カードローンにはカードを発行しないWeb完結型の商品と、ローンカードを発行する2種類がある。
カードを増やしたくない方にとっては、カードレスで借入できるサービスに魅力を感じるだろう。
また、Web完結型でカードレスのサービスは、インターネットだけで申込・借入・返済まで一連の手続きが完了する。
そのため、審査や手続きにかかる時間が短く、即日借入を希望する人にもおすすめだ。
しかし、カードレスのカードローンに関して、聞き馴染みがなく、概要やメリット・デメリットを理解できていない人もいるかもしれない。
そこで本記事では、Web完結型カードローンの特徴・借入方法・メリット・注意点などを詳しく解説していく。
利用する際の注意点も紹介するので、トラブルなくスムーズにお金を借り入れたい人は、参考にしてほしい。
カードレスでカードローンを借りる方法とは
カードローンは申し込み時にWeb完結型を選択すれば、ローンカードなしで利用可能だ。Web完結になることで多くのメリットが出てくるが、同時にデメリットも存在する。
ここでは、カードレスキャッシングの概要やメリット・デメリットを詳しく解説していく。
カードレスキャッシングとは何か
カードレスキャッシングとは、ローンカード不要で借入ができるサービスを指す。カードの代わりに、ネットバンキングや専用のスマホアプリで借入や返済を行える。
また、カードレスキャッシングの中でも、カードを発行するか選択できるものと、元から発行できないものの2種類がある。
カードレスキャッシングのメリット
カードレスキャッシングにするメリットは、主に以下の5つだ。
- スマートフォンで完結するためどこでも手続きができる
- カードローンによっては審査通過後すぐ使える
- Web完結で自宅に郵便物が届く心配がない
- カードの紛失が起こらない
- 24時間・土日関係なく借入や返済が可能
カードレスキャッシングは、店舗や自動契約機に足を運んで契約する手間を省くことが可能だ。
スマートフォン1台さえあれば、申込・借入・返済まですべての手続きが、自宅にいながら完結できる。
申込や返済依頼の手続きに行く時間が省け、融資も即日受けられるケースが多いので、緊急時の資金調達にも便利だと言える。
また、カードローンの審査通過後、最短即日での借入が可能である点もカードレス型だからこそのメリットだ。
Web完結型で契約すれば、すぐに資金が必要な場合でも、即日または翌営業日には借入できるものが多い。
例えば、緊急入院などで突然の出費が発生した場合や、給料日前に一時的にまとまったお金が必要になった場合に役立つだろう。
また、カードローンの利用を検討している人の中には、郵送物によって家族や友だちに借入が発覚することを恐れている人もいるかもしれない。
しかし、カードレスにすることで、書類やローンカードが郵送物として送られてこなくなる。
加えて借入や返済も自宅で操作できるため、周囲の人にバレるリスクを大幅に減らせるだろう。
さらに、カードの紛失・盗難のリスクがなくなる点もメリットとして挙げられる。カードレスではローンカード自体が存在しないため、紛失・盗難の心配が全くない。
そのため、カードレスはセキュリティ面でも安心だ。また、カードの再発行手続きが不要になる分、その手間と再発行にかかる費用の節約も可能だ。
加えて、スマートフォン1台で管理できるため、カードローン自体の管理が楽になる。
カードレスなら専用のアプリから利用履歴を確認でき、カードを持ち歩く必要がないので財布もかさばらない。
カードレス型のカードローンにすることでカード管理の手間を省き、紛失・盗難の心配からも開放される。ストレスなく利用できるのは嬉しいポイントだろう。
カードレスキャッシングのデメリット
カードレスキャッシングのデメリットは、以下の3つだ。
- 口座振替の場合は通帳に記録される
- 提携ATMが限られる場合がある
- カードありの場合に比べて手数料がかかる場合もある
Web完結型の場合は、口座振替で返済を行うケースが多くなる。口座振替だと、通帳や明細書に引き下ろしの記録が残るため、家族と共有している場合はバレやすくなるだろう。
また、カードレスに対応しているATMは限られるため、スマホATMで借り入れる際は不便に感じるかもしれない。
さらに、スマホATMは利用時に手数料を取られるケースもあり、借入の頻度が多い人は、手数料がかさんでしまう点もデメリットだろう。
消費者金融ならスマホATM活用でカードレスで借りられる!
利便性の高いカードローンを探しているなら、消費者金融のスマホATMで取引できる商品がおすすめだ。
スマホATM活用なら、カードレスで契約可能で自宅にいながらすべての操作ができる。
カードレスキャッシングが可能な消費者金融カードローンは、以下の6つだ。
- プロミス
- レイク
- アイフル
- アコム
- SMBCモビット
- オリックス・クレジット
それぞれの特徴や魅力を紹介するので、自分に合った商品はどれか比較してほしい。
プロミス:融資は最短3分で完了する
プロミスは、Web完結型商品の中でも融資までの時間が特に早く、最短で3分となっている。
そのため、家族や会社の人にバレることなく、即日でお金を借り入れたい人におすすめだ。
また、初回契約に限り30日間の無利息期間サービスが適用される。期間内に返済の見込みがあるなら、利息の負担はゼロとなりお得だ。
さらに、申し込み可能年齢は18歳から74歳で、唯一20歳未満が利用できるサービスである。
18歳・19歳でまとまったお金が必要な場合は、プロミスの利用を検討すると良いだろう。
金利 (実質年率) | 年4.5%~年17.8% |
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審査時間 | 最短3分 ※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。 |
融資速度 | 最短3分 ※状況によりご希望に沿えない場合がございます。 |
無利息期間 | 最大30日間(初回限定) ※メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。 |
借入限度額 | 1万円~500万円 |
収入証明書 | 以下に該当する場合は収入証明書の提出が求められます。※ ・プロミスの利用限度額が50万円を超える場合 ・プロミスと他社貸金業者の合計借入金額が100万円を超える場合 ・前回プロミスに収入証明書を提出してから3年以上が経過している場合 |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | 満18歳以上74歳以下(高校生を除く) |
担保・保証人 | 不要 |
レイク:お得な無利息期間サービスを利用可能
レイクでは、以下のようなお得な無利息期間サービスが展開されている。
- 借入額5万円まで180日間の無利息期間サービス
- 30日間の無利息期間サービス
- 60日間の無利息期間サービス(Web申し込み限定)
Web完結でカードレスを利用する場合は、60日間の無利息期間サービスが最もお得だ。
また、年齢条件を満たせば、アルバイトや年金の収入のみでも申し込みできる。アルバイトを始めたばかりの人や、所得証明書の提示が難しい人はレイクがおすすめだ。
アイフル:在籍確認の電話や自宅への郵便物が原則なし
アイフルは、在籍確認の電話や自宅への郵便物が原則なしとなっており、周りにバレることなくお金を借りられるサービスだ。
また、以下のような条件を満たせば30日間無利息サービスを利用できる。
- 初めて利用する人
- 無担保キャッシングローンを利用する人
さらに、銀行での振込による融資を選択すれば、土日祝日に関係なく手数料無料で借りられる点も大きなメリットだろう。
金利 (実質年率) | 年3.0%~年18.0% |
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審査時間 | 最短18分 ※お申込み時間や審査状況によりご希望にそえない場合があります。 |
融資速度 | 最短18分 ※お申込み時間や審査状況によりご希望にそえない場合があります。 |
無利息期間 | 最大30日間(初回限定) |
借入限度額 | 1万円~800万円 |
収入証明書 | 以下のいずれかに該当するお客さまは収入証明書が必要 ・当社のご契約が50万円を超えるお客さま ・他社を含めたお借入総額が100万円を超えるお客さま |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | 満20歳以上69歳までの定期的な収入がある方 |
担保・保証人 | 不要 |
アコム:審査通過率が約37〜42%と高い
アコムは、消費者金融の中でも審査通過率が高い点が魅力だ。他の会社では、約30%くらいが平均だが、アコムでは約37〜42%となっている。
また、専用のスマホアプリで、周辺にある利用可能なATMを簡単に探せる。
カードレスでは利用できるATMが限られるため、必要な時にどこで借りられるかを把握できる点は大きなメリットだろう。
金利 (実質年率) | 年3.0%~年18.0% |
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審査時間 | 最短20分 ※お申し込み時間や審査によりご希望に沿えない場合がございます。 |
融資速度 | 最短20分 ※お申し込み時間や審査によりご希望に沿えない場合がございます。 |
無利息期間 | 30日間(初回限定) |
借入限度額 | 1万円~800万円 |
収入証明書 | 以下のいずれかに該当するお客さまは収入証明書が必要 ・当社のご契約が50万円を超えるお客さま ・他社を含めたお借入総額が100万円を超えるお客さま |
WEB完結 | 一部可能 |
申込条件 | 満20歳以上72歳までの定期的な収入がある方 |
担保・保証人 | 不要 |
SMBCモビット:利息の返済分にVポイントが貯まる
SMBCモビットは、審査と融資に要する時間が最短15分で、急ぎでお金を借りたい人におすすめだ。
また、返済時の利息額200円を1ポイントとして、Vポイントが貯まる仕組みを採用している。例えば、利息額が3,000円の場合、30ポイントが貯まる。
ただし、他のサービスに比べて金利が高めに設定されており、Vポイントが貯まるからといって、脳死で選択するのは推奨できない。
金利 (実質年率) | 年3.0%~年18.0% |
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審査時間 | 最短15分 ※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります |
融資速度 | 最短即日 ※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります |
無利息期間 | なし |
借入限度額 | 1万円~800万円 |
収入証明書 | 提出の場合あり |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | ・20歳~74歳 ・安定した収入がある方 |
担保・保証人 | 不要 |
オリックス・クレジット:来店なしでアプリから申し込み可能
オリックス・クレジットは、来店が必要なく専用のアプリから自宅で手軽に申し込み可能だ。
融資も最短即日に完了し、急ぎでお金を借りたい人におすすめだ。
ただし、公式サイトで在籍確認の電話が行われないとの記載はなく、申し込み内容によっては、勤務先に連絡がいく可能性も高い。
そのため、会社の人にバレたくないなら、他のサービスを検討すると良いだろう。
銀行カードローンもカードなしで振込融資ができる
消費者金融だけではなく銀行系のカードローンでも、カードレスで融資を受けられる。銀行系カードローンの場合は、口座保有者への振込融資・スマホATMの2種類から選べる。
実際にカードなしの振込融資に対応している銀行は、以下の7つだ。
- 三井住友銀行
- みずほ銀行
- セブン銀行
- 楽天銀行
- 住信SBIネット銀行
- 三菱UFJ銀行
- PayPay銀行
それぞれの特徴やメリットを見ていこう。
三井住友銀行:借入額が100万円以上なら上限金利が低い
三井住友銀行は、借入額が100万円を超える人におすすめだ。100万円未満の場合は金利が14.5%と他社に比べて特別低くはないが、100万円を超えてからは12.0%と低くなる。
また、三井住友銀行の口座を開設していなくても申し込みでき、加えて他行口座への振り込みでも手数料は無料だ。
なお三井住友銀行の口座がある場合は、契約時の入力内容が少なく、即日で借入できる確率は高まるだろう。
金利 (実質年率) | 年1.5%~年14.5% |
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審査時間 | 最短当日 ※申込完了後の確認事項や本人確認書類の提出状況によって異なる場合もございます。 |
融資速度 | 最短当日 ※申込完了後の確認事項や、本人確認書類の提出状況によっては異なる場合もございます。 |
無利息期間 | なし |
借入限度額 | 10万円~800万円 |
収入証明書 | 50万円を超える場合に必要 |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | 満20歳~満69歳以下 |
担保・保証人 | 不要 |
みずほ銀行:みずほマイレージクラブ入会者はATMの時間外手数料が無料
みずほ銀行では、みずほマイレージクラブ入会者はATMの時間外手数料が無料なため、時間を気にせず借入ができる。また、金利も他社に比べて低く、長期返済を考えている人に最適だ。
しかし、Web・店頭申し込みどちらの場合も、融資までに10営業日以上かかる点がデメリットだろう。
また、基本的に在籍確認を行なっており、周囲にお金を借り入れる事実を知られたくない人には向いていない。
金利 (実質年率) | 年2.0%~年14.0% |
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審査時間 | 最短当日 |
融資速度 | 最短当日 |
無利息期間 | なし |
借入限度額 | 10万円~800万円 |
収入証明書 | 不要※50万円以上の借入を希望する場合は必要 |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | 以下のすべての条件を満たす個人のお客さま ・ ご契約時の年齢が満 20 歳以上満 66 歳未満の方 ・ 安定かつ継続した収入の見込める方 ・ 保証会社の保証を受けられる方 ※ 外国人のお客さまは永住許可を受けている方が対象となります。 ※ 審査の結果によってはご利用いただけない場合がございます。 |
担保・保証人 | 不要※保証会社である株式会社オリエントコーポレーションまたは、アイフル株式会社が審査の上で保証 |
セブン銀行:専用アプリですべての操作が完結する
セブン銀行は、Myセブン銀行アプリを利用すれば、カードレスで借入が可能だ。
また、セブン銀行の提携ATMは全国に27,000台以上もあるため、アクセスしやすい点も魅力だと言える。
ただし、審査に最低でも2営業日はかかるとしており、即日借入を希望しているなら対象外になるだろう。
楽天銀行:新規口座開設で1000ポイントが付与される
楽天銀行のスーパーローンは、新規で口座を開設したら1000ポイントが付与される点が魅力だ。
また、メンバーデスクで申請すると、24時間365日借入・返済の操作ができる。
しかし、新規で申し込む場合、審査に1週間ほどかかる場合があり、即日での借入は難しいだろう。
また、在籍確認も実施されるため、会社の人にバレる可能性がある点もデメリットだ。
金利 (実質年率) | 年1.9%~年14.5% |
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審査時間 | 最短当日 |
融資速度 | 最短翌日 |
無利息期間 | ー |
借入限度額 | 10万円~800万円 |
収入証明書 | 必要 |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | ・満20歳以上62歳以下の方 ・日本国内に居住している方(外国籍の方は永住権もしくは特別永住権の取得が必要) ・お勤めの方で毎月安定した収入がある方(または専業主婦の方) ・楽天カード株式会社または三井住友カード株式会社の保証を受けることができる方 ※専業主婦やパート・アルバイトの方は60歳以下の方に限定 ※楽天銀行が認めた場合は不要 |
担保・保証人 | 不要 |
住信SBIネット銀行:条件を満たせば金利優遇を受けられる
住信SBIネット銀行は、金利が2.49〜14.79%と他の消費者金融や銀行カードローンに比べて低く設定されている。
さらに、以下のような条件を満たせば最大0.6%の金利引き下げが可能だ。
- SBI証券口座保有登録済である
- 0.5%引き下げ
- 住信SBIネット銀行の住宅ローン残高がある
- 0.5%引き下げ
- ミライノカード(JCB)を所有し、かつ住信SBIネット銀行口座を引落口座に設定している
- 0.1%引き下げ
しかし、無利息期間はなく、返済の目処が立っている人には向いていない。また、融資まで最短10営業日と時間がかかるため、急ぎでお金が必要な人にもおすすめできない。
三菱UFJ銀行:少額ならアルバイトを始めたばかりの人でも申し込み可能
三菱UFJ銀行は、銀行系の中では珍しく即日融資に対応している。また、利用時の郵送物はなく、周りにバレにくい点もメリットだろう。
さらに、借入額が50万円以内の場合は、所得証明書の提出がなくても契約できるため、アルバイトを始めたばかりの人でも申し込み可能だ。
即日で借入したいけど消費者金融に抵抗感があるなら、三菱UFJ銀行を利用すると良いだろう。
金利 (実質年率) | 年1.4%~年14.6% |
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審査時間 | 最短即日 |
融資速度 | 翌日以降(審査状況による) |
無利息期間 | なし |
借入限度額 | 800万円 |
収入証明書 | 必要 |
WEB完結 | 申込までは可能 |
申込条件 | 満20歳から65歳未満 |
担保・保証人 | 不要 |
PayPay銀行:初回借入日から30日間は利息が0円で利用可能
PayPay銀行は、新規での契約時に1,500円を、借入額に応じて最大10,000円をもらえる点が大きな魅力だ。
また、初回借入日から30日間は利息無料で、期間内に返済できれば利息の負担はゼロとなる。
ただし、上限金利は18.0%と高く、借入期間が長くなるなら、利用をおすすめできない。
また、自宅に郵送物は届かないが、在籍確認は電話で実施されるため、周囲にお金を借り入れている事実をバレたくない人にとっても得策とは言えないだろう。
カードレスでカードローンを借入する手順
カードレスでカードローンを借入する方法は、以下の2つだ。
- 銀行振込み
- スマホアプリ(提携ATM)
ここでは、それぞれの方法で申し込みから借入を行うまでの手順を解説する。
銀行振込み
指定口座への銀行振込みで借入を行う手順は、以下のとおりだ。
- 公式Webサイトから申し込む
- 本人確認書類を提出する
- 審査を受ける
- 審査に通ったら契約手続きを行う
- 契約時に指定した口座に振り込まれる
カードレスの商品に申し込む場合、Webで24時間365日受け付けている場合が多い。
はじめに専用のWebサイトにて個人情報を記入して、本人確認書類や状況に応じて収入証明書を提出する。
審査が完了するまでの時間はサービスや時期・時間帯によって異なり、結果はメールor電話で通知される。
カードローンの審査に通ったら、契約手続きを行い、口座を指定すれば完了だ。
契約で設定した借入額内なら、Webサイトやスマホアプリから振り込みの操作ができる。
スマホアプリ(提携ATM)
スマホアプリ(提携ATM)でお金を借り入れる手順は、以下のとおりだ。
- 公式Webサイトから申し込む
- 本人確認書類を提出する
- 審査を受ける
- 審査に通ったら契約手続きを行う
- アプリ内orスマホ取引に対応したATMでお金を引き出す
基本的に、契約手続きを完了するまでは、銀行振込みで借入を行う場合と同じ手順である。
契約が完了したらスマホアプリで借入が可能だ。また、アプリ内だけではなく、スマホ取引に対応したATMでも借入できる。
ローンカードは後からでも発行できる?
Web完結型のカードレス借入を選択した場合でも、必要になれば後からカードを発行できるサービスがほとんどだ。
手続きの仕方は、Webや専用のスマホ、店頭など業者によって異なる。
ただし、後からのカード発行はできないとしている商品もあるため、事前に公式サイトで確認すると良い。
また、カードレスを選択した場合でも、スマホ取引に対応しているATMなら、ATMで借入や返済が可能だ。
ただし、ローンカード発行と同様に、業者によって仕様は異なるため、カードレスでATM取引ができるかを事前に確認しておくと良いだろう。
カードレスでカードローン返済する方法
カードレスでカードローンの返済を行う方法は、以下の3つだ。
- 振込
- 口座振替
- スマホATM
自分に合った返済方法はどれか確認していこう。
振込で行う方法
カードレス型サービスは、銀行の振込で返済可能だ。具体的には、業者ごとに定められている指定口座に返済額分を振り込むだけだ。
指定口座が分からない場合は、会員ページや電話で調べると良い。
ただし、利用する銀行によっては振込手数料がかかる場合もあるため、返済回数が多い人には、向いていないだろう。
口座振替で行う方法
カードレスカードローンは、口座振替で返済ができる。口座振替は手続きさえ行えば毎月自動で引き落とされるため、返済を忘れてしまう心配はない。
カードレス型のサービスを利用する場合では、最もスタンダードな方法だ。
また、手数料がかからない点もメリットで、返済期間が長くなる場合に最適だと言える。
スマホATMで行う方法
スマホATMでの返済は、カードローン専用アプリを利用して行う方法だ。
手順としては、アプリでQRコードを読み取り、表示される番号をATMに入力するだけだ。
ATMに表示される指示に従うだけなので、誰でも簡単に操作できるだろう。
しかし、すべてのATMがスマホ取引に対応しているわけではない。
また、機種や時間帯によっては手数料が発生するため、振込返済と同様に返済回数が多くなる人にはおすすめできない。
カードレスでカードローンを利用する時の注意点
カードレスでカードローンを利用する際は、以下の4つに注意が必要だ。
- すべてのATMで利用できるわけではない
- 借り過ぎには注意
- ATMの種類によっては手数料がかかる
- 時間帯によってカードローン口座から直接現金を引き出せない場合がある
トラブルなく利用するために、注意点を把握しておいてほしい。
すべてのATMで利用できるわけではない
カードレス型のカードローンでも、提携しているATMで手軽にお金の借入・返済ができる。
しかし、すべてのATMで利用できるわけではない点に注意が必要だ。
カードローンを提供しているどの企業サービスを利用するかによって、利用できるATMは異なる。
そのため、申込する際には必ず提携しているATMを調べたうえで、アクセスしやすい場所に設置されているかを確認しておくと安心だ。
借り過ぎには注意
カードローンの利用限度額内であれば何度でも借入できるため、お金を借り過ぎてしまう傾向にある。
借入の利用限度額はあくまでも、お金が借りられる合計額を示しているに過ぎない。
借り過ぎを防ぐためには、借入の申請をする前に、現時点での借入を含めた返済シミュレーションを実行すると良い。
また、返済期間が長引くほど利息の負担も大きくなるため、返済の目処が立たない金額の借入は推奨できない。
ATMの種類によっては手数料がかかる
利用するカードローンによっては、ATMの手数料がかかる場合がある点に注意が必要だ。
また、提携しているATMの利用時間によっても手数料が発生する場合もある。
手数料を抑えたい場合は、どのATMであれば手数料がかからないのか・手数料がかかる時間・手数料の価格をあらかじめ把握しておくと良いだろう。
時間帯によって口座から直接現金を引き出せない場合がある
24時間利用できると記載されていても、時間帯によって口座から直接現金を引き出せない場合がある。
それぞれの提携しているATMや銀行によっては、メンテナンスや休業日が設けられているためだ。また、深夜や祝日は利用できない場合が多い。
基本的に利用できない日時については、公式サイトやカードローンの専用アプリで通知される。
利用したい日時に引き出しが可能かどうかをチェックしたり、お知らせ通知をオンにしたりしておくと、いざというときに引き出せないといったトラブルを回避できるだろう。
どうしても自動契約機を利用したいのであれば、公式サイトやコールセンターに問い合わせてみて欲しい。
カードレスでWeb完結型のカードローンなら利便性が高い!
カードローンの中には、Web完結型・カードレスで利用できるサービスがある。
カードレスでWeb完結型なら、自宅にいながら手軽に操作ができる、周りにバレるリスクが少ないなどのメリットが挙げられる。
カードレスに対応しているサービスは、消費者金融・銀行系の2種類だ。ただし、銀行系は融資までに時間を要するケースが多く、急ぎでお金を借り入れたい人には不向きだ。
一方、消費者金融は、即日で借りられるサービスがほとんどで、カードレスで即日借入を叶えたい人におすすめだ。
カードレスでWeb完結型のカードローンを探しているなら、まずは消費者金融のサービスを検討してみてほしい。