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プラチナカードってコスパは良いの?メリットとデメリットを徹底解説

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この記事で解決できるお悩み
  • プラチナカードのメリットとデメリットを知りたい
  • 高い年会費を払ってまで、プラチナカードは持つべきなのか?
  • プラチナカードは誰でも持てるのか?

結論からいえば、買い物やネットショッピングなどの普段使いなら、一般カードやゴールドカードで十分だ。

それでも、このカードを持っている人がいるのは、なぜだろう?

この記事では、プラチナカードのユーザーが、このカードを持っている理由を解説する。

さらに、プラチナカードを持つうえでの注意点も説明する。

コスパの良いプラチナカードも紹介するので、カード申し込みを検討している人は、ぜひ参考にしてほしい。

目次

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プラチナカードのメリットとデメリット

プラチナカードのメリットとデメリット クレジットカードナビ

ここでは、プラチナカードが持つメリットを解説する。

このカードには、一般カードやゴールドカードと比べて、優れたサービスや特典が多くある。

しかし、それらのサービスや特典が、自分のライフスタイルに合わなければ意味がない。

このカードのデメリットも説明するので、プラチナカードが、自分に合っているのかを考えてほしい。

メリット

プラチナカードが持つ一般的なサービスを、以下に紹介する。

  • レストランやホテルの優待サービスがある
  • コンシェルジュサービスが利用できる※1
  • 同じサービスを持つゴールドカードと比べて、ワンランク上のサービスが受けられる
    • 旅行時の保険:保障内容が手厚い
    • 空港ラウンジ:利用可能な空港ラウンジがより多くなる(プライオリティ・パスが利用できる場合もある)※2
  • 1:コンシェルジュサービス:目的に応じた最適なレストラン・旅行プランを探し出して、予約を代行してくれるサービス。観光や出張の際のホテル・航空券・新幹線や、音楽・演劇・スポーツ観戦などのチケットも手配してくれる。サービスデスクに電話をすれば、24時間365日対応してくれる。
  • 2:プライオリティ・パス:全世界にある1,300ヵ所以上の空港ラウンジが利用できるサービス。

年会費の安いプラチナカードのなかには、上記のサービスの一部がない場合や、ゴールドカードと同じレベルのものもある。

一口にプラチナカードといっても、カードごとにサービスレベルには大きな幅があるので注意が必要だ。

デメリット

フジサンケイグループのリサーチ会社での調査結果で、プラチナカードの所持率は1.4%だった。

プラチナカードの所有率の低さは、以下のデメリットが影響している。

  • ①年会費が高い
  • ②カード審査が厳しい
  • ③カードを使うときには、周囲に注意を要する場合がある
    • 会社の上司や取引先に「生意気」と思われる恐れがある
    • 海外(特に治安の悪い地域)では、富裕層と思われ、犯罪に巻き込まれるリスクがある

上記の①②の詳細は、次章以降で順次説明していく。

上記③については、「プラチナカードは富裕層が持っているクレジットカード」というイメージが強いためだろう。

しかし、このイメージがあるからこそ、海外ではホテルや店舗のスタッフから丁寧な対応を受けることがある。

コスパが悪い?プラチナカードの年会費は回収できるのか

プラチナカードの年会費は回収できるのか? クレジットカードナビ

先に述べたデメリットのうち、ここでは年会費について解説する。

プラチナカードの年会費は、一般カードやゴールドカードと比べて高い。

普段使いだけならば、高い年会費を払ってまで、プラチナカードを持つべきではないかもしれない。

しかし年会費以上のものを還元してくれるプラチナカードも多くある。

ここでは、それらのカードや、還元してくれる内容についても説明する。

プラチナカードの年会費とは

プラチナカードの年会費は、多くの場合20,000円〜50,000円ほどだ。

アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード(年会費165,000円)のように、年会費が10万円を超えるカードもある。

一方で一般カードは、年会費無料のものも多い。

1万円程度の年会費が一般的なゴールドカードのなかでも、一定条件を達成すれば、無料になるものもある。

これらと比較すると、プラチナカードの年会費は割高に感じてしまうだろう。

年会費をボーナスポイントで回収できるカードがある

プラチナカードのなかには、ボーナスポイントで年会費が回収できるものもある。

エポスプラチナカード(年会費30,000円)は、年間100万円以上のカード利用があれば、年会費は20,000円になる。

さらに年間100万円分のカード利用をして、ボーナスポイント(20,000円分)が付与されると、年会費は実質無料だ。

三井住友カードプラチナプリファードでも、年間100万円分のカード利用で、10,000円分のボーナスポイントが受け取れる。

下記の店舗・サービスでは、利用額に応じ最大9%分のボーナスポイントが追加されるため、このカードは年会費の回収もしやすい。

お金で買えない体験ができるカードもある

プラチナカードのなかには、ユーザー特典として、お金には変えられない「体験」を提供してくれるものもある。

JCBは東京ディズニーランドのオフィシャルスポンサーであるため、JCBプラチナにはディズニーに関するサービスが多い。

このカードのユーザーには、専用ツアーとして、東京ディズニーリゾート・バケーションパッケージも用意されている。

三井住友カードプラチナも、このカードのユーザーにだけ、以下のような特別サービスを提供している。

三井住友カードプラチナのサービス(一例)
  • プラチナオファー
    • ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)のカウントダウン・イベントなどユーザー限定イベントへの案内
  • 宝塚歌劇優先販売
    • 三井住友カード貸切公演のSS席をユーザーへ優先的に販売
  • USJでの特別サービス
    • ユニバーサル・エクスプレス・パス:USJの人気アトラクションの待ち時間を短縮できる特別パスをプレゼント
    • 三井住友カード・ラウンジサービス:USJ内にある三井住友カードの専用ラウンジが利用可能
    • 三井住友VISA太平洋マスターズの観戦
      国内を代表する男子プロゴルフトーナメントのペア観戦入場券をプレゼント。

これらのカードユーザー専用特典に、魅力を感じている人は、年会費以上の価値を感じるだろう。

プラチナカードの審査は、どのくらい厳しいのか?

プラチナカードの審査は、どのくらい厳しいのか? クレジットカードナビ

次にプラチナカードの審査について解説する。

このカードの審査は厳しいといわれることが多いが、それは「富裕層が持っているクレジットカード」だからではない。

会社員や公務員でも、このカードを持っている人は多い。

ここではカード審査の内容、およびカードを持つために必要な年収を解説する。

審査の内容

プラチナカードの審査基準は非公開だが、申込者のクレヒス(クレジットヒストリー)を、カード会社は重視するといわれている。

クレヒスとはクレジットカードやローンの利用履歴のことであり、これらの信用情報は信用情報機関が収集・管理している。

カード会社は、信用情報機関から申込者の信用情報を照会し、以下の内容を確認する。

  • 現在の未払いの有無や、過去の延滞情報
    • ローンやクレジットカードなどでの借入金
    • 携帯電話料金
  • 自己破産などの債務整理の実施有無
  • 借金や任意整理を踏み倒しの有無
  • 6ヶ月以内での複数カードの申込み※1
  • クレヒスがない(過去にローンやクレジットカードの利用実績がない)※2
  • 1:多重債務や自己破産のリスクを疑われ、審査に落ちる可能性がある
  • 2:個人の信用力を判断するための情報がないため、審査に落ちる可能性がある

高額所得者であっても、これらの情報が良くなければ個人の信用力は損なわれ、カード審査に通過しない場合がある。

逆に堅実なクレヒスを積み上げている人は、カード審査に通過しやすいともいえる。

年収条件

ほとんどのカード会社は、プラチナカードに関する年収の条件を明らかにしていない。

ただし割賦販売法により、年収に応じて定められる個人のカード利用可能枠が、カードの利用可能枠を超えなければならない。

つまりカード側の利用可能枠の下限を超える額だけ、ユーザー側の利用可能枠がなければ、法的にカードは発行できない。

カード発行OK
[カードAの利用可能枠(150万円~300万円)] < [ユーザーの利用可能枠(200万円)]
カード発行NG:
[カードBの利用可能枠(300万円~500万円)] > [ユーザーの利用可能枠(200万円)]

割賦販売法による個人の利用可能枠は、以下の計算式で算出される。

利用可能枠=( [年収] - [生活維持費※] -クレジット債務額) × 0.9※生活維持費は下記の金額を引用する。

スクロールできます
 4人世帯以上3人世帯2人世帯1人世帯
持家かつ住宅ローン無or
持家無かつ借賃負担無
200万円169万円136万円90万円
持家かつ住宅ローン有or
持家無かつ借賃負担有
240万円209万円177万円116万円
出典:日本クレジットカード協会「割賦販売法の改正について」

ここで年収400万円の人を例に、利用可能枠を算出すると以下の結果となる。

スクロールできます
 4人世帯以上3人世帯2人世帯1人世帯
持家かつ住宅ローン無or
持家無かつ借賃負担無
180万円207.9万円237.6万円279万円
持家かつ住宅ローン有or
持家無かつ借賃負担有
144万円171.9万円200.7万円255.6万円
※クレジット債務はないものとする。

この人は、カードの利用可能枠の下限額が、上記の金額以下のカードしか持つことはできない。

プラチナカードごとに異なる審査の難度

JCBプラチナ(利用可能枠150万円以上)は、「4人世帯以上で住宅費の支払い」がなければ、年収400万円でも持てる。

三井住友カードプラチナ(利用可能枠300万円以上)になると、この年収400万円の人は、どのような状態でも持てない。

このカードを持つには、割賦販売法により、下記の年収が最低限必要になるからだ。

スクロールできます
 4人世帯以上3人世帯2人世帯1人世帯
持家かつ住宅ローン無or
持家無かつ借賃負担無
534万円以上503万円以上470万円以上424万円以上
持家かつ住宅ローン有or
持家無かつ借賃負担有
574万円以上543万円以上511万円以上450万円以上
※クレジット債務はないものとする。

なお、利用可能枠は明らかにされていないが、この人はアメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードも持つことは難しいだろう。

2019年4月まではカード会社からの招待状がなければ、申し込みできなかったカードであるため、審査基準も高いと思われる。

コスパの良いプラチナカード3選

コスパの良いプラチナカード3選 クレジットカードナビ

多くのカード会社が、さまざまなプラチナカードを発行しているため、どれを選べばよいか迷う人も多いだろう。

ここでは、多くのプラチナカードから、コスパの良いカードを紹介する。

プラチナカードを選ぶ際には、参考にしてほしい。

エポスプラチナカード

エポスプラチナカード クレジットカードナビ
年会費(税込)30,000円
(招待状があれば年会費20,000円)
発行会社株式会社エポスカード
レストランやホテルの優待サービス
コンシェルジュサービス
空港ラウンジ利用(プライオリティ・パス付帯)
旅行保険の最大保障額(カード会員本人)1億円
出典:株式会社エポスカード「エポス プラチナカード」

入会金・年会費永年無料!

このプラチナカードは、流通大手の丸井グループの傘下にあるエポスカードが発行しているカードだ。

先に述べたようにカード利用額が年間100万円以上になれば、年会費は実質無料になる。

このカードを使って、公共料金や携帯の利用料金も支払える。

仕事やプライベートでの利用と合わせて、支払額が年間100万円以上になるのであれば、申し込みを検討したいカードだ。

UCプラチナカード

UCプラチナカード クレジットカードナビ
年会費(税込)16,500円
発行会社ユーシーカード株式会社
レストランやホテルの優待サービス
コンシェルジュサービス
空港ラウンジ利用(プライオリティ・パス付帯)
旅行保険の最大保障額(カード会員本人)1億円
※出典:ユーシーカード株式会社「UCプラチナカード」

このカードは、みずほフィナンシャルグループのユーシーカードが発行しているカードだ。

2万円を下回る年会費でありながら、一般的なプラチナカードが持つサービスを全て備えていて、コスパが高い。

ポイント還元率は1%だが、利用額に応じて、以下のボーナスポイントが追加で付与される。

3ヶ月のごとの合計利用額が50万円以上あると
⇒ 2,500円分のポイントがプレゼト

1,000円以上利用した月が年間10ヶ月以上あると
⇒ 500円分のポイントがプレゼント

利用額が年間10万円以上になると
⇒ 750円分のポイントがプレゼント

貯まったポイントは、カードの支払いにも利用できるので、自分の仕事やプライベートに活用しよう。

三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード

三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード クレジットカードナビ
年会費(税込)22,000円
発行会社三菱UFJニコス株式会社
レストランやホテルの優待サービス
コンシェルジュサービス
空港ラウンジ利用(プライオリティ・パス付帯)
海外旅行傷害保険の保障額(カード会員本人)最高1億円(自動付帯5,000万円+利用付帯5,000万円)
※出典:三菱UFJニコス株式会社「三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード」

新規入会で最大15,000円ポイントプレゼント※ /

※1ポイント5円相当の商品に交換した場合 ※特典には条件があります

このカードは、三菱UFJニコスが、アメリカン・エキスプレスと提携し発行しているプラチナカードだ。

入会日から2ヶ月後末日までに、カード利用が10万円以上に達すれば、15,000円分のボーナスポイントが付与される。

またこのカードはポイント還元率が高く、下記の対象店舗でカード利用をすれば、最大10.5%の還元率でポイントが得られる。

対象店舗一覧

  • コンビニエンスストア(セブン-イレブン、ローソン)
  • コカ・コーラ自販機(タッチ決済、Coke ON®)
  • ピザハットオンライン
  • 松屋
  • 松のや
  • マイカリー食堂
    ※Coke ON®はThe Coca-ColaCompanyの登録商標です。© The Coca-Cola Company

年会費も割安であり、コンビニの利用が多い人はポイントが効率的に貯められるので、年会費の回収も難しくないだろう。

【注意事項】
※還元するポイントは、1ヶ月の利用金額合計1,000円ごとに算出
※各社の利用金額の合算、集計は行わず、各社単位での利用金額に応じてポイントを付与
※各社においても各利用方法ごとの利用金額に基づくポイント付与となる(一部例外や対象外となる店舗あり)。

自分にとってコスパの良いプラチナカードを作ろう

自分にとってコスパの良いプラチナカードを作ろう クレジットカードナビ

この記事では、プラチナカードのコスパについて解説した。

このカードは、一般カードやゴールドカードと比べて年会費が高く、入会審査も厳しい。

しかしプラチナカードには、他のカードにない多くの魅力がある。

また年会費も、ボーナスポイントやショッピングポイントを使って、回収できるカードも多い。

自分のライフスタイルに合った、コスパの良いプラチナカードを作ろう。

また下記記事ではおすすめのプラチナカードについて紹介しているので参考にしてほしい。

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