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三井住友カード プラチナプリファードには国内旅行保険は付いている?適用条件や注意点を解説

この記事で解決できるお悩み
  • 三井住友カード プラチナプリファードの国内旅行保険について知りたい
  • 付帯保険の適用条件を確認したい
  • 保険を利用する際の注意点が知りたい

この記事では、三井住友カード プラチナプリファードに、付帯している国内旅行傷害保険について解説する。

多くの日本人が加入している生命保険のなかには、ケガを負った場合の治療費は、保障対象外とするものもある。

傷害保険が付帯しているカードを持っていれば、旅先の見知らぬ場所で、万一ケガをしても治療費が保障される。

このカードに付帯している保険の概要、そして保険を利用する際に注意すべき点を、ここでは解説する。

最後には三井住友カード プラチナプリファードが持つ、傷害保険以外の魅力も紹介するので、ぜひ参考にしてほしい。

目次

三井住友カード プラチナプリファードに付帯されている国内旅行傷害保険の内容

ここでは、このカードに付帯している国内旅行傷害保険について解説する。

どのような場合に、どのくらいの保険金が支払われるのかを説明する。

また、どのような状況でケガを負ったら保険金が支払われるのか、その適用条件についても述べていく。

保険の保障内容

このカードに付帯している保険の内容を紹介する。

保障内容保険金額特記事項
傷害死亡・
後遺障害
最高5,000万円 
入院保険金5,000円
(日額)
フランチャイズ7日
通院保険金2,000円
(日額)
フランチャイズ7日
※フランチャイズ:
保険における「フランチャイズ」とは、一定の基準を超えた場合に保険金が支払われるという、支払い条件のことだ。上記の「フランチャイズ7日」では、ケガを負った日から7日目を過ぎても入院・通院が必要な状態にある場合に、8日目以降に保険金が支払われる。保険金が支払われる場合には、ケガを負った当日(1日目)から入院保険金・通院保険金が受け取れる。

上記の保障はカード会員のみを対象にしているが、年会費が無料の家族会員になれば、同様の保障が受けられる。

ただし家族会員になれる対象は、以下の場合に限られる。

家族会員になれる対象

カード会員と生計を共にする

  • 配偶者
  • 満18歳以上の子ども(高校生を除く)
  • 両親

保険の適用条件

旅行や出張中で、この付帯保険が適用される場合は、以下のような状況でケガを負った場合に限定される。

  • 国内航空機・船舶・バス・電車・タクシーなどの交通機関に乗っているときのケガ
  • ホテルや旅館に宿泊中の火災などによるケガ
  • 宿泊を伴うパッケージツアーに参加中のケガ

上記①では、交通機関ではないレンタカーの運転中または同乗中のケガは、保障されないことになる。

これらの場合には自動車保険が保障するため、レンタカーの利用時には、レンタカー会社の保障内容を確認しておこう。

また交通機関を下車した後、つまり一般道路を歩いているときにケガを負った場合は、保障対象外になる。

上記③では「宿泊を伴うツアー」が前提となるため、日帰りツアーなども、保障対象外だ。

保険利用時の注意点とよくある疑問

ケガを負った場合に、このカードの付帯保険で、保険金を請求する手順を解説する。

保険の手続きでは、カード会社が提携している保険会社(三井住友海上)が窓口になる。

保険会社との手続きに関し「よくある質問(とその答え)」も述べていく。

保険金の請求手順とは?

旅行中にケガを負った場合には、治療費の領収書など必要書類を入手しておき、旅行から戻った後に保険会社に請求しよう。

ケガをした日から30日以内に、保険会社へ連絡しなければならないので、入院などで帰宅が遅れそうな場合は連絡を入れておこう。

三井住友カード プラチナプリファードの利用者には、保険会社が専用窓口(VJ保険デスク)を開設している。

保険に対する問い合わせも可能だが、連絡する際には、カード番号が必要になる。

VJ保険デスク(三井住友海上)の連絡先

TEL 0120-658-811受付時間 9:15~17:00 (年中無休)

よくある質問1:保険金を請求するうえで必要な書類とは?

保険金を請求する際には、以下の書類が必要になる。

保険金請求書類保障内容
死亡保障後遺障害保障入院保険金/通院保険金
保険金請求書
診療状況申告書
同意書
診断書※1
後遺障害診断書
事故証明書
死亡診断書または死体検案書
除籍謄本・相続権者の戸籍謄本
委任状※2
念書
印鑑証明書
カード利用を証明する書類
医療施設の領収書※3  
◎印は原則として必要な書類、〇印は場合によって必要となる書類。事故の内容に応じて、保険会社から、上記以外の書類提出が別途依頼される場合もある。
※1:治療費が30万円以下の場合は、原則として診断書の提出は必須ではない
※2: 自分で保険金が請求できない場合に、必要となる
※3:診療報酬明細書でも可能

これらの書類以外に、パッケージツアーに参加中のケガの場合は、旅行日程表(原本)も必要となる。

なお書類発行のため手数料が必要となる場合でも、その費用は、保険金請求者の負担となる。

よくある質問2:保険の適用対象外になる場合とは?

この付帯保険を使うには、旅費やパッケージツアーの参加費などを、このカードで事前に決済しておくことが前提となる。

このため、上記の表のなかにある「カード利用を証明する書類」がなければ、保険金は支払われない。

具体的には、以下の書類が必要になる。

  • 旅先への交通費・宿泊代・パッケージツアー代金の利用分の領収書やカード利用明細
  • 旅先への交通費のためにカードでSuicaやPASMOなどにチャージした場合には、それを証明する書類(売上票など)
  • カードからチャージした電子マネーで、旅先への交通費やパッケージツアー代金に利用した場合は、それを証明する書類(搭乗証明・明細書など)

よくある質問3:旅行中に発病した場合の治療費は?

三井住友カード プラチナプリファードに付帯している国内旅行傷害保険には、国内で病気になった場合の治療費への保障はない。

このため国内旅行中に、病気での死亡または後遺障害になった場合でも、カードの付帯保険から保険金は支給されない。

旅行中に病気になった場合には、自己負担、または自分が加入している生命保険からの保障になる。

三井住友カード プラチナプリファードのメリットとは

三井住友カード プラチナリファード
年会費(税込)33,000円
利用可能枠~500万円
基本還元率1%~10%
※プリファードストア(特約店)利用で 通常還元率+1~9%
国際ブランドVisa
申込条件満20歳以上で、本人に安定継続収入のある人
旅行傷害保険
(利用付帯)
最高5,000万円
ショッピング保険年間最大500万円まで
クレカ積立のポイント特典あり
家族カード
(年会費無料)
あり
空港ラウンジの無料利用国内34空港とアメリカ・ハワイの空港ラウンジが利用可能
コンシェルジュ・サービスあり
高級レストランなどへの優待なし
ナンバーレスデザイン選択可能
※:購入日から200日間まで保障する。ただし商品購入の際には、三井住友カード プラチナプリファードで決済しておかなければ、保険は適用されない。

このカードに付帯している国内旅行傷害保険の概要について、ここまで説明した。

しかし三井住友カード プラチナプリファードの魅力は、この傷害保険だけではない。

傷害保険以外の点で、このカードが国内旅行の際に発揮する魅力を紹介する。

最後には、このカードをおすすめしたいユーザー像も説明する。

“プリファードストア”を使ってポイント特典を得る

このカードをショッピングなどに利用すると、通常では利用額の1%分のVポイントが得られる。

しかし、104もあるプリファードストア(特約店)を利用すれば、還元率がさらに上がる。

コンビニエンスストアやファストフードなどの普段使いできる特約店も多いが、国内旅行でもポイントが貯まる特約店もある.

カテゴリー還元率
ホテル予約サイトHotels.com12%
Expedia15%
航空券ANA2%
自動車関連ETC(高速代)2%
タクシーアプリGO5%
テーマパークユニバーサル・スタジオ・ジャパン7%

スーパーマーケットやドラッグストアなど普段使いできる加盟店も多いので、下記のリンク先を見てみよう。

Tポイントと統合して活用範囲が広がる“Vポイント”

2024年4月22日(月)にVポイントとTポイントは統合されるため、二つのポイントを合算して利用できる。

合算したポイントは、全国のTポイント加盟店でも、1ポイント=1円で利用が可能だ。

国内旅行の際には、以下のような使い方もできる。

  • 三井のカーシェアーズで、旅先で車が借りられる
  • ENEOSでの給油に利用できる
  • ANAマイルに交換できる(ANAマイルはANA航空券に利用が可能)
  • JRキューポに交換できる(JR九州の運賃や特急券に利用が可能)
  • VIPライナー(高速バス)の運賃に利用できる

自分専用の秘書“コンシェルジュ・サービス”

コンシェルジュ・サービスに、自分の希望を伝えれば、オペレーターが最適なプランを提案し予約代行までしてくれる。

レストラン・宿泊先・航空券・新幹線の予約、さらには現地での音楽・演劇・スポーツ観戦などのチケットも入手してくれる。

例えば旅先で、地元の人しか行かない地元の食材を使った料理店を希望すれば、数店舗提案し、気に入った店を予約してくれる。

また種子島でロケット発射の瞬間を見たいときには、発射スケジュールに合わせて、現地のホテルや航空券も手配してくれる。

このカードのコンシェルジュ・サービスは、電話・会員専用サイト・メール・LINEからの相談に24時間365日対応する。

無料で利用できる“空港ラウンジサービス”

旅行や出張などで飛行機を使うときに、余裕をもって早めに空港に到着しても、飛行機の出発が遅れることも多い。

また飛行機を乗り換える場合には、次に搭乗する飛行機を、空港内で長時間待たなければならない場合もある。

このように空港で長時間過ごさなければならないときでも、空港ラウンジが利用できれば、出発時刻まで休憩できる。

このカードでは、国内34ヵ所およびハワイの空港で、ラウンジが無料で利用できる(2024年3月時点)

三井住友カード プラチナプリファードで利用が可能な空港ラウンジ

地域空港名
北海道新千歳空港
函館空港
旭川空港
東北青森空港
秋田空港
仙台国際空港
中部新潟空港
富山空港
小松空港
中部国際空港
富士山静岡空港
関東成田国際空港
羽田空港
近畿伊丹空港
関西国際空港
神戸空港
中国岡山空港
広島空港
米子空港
山口宇部空港
出雲縁結び空港
四国徳島空港
高松空港
松山空港
高知空港
九州福岡空港
北九州空港
佐賀空港
長崎空港
大分空港
熊本空港
宮崎空港
鹿児島空港
沖縄那覇空港
海外ダニエル・K・イノウエ国際空港
出典:クレジットカードの三井住友VISAカード「空港ラウンジサービス」

空港ラウンジでは、以下のサービスが利用可能だ。

空港ラウンジで利用可能なサービス(例)
  • 無線LANの利用
  • パソコン・スマートフォン・モバイルバッテリーなどへの充電
  • パソコンの貸出やコイン式パソコンの利用
  • フードやドリンクのサービス
  • シャワーの利用
  • 新聞・雑誌の閲覧
  • マッサージ機の利用
  • コピーやFAXの利用
  • ソフトドリンクは無料だが、アルコールやフードは有料な場合もある。

提供されるサービスの内容はラウンジによって異なるため、利用前に確認しておいた方がよいだろう。

旅先で高額商品を購入しても心配無用な“お買物安心保険”

このカードには、最大500万円まで保障してくれるショッピング保険がついている。

カードを使って購入した商品が、破損や盗難にあっても、このカードの付帯保険が購入日から200日間保障してくれる。

ガラス細工で有名な薩摩切子を購入後、自宅に戻ったときに割れていたとしても、この保険が購入費用を保障してくれる。

カード利用者だけではなく、購入した商品をプレゼントされた人も保障対象となる。

このため旅先で購入した土産を、大切な人にプレゼントするときにも安心だ。

海外旅行でも特典が多い

三井住友カード プラチナプリファードでの国内旅行でメリットを述べてきたが、海外旅行でも、このカードは強みを発揮する。

貯まったVポイントは、国内加盟店だけではなく、世界1億以上のVisa加盟店でのショッピングにも利用できる。

国内旅行傷害保険と同様に、海外旅行傷害保険が、このカードには付帯している。

そのうえ、海外でのショッピングでは、ポイント還元率も3%になる。

三井住友カード プラチナプリファードは、海外旅行でも強みを発揮してくれるカードだ。

三井住友カード プラチナプリファードをおすすめしたいユーザー像

日常生活で積極的に貯めたポイントを、旅行に活かしたい人に、三井住友カード プラチナプリファードは向いている。

スーパーマーケットやドラッグストア、ふるさと納税のサイトもプリファードストアの特約店であるため、ポイントは貯まりやすい。

「ポイント特化型プラチナカード」とも呼ばれるだけあって、このカードはプリファードストア以外にもポイント特典が多い。

カード利用額が年間100万円超えるごとに10,000ポイントもらえ、SBI証券でのクレカ積立でもポイント特典がある。

以上のような特典で貯めたVポイントで、よりよい旅行に行きたい人は、このカードを持つべきだろう。

三井住友カード プラチナプリファードでポイントを貯めて旅に出よう

この記事では、三井住友カード プラチナプリファードに付帯している、国内旅行傷害保険について解説した。

旅先でケガをしても、このカードに付帯している保険が、保障してくれる。

しかしこの保険は、旅費などをこのカードで事前に決済しておかなければ、事故があっても保険金は支払われない。

一方でこのカードは、旅行中にさまざまな強みを発揮する。

ポイント特典で貯めたVポイントをTポイントに統合させれば、旅行費用も抑えられるだろう。

旅行を計画している人は、三井住友カード プラチナプリファードを持って、旅に出よう。

三井住友カード プラチナプリファードの国内旅行保険に関するQ&A

三井住友カード プラチナプリファードの国内旅行保険はどのような場合に適用されますか?

旅行中にケガを負った場合に適用されます。

適用対象は、交通機関に乗っているとき・宿泊中・パッケージツアーの参加中になります。

また旅行中の旅費やパッケージツアーの参加費を、事前に三井住友カード プラチナプリファードで決済しておかなければ、保険は適用されません。

事故が発生した場合、保険適用にはどのような手続きが必要ですか?

事故が発生したら、まず警察に報告しましょう。

もしその事故で、自分がケガを負った場合には、このカードの付帯保険が利用できる場合があります。

医療費の領収書など必要書類を用意し、VJ保険デスク(三井住友海上)に、事故発生から30日以内に連絡してください。

三井住友カード プラチナプリファードに申し込み条件はありますか?

このカードでは、申し込み対象を「満20歳以上で、本人に安定継続収入のある人」としています。

なおカード会社での審査に通過した人にのみ、カードが発行されます。

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