- ANA VISA nimocaカードで獲得できる基本的なマイルを知りたい
- ANA VISA nimocaカードでさらにマイルを獲得する方法を知りたい
- ANA VISA nimocaカードでの特徴を理解したい
ANA VISA nimocaカードでは、カードを利用することでVポイントのほか、マイルを獲得できる。マイルはどのようにすれば獲得できるのだろうか。効率的に獲得できる方法はあるのだろうか。
そこでこの記事では、「ANA VISA nimocaカードでのマイルのため方を教えてほしい」「ANA VISA nimocaカードで効率の良いマイルのため方を知りたい」「ANA VISA nimocaカードでの特徴を知りたい」と考えている人向けに、ANA VISA nimocaカードでのマイルのため方、ANA VISA nimocaカードでの特徴について解説する。
ANA VISA nimocaカードを使ってマイルを獲得する方法
ANAカードのひとつであるANA VISA nimocaカードは、飛行機を利用することでマイルを獲得できる。
どのくらいのマイルを獲得できるのか、ANA VISA nimocaカードを使ってマイルを獲得する方法について解説する。
ANA VISA nimocaカードで貯まる基本的なマイル
ANA VISA nimocaカードは、飛行機の利用で、フライトマイルと10%の搭乗ボーナスマイルを獲得できる。
フライトマイルは区間距離やクラスによって変わるため、国際線を利用する機会がある人や飛行機の利用頻度が高い人ほどマイルを貯めやすい。
また、カードの入会および継続で、1,000マイルが贈呈される。ANA VISA nimocaカードで獲得できる基本的なマイルは、このフライトマイルと継続マイルである。
ANA VISA nimocaカード 獲得できるマイル
入会・継続マイル | 1,000 マイル |
フライトマイル | 区間距離・クラスなどによって異なる |
搭乗ボーナスマイル | 10% |
フライトマイルの計算方法
これからマイルを貯めたいと考えている人は、フライトマイルの計算方法を知りたいのではないだろうか。
フライトマイルは、公式サイトにあるマイルシミュレーションツールで算出できるが、ここでは簡単な計算方法を紹介する。
国内線フライトの場合、区間基本マイレージに積算率をかけてマイル数をもとめる。
ご搭乗の区間基本マイレージ ✕ 運賃種別ごとの積算率
たとえば、東京-沖縄間の区間基本マイルは「984マイル」だが、「ANA VALUE 1」を利用した場合、積算率は75%と決められている。上記のマイル計算式に当てはめると、獲得マイルは738マイルとなる。
〇フライトマイル 東京-沖縄間(ANA VALUE 1) :984 × 75% = 738マイル
上記に加え、10%の搭乗ボーナスマイルを獲得できる。
〇搭乗ボーナスマイル:738マイル × 10% = 73マイル(小数点以下切り捨て)
上記の例では、東京-沖縄間の飛行で、約800マイルを獲得できることになる。
クラスが高ければ積算率は上がるため、同じ区間でも獲得できるマイルは異なる。国際線になれば、1回のフライトでより多くのマイルを獲得できる。
ANA VISA nimocaカードで多くのマイルを獲得する方法
フライトマイルや搭乗ボーナスマイルのほかにもマイルを獲得する方法がある。可能であれば、より多くのマイルを獲得できるようにしておきたい。
ポイントを2倍のマイルにする方法
ANA VISA nimocaカードは、日々の買い物でVポイントを獲得できる。このポイントをマイルと交換することも可能だ。
ポイントとマイルの交換は、自動で行うことができる。通常コースであれば、1ポイントを1マイルに変更してくれる。
また、年間6,600円(税込)の手数料を負担すれば、1ポイントを2マイルと交換できるようになる。
基本的には、「1ポイント=1マイル=1円」の価値だが、マイルを航空券と交換すれば、1マイル1円以上の価値になる。利用頻度によっては、手数料以上の価値を得られるだろう。
応募方式と自動移行方式
応募方式 | 自動移行方式 | |
コース | 2倍コース・通常コース | 2倍コース・通常コース |
特徴 | 交換ページで対象のコースを選択する | 一度登録すれば、毎月自動的に交換される |
通常コース移行手数料 | 無料 | 無料 |
2倍コース移行手数料 | 6,600円(税込)/年 | 6,600円(税込)/年 |
移行所要期間 | 約1週間 | 登録までに約1~2ヶ月 |
買い物でもマイルを獲得する方法
ANAカードマイルプラスの加盟店での買い物でもマイルを獲得できる。加盟店であれば、Vポイントとマイルを獲得できるため積極的に利用したい。
獲得できるマイルは加盟店によって異なる。ここでは、おもな加盟店をまとめておく。
おもな加盟店 マイル
100円=1マイル | 200円=1マイル |
---|---|
大和タクシー ENEOS 紳士服のフタタ ANA ANA SKY SHOP トヨタレンタカー 日産レンタカー 小田急百貨店 カゴメ健康直送便 成城石井 ダイエーネットショッピング HMV&BOOKS online ブックオフオンライン 青山フラワーマーケットオンラインショップ など | ココストア 京王百貨店 高島屋 ピザハット公式サイトTOWER RECORDS ONLINE Apple公式サイト ラオックス など | セブンイレブン
獲得できるマイルの具体例
たとえば、ANAカードマイルプラスの加盟店である「成城石井」で、10,000円の買い物をした場合の獲得できるマイルを計算してみる。
Vポイントは200円(税込)につき1ポイント、マイルは100円(税込)につき1マイルを獲得できる。
自動移行サービスを利用すれば、通常コースであれば150マイルに、2倍コースであれば200マイルになる。還元率にすると、最大で2.0%になる。
ポイント | マイル | マイル還元率 | |
基本 | 50ポイント | 100マイル | 1.0% |
通常コース | ※50ポイント ⇒ 50マイル | 150マイル | 1.5% |
2倍コース | ※50ポイント ⇒ 100マイル | 200マイル | 2.0% |
2倍コースで、移行手数料以上のマイルを獲得するためのマイル数も確認しておく。
1マイル1円で換算した場合、通常コースと2倍コースとで6,600マイルの差が生まれるのは、132万円の利用額からである。
- 通常コース 132万円 × 1.5% = 19,800マイル
- 2倍コース 132万円 × 2.0% = 26,400マイル ‥‥両コースの差は、6,600マイル(=6,600円)
⇒ 年間132万円、月11万円を使う必要がある。
加盟店以外で買い物するとマイルを得られないし、加盟店であっても200円につき1マイルの加盟店であれば、上記以上の利用額が必要だ。しかし、1マイル5円の価値がある特典航空券に使う場合はハードルが下がる。
- 通常コース 26.5万円 × 1.5% = 3,975マイル
- 2倍コース 26.5万円 × 2.0% = 5,300マイル ‥‥両コースの差は、1,325マイル(=6,625円)
⇒年間26.5万円、月約2.2万円の利用額で済む。
このように、マイルを航空券と交換する人は、2倍コースでも無理なくマイルを貯められるだろう。
マイルが貯められるANA VISA nimocaカードの特徴
ANAカードでは、ここまで解説したマイルの獲得方法を理解することが重要である。次に、ANA VISA nimocaカードの特徴も理解しておきたい。
ANA VISA nimocaカードの基本的な特徴
ANA VISA nimocaカードは、シンプルで誰でも使いやすいカードである。ほかのカードと比べると年会費の負担は軽く、選べる国際ブランドはVisaのみだが、nimocaが利用できる。
特に福岡・大分・熊本・佐賀・長崎・宮崎・山口・函館に住んでいる人向けのカードだ。
ANA VISA nimocaカード 特徴
申込対象 | 満18歳以上(高校生は除く) |
国際ブランド | Visa |
本会員年会費 | 初年度:年会費無料 2年目以降:2,200円(税込) |
家族会員年会費 | 初年度:年会費無料 2年目以降:1,100円(税込) |
年会費割引特典 | 本会員 年会費826円(税込) 家族会員 年会費522円(税込) ※条件:「マイ・ペイすリボ」で年1回以上リボ払い ※WEB明細の年会費割引は廃止(2022年10月11日以降) |
提携先 | 全日本空輸(株)/ (株)ニモカ |
追加カード・ 電子マネー | iD ApplePay GooglePay PiTaPa ETCカード 家族カード 銀聯カード |
旅行傷害保険 (最高補償額) | 海外旅行 1,000万円 国内航空 1,000万円 国内旅行 無し |
お買物安心保険(動産総合保険) | 補償限度額:年間100万円 ※自己負担額:1事故につき3,000円 ※海外での利用および国内でのリボ払い・分割払い(3回以上)の利用のみ対象 ※対象期間:購入日(の翌日)から200日間 |
利用可能枠 | 総利用枠:10~80万円 カード利用枠(カードショッピング):10~80万円 リボ払い・分割払い利用枠:0~80万円 キャッシング利用枠は希望をもとに、総利用枠の範囲内でキャッシング利用枠を設定する |
支払方法 | 1回払い/2回払い/ボーナス一括払い/リボ払い/分割払い |
支払日 | 15日締め翌月10日払い |
ANA VISA nimocaカードで年会費を半額以下にする方法
ANA VISA nimocaカードの年会費は、初年度は無料だが、2年目以降は2,200円(税込)を支払わなければならない。
しかし、ANAカードには年会費割引特典がある。
「マイ・ペイすリボ」に設定し、年1回以上のリボ払いをすれば、年会費は826円(税込)になる。「マイ・ペイすリボ」は支払方法が自動的にリボ払いになる設定だ。
ANA VISA nimocaカードに付帯されている旅行傷害保険
ANA VISA nimocaカードには、旅行傷害保険が自動付帯されており、旅行回数や航空会社を問わずに適用される。
なお、国内旅行傷害保険については、航空機搭乗中・飛行機構内のみの補償なので注意が必要だ。
海外旅行傷害保険
補償内容 | 保険金額 |
傷害による死亡 | 1,000万円 |
傷害による後遺障害 | 40~1,000万円 |
傷害・疾病治療費用 | - |
賠償責任 | - |
携行品損害 | - |
救援者費用 | 100万円 (年間限度額) |
国内旅行傷害保険 航空機搭乗中・飛行機構内のみ
補償内容 | 保険金額 |
傷害による死亡 | 1,000万円 |
傷害による後遺障害 | 40~1,000万円 |
傷害入院日額 | - |
手術 | - |
傷害通院日額 | - |
カードに付帯されている保険は忘れがちなので、カード申し込み前だけでなく、旅行前などにも確認するようにしよう。
ANA VISA nimocaカードのおすすめのポイントは以下記事を参考にしてほしい。
気軽にマイルを貯めるならANA VISA nimocaカードがおすすめ
ANA VISA nimocaカードは、ほかのANAカードと比べると年会費は安く、使い勝手がよい。
通勤・通学でnimocaを使えるだけでなく、飛行機を利用すればマイルが貯まる。日々の買い物でもポイントやマイルを獲得できる。
ANA VISA nimocaカードは2枚目のクレジットカードとしても役に立つ。
ポイントやマイルのため方、特徴などを理解できたら、さっそくカードを申し込んでみよう。