- 三井住友カード プラチナのキャッシング利用方法を知りたい
- キャッシングの注意点を知りたい
- キャッシングの返済方法は？
高額な現金が必要になる、出費が重なってしまうなどのアクシデントが発生した際に、活躍する方法が「キャッシング」である。
今回の記事では、キャッシングの基礎知識から、三井住友カード プラチナでキャッシングが可能かについて紹介する。
キャッシングの利用方法や注意点も解説しているので、正しく活用するためにもぜひ最後まで読んでほしい。
三井住友カード プラチナのキャッシングとは？
キャッシングや三井住友カード プラチナの基礎知識から、三井住友カード プラチナでキャッシングが可能かについて紹介していく。
キャッシングについて解説
まとまった金額が必要になったシーンなどで活躍する「キャッシング」だが、どのような仕組みなのだろうか。
まずは、キャッシングについて理解を深めていこう。
キャッシングとは、「お金を借りられるシステム」のことを指し、「クレジットカードに付帯されているキャッシング」と「カードローン」の2種類から選べる。
今回の記事では、「クレジットカードに付帯されているキャッシング」に視点を当てて解説していく。
クレジットカードを作成する際にキャッシング設定（利用可能枠）をしておくことで、ATMから引き出せるため、スピーディーにお金を借りられるのだ。
事前にキャッシング設定を済ませているため、必要なタイミングですぐに現金を借りられるため、もしものシーンで困る必要もない。
また、「消費者金融に入っていく姿を誰かに見られるのは嫌だ…」といった不安を感じている方でも、人目を気にせず安心してお金を借りられる点は大きいだろう。
カードローン
カードローンは、消費者金融などが個人のために用意した融資サービスのことを指し、カードで借りられる方法と物理的なカードを発行せずWeb上で借りられる方法がある。
クレジットカードの1つの機能であるキャッシングと、カードローンの違いは「ショッピングができるかどうか」という点である。
カードローンにはショッピングするための機能がないため、会計時にカード支払いができないため、現金を事前に借りておかなければならない。
また、カードローンの方が金利が低く、利用可能枠は高額に設定できる傾向にあるため、事情に合わせて使い分けるのも1つの方法だと言える。
| クレジットカード キャッシング | カードローン | |
|---|---|---|
| ショッピング | 〇 | ✕ |
| 利用可能枠 | 小 | 大 |
| 金利 | 高 | 低 |
三井住友カード プラチナでキャッシングは可能？
三井住友カード プラチナで事前に設定している方は、キャッシングが可能である。
カード総利用枠に応じて、設定していたキャッシング利用枠まで使えるので、まとまった金額が必要な際は活用するといいだろう。
総利用枠とキャッシング利用枠の関係性は、以下の通りである。
- 総利用枠
- 300万円
- キャッシング利用枠
- 100万円
| キャッシング なし | カード利用枠（カードショッピング） 300万円 | |
|---|---|---|
| キャッシング あり | カード利用枠 200万円 | キャッシング利用枠 100万円 |
このように、総利用枠が300万円に設定されている場合は、キャッシング利用枠に応じてカード利用枠の金額も変更されるので注意してほしい。
三井住友カード プラチナの基本情報
ここでは、三井住友カード プラチナの基本情報を紹介するので、今後のために役立ててほしい。
| 年会費 | 55,000円（税込） |
|---|---|
| 国際ブランド | Visa Mastercard |
| ポイント還元率 | 0.5〜7.0％ |
| ポイントの種類 | Vポイント |
| 家族カード | 無料 |
| ETCカード | 無料 |
| スマホ決済 電子マネー | iD Google Pay Apple Pay PiTaPa WAON |
| 海外旅行傷害保険 | 最高1億円（自動付帯） |
| 国内旅行傷害保険 | 最高1億円（自動付帯） |
| その他の保険 | ショッピング保険 |
| 利用可能枠 | 総利用枠：原則300万円～ |
| 申し込み条件 | 原則として、満30歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方 |
三井住友カード プラチナには、嬉しい特典と手厚い保険が付帯されているので、さまざまなシーンで活躍するカードである。
- 対象店舗で1名分のコース料理が無料になる
- 国内主要空港のラウンジが利用できる
- コンシェルジュサービスを活用可能
- 宝塚歌劇団で優先販売などの特典を受けられる
- プライオリティ・パスや選りすぐりのグルメからプレゼントを選べる
2～8の保険から選べる
- お買物安心保険
- スマホ安心プラン
- 弁護士安心プラン
- ゴルフ安心プラン
- 日常生活安心プラン
- ケガ安心プラン
- 持ち物安心プラン
- 海外・国内旅行保険
- 海外旅行傷害保険、海外旅行傷害保険・家族特約、国内旅行傷害保険、海外・国内航空便遅延保険
キャッシング枠の利用方法について
ここでは、「キャッシング利用方法」や「キャッシング利用枠の増減」について解説する。
キャッシングの流れ
三井住友カード プラチナでキャッシングを活用するための流れを簡単に説明するので、どのような流れで現金を受け取れるか確認していこう。
クレジットカードを作成する際に、キャッシング利用枠を設定し、キャッシングの審査に通った場合、キャッシングが利用可能になる。
キャッシングする方法は以下の2種類ある。
- クレジットカードを使い、現金を提携銀行のATMなどから引き出す
- 電話などでカード会社に申請し、口座に振り込んでもらう
クレジットカードの支払いに合わせて、毎月口座から引き落とされる
ATMから振り込んで返済する（臨時）
以上の流れで、気軽にキャッシングできるため、急なアクシデントに対応できる対策の1つとして覚えておくと安心だ。
利用方法
ここでは、キャッシングの利用方法を解説するので、実際にキャッシングする際は参考にしながら作業を進めてほしい。
- 「お引き出し」を選ぶ
- クレジットカードを挿入する
- 暗証番号（4桁）を入力
- 「キャッシング（リボ）」を選ぶ
- キャッシング利用枠内で希望金額を入力する
- 現金と利用明細書を受け取る
- 電話でキャッシングする場合は、フリーダイヤルの「スマートダイヤル24」に電話をし、手続きを進める。
- パソコンやスマートフォンアプリ「Vpass」から、キャッシングの手続きを進める。
キャッシング利用枠を増枠したい場合、申し込みもインターネットから可能になるので、状況に合わせて活用しよう。
キャッシング利用枠の変更
状況によっては、キャッシング利用枠を増減させたいこともあるだろう。
三井住友カードの場合、インターネットから増枠などの設定ができる。
具体的な増枠と減額の流れを紹介するので、ぜひ参考にしてほしい。
- 公式サイト内の「キャッシングリボ設定・増枠」ページを開く
- 申込内容を入力し、申込内容に間違いないか確認する
- 年収証明書が必要な場合は提出する
- 審査の結果を受け取る
クレジットラインデスクに連絡する
キャッシングの返済方法とは？
キャッシングした場合、どのように返済を進めていけばいいのだろうか。
「①毎月一定額を返済」「②臨時で返済」の2種類の返済方法があるので、ぜひ参考にしてほしい。
①毎月一定額を返済
三井住友カードでキャッシングした場合、基本的に一定額（元金+利息）を毎月返済する方法である。
設定している口座から毎月引き落とされるので振り込む心配がなく、安心して返済していけるのだ。
返済中にさらに現金を借りた場合でも返済額は一定額のため、毎月の支払いを管理しやすい。
②臨時で返済
「臨時収入が入ったから」「ボーナスが出たから」といった理由から、繰り上げ返済をしたいと考えるケースもあるだろう。
そのような場合、臨時で繰り上げ返済ができるので、予定よりも早く返済を終わらせられるのだ。
以下では、具体的な方法を紹介するので、今後のために役立ててほしい。
口座引き落とし
毎月の返済額を増額できるため、「次の引き落としで返済を終わらせたい」と考えている方におすすめの方法である。
設定している口座の金融機関によって申込期限が異なるので、注意してほしい。
口座振り込み
返済額は「一部」か「全額」を選べるので、状況に合わせて返済を早められる。
- 支払い希望日を指定
- 返済額を指定
- 希望日に三井住友カードの指定口座へ振り込む
ATMから支払う
三井住友銀行や提携金融機関のATMや、大手コンビニのATMから返済が可能になるので、「今すぐ返済したい」と考えている方に最適な方法である。
三井住友カード プラチナでキャッシングをする際の注意点
三井住友カード プラチナでキャッシングをする際に注意すべき点や、キャッシングのメリット・デメリットについて解説する。
キャッシングにおける注意点
キャッシングをする際に注意すべき点は、以下の通りである。
返済計画を練る
簡単にキャッシングできるため、経済的に不安を感じているシーンでうまく活用すればさまざまな悩みを解決できる。
しかし、しっかりと返済計画を練らなければ、借りている期間が延び、金利がかさんでしまうため、返済につらさを感じてしまう可能性が高くなるので注意してほしい。
ショッピング枠との関係性を理解する
上記「三井住友カード プラチナでキャッシングは可能？」で紹介した通り、キャッシング金額に応じてカード利用枠（カードショッピング）が減ってしまう。
そのため、総利用枠・カード利用枠・キャッシング利用枠の関係性を理解し、正しくキャッシングを活用していこう。
メリット
クレジットカードのキャッシングのメリットは、以下の通りである。
現金が必要なタイミングですぐ借りられる
事前に審査やキャッシング利用枠の設定をしているため、すぐに現金を受け取れるメリットがある。
そのため、「支払いがあるのを忘れていた」などの現金を準備する時間がないシーンでも活躍するのだ。
「お金」に関する不安は、「他者と比べる」「したいことができない」などの理由からストレスを引き起こしやすく、心に余裕がなくなるだろう。
しかし、返済計画を練った上で正しくキャッシングを活用すれば、さまざまな経済的な悩みを改善・解決できる可能性があるので、うまく活用してほしい。
上記「キャッシング利用枠の変更」で紹介した通り、キャッシング利用枠の増額や減額の手続きは簡単にできるため、状況に合わせられるのも嬉しいメリットである。
保証人や担保を用意しないでいい
一般的に現金を借りる場合は、返済ができなくなる可能性に備え、担保を用意しなければならない。
- 住宅を担保に住宅ローンを組む
- 住宅を担保にお金を借りる
- ブランド品を預けてお金を借りる
- 債務者の代わりに支払ってもらう保証人を用意し、お金を借りる
しかし、クレジットカードに付帯しているキャッシングは、保証人や担保を用意しなくても現金を借りられるため、気軽に活用できるのだ。
キャッシング利用枠内であれば、何度でも借りられる
決められているキャッシング利用枠内であれば、何度でもキャッシングできるため、お金に関する問題を解決可能である。
借りれば借りるほど返済金額が増えていくため、定期的に見直しながら返済を進めていこう。
デメリット
キャッシングは、お金に関わるストレスを軽減させる方法の1つでもあるが、使い方を間違えてしまうとストレスを増やす原因になる。
なぜなら、気軽に現金を借りられる環境が整っているので、返済計画を練らずにキャッシングを繰り返してしまうと借入金額が増え続けてしまうためである。
現在の収入や貯蓄額から、返済計画をしっかりと練った上でキャッシングを活用していくといいだろう。
返済シミュレーションを使えば、具体的に返済をイメージしやすくなるのでおすすめだ。
問題や悩みを解決する方法として正しく利用するためにも、キャッシングのデメリットを理解して活用していこう。
まとめ
高額な現金が必要になるなどのアクシデントを解決する方法の1つが、「キャッシング」である。
三井住友カード プラチナは、キャッシング機能が付帯されているため、カード作成時に設定したキャッシング利用枠分の金額を借りられるのだ。
キャッシング利用枠は年齢によって異なるので、条件に合わせてキャッシングの設定をするといいだろう。
ATM・電話・インターネットから気軽に現金を借りられるので、周りの目が気になる方でも安心して活用できる方法なので、悩みがある方は活用するのも1つである。
しかし、返済計画をしっかりと練る必要があるため、キャッシングの注意点やデメリットを理解した上で利用していくのがおすすめだ。
三井住友カード プラチナは、最高クラスの特典と付帯保険が用意されているので、日々の生活を豊かにするためにもぜひ発行してみてはいかがだろうか。
三井住友カードプラチナのキャッシングに関するQ＆A
