レイクの金利は高いの？実際の利息額を計算してみた！金利の下げ方と利息の抑え方も解説

レイクの利用を検討しているものの「金利は高いのかな」「利息はいくらかかるのだろう」などの疑問や不安を抱えている方は多いのではないだろうか。

結論から言うと、レイクの金利は他社と同水準だが、無利息期間の活用により利息を抑えることが可能だ。

本記事では、レイクの金利や無利息期間、利息の計算方法を解説する。利息を抑える方法も紹介しているので、ぜひ参考にしていただきたい。

レイクの金利は高いのか？レイクの金利が決まる仕組み

まずは、レイクで適用される金利について解説する。他社との比較や、金利の決定要因についても見ていこう。

レイクで適用される金利の範囲

レイクの金利は4.5％〜18.0％であり、契約限度額によって適用される利率が異なる。

例えば限度額が200万円以下のケースでは、最大利用残高を基準として以下表のように金利が適用される。

最大利用残高	適用利率（年率）
100万円未満	15.0％～18.0％
100万円〜200万円	12.0％～15.0％

申込者の借入限度額が100万円未満の場合適用利率は15.0％～18.0％だが、100万円を超えると12.0％〜15.0％に引き下げられる。

その後、返済により借入残高が100万円未満となった場合も、利率が引き上げられることはない。

一方、契約額が200万円を超えるケースでは、限度額を基準として以下表のように金利が適用される。

契約限度額	適用利率
200万円超〜300万円	9.0％～15.0％
300万円超〜400万円	7.0％
400万円超〜500万円	4.5％

例えば、限度額が320万円であれば適用利率は7.0％だ。

なお、レイクは初回契約者向けに以下3つの無利息期間サービスを提供している。

無利息期間中は適用利率に関わらず、対象の借入に対する利息は0円となる。ただし、期間終了後は上述の金利が適用される。

レイクと他社消費者金融との金利比較

レイクと他社消費者金融の金利は、以下の通りだ。

レイク	4.5％～18.0％
プロミス	4.5％～17.8％	詳しくはこちら
アコム	3.0%～18.0%	詳しくはこちら
アイフル	3.0%～18.0%	詳しくはこちら
SMBCモビット	3.0%～18.0％	詳しくはこちら

レイクは他社と比較するとやや高めではあるが、相場の範囲内と言えるだろう。

レイクで適用される金利の決定要因

レイクの金利は以下のような項目を考慮し、審査結果や契約内容を基に4.5％〜18.0％の範囲で決定される。

適用金利は利用限度額の影響も受ける。一般的に、利用限度額が高いほど適用金利は低くなりやすい。

また、レイクなどの貸金業者は、利息制限法に則って上限金利を定めている。具体的な借入額と上限金利は、以下の通りだ。

借入額	上限金利
10万円未満	年20.0％
10万円～100万円未満	年18.0％
100万円以上	年15.0％

例えば120万円を借りる場合、適用される金利は利息制限法に従い15.0%以下である。

仮に、利息制限法の上限を超える金利を設定したとしても、上限を超える部分は無効となる。

レイクの利息の求め方

利息の計算方法は以下の通りだ。

利息 = 借入額 × 貸付利率（年利） ÷ 365日 × 借入日数（うるう年は366日で計算）

例として、以下の条件で利息を算出してみよう。

20万円 × 18.0％ ÷ 365日 × 30 ≒ 2,958円（小数点以下切り捨て）

実際の借入時は、無利息期間の利用などでより複雑になるため、自分で正確に計算するのは難しい。

そこで、利息の試算にはレイク公式サイトの「返済シミュレーション」を利用するのがおすすめだ。

返済シミュレーションを使うと、無利息期間を適用した場合の返済額も試算できるため、より正確な返済計画を立てやすくなる。

【金額別】レイクの利息額を計算してみた！

レイクで融資を受けた場合の利息額を、借入額別にシミュレーションしてみよう。

契約日に借入したと想定し、無利息期間別に比較する。

5万円を借りた場合の利息額

レイクで5万円を借りた場合の利息額は以下の通りだ。

無利息期間	毎月の返済額	返済回数	返済総額	利息額
60日間無利息	4,000円	14回	53,982円	3,982円
5万円まで180日間無利息	4,000円	13回	51,537円	1,537円
30日間無利息	4,000円	14回	54,794円	4,794円

金利は18.0％、毎月の返済額は最低金額で算出している。

「180日間無利息」で5万円を借りると6回目の支払いまでは利息がかからず、最も利息を抑えられる。

「30日間無利息」と比べると支払う利息は1/3以下となり、大きな差が生じる。

50万円を借りた場合の利息額

レイクで50万円を借りた場合の利息額は以下の通りだ。

無利息期間	毎月の返済額	返済回数	返済総額	利息額
60日間無利息	14,000円	50回	686,421円	186,421円
5万円まで180日間無利息	14,000円	51回	707,481円	207,481円
30日間無利息	14,000円	51回	700,988円	200,988円

金利は18.0％、毎月の返済額は最低金額で算出している。

借入額が50万円の場合、最もお得に借りられるのは「60日間無利息」だ。他の無利息期間と比べて、支払う利息に約14,000円〜21,000円の差が生じる。

100万円を借りた場合の利息額

レイクで100万円を借りた場合の利息額は以下の通りだ。

無利息期間	毎月の返済額	返済回数	返済総額	利息額
60日間無利息	27,000円	49回	1,300,206円	300,206円
5万円まで180日間無利息	27,000円	50回	1,337,461円	337,461円
30日間無利息	27,000円	49回	1,321,541円	321,541円

金利は15.0％、毎月の返済額は最低金額で算出している。

借入額が100万円の場合、最もお得なのは「60日間無利息」である。他の無利息期間と比べて、約21,000円〜37,000円利息が抑えられる。

レイクの金利を下げるには？

一般的に、カードローンの金利は、利用状況や信用情報に応じて定期的に見直しが行われる。

レイクでも金利が引き下げられる場合があり、利用状況とレイクの基準により総合的に判断される。

ただし、金利の変更についてはレイクの判断で決まり、利用者から申請して変えられるものではない。

金利引き下げの対象になると、会員ページや登録したメールアドレス宛のメールに案内が届くので対応しよう。

他にも、利用限度額の増額が金利の引き下げに有効な場合がある。利用限度額を増やすことで、利息制限法により上限金利が下がるケースがあるためだ。

例えば現在、金利18.0％、利用限度額90万円で契約しているケースを考えてみよう。

この場合、100万円以上に限度額を増額すると、金利を15.0%以下に引き下げ可能だ。

ただし、利用限度額の増額を申請する際は再度審査が行われるため、反対に減額される可能性もある。

増額を希望する場合は、しっかり利用実績を積んでから申請しよう。

レイクの利息を抑える方法4選

レイクから融資を受ける際も、支払う利息額はなるべく小さくしたい。ここでは、利息を抑えるための具体的な方法を見ていこう。

無利息期間

レイクを初めて利用する方は、無利息期間の活用により支払う利息を抑えられる。

プラン	利用条件	備考
60日間無利息	初回契約者契約額1～200万円Web申込み限定	無利息期間中は何度でも利息0円で借入可能
5万円まで180日間無利息	初回契約者契約額1～200万円	無利息期間中は何度でも5万円分まで利息0円で借入可能
30日間無利息	初回契約者契約額1～500万円	無利息期間中は何度でも利息0円で借入可能

なお、上記3つの無利息は併用できない。

いずれも無利息となるのは「契約日の翌日」からであり「借入日の翌日」からでない点に留意したい。

また、利用限度額が200万円を超える場合は「30日間無利息」のみ利用可能である。

どの無利息期間を使うとよりお得なのか、迷うケースが少なくない。判断に迷ったら、レイク公式サイトの無利息診断の結果を参考にしよう。

繰上返済

繰上返済した分は元金に充てられるため、活用すると利息額と返済総額を抑えられる。

レイクでは返済日の15日以上前に入金することで、繰上返済が可能だ。

一方で返済日を含む14日前の期間に返済すると、その月の約定返済扱いとなるため、タイミングに気を付けたい。

また、繰上返済により長期的な返済負担を軽減できる一方で、短期的には家計を圧迫する可能性がある点に注意しよう。

無理に繰り上げ返済を利用すると結果的にお金が足りなくなり、新たな借入につながる恐れがある。

約定返済分のお金は残した上で、さらに家計に余裕があるタイミングで繰り上げ返済を利用するのがおすすめだ。

また、繰上返済の際は手数料の負担も考慮したい。レイクではATMを使って繰上返済すると、都度手数料がかかってしまう。

より負担を抑えるには、Web返済サービスなど手数料のかからない方法を選択すると良いだろう。

一括返済

利息は日割りで計算され、返済期間が長いほど金額が大きくなる。したがって、一括返済の利用も利息負担を大幅に削減し、総支払額を抑えるために有効である。

レイクは、以下の方法で一括返済が可能だ。

銀行振込は手数料がかかるため、余分な支払いを減らしたい場合はWeb返済サービスの利用をおすすめする。

完済金額は、利用残高や利息、その他費用の合計であり、一括返済を行う日付や方法によって金額が異なる可能性がある。

会員ページの「完済金額の確認」にてシミュレーションできるので、入金する前に確認しておこう。

ここまで一括返済のメリットを伝えたが、注意点もある。一括返済はまとまったお金が必要であり、無理のない範囲で行うことが大切だ。

無理して一括返済した結果、生活が苦しくなり、再度借入をすることになっては本末転倒である。

今後の出費予定や必要な生活費などを確認し、無理なく実行しよう。

おまとめローン

おまとめローンを利用すると、複数社からの借入を一元化できる。借入をまとめると借入総額が大きくなり、通常のカードローンよりも金利が低くなる可能性がある。

例えば、別々の金融機関から18.0％の金利で、25万、40万、55万円を借りてる場合を考えてみよう。

すべての借入を1本化すると借入総額は120万円となり、金利を15.0％に下げることが可能だ。

ただし、仮に金利が下がっても毎月の返済額によっては返済期間が長引き、返済総額がかえって大きくなってしまうケースがある。

また、貸金業法に基づくおまとめローンは返済専用の商品である点にも注意したい。レイクのおまとめローンも該当し、一度融資を受けると追加の借入はできない。

おまとめローンへの借換えを検討する際はしっかりとシミュレーションし、毎月の負担額や返済期間も考慮したうえで、返済総額を抑えられるかどうか確認しよう。

レイクのおまとめローン「レイク de おまとめ」は、貸金業者からの借入だけではなく、銀行ローンやクレジットカードにおけるキャッシングなども対象に含まれる。借入先が多岐にわたる場合は検討してみても良いだろう。

レイクの金利はやや高めだが無利息期間内ならゼロ

本記事では、レイクの適用金利や決定要因、利息の計算方法などについて解説した。

レイクの金利は、他社消費者金融と比べやや高めなものの、相場の範囲内と言える。さらに、無利息期間の活用や繰上返済により利息は抑えることが可能だ。

特に無利息期間は3つ用意されており、最もお得なプランを選べる点がレイクの大きな魅力だ。より利息を抑えてお金を借りるためには、シミュレーションサービスを活用して返済計画を立てると良いだろう。

また、返済不能に陥らないためには具体的な月々の返済額や利息を把握し、無理なく完済できる金額を借りることが重要である。

レイクなど大手消費者金融は、各社で無利息期間サービスやキャンペーンを提供していることが多い。他社の金利やキャンペーンも検討し、自分に最適な借入先を選ぶことが大切だ。

レイクでは最も利息を抑えられる無利息期間を選べる。利息の負担を抑えて資金を借りたい方は、借入先の候補として検討してみてはどうだろうか。