カードローン審査はどのくらい時間がかかる？急ぎで借入したい時のポイント

お金がすぐにでも必要な場合、審査時間は最も気になるポイントだ。審査時間が長いカードローンだと、お金が必要な場面に間に合わないリスクも考えられる。

スムーズにお金を借り入れて、急ぎの支払いにあてるには、審査時間が最短の業者に申し込むのが良いだろう。

そこで本記事では、金融機関別にカードローンの審査にかかる目安時間や、少しでも早く審査を終わらせる方法を解説する。

急ぎでお金が必要な人は、参考にしてほしい。

最短15分？金融機関別のカードローンの審査時間

カードローンに申し込む場合、少しでも早くお金を借り入れたい人が多いだろう。しかし、お金を借り入れるには、申し込んだあとの審査に通らなければいけない。

そのため、即日借入をしたいなら、審査時間を選ぶ際のポイントにするのがおすすめだ。

ここでは、金融機関別に審査が完了するまでの時間を紹介する。スムーズに少しでも早くお金を借り入れたい人は参考にしてほしい。

カードローンの審査時間は借入先の金融機関によって異なる

審査にかかる時間は、借入先によって大きく異なる。理由としては、金融機関ごとにそれぞれの審査基準を設けているからだ。

例えば、SMBCモビットは最短15分で終わるのに対して、銀行系は翌営業日〜1週間ほどと長めに設定しているケースが多い。

また、申込者の属性や借入額、混み具合なども審査の時間を左右する要素だと言える。同じ金融機関でも、案件によって審査結果が分かるまでの時間は大きく変わる場合もあると考えておくべきだ。

• 参考：SMBCモビット公式サイト「Q.審査には何日くらいかかりますか？」

消費者金融の審査時間の目安

消費者金融における審査時間の目安は、15分だ。わずか15分ほどで完了する審査を実現できる理由は、以下が挙げられる。

細かな基準を設けたうえで仮審査を自動化し、信用情報や最終確認を本審査として人が行う体制をとっているケースが多い。

そのため、人が行う審査プロセスが大幅に短縮され、最短15分での審査を実現できている。

特に、口座を開設しているかや勤務先が正しいかの電話での在籍確認が行われない業者は、審査が早く、申し込んだ日にお金を借り入れられる場合が多い。

ただし、申込者の情報や混雑状況、年末年始など営業していない日の申し込みによっては、審査に時間がかかる点を理解しておくと良い。

銀行の審査時間の目安

銀行系において審査が完了するまでの時間目安は、1日（翌営業日）だ。消費者金融に比べて審査に時間がかかる理由としては、以下が挙げられる。

銀行は、銀行法によって過剰な貸付を実施していないか監視されているため、厳正な審査を実施しなければいけない。

銀行法

銀行法とは、銀行の業務の公共性にかんがみ、信用を維持し、預金者等の保護を確保するとともに金融の円滑を図るため、銀行の業務の健全かつ適切な運営を期し、もって国民経済の健全な発展に資することを目的とする法律である。

参考：e-GOV-法令検索「銀行法」

また、反社会的勢力への融資を防ぐため、、審査を実施する際は警視庁のデータベースへ申込者を照会する義務が定められている。

ただし、銀行系は総量規制の対象外であるため、他の金融機関に比べて、借入額が大きくなるケースが多い。

そのため、即日で借り入れたい場合は消費者金融に、まとまったお金を借り入れたい場合は銀行に申し込むと考えるのがおすすめだ。

信販系の審査時間の目安

信販系において審査が完了するまでの時間目安は、即日（その日中）だ。ただし、実際に借り入れできるのは、郵送で送られてくるキャッシングカードを受け取ったあとになる。

キャッシングカードが自宅に届くまでは、1週間ほどかかるケースがほとんどだ。

そのため、審査の結果が分かるまでの時間は短いが、借り入れるまでの時間で言えば、他の金融機関に比べて最も遅いと言える。

なお、キャッシング機能付きのクレジットカードをすでに所持している場合は、提携ATMから即日での借入も可能だ。

即日審査と即日借入は別！審査時間重視なら消費者金融を選ぼう

急ぎでお金を借り入れたい場合「即日⚪︎⚪︎」と記載されたカードローンを選ぶ人が多いだろう。

しかし、即日審査と即日借入の意味合いは同じではなく、実際に借り入れるまでの時間は大きく異なる。

ここでは、即日審査・即日借入それぞれの意味や、注意点について解説していく。急ぎでお金を借り入れたい人は、参考にしてほしい。

即日審査・即日借入それぞれの意味と注意点

即日審査・即日借入それぞれの意味は、まったく異なる。

即日審査とは、申し込んだ日に審査が完了するとの意味だ。そのため、契約手続きが完了して実際に借入できるのは、即日ではないケースがほとんどだ。

即日借入ができない理由としては、郵送されるキャッシングカードを待たなければいけない、銀行窓口の営業時間を過ぎているなどだ。

一方、即日借入とは、審査から融資までのすべてが当日中に完了するとの意味である。そのため、言葉通り、審査を受けたその日中に借入が可能だと言える。

急ぎでお金が必要な場合は、即日審査・即日借入のどちらなのかを注視する必要がある。

最短での借入を求めるなら消費者金融がおすすめ

最短での借入を求めるなら、消費者金融がおすすめだ。

消費者金融では、即日の融資が可能なケースが多い。また、申し込みから借入までのすべてがWeb上で完結している業者なら、自宅で手軽に借入できる。

最短かつ手軽にお金を借り入れたい人は、消費者金融で即日借入・Web完結の業者に申し込むと良いだろう。

カードローン審査の流れ

基本的に申し込んで審査を受ける流れは、以下のとおりだ。

申し込み内容の確認は、金融機関ごとの営業時間内で行われるため、営業時間外に申し込んだ場合は翌営業日に行われる。

続いて、申し込み内容の確認が済むと、必要書類の提出を求められる。必要書類としては、本人確認書類と収入証明書が必要なケースが多く、それぞれで提出できる書類は以下のとおりだ。

必要書類を提出したあとは本審査が行われるが、勤務先への電話での連絡は金融機関によっては省略される場合もある。

そのため、会社にバレたくないなら、電話での在籍確認が実施されない業者を選択すると良いだろう。

本審査までのすべてが完了したら、メールまたは郵送で審査結果が通知されるのを待つだけだ。

カードローンの審査に時間がかかる原因は何？

審査に時間がかかる原因は、以下の5つが考えられる。

スムーズにできるだけ早く審査を終わらせるために、時間がかかる原因を把握しておくと良いだろう。

審査受付の時間外だった

審査受付の時間外に申し込んだ場合、最短で翌営業日の審査となる。申し込みと審査は別物であり、24時間申し込み可能な業者でも、審査は24時間行われていないケースも多い。

特に大手では、土日や祝日を休業日としているケースがあるため、営業時間だけではなく営業日も事前に確認しておくのがおすすめだ。

申し込みが混雑している

申し込みが混雑している場合も、審査が遅くなる可能性がある。

審査する際の基準は金融機関によって異なり、厳正な基準を設けていればいるほど一人ひとりの審査に時間がかかるだろう。

また、大型連休や月末・月初の給料日前などは資金需要が高く、特に申し込みが集中しやすいと言える。

さらに、中小規模以下では人材が足りず、混雑時の対応が遅れる可能性は高まると考えられる。

書類や申請内容に不備があった

基本的に、申し込む際は、氏名・住所・連絡先といった個人情報や本人確認書類、収入証明書を提出する。

万が一、書類や申請内容に不備があった場合は、正しい情報を確認する電話がかかってきたり、必要書類の再提出を求められたりする。

そのため、通常の審査に比べて時間がかかる。

また、タイミングが合わず電話に出られない、書類の再提出を求めるメール通知に気づかないなどの場合は、さらに遅くなってしまう。

書類や申請内容の不備をなくすのはもちろん、電話やメールの確認も欠かさず行うと安心だ。

在籍確認の電話に出られなかった

在籍確認は全ての金融機関において審査の過程で必ず行われる。勤務先が休みの場合や電話に出られなかった場合は、審査が一度止まることになる。

ただし、消費者金融なら、勤務先への電話での在籍確認なしで審査を受けられる場合もある。

審査の遅れをなくすためには、勤務先の営業日に申し込む、勤務先への電話がない業者に申し込むなどの工夫を行うと良いだろう。

カードローン会社からの連絡に気づいていない

審査が遅いと感じる原因として、審査通知のメールや電話に気づいていない場合も考えられる。

特にメールの場合は、受信拒否の設定や迷惑メールフィルターによって見逃してしまうケースが多いだろう。

審査通知を見逃さないためにも、カードローンに申し込んだあとは電話の履歴やメールを随時チェックすると良い。

カードローンの審査時間をできるだけ短くする方法

カードローンの審査時間をできるだけ短くする方法として、以下の6つが挙げられる。

少しでも早くお金を借り入れたい人は、上記の方法を実践してみるのがおすすめだ。

申し込み条件を満たしているのか事前に確認する

カードローンに申し込む際は、自分が条件を満たしているのかを事前に確認しておくべきだ。

事前に確認すると、仮審査や本審査での不合格を避けられ、スムーズに進められる。

申し込み条件を確認していないと、個人情報を記入している最中に条件を満たしていないことに気付いて、他のカードローンを探さなければいけなくなる。

手間を減らすためにも、申し込み条件を満たしているのかをはじめに確認しておくと良いだろう。

必要書類は申込前に揃えておく

基本的にカードローンでは、本人確認書類の提出が必須だ。また、借入希望額が50万円を超える場合は、収入証明書も必要になる。

そのため、カードローンに申し込む前に、必要書類を揃えておくとスムーズに審査を受けられる。

WEBやアプリから申し込みする

カードローンの審査時間をできるだけ短くするためには、WEBやアプリから申し込むのがおすすめだ。

WEBやアプリで申し込む場合、店舗の営業時間に縛られず24時間いつでも操作できるため、自分の都合に合わせて手続きを進めやすい。

また、カードローン側も提出書類や個人情報の確認作業がスムーズに行えるため、審査が早まる可能性もあるだろう。

ただし、WEBやアプリでの申し込みができないカードローンもあるので、事前に確認しておくのがおすすめだ。

平日のできるだけ早い時間帯に申し込みする

平日のできるだけ早い時間帯に申し込むことも、審査時間を短くする方法として効果的だ。

多くの金融機関では、平日の午前中に申し込むことで、その日のうちに審査が完了し、即日融資が受けられる可能性が高まる。

また、在籍確認も勤務先の営業時間内に行われるため、スムーズに審査が進むと考えられる。カードローンの申し込みは、混雑しづらい平日の午前中に行うと良い。

在籍確認など必要な連絡にすぐ対応できるようにしておく

カードローンでは、審査の中で在籍確認の連絡が行われるケースが多い。万が一、電話に出られなかった場合は、審査がストップしてしまう。

また、提出した必要書類や個人情報に不備があった場合は、確認の連絡もくる。そのため、金融機関からの在籍確認など必要な連絡には、すぐ対応できる状態にしておくと良いだろう。

カードローン会社に優先してもらえないか相談する

カードローン会社に優先してもらえないか、直接相談する方法もある。必ずしも通るとは限らないが、優先して審査してもらえる可能性もある。

どうしても即日での借入が必要な場合は、明確な理由を説明したうえで、審査を優先してもらえないか相談してみると良いだろう。

最短でお金を借り入れるなら審査時間が短い消費者金融のカードローン

急ぎでお金を借り入れたいなら、最短15分で審査が完了する、消費者金融のカードローンがおすすめだ。

また、消費者金融によっては、電話での在籍確認が実施されない、申し込みから借入までの操作がWebやアプリで完結する場合もある。

そのため、会社にバレたくない、自宅で手軽に借り入れたいと考えている人も、消費者金融の中でカードローンを選ぶと良いだろう。

ただし、混雑状況や書類・申請内容に関する不備、連絡に気づけないなどの場合は、審査が遅れる可能性も出てくる。

審査が完了するまでの時間をより短くするためには、本記事で紹介したポイントを押さえたうえで申し込んでほしい。