スターカードローンαは、東京スター銀行が提供しているカードローンだ。
限度額の高さに加え、パート・アルバイトの人でも利用できる点が特徴として挙げられる。
またWeb上で契約完結が可能なため、さまざまな生活スタイルに対応している点もメリットの1つだ。
今回は東京スター銀行のスターカードローンαの審査基準や、審査の重要なポイントについて解説していく。
現在カードローンの申込を検討している方は、是非参考にして欲しい。
東京スター銀行スターカードローンαの特徴
スターカードローンαは、東京スター銀行が展開しているカードローンだ。
東京スター銀行は2001年に設立された、特徴的な商品・サービスを提供している地方銀行だ。
東京スター銀行が提供しているカードローンサービスのスターカードローンαは、一般的な他社カードローンと比べて商品性や申込条件が異なる部分もある。
そのため、はじめてカードローンを利用する方や、収入面で過去審査に落ちた経験がある方でも利用できる可能性がある。
利用限度額は最大1,000万円※であり、アコム・SMBCモビットなどの800万円を上回っている。※10万円以上1,000万円以下(10万円単位)の範囲で審査により決定します。
限度額が高いカードローンを希望する方は、スターカードローンαを検討してみよう。
契約日から30日間の無利息期間がある
スターカードローンαは、契約日から30日間無利息の期間が設定されているのが特徴の1つだ。
無利息期間は消費者金融でも多く取り入れられている。
しかし銀行カードローンにも関わらず無利息の期間を設定されていることが珍しいため、カードローンを検討する際重要な要素となる。
無利息期間に借り入れ金額を返済できれば、利息がかからずに借り入れを行えるため、突発的な支払いに対応するため借り入れが必要なケースなどに有効だ。
※お借り入れ日ではなくご契約日から30日間となりますのでご注意ください。
自動融資で借り入れできる
自動融資とは借り入れに指定した口座で行われる取引の際、特定の条件に当てはまる取引に限り残高不足分を限度額の範囲で融資を行うサービスだ。
この特定の条件に当てはまる取引として、以下の取引が挙げられる。
- 公共料金・税金の引き落とし
- クレジットカードの引き落とし
- デビットカード決済
- ATMでの出金
このサービスはオプションとして付けることが可能だ。
不要と判断した場合は自動融資オプションが付いていないスターカードローンβに名称が変更される。
αとβの違いは自動融資以外存在しないため、自身にあったカードローンを選択しよう。
パート・アルバイトでも利用できる
カードローンの貸し付け条件として、定期的な収入に加え収入が安定していること・勤続年数の長さの両立が必要なことを指定している金融機関は珍しくない。
スターカードローンαは定期的な収入が確認できた場合、パート・アルバイトの方でも利用可能だ。
限度額は年収によって大きく左右されるものの、非正規雇用や勤続年数が浅い場合でも審査に通る可能性がある。
そのため、雇用形態で審査に不安を覚えている方はスターカードローンαを検討してみよう。
東京スター銀行スターカードローンαの審査基準
スターカードローンの審査基準は、現在のところ公表されていない。
しかし上記のように定期的な収入があれば申込が可能なため、他のカードローンよりも申込しやすいと言える。
そのため重要となるのは審査に必要な書類の不備がないか、短期間での申込を行っていないかなどの申込を行った状況だ。
審査に通りやすくするためには、見落としがないよう申込を行うことに加え、在籍確認をはじめとした必要な手続きを確実にこなすことを念頭に置こう。
東京スター銀行スターカードローンαの審査の流れ
スターカードローンαの審査の流れは大きく分けて3ステップに分けられる。
そのうち手続きや電話対応が必要となるのは、最初の2ステップだ。
審査に通るための手続きは全てWeb上で完結できるため、場所・時間に縛られず申込を行える。
その反面、審査が完了し融資を受けられるまで時間がかかるため、その点は注意しておこう。
ここからスターカードローンαの審査を、3ステップに分けて解説していく。
仮審査申込
仮審査ではお客様・自宅情報に加え、勤務先や現在の借り入れ状況について記入する必要がある。
これらの情報に不備がある場合、次のステップである本審査に向かえない場合があるため注意しよう。
この申込で重要となるのは、勤務先を正確に記入しているかだ。
スターカードローンαは審査の1つに在籍確認を取り入れている。
在籍確認は審査で記入された勤務先で実際に働いているかの確認や、勤務先がペーパーカンパニーをはじめとした実在しない企業か確認するため重要だ。
この仮審査で問題がない場合、次のステップである本審査に進める。
本審査
本審査は基本的にはオンラインでの手続きとなる。
オンラインの場合、電話で意思確認を行った後に資料用の写真をWeb上から東京スター銀行に送信する必要がある。
その後は本審査に通れば、オンライン上で契約を行い手続きは完了だ。
手続き完了
手続きが完了すると、借り入れ・返済の際に使用するローンカードが配送される。
カードの受け取りは郵送のみとなっており、店頭受け取りはできない点には注意しよう。
また審査で行われる郵送は、全て仮審査の際記入した自宅に送付される。
職場や別の居住地に郵送を変更することはできない。
そのため家族にカードローン審査を知られたくない場合や、自宅以外に郵送してほしいと考えている場合は注意が必要だ。
東京スター銀行スターカードローンαの審査時間
スターカードローンαの審査にかかる時間は公表されていない。
スターカードローンは仮審査に力を入れており、仮審査の結果が帰ってくるまで3~4営業日程度あると考えておこう。
仮審査を通過してからの本審査・ローンカード送付も、仮審査と同様に3営業日程度と考えられる。
しかし東京スター銀行の口座を持っていない場合、口座を開設するための期間も考慮しなければならない。
Webで口座開設を行う場合はインターネットバンキングのIDを受け取り、そこからキャッシュカードを受け取るまでには、10営業日程度かかることも考えられる。
口座開設を含むと合計して14~15営業日かかる計算となるため、計画を立てて審査を開始することが重要だ。
東京スター銀行スターカードローンαの審査で重要なポイント
これまでスターカードローンαの審査の流れについて解説してきた。
ここからは実際に審査を申込む際、重要になるポイントについて解説していく。
既に解説した通り、定期的な収入がある場合は正社員・公務員といった信用のある職種でなくても、審査落ちの直接的な原因にはなりにくいだろう。
そのため重要となるのは、仮審査の申込で行う申告や現在の借り入れ状況だ。
ここからはスターカードローンαの審査で重要となるポイントについて解説していく。
虚偽をせずに申込をする
仮審査で入力した情報を元に審査は行われるため、申込に虚偽をしないことが重要だ。
意図した虚偽は勿論のこと、勘違いや見落としによるミスも虚偽として処理される可能性があるため注意しよう。
スターカードローンαは既に解説した通り無利息期間や限度額上限の高さなど、他のカードローンにはない特徴が多いことが魅力だ。
確実に審査に通るためには、まず仮審査で送信する情報にミスがないか細心の注意を払って行おう。
安定した収入を得る
パート・アルバイトが審査に落ちる原因にならないのが特徴の1つだが、収入が月毎に不安定な場合は審査に悪影響と考えられる。
そのため安定した収入を得る環境を整えるのが重要だ。
そのためにはフルタイム勤務を行う・極端に収入が増減しない職種を選択するなどの働き方が求められる。
自身の適性や現在の状況を考慮し、収入が安定する生活基盤の獲得を目指そう。
他社の借り入れを減らす
仮審査の項目に、現在他社から借り入れている住宅・カードローンを入力する項目がある。
他の貸金業者からいくら借り入れているかの確認は、総量規制の確認や返済能力を審査するために重要だ。
総量規制とは、借り入れ総額を年収の3分の1以内にしなければならないという貸金業法による規制だ。
ただし、緊急の医療費やおまとめローンといった例外的な借り入れ・不動産・自動車の購入などの高額な借り入れは含まれない。
このように、他社の借り入れが多いと審査において不利になる可能性があるため注意しよう。
在籍確認を怠らない
在籍確認は仮審査に記入した職場が実際に存在するか、現在も在籍しているか確認する審査だ。
仮審査に虚偽がないかを確認するために、在籍確認を重要視する金融機関は少なくない。
また在籍確認は銀行名を口にしないため、同僚や上司に申込をしていると悟られる心配はない。
そのため在籍確認があるからと敬遠せず、借り入れの条件やサービスに重点を置き利用するカードローンを決定しよう。
短期間に申込をしない
カードローンの申込を短期間に複数行うと、審査の際に不利になる可能性がある。
これはカードローンの申込の履歴が、信用情報機関と呼ばれる第三者機関によって把握され共有されるためだ。
この申込を行った情報は審査の当落に関係なく約6ヶ月間保存されるため、短期間に申込を連続で行うと、6ヶ月の間に何度申込を行ったか金融機関に把握される。
短期間に複数申込を行っていると、何らかの原因でお金に困っているのではないかと判断され、支払い能力に問題があると判断される可能性が高まる。
そのため金融機関の審査を受ける時は、落ちた場合でも期間を空けて再度申込むことを心がけよう。
金利 (実質年率) | 年1.5%〜年14.6% ※保証料を含みます。金利は審査により決定します。 |
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審査時間 | 開示なし |
融資速度 | 開示なし |
無利息期間 | 契約日から30日間 ※お借り入れ日ではなくご契約日から30日間となりますのでご注意ください。 |
借入限度額 | 10万円〜1,000万円 ※10万円以上1,000万円以下(10万円単位)の範囲で審査により決定します。 |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | 申込年齢は満20歳〜69歳 |
担保・保証人 | 不要 |
東京スター銀行スターカードローンαの審査に落ちる人の特徴
スターカードローンαは審査の基準を公表していないものの、収入面の条件や在籍確認をはじめとした審査の内容は明記されている。
そのため審査に落ちた原因を絞り込むことは、他のカードローンと比べて容易だ。
ここからはスターローンカードαの審査に落ちる人は、どういった特徴を持っているかについて解説していく。
申込を検討している方は、自身の状況と照らし合わせてみよう。
返済の延滞をしたことがある
返済の遅延が一定の期間を超えた場合、信用情報機関に延滞情報が登録される。
これは金融機関では異動情報と呼ばれており、審査において悪い評価に繋がり、審査に通らない原因ともなりうる。
この異動情報の登録は、信用情報機関によって期間の長さは異なるが、悪質だと判断された場合は定義された期間より短くても登録が行われるため注意が必要だ。
延滞した契約を完了してからも、一定期間登録された情報が残り続けるため、過去に延滞した経験がある場合は異動情報が残っているか信用情報機関に確認してみよう。
信用情報機関に記載されている情報は、インターネットから確認が可能だ。
確認には手数料がかかるため、気になる場合のみ確認を行おう。
他社からの借り入れが多い
他社からの借り入れが多い場合、支払い能力に問題があると判断される可能性が高まる。
可能であれば、おまとめローンをはじめとした制度を利用し、借り入れを行っている機関を減らそう。
以下の記事では東京スター銀行のおまとめローンについて解説している。他社からの借入が多い方は参考にして欲しい。
勤続年数が短い
勤続年数が短いと、借り入れが難しい場合がある。スターカードローンαの借り入れ条件の1つとして、安定した収入が挙げられるためだ。
勤続年数が長い場合、今後も同等以上の収入が予想できるが、短い場合は今後も同じ収入を得られるか予想が困難だ。
そのため、借り入れた額を十分返済できる収入があると判断されても、勤続年数が極端に短い場合は審査に落ちる可能性がある。
勤続年数の長さは転職や人生プランによって左右される。
転職直後の場合や新卒で借り入れを検討している場合、期間を空けて申込を行うなどの工夫を検討してみよう。
東京スター銀行スターカードローンαのメリット
スターカードローンαは、銀行カードローンの中では珍しいメリットが複数存在する。
そのためその強みに興味を持ち、申込を行う方は珍しくない。
その反面、申込を行ってから、融資を受けられるようになるまで時間がかかる点には注意が必要だ。
ここからはスターカードローンαのメリットについて解説していく。
申込がWebで完結する
東京スターカードは特徴的な商品・サービスの提供や、Web上で完結する契約が多いことが特徴だ。
スターカードローンαは仮審査の申込から本審査までWeb上で完結でき、郵送はローンカードの受け取りのみとなる。
そのため時間・場所を問わず申込や申請の準備が行えるため、生活スタイルに合わせた申込が可能だ。
使用用途を自由に決められる
スターカードローンは、事業に使用する資金調達以外であれば自由に使用用途を設定できる。
そのため受けた融資を自由に分配することが可能だ。
ローンによって使用用途に制限がかかる場合があるが、スターカードローンの場合はその制限がない。
高額な買い物や緊急の治療費など、さまざま場面で利用可能だ。
使用用途を自由に決められ、無利息期間や低金利での借り入れが行えるなど、負担を軽くしたい方におすすめだ。
利用限度額が高い
スターカードローンαの利用限度額は1,000万円に設定されている。
大手カードローンでは800万円を利用限度額にしている期間も多いため、1,000万の利用限度額は高額な借り入れを検討している方におすすめだ。
注意点として利用限度額が高く設定されていても、総量規制を超える借り入れを行うことはできない。
現在の収入を考慮し、利用限度額の高さを活用できるかを考える必要がある。
上記のように利用限度額以外のメリットも多く存在するため、複数の視点から申込を行う金融機関を決定しよう。
東京スター銀行スターカードローンαの審査に関するよくある質問
スターカードローンαの審査で最も多い質問は、在籍確認についてだ。
上記でも解説したが、在籍確認を行う場合は銀行名を伝えず、プライバシーを考慮して質問が行われる。
またローンカードの郵送・郵送契約による書類は、全て仮審査で記入した自宅が宛先となり変更することはできない。
返済は東京スター銀行・ゆうちょ銀行・セブン銀行のATMか、インターネットバンキングである東京スターダイレクトから可能だ。
事業に関する資金調達に関しては制限がかかっているが、東京スターでは事業資金調達商品としてスタービジネスカードローンも存在する。
こちらも利用限度額は最大1,000万円に設定されているため、事業資金目的の借り入れにおすすめだ。
カードローンを借りるなら東京スター銀行
銀行カードローンでは珍しい無利息期間や、銀行系ならでは金利で借り入れが行えるのがスターカードローンαの特徴だ。
また、利用限度額は最大1,000万円と十分であり、利用用途も事業性資金以外は自由に利用できる。
郵送の受け取りは自宅に限定されるが、申込・本審査を全てWebで完結できるのも生活スタイルによってはメリットとなる。
安定した年収を維持できている方は、是非東京スター銀行のスターカードローンαの利用を検討してみよう。
金利 (実質年率) | 年1.5%〜年14.6% ※保証料を含みます。金利は審査により決定します。 |
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審査時間 | 開示なし |
融資速度 | 開示なし |
無利息期間 | 契約日から30日間 ※お借り入れ日ではなくご契約日から30日間となりますのでご注意ください。 |
借入限度額 | 10万円〜1,000万円 ※10万円以上1,000万円以下(10万円単位)の範囲で審査により決定します。 |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | 申込年齢は満20歳〜69歳 |
担保・保証人 | 不要 |