
年3.0%~年18.0%
審査時間最短18分
※お申込み時間や審査状況によりご希望にそえない場合があります。
融資速度最短18分
※お申込み時間や審査状況によりご希望にそえない場合があります。
無利息期間最大30日間(初回限定)
借入限度額1万円~800万円
収入証明書以下のいずれかに該当するお客さまは収入証明書が必要
・当社のご契約が50万円を超えるお客さま
・他社を含めたお借入総額が100万円を超えるお客さま
WEB完結可能
申込条件満20歳以上69歳までの定期的な収入がある方
担保・保証人不要

SMBCモビット:アルバイトでも自宅で手軽に利用できる

SMBCモビットの利用対象は、20歳以上74歳以下で定期収入のある方で、アルバイトの方も対象となる。金利は3.0%~18.0%、最高800万円までの借入が可能である。

申し込みから契約までのプロセスはWebで完結し、24時間365日申し込みが可能だ。最短30分で審査が完了し、即日融資も可能である。

また、在籍確認の電話は基本的に行われず、オンライン本人確認やローン契約機での手続きにより、郵送物が自宅に届かないようにすることも可能である。

金利
(実質年率)
年3.0%~年18.0%
審査時間最短15分
※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります
融資速度最短即日
※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります
無利息期間なし
借入限度額1万円~800万円
収入証明書提出の場合あり
WEB完結可能
申込条件・20歳~74歳
・安定した収入がある方
担保・保証人不要

レイク:無利息期間サービスで負担を減らしつつ借りられる

レイクの利用条件は、「満20歳以上70歳以下で安定した収入のある方」であるため、アルバイトの人でも契約することができる。

金利は4.5%~18.0%で、最高500万円までの借入が可能である。

レイクは、申込から契約までのプロセスをWebで完結することができる。自動契約機や電話からの申込もできるが、Webであれば24時間365日申込可能だ。

また、審査結果は最短15秒で確認可能で、最短25分で融資を受けられる。急な出費が必要になった場合、レイクは役に立つだろう。

レイクでは電話による在籍確認を原則実施していないため、自宅や勤務先に電話がかかってくることはない。

カードレスを選択するか自動契約機で契約をすれば、郵送物は自宅に届かないため、家族や勤務先に知られずに契約することができる。

レイクの最大の特徴は、レイクでの契約が初めての場合、無利息期間を3種類の中から選ぶことができる点である

30日間・60日間・180日間の中で選ぶことができるが、60日間はWeb申込の人限定、180日間は借入希望額が5万円までの人限定となるので注意が必要だ。

レイクでの契約が初めてで、無利息期間を有効活用したい人であれば、利用する価値はあるだろう。

アルバイト収入のみでも借りられる銀行カードローンはないのか

アルバイトでも利用しやすいカードローンは カードローンナビ

銀行カードローンは、アルバイト収入のみでは審査に通りづらいと前述したが、例外として借入やすいカードローンもある。

ここでは、アルバイト収入のみでも借り入れやすい銀行カードローンを3社紹介する。

それぞれの特徴を理解したうえで、消費者金融のカードローンとどちらを利用するのか検討してほしい。

楽天銀行スーパーローン:楽天会員なら審査が優遇される可能性あり

楽天銀行スーパーローンの利用条件は、「満20歳以上62歳以下で安定した定期収入のある方」であるため、アルバイトの人でも契約することができる。

金利は1.9%~14.5%で、最高800万円まで借入が可能だ。借入残高が10万円以内であれば、毎月の最低返済額は2,000円から設定できるので利用しやすいのが、この商品の特徴である。

楽天銀行スーパーローンは、申込から契約までWebで完結することができ、24時間365日申込が可能である。

審査結果は最短当日で確認できるが、申込状況によっては数日間かかることもあるため、すぐに借入をしたい人は注意が必要である。

また、在籍確認は電話で実施される。さらに、カードレスではないため、契約後にローンカードが郵送されることになる。

場合によっては、家族や勤務先に知られてしまう可能性があるため、利用時は注意しておこう。

楽天銀行スーパーローンには、楽天グループならではのメリットもある。一つは、楽天会員のランクに応じて、カードローンの審査が優遇される可能性があることだ。

もう一つは、条件を達成することで楽天ポイントが付与されることである。入会するだけで1,000ポイント、利用残高に応じて最大30,000ポイントを獲得することができる。

もともと楽天会員でありに入会しており、カードローンの利用も検討している方は、楽天銀行スーパーローンはおすすめである。

楽天銀行カードローン
金利
(実質年率)
年1.9%~年14.5%
審査時間最短当日
融資速度最短翌日
無利息期間
借入限度額10万円~800万円
収入証明書必要
WEB完結可能
申込条件・満20歳以上62歳以下の方
・日本国内に居住している方(外国籍の方は永住権もしくは特別永住権の取得が必要)
・お勤めの方で毎月安定した収入がある方(または専業主婦の方)
・楽天カード株式会社または三井住友カード株式会社の保証を受けることができる方
※専業主婦やパート・アルバイトの方は60歳以下の方に限定
※楽天銀行が認めた場合は不要
担保・保証人不要

PayPay銀行カードローン:3万円以下と少ない金額での借入も可能

PayPay銀行カードローンの利用条件は、「20歳以上70歳未満の方で安定した収入のある方」で、アルバイトの人でも契約することが可能だ。

ただし、PayPay銀行の普通預金口座が必要であるため、ない場合は同時に口座開設の申込をする必要がある。

金利は1.59%~18.0%で、最高1,000万円まで借入可能だ。借入残高が3万円以下であれば、毎月の最低返済額は1,000円から設定可能で利用しやすくなっている。

PayPay銀行カードローンは、申込から契約までWebで完結することができ、24時間365日申込が可能だ。

ただし、審査結果は最短でも翌営業日となるため、すぐに借入をしたい人には不向きかもしれない。

また、自宅に郵送物は届かないが、在籍確認は電話で実施される。電話がかかってきても問題ない人は、利用を検討してもいいだろう。

また、PayPay銀行カードローンには無利息期間があり、初回借入日から30日間は利息が0円で利用できる

利息を抑えて借入をしたい方には、PayPay銀行カードローンはおすすめである。

三井住友銀行カードローン:大手銀行ならではの金利の低さと融資額

三井住友銀行カードローンの利用条件は「満20歳以上満69歳以下で、原則安定した収入のある人」とされており、アルバイトのみでも申し込み可能だ。

三井住友銀行カードローンは低金利で大口の借入を希望する人や、利便性と信頼性を重視する人にとって魅力的な選択肢となっている。

また、申し込みから借入までのすべてがWeb上で完結することに加えて、新しく口座を開設する必要がない点は魅力だ。

カードレス・Web完結で契約すれば、周りにバレるリスクも大幅に減らせるだろう。

さらに、ローンカードを発行した場合は、三井住友銀行のATMだけでなく、セブン銀行・ローソン銀行・ゆうちょ銀行などの提携ATMでも操作が可能だ。

さまざまな提携ATMで利用でき、利便性が高い点もポイントだと言える。

アルバイトがカードローンの審査に通過するためのポイント

各カードローンの提供会社審査基準は一般的に公表されていないものの、いくつか重要とされるポイントがある。

ここでは、アルバイトの人がカードローンの審査を通過するためのポイントについて解説する。

勤続年数は長いほうが好ましい

カードローンの審査では、安定した収入があるかどうかが重要な判断材料となる。

勤続年数が短い場合、収入の安定性が疑問視される可能性があるため、注意が必要である。

特に、アルバイトを始めたばかりの人や、最近勤務先を変えた人は、勤続年数が短く収入が安定しないとみなされがちだ。

このような状況でカードローンの申込をすると、離職して返済能力が不足するかもしれないと見なされて、審査が通りにくくなる可能性がある。

そのため、カードローンの申込はアルバイトを一定期間行ってからするといい。どうしても借入が必要だとしても、勤続年数の虚偽申告をすると審査には必ず落ちてしまう。

また、申請時に誤った勤続年数を申告しても同様に審査には通らない。申込前に正確な勤続年数を確認しておくことを推奨する。

安定して継続した収入があることを示そう

カードローンの利用条件として、安定して継続した収入が求められる

安定した収入とは、収入が大きいというよりも、定期的に収入を得ているかがポイントとなる。

年収500万円だが収入が不定期な人と、年収200万円だが毎月必ず収入を得ている人では、後者の方が審査で有利になりやすいのだ。

また、安定した収入は同じ勤務先に勤め続けているかどうかで判断されることがある。

単発のアルバイトを繰り返す人より、同じ勤務先に継続して勤務している人の方が、安定した収入があると判断されやすい。

実際に収入の安定性と継続性を示すには、課税証明書を提出するのが最も有効的だ。課税証明書は、自身の住民票が登録されている自治体の役場で、申請をすれば受け取れる。

アルバイトの人が審査に通過する確率を上げたい場合は、課税証明書を提出すると良いだろう。

希望借入額の適正を理解しよう

個人が貸金業者から借入できる金額には上限がある。貸金業者が年収の3分の1を超える貸付を行うことは、貸金業法の総量規制によって禁止されているのだ。

そのため、事前に自分の年収から借入限度額を計算し、希望額が多すぎないかを確認しておく必要がある。例えば年収90万円の人の場合は、最大で30万円を借入することができる。

ただ、希望借入額は、返済能力の範囲内に収めておくべきだ。月収約7万円の人が、30万円を借りた場合、返す目処が立てられるかと言えばなかなか難しいところだろう。

借入を必要最低限に留めておくことで、将来の自分を助けることにも繋がるのである。

信用情報を良好に保とう

金融機関は貸付を行う際に、申込者の信用情報をチェックする。過去に延滞や債務整理をしたことがある場合、今後も同様のトラブルを起こす可能性があると判断されて審査に不利になる。

利用者の過去の延滞や債務整理などは、信用情報機関に照会すると確認ができる。

信用情報の管理は、株式会社日本信用情報機構(JICC)・株式会社シーアイシー(CIC)・全国銀行個人信用情報センター(KSC)の3機関で行われている。

このうち、カードローンやクレジットカードの信用情報を記録・保管しているのは、JICCとCICである。

ただ、信用情報は永遠に残るわけではなく、一定期間が経てば削除される

JICCもCICも、他社のローンの申込情報は6カ月以内、延滞や債務整理の情報は5年以内には削除されることになっている。

時期によっては情報がクリアになっている可能性があるため、不安な場合は時間を空けてから申込をするといい。

もし、自分の信用情報に不安があって確認したい場合は、開示請求を行おう。

学生アルバイトは審査に通過できる?

基本的にカードローンでは年齢条件が定められており、基準を満たす年齢なら学生のアルバイトでも審査に通過できる可能性はある。

各カードローンで定められている年齢条件の一例は、以下のとおりだ。

スクロールできます
カードローン会社名年齢条件
アコム20歳以上詳しくはこちら
プロミス18~74歳詳しくはこちら
アイフル満20歳以上69歳まで詳しくはこちら
SMBCモビット20歳以上74歳以下詳しくはこちら
レイク満20歳以上70歳以下
楽天銀行スーパーローン満20歳以上62歳以下詳しくはこちら
PayPay銀行カードローン20歳以上70歳未満
三井住友銀行カードローン満20歳以上満69歳以下

年齢条件を満たしたうえで、学生でも審査に通りやすくする方法は、以下が挙げられる。

  • 勤続年数を増やす
  • 所得証明書を提出する
  • 信用情報に傷がつかない行動を心がける

上記を意識して申し込むことで、審査に通過する確率を上げられるだろう。

ただし、プロミスは18歳から利用できるとなっているが、法律において高校生のカードローン利用が禁止されている点に注意が必要だ。

また、19歳以下が申し込む場合は収入証明書の提出が必要となる。

日払いのアルバイトでも審査に通過できる?

日払いのアルバイトでも、年齢や収入に関する条件を満たせば審査に通過できる可能性は高い。

ただし、日払いのアルバイトでは継続性や収入の安定性を証明しづらく、審査で不利になるケースがある。

特に日払いのアルバイトを数回こなした程度なら、審査に通過するのは難しいと言える。

安定した収入があると見なされるためには、同じ勤務先で一定期間勤めていることが重要である。

そのため、日払いよりもアルバイトやパートとして、長期で勤務し続けた方がカードローンの審査に通過しやすい。

アルバイトの場合在籍確認はどうなる?

カードローンの申込をすると、勤務先に電話がかかってくることがある。

これは在籍確認と呼ばれる審査の一種で、利用者が申請した勤務先に本当に在籍しているかを確認するために実施される。

では、アルバイトの在籍確認はどのように実施されるのだろうか。ここから詳しく解説しよう。

アルバイトでも基本的には在籍確認が行われる

アルバイトの場合も、在籍確認は例外なく行われる。アルバイトの場合は常に勤務先にいるわけではないが、在籍確認は本人が電話に出る必要はない。

電話に出た人が「〇〇は今日シフトに入っていません」または「〇〇は今、席を外しています」と答えることで、在籍確認は完了する。

しかし、「個人情報の保護のため、〇〇がいるかどうかはお伝えできません」と回答され、在籍確認が完了しないケースもある。

このような事態を防ぐには、事前にシフトの時間や日程を貸金業者へ伝えるか、勤務先に電話がかかってくることを予め伝えておくといい。

また、すべての貸金業者が電話による在籍確認を実施しているわけではない。

勤務先に電話がかかってくることを避けたい場合は、書類提出で在籍確認ができるカードローンに申込するのがおすすめだ

自分直通の電話番号を記入しておこう

チェーン店でアルバイトをしている人は、本社ではなく自分自身の勤務先に直接つながる電話番号を記入する必要がある。

本社の電話番号や代表電話番号を記入してしまうと、実際は在籍しているのに「そのような職員は在籍していない」と回答されるケースがある。

こうなると申請が嘘だったと解釈され、審査に落とされてしまう可能性があるため、注意が必要だ。

アルバイトでも高額の借入はできる?

アルバイトの人でもカードローンを利用できるが、借入できる額には制限がある。

例えば、最高800万円まで融資しているカードローンを契約しても、全額を借入できるわけではないのだ。

ここでは、借入可能な金額の上限を定める貸金業法の総量規制とそれに基づく借入限度額や適用金利について解説する。

総量規制の概要

貸金業者による過剰な貸付を防ぎ、利用者を多重債務から守るために制定されたのが貸金業法の総量規制である。

この法律により、お金に困っている人でも借入金額は年収の3分の1までに制限される

ただし、年収の3分の1の範囲内であっても、必ずしも希望額全てを借入できるわけではない

審査と適用金利の注意点

貸金業者は、利用者の収入や借入状況を基に審査を行う。審査で返済能力が不足していると見なされると、希望額に関わらず借入が制限される場合がある。

また、適用される金利は審査結果に基づいて決定されるため、限度額が低ければ金利は高くなる傾向にある。

特に限度額が数万円の場合は、15%以上の高金利が採用され、支払う利息が多くなることには注意しておこう。

これらのことから、アルバイトの場合は、数万円~50万円程度の借入限度額が適用されるケースが多くなっている。

また、50万円以上の高額借入を希望する場合は、収入証明書が必要だ。

源泉徴収票、雇用契約書、確定申告書等が使用できるため、高額融資を受けたい場合は事前に用意しておこう。

総量規制の適用範囲

自身の年収の3分の1以上の借入額を希望しても、総量規制によりその借入は原則としてできない

既に複数の貸金業者から借入をしている場合、その合計額が総量規制の対象となる

例えば、年収120万円の人が既に30万円を借入している場合、別の貸金業者からは最大でも10万円しか借入ができない。

さらに、総量規制はカードローンだけでなく、クレジットカードのキャッシングにも適用されるため、全体の借入状況を把握しておくことが重要だ。

アルバイトがカードローンを利用する場合の注意点は?

カードローンを利用する際に、最も重要なのは毎月の返済計画を立てることである。また、アルバイトに限らず、借入金額は必要最低限に留めるべきだ。

先述の通り、アルバイトが借入できる金額は数万円~50万円程度のケースが多い。

こういった100万円未満の借入には、多くの金融機関で最高金利が適用される。そのため、短期間で返済していくことが重要だ。

例えば、10万円を1カ月借入して金利が18.0%だった場合、利息は1,479円となる。返済期間が数ヶ月以内であれば、利息が数万円などの高額になることは少ないのだ。

だからといって安易な借入を繰り返すと、支払う利息が増え、返済が難しくなる

さらに、返済が遅れると通常の利息よりも高い遅延損害金を追加で支払わなければならない

無計画な借入を防ぐためには、シミュレーションツールの活用が有効である。

各金融機関の公式ホームページでは、返済総額や適用金利を入力することで、毎月の返済額や返済期間を計算してくれるツールが用意されている。

これらのシミュレーションツールを活用し、確実に返済できるようにプランニングしていくことをおすすめする。

アルバイトでも消費者金融ならカードローンの審査に通りやすい

この記事では、アルバイトの人が利用しやすいカードローンの種類や、審査に通過するためのポイントを紹介した。

カードローンの年齢や収入に関する利用条件を満たしていると、アルバイトでもカードローンは利用できる。

特に消費者金融は審査が柔軟なケースが多く、収入の安定性や継続性さえ示れば、高確率で審査に通過できる。

また、多くのカードローンでは、借入ができるかどうかをWeb上でスピード診断することができる

年齢や収入などいくつかの項目を入力するだけで、数分で借入可能か診断してくれる。

自分がカードローンを利用できるか知りたいなら、本申込の前にWeb診断を受けて、借入可能か確認をしてみるのが良いだろう。

アルバイトがカードローンを利用するには、同じ職場に、長い間勤め続けることが重要だ。

また、借入時は返済能力に見合った額を希望することでより審査に通りやすくなる。

本記事で紹介したポイントを意識して、カードローンに申し込んでみてほしい。

アルバイトのカードローンに関するQ&A

アルバイトと正社員で適用されるカードローンの金利に差は出ますか?

正社員は通常、アルバイトよりもカードローンの金利が低い傾向にある。

審査では、申込者の返済能力や雇用形態などの属性が考慮され、適用金利や借入限度額が決められる。

正社員はアルバイトと比べて返済に関する信用度が高く、金利が低く設定されやすい。

ただ、アルバイトでも長期間同じ職場で働き、遅延なく返済すれば、低金利が適用される期待は高まる。諦めずに継続して利用していくことが重要だ。

アルバイト以外で収入があると、カードローンの審査に影響はありますか?

基本的には審査が有利になり、収入の安定性が高ければより効果は高い。

例えば、株式投資などの不安定な収入は、金融機関が収入源として見なさない可能性がある。

これが、毎月イラストを描いて納品している場合は安定した収入源と見なされて、審査には有利に働くだろう。

いずれにしても収入を証明するには、給与明細などの収入証明書が必要になる。すぐに提出できるよう、事前に準備しておこう。

アルバイトでもカードローンの増額申請はできますか?

返済実績を積み重ねれば、正社員同様に増額申請は可能である。

ただ、増額審査は通常の審査よりも基準が厳しい傾向にあり、借入直後に申し込んでも通過するのは難しい。

ある程度継続して利用してから、申請することを推奨する。

\ 審査の手続きカンタン!最短20分お借入可能/

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