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【プラチナカードを比較】同じカード会社が発行するプラチナカードで一番は?

この記事で解決できるお悩み
  • ANAでは4種類のプラチナカードを発行しているが、どれが一番いいのか教えてほしい
  • プラチナカードの選び方を教えてほしい
  • 個人カードとビジネスカードの違いを教えてほしい

カード会社のなかには、複数の種類のプラチナカードを発行している場合がある。

どんなプラチナカードを持つと店員の態度が変わるのか、おすすめのプラチナカードがわからないなど、どれを選べばよいか悩んでしまわないだろうか?

この記事では、複数の種類がある三井住友カード・日本航空のJALカード・全日空のANAカードの各プラチナカードを比較する。

さらに、個人カードとビジネスカードの違いについても説明する。

「自分のライフスタイルに合ったプラチナカードを選ぶ」ために、本記事を参考にしてほしい。

目次

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 プラチナカード比較【三井住友カード

 プラチナカード比較【三井住友カード】 クレジットカードナビ

三井住友フィナンシャルグループ傘下の三井住友カード株式会社では、個人向けに二種類のプラチナカードを発行している。

三井住友カード株式会社が運用しているVポイントは、2024年4月にTポイントと統合する。

これまで買い物でTポイントを集めていた人のなかには、三井住友カードの発行を考えている人もいるのではないだろうか。

ここでは、三井住友カード株式会社が発行している2種類のプラチナカードを比較する。

三井住友カード プラチナプリファード

このカードは「ポイント特化型プラチナカード」と呼ばれ、ポイントが効率的に貯めやすいカードだ。

ポイント還元率は通常1%だが、海外での利用では還元率は3%になる。

セブン‐イレブンやExpediaなど、提携している店舗・サービスの利用では、最大15%のポイントが得られる。

さらに、このカードを使ってSBI証券で投資信託の積立投資を行えば、積立額に対し5.0%分のポイントが付与される。

ポイントを効率的に集めたい人には、おすすめのプラチナカードだ。

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三井住友カード プラチナ

三井住友カードプラチナ クレジットカードナビ

このカードは、前述のプラチナカードとは全く性格が異なり、アミューズメントやエンターテインメントに強みを持つカードだ。

下記のようなカード特典を通じて、このカードのユーザーだけに与えられる「体験」が得られる。

三井住友カード プラチナのサービス(一例)
  • プラチナオファー
    • ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)のカウントダウン・イベントなどユーザー限定イベントへの案内
  • 宝塚歌劇優先販売
    • 三井住友カード貸切公演のSS席をユーザーへ優先的に販売
  • USJでの特別サービス
    • ユニバーサル・エクスプレス・パス:USJの人気アトラクションの待ち時間を短縮できる特別パスをプレゼント
    • 三井住友カード・ラウンジサービス:USJ内にある三井住友カードの専用ラウンジが利用可能
  • 三井住友VISA太平洋マスターズの観戦
    • 国内を代表する男子プロゴルフトーナメントのペア観戦入場券をプレゼント

このカードは、家族との大切な思い出作りを演出してくれるだろう。

お買い物から食事の手配、旅行先での対応まで

 プラチナカードの比較【JALカード

 プラチナカードの比較【JALカード】 クレジットカードナビ

出張が多いビジネスパーソンや旅行を趣味としている人のなかには、JALマイルを貯めている人も多いだろう。

JALのプラチナカードを持てば、マイルは効率的に貯められる。

JALカードにも二種類のプラチナカードがあるので、ここではそれらを比較する。

JAL・JCBカード プラチナ

JAL・JCBカード プラチナ クレジットカードナビ

このカードは、JCBと提携し発行しているプラチナカードだ。

JCBは東京ディズニーランドのオフィシャルスポンサーであることから、ディズニー・デザインのカードも選べる。

さらにプラチナカードのユーザー専用ツアーとして、東京ディズニーリゾート・バケーションパッケージも用意されている。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン内や京都駅内での専用ラウンジは、家族旅行の際にも利用できる。

コンシェルジュサービスは、JCBのブラックカード「ザ・クラス」のスタッフが対応するため、サービスレベルが高い。

コンシェルジュサービス
  • 一般的なプラチナカードに付帯しているサービスのひとつ
  • 目的に合った最適なレストラン・旅行プランを探し出し予約を代行
  • 観光や出張の際のホテル・航空券・新幹線や、音楽・演劇・スポーツ観戦などのチケットも手配
  • サービスデスクに電話をすれば、24時間・365日対応可能

これらのことからJALのプラチナカードのなかでは、このカードは家族旅行に最適なカードといえる。

JAL アメリカン・エキスプレス・カード プラチナ

JAL アメリカン・エキスプレス・カード プラチナ クレジットカードナビ

このカードは、三菱UFJニコスと提携し発行しているプラチナカードだ。

このカードでは、出張の多いビジネスパーソンに嬉しいサービスが用意されている。

  • 手荷物宅配サービス:海外旅行の出発および帰国の際に、自宅と空港までの間、スーツケースなどの荷物を1個無料で宅配してくれる。
  • コート預かりサービス:海外旅行中には、必要のないコートなどの衣類を、空港のサービスカウンターが無料で預かってくれる。
  • ハーツレンタカーでの“Goldプラス・リワーズ”の権利を付与
    • 世界40カ国の主要空港の営業所では、カウンターに立ち寄ることなく、車で出発できる。
    • 世界1,000カ所の営業所では、運転免許の提示だけで、鍵を渡してくれる。
    • その他世界各地で、さまざまな特典が受けられる。

これらのことから、JALのプラチナカードのなかでは、このカードは忙しいビジネスパーソンに向いているプラチナカードだ。

またどんな人がプラチナカードを持っているのか気になる方は下記記事も参考にしてほしい。

 プラチナカード比較【ANAカード

 プラチナカード比較【ANAカード】 クレジットカードナビ

全日空はANAマイルを貯めている人に向けて、四種類のプラチナカードを用意している。

四種類のカードにはそれぞれ、JCB・VISA・アメックス・ダイナースの国際ブランドが付いている。

※国際ブランド:カード利用者と店舗間の間で決済サービスを提供している企業

このため、それぞれのカードの特徴として、ANAと国際ブランドそれぞれのサービスが組み合わされている。

ここでは、四種類のプラチナカードをひとつずつ紹介していく。

ANA JCBカード プレミアム

ANA JCBカード プレミアム クレジットカードナビ

一般的なプラチナカードの年会費(20,000〜50,000円)と比べて、ANAのプラチナカードの年会費は割高だ。

そのなかでも、このカードは最も年会費が抑えられている(77,000円)

カード本体は、スタンダードなデザイン以外に、スターウォーズ・デザインもある。

JCBとの提携カードであるため、先に紹介したJAL・JCBカードプラチナと同様のサービスが付帯されている。

ANAマイルへのポイント還元率は平凡であり、年会費を抑えて、ANAのプラチナカードを持ちたい人に向いている。

 付与されるマイル
ショッピング1,000円=10マイル
ANA航空券購入100円=3マイル
出典:株式会社ジェーシービー「ANA JCB カードプレミアム」

ANA VISA プラチナプレミアムカード

ANA VISA プラチナプレミアムカード クレジットカードナビ

このカードは、三井住友カードと提携し発行しているプラチナカードだ。

年会費はANAのプラチナカードのなかでは、2番目に安い(88,000円)

ANAマイルへのポイント還元率は比較的高く、4種類のプラチナカードのなかではコスパが良いカードだ。

 付与されるマイル
ショッピング200円=3マイル
(1,000円=15マイル)
ANA航空券購入100円=3.5マイル
出典:三井住友カード株式会社「ANA VISAプラチナ プレミアムカード」

ただし獲得したポイントの有効期限は4年間しかなく、それ以降は失効してしまうので、ポイント管理に注意が必要だ。

ANAマイルを効率的に貯めたい人に向いているカードといえる。

ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード

ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード クレジットカードナビ

このカードには、出張や旅行時の嬉しい特典が、多数用意されている。

プリンスホテルズ&リゾーツでは、プリンスステータスサービスのプラチナメンバーの権利が付与される。

毎年のカードの更新時には、国内にあるマリオット・ヒルトン・ハイアットなどの有名ホテル1泊分のペアチケットが受け取れる。

さらに、先に紹介したJALアメリカン・エキスプレス・カードと同じ国際ブランドだが、サービスがワンランク違う。

  • 手荷物宅配サービス:海外旅行の出発および帰国の際に、自宅と空港までの間、スーツケースなどの荷物を2個無料で宅配してくれる
  • ハーツレンタカーでの“Goldプラス・リワーズファイブスター”の権利を付与
    • レンタカーを1クラス上の車種にアップグレード
    • カウンターでの優先受付
    • 返却時間の4時間猶予 他

このカードは、ショッピングでのポイント還元率が低いという短所はあるが、旅行や出張が多い人に向いているカードだ。

 付与されるマイル
ショッピング100円=1マイル
(1,000円=10マイル)
ANA航空券購入100円=4.5マイル
出典:American Express International, Inc.「ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード」
American Express International, Inc.「フリー・ステイ・ギフト」

ANAダイナース スーパーフライヤーズ プレミアムカード

ANAダイナース スーパーフライヤーズ プレミアムカード クレジットカードナビ

このカードは、招待状(インビテーション)が送られてきた人にしか、申し込めない。

招待状を得るには、一般カード(ANAダイナースカード)で、年間300万円以上の継続利用が必要といわれている。

誰もが申し込めないカードであるため、ステータス性は、ANAのプラチナカードのなかでは最も高い。

さらにANAマイルへのポイント還元率は、四種類のプラチナカードのなかでは、最も高い。

 付与されるマイル
ショッピング100円=1.5マイル
(1,000円=15マイル)
ANA航空券購入100円=4.5マイル
出典:三井住友トラストクラブ株式会社「ANAダイナース プレミアムカード」 

しかし、このカードを持つには、ANAダイナースカードで利用実績を積み上げなければならない。

プラチナカードのインビテーションについて詳しく知りたい方は下記記事も参考にしてほしい。

プラチナカード比較【個人カードとビジネスカード

プラチナカード比較【個人カードとビジネスカード】 クレジットカードナビ

プラチナカードには個人カードと法人カードとがあり、法人カードはビジネスカードとコーポレートカードに分けられる。

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 個人カード法人カード
ビジネスカードコーポレートカード
対象個人個人
個人事業主
中小企業
大企業
支払口座個人口座個人口座
法人口座
法人口座
付帯サービス個人の生活に役立つサービスビジネスに役立つサービス
その他 リボ払い・分割払い・キャッシングに
対応していないことが多い

クレディセゾンでは、すべてのカードを発行しており、各カードを例にして個人カードとビジネスカードの違いを解説する。

ただし、ここでは個人では利用できないコーポレートカードの説明は割愛する。

セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カード

セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カード クレジットカードナビ

このプラチナカードは、2019年9月まで、カード会社が招待状を送った一部の富裕層だけにしか申し込みできなかった。

現在では招待状がなくても申し込めるようになったが、それでもサービスレベルは非常に高い。

その一例として、このカードでは、以下のような富裕層も満足するサービスを提供している。

  • 質の高いコンシェルジュサービス
    • ロンドンに本社を持ち、富裕層向けにコンシェルジュサービスを長年展開しているグローバル企業テン・グループが対応している
    • 電話以外にも、メールや有人チャットでも受け付けが可能。時間や場所を選ばずコンシェルジュに相談できる。
  • セゾンプレミアムセレクション by クラブ・コンシェルジュ
    • クラブ・コンシェルジュ社が提供する富裕層向けサービスを無料で利用できる(通常入会金:220,000円、年会費:198,000円)
    • サービス例
      • 一見さんお断りの老舗料亭の利用
      • 祇園でのお茶屋遊び
      • 美食家が足繁く通う名店からの料理人派遣
      • 予約の取り難い美食店の特別リザーブ
      • 子どものスイス留学サポート
      • 家事支援やベビーシッターサービスの提供
      • 先端医療など

年会費は22,000円とプラチナカードのなかでは割安であるにもかかわらず、上記の通りユーザーへ提供するサービスは良い。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード クレジットカードナビ

このプラチナカードは、上記のセゾンプラチナカードに、ビジネスカードとしての機能が付加されたカードだ。

主なビジネスカードの機能
  • 法人口座からの支払い
    • カードの支払口座を、個人口座と分けることで、プライベート利用と仕事での経費処理の仕分けが不要になる
    • 社員用に追加カードを発行しても、法人口座で支払いの処理が一本化できる
  • ビジネスサポートローン
    • 最大950万円までの融資が受けられる
  • 申し込みには決算書や登記簿謄本は不要
    • 中小企業の経営者の場合でも、本人確認書類だけで申し込める
  • 利用可能枠の一時的増枠
    • ショッピングや旅行、高額な経費支払いや法人税納付などのため、利用可能額枠を一時的に増額できる

中小企業の経営者向けのプラチナカードだが、副業を行っている個人ユーザーや個人事業主にも便利なカードだ。

ただし個人カードと異なり、旅行保険の保障対象はカード会員本人に限られ、家族への保障はない。

様々なプラチナカードを比較して自分に適したプラチナカードを作成しよう!

自分に合ったプラチナカードを持とう クレジットカードナビ

この記事では、ひとつの会社から複数発行されるプラチナカードを比較解説した。また個人カードとビジネスカードの違いについても説明した。

プラチナカードにはさまざまなメリットがある。気になるカード会社が複数のプラチナカードを発行していても、カード選びに悩む必要はない。

そのカードのなかから自分のライフスタイルに合ったカードを選べばよいからだ。

自分のライフスタイルに合ったプラチナカードを作成しよう。

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