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プラチナカードは20代で持てるのか?メリットと注意点を徹底解説

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この記事で解決できるお悩み
  • プラチナカードは20代でも作成できるのか?
  • 20代でプラチナカードを持つには、どのくらいの年収が必要か?
  • 20代におすすめのプラチナカードは?

結論を最初に書くと、プラチナカードは20代でも持てる。

しかし、このカードは、下位グレードの一般カードやゴールドカードに比べて審査は厳しく、注意すべき点も多い。

そこで本記事では、20代でプラチナカードを持つうえでのメリット、申込方法や申し込む前に注意すべき点を解説する。

さらに20代の人に適したプラチナカードの選び方や、おすすめのプラチナカードも紹介する。

プラチナカードの申し込みを考えている20代の人は、ぜひ参考にしてほしい。

目次

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20代がプラチナカードを申し込む前に注意すべきこと

20代がプラチナカードを申し込む前に注意すべきこと クレジットカードナビ

20代に限らず、全世代を通じてプラチナカードの所持率は少ないが、これには理由がある。

その理由は、厳しいカード審査により審査落ちする人が多いことももちろんあるが、カード申し込み自体が少ないことも挙げられる。

多くの人が検討段階で、プラチナカードの申し込みを見送っているのである。

では、20代という早期段階でプラチナカードの審査に挑戦する際、どんな点に気をつけておくべきなのだろうか。

ここではプラチナカードを申し込む前に、考えておくべき点を解説する。

あなたも、下記の内容を考慮したうえで、プラチナカードへの申し込みを検討してほしい。

「安定した収入」がなければ申し込みできない

ほとんどのプラチナカードでは、申込条件を「安定した収入のある人」としている。

このカードのなかには、20歳以上でも申し込めるカードもあるが、学生は申し込みできない。

学生は「安定した収入がある人」とみなされないからだ。

専業主婦(夫)、フリーター、無職、非正規労働者も、同じ理由で、プラチナカードの申し込みは不可能だ。

プラチナカードの年会費

プラチナカードの年会費は、一般的に20,000円〜50,000円だ。

年会費無料の場合もある一般カードと比べて、プラチナカードの年会費を割高に感じる人が多いだろう。

実際に店舗での買い物やネット決済では、一般カードやゴールドカードでも基本的には事足りる。

プラチナカードにしかない魅力やサービスは確かにあるが、自分のライフスタイルに合っていなければ、コスパが悪すぎる。

自分のライフスタイルと照らし合わせて、割高な年会費を払ってまで持つべきものかを、考える必要がある。

割賦販売法による規制と申込資格

割賦販売法とは、年収に応じてカード利用可能枠が定められる法律のことだ。

これにより、利用可能枠以上の年収がなければ、カードに申し込むことができなくなっている。

つまり、カード申込者は、プラチナカード利用可能枠の下限を超えるだけの年収がなければ、申込資格がないともいえる。

割賦販売法では、以下の計算式でカード利用可能枠が算出される。

利用可能枠=( [年収] - [生活維持費※] -クレジット債務額) × 0.9※生活維持費は下記の金額を引用する。

スクロールできます
 4人世帯以上3人世帯2人世帯1人世帯
持家かつ住宅ローン無or
持家無かつ借賃負担無
200万円169万円136万円90万円
持家かつ住宅ローン有or
持家無かつ借賃負担有
240万円209万円177万円116万円
出典:日本クレジットカード協会「割賦販売法の改正について」

上記をもとに、三井住友カード・プラチナプリファード(利用可能枠:150万円〜)を申し込む場合に、必要な最低年収を算出する。

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 4人世帯以上3人世帯2人世帯1人世帯
持家かつ住宅ローン無or
持家無かつ借賃負担無
367万円以上336万円以上303万円以上257万円以上
持家かつ住宅ローン有or
持家無かつ借賃負担有
407万円以上376万円以上344万円以上283万円以上
※上記の金額は、クレジット債務がないものとして算出。
三井住友カード株式会社「三井住友カード・プラチナプリファード」

利用可能枠の下限額が、三井住友カード・プラチナプリファード以上のプラチナカードも多い。

このため、上記の計算式で自分のカード利用可能枠を確認のうえ、申し込みを検討した方がよい。

20代がプラチナカードを作成するには

20代がプラチナカードを作成するには クレジットカードナビ

カードを申し込んだ後に、カード会社で行われるカード審査ではどんな点が見られるのだろうか。

審査基準が公開されていないため、詳細は不明だが、一般カードやゴールドカードと比べて審査は厳しいといわれている。

ここではプラチナカードの審査の際に、先に述べた年収や住宅以外で、カード会社が重視するポイントを紹介する。

さらに、申し込む際の二種類の方法についても説明する。

プラチナカードの審査に通過しやすいのは会社員や公務員

プラチナカードの審査は、高収入を得ている芸能人やスポーツ選手よりも、会社員や公務員の方が有利といわれている。

高収入よりも「安定的収入」を得ている人の方が、審査が通りやすいからだ。

年収数千万円のスポーツ選手でも、引退や契約終了となれば翌年から無収入になる。このリスクについて、カード会社は重く考えているわけである。

開業して間もない個人事業主も、カード会社は収入の安定性にリスクを感じ、カード審査を通過させない場合もある。

このように、申込者の職業もカード審査の重要なポイントになる。

カード審査で最も重視される「クレヒス」

プラチナカードの審査で最も重要視されるのは、カード申込者のクレヒス(クレジットヒストリー)などの信用情報だ。

クレヒスとはクレジットカードやローンの利用履歴のことであり、これらの信用情報は信用情報機関が収集・管理している。

カード会社は、信用情報機関からカード申込者の信用情報を照会し、以下の内容を確認する。

  • 現在の未払いの有無や、過去の延滞情報
    • ローンやクレジットカードなどでの借入金
    • 携帯電話料金
  • 自己破産などの債務整理の実施有無
  • 借金や任意整理を踏み倒しの有無
  • 6ヶ月以内での複数カードの申込みの記録※1
  • クレヒスがない(過去にローンやクレジットカードの利用実績がない)※2
  • 1:多重債務や自己破産のリスクを疑われ、審査に落ちる可能性がある
  • 2:個人の信用力を判断するための情報がないため、審査に落ちる可能性がある

安定した収入があっても、これらの情報が悪ければ個人の信用力は損なわれ、カード審査に通らないことがある。

言い方を変えると、堅実なクレヒスを積み上げることが、カード審査を通過するための重要なポイントになる。

二種類の申し込み方法

プラチナカードの申込方法には、二種類ある。一つは個人でカード会社に申し込む方法で、もう一つはインビテーション(招待状)を受ける方法だ。

前者は、カード申込者がカード会社に申し込む従来の方法となる。

一方で、利用中のカード会社から、上位グレードのカードへの移行を勧誘する招待状が送られてくることがある。

これを「インビテーション型(招待状型)」と呼び、前者と比べて、カード審査の通過率は高い。

カード会社は、自社カードの利用実績が多く信用力の高い「お得意様」にしかプラチナカードの招待状を送らないからだ。

20代でプラチナカードを持つメリットとは

20代でプラチナカードを持つメリットとは クレジットカードナビ

プラチナカードは、独自のサービスを持ち、所持するユーザーの信用力を証明してくれる。

ここではプラチナカードを持つメリットである、サービスの内容やユーザーの信用力の証明となる点について解説する。

さらに20代の人が、プラチナカードの効果を発揮するシーンを、一例として紹介する。

プラチナカードの一般的なサービス

多くのカード会社から、さまざまなプラチナカードが発行されており、それぞれオリジナルのサービスが用意されている。

ここではそれらの説明は割愛し、プラチナカードが持つ一般的なサービスを、以下に紹介する。

  • レストランやホテルの優待サービスがある
  • コンシェルジュサービスが利用できる※1
  • 同じサービスを持つゴールドカードと比べて、ワンランク上のサービスが受けられる
    • 旅行時の保険:保障内容が手厚い
    • 空港ラウンジ:利用可能な空港ラウンジがより多くなる(プライオリティ・パスが利用できる場合もある)※2
  • 1:コンシェルジュサービス:目的に応じた最適なレストラン・旅行プランを探し出して、予約を代行してくれるサービス。観光や出張の際のホテル・航空券・新幹線や、音楽・演劇・スポーツ観戦などのチケットも手配してくれる。サービスデスクに電話をすれば、24時間365日対応してくれる。
  • 2:プライオリティ・パス:全世界にある1,300ヵ所以上の空港ラウンジが利用できるサービス。

年会費の安いプラチナカードのなかには、一部のサービスがない場合や、ゴールドカードと同じレベルのものもある。

このように一口にプラチナカードといっても、カードごとにサービスレベルには大きな幅があるので注意が必要だ。

プラチナカードが証明するユーザーの信用力

プラチナカードは、一定額以上の安定した収入を得ている人にしか持つことができないものとなる。

そのため、保持することでユーザーの経済的信用力を証明してくれるカードと言える。

ただ、日常生活では、支払いの際にカードを取り出すまで他の人はプラチナカードを持っていることを知らない。

海外では、ホテルのチェックインやレンタカー利用の前に、クレジットカードの提示が求められる。

提示されたカードのグレードが高ければ、ユーザーのステータスがわかるため、店舗側は優良顧客とみなしてくれる。

優良顧客はリピートユーザーになってほしいため、店舗側のサービスが良くなる場合もある。

20代の人がプラチナカードの効果を発揮する場面

大切な人との会食の際に、プラチナカードの真価が最も発揮される。

例えば、交際相手とその両親を交えて、外食に行く場合などもその一例だ。

コンシェルジュサービスに電話して、食事の目的やご両親の好みなどを伝えておこう。すると最適なレストランが提案され、予約までしてくれる。

また、コンシェルジュサービスがレストランへ連絡する際には、会食の目的も伝えてくれる。そのため、当日はスタッフも気を配ってくれるはずだ。

食事を終えた後のテーブル会計で、さりげなく使われるプラチナカードに、仕事上での接待の経験がある父親は気付くかもしれない。

我が子の交際相手の信用力に。

20代におすすめするプラチナカード3選

20代におすすめするプラチナカード3選 クレジットカードナビ

プラチナカードのなかには、申込資格が30歳以上とするカードも多く、20代が選べるカードは限られる。

ここでは、20代でも持てるプラチナカードのなかで、最適なカードを選ぶための考え方を解説する。

また、年会費が比較的割安であるにもかかわらず、サービスが充実しているカードも紹介する。

プラチナカードを選ぶうえでの参考にしてほしい。

プラチナカードの選び方

プラチナカードごとに、それぞれが魅力的なサービスを持っている。

しかし、そのサービスは、割高な年会費に見合っているかを考える必要がある。

プラチナカードを選ぶ際には、そのカードが持つサービスが、自分の生活をより良くしてくれるかを考えるべきだ。

自分のライフスタイルに合っており、自身の生活がより良くなるカードであれば、年会費も決して高いと感じないはずだ。

ここからは、20代におすすめのプラチナカードを具体的に3枚紹介する。

UCプラチナカード

UCプラチナカード クレジットカードナビ
年会費(税込)16,500円
発行会社ユーシーカード株式会社
レストランやホテルの優待サービス
コンシェルジュサービス
空港ラウンジ利用(プライオリティ・パス付帯)
旅行保険の最大保障額(カード会員本人)1億円
出典:ユーシーカード株式会社「UCプラチナカード」

このカードは、みずほフィナンシャルグループのユーシーカードが発行しているカードだ。

このカードは、年会費を2万円以下に抑えながらも、プラチナカードが持つサービスを全て備えている。

ポイント還元率は1%だが、利用額に応じて、以下のボーナスポイントが追加で付与される。

3ヶ月のごとの合計利用額が50万円以上あると
⇒ 2,500円分のポイントがプレゼント
1,000円以上利用した月が年間10ヶ月以上あると
⇒ 500円分のポイントがプレゼント
利用額が年間10万円以上になると
⇒ 750円分のポイントがプレゼント

ポイントを効率的に貯めたい人には、最適なカードと言える。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード クレジットカードナビ
年会費(税込)22,000円
発行会社株式会社クレディセゾン
レストランやホテルの優待サービス
コンシェルジュサービス
空港ラウンジ利用(プライオリティ・パス付帯)
旅行保険の最大保障額(カード会員本人)1億円
出典:株式会社クレディセゾン「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」

このカードは会社員だけではなく、個人事業主も申し込みが可能だ。

個人事業主の場合には、本人確認書類だけで申込可能で、決算書や登記簿謄本は用意しなくてもよい。

また、ショッピングや旅行、高額な経費支払いや法人税納付の際に、利用可能額枠を一時的に増額することもできる。

初年度の入会金は無料なため、自分のライフスタイルに合うか、試しにカード申し込みをしてみよう。

JCBプラチナ

JCBプラチナ クレジットカードナビ
年会費(税込)27,500円
発行会社株式会社ジェーシービー
レストランやホテルの優待サービス
コンシェルジュサービス
空港ラウンジ利用(プライオリティ・パス付帯)
旅行保険の最大保障額(カード会員本人)1億円
その他申し込み可能年齢は25歳以上
出典:株式会社ジェーシービー「JCBプラチナ」

最大64,500円キャッシュバック

キャンペーン期間:2024年10月1日(火)~2025年3月31日(月)

25歳以上で家族がいる人には、JCBプラチナは最適だ。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン内や京都駅内の専用ラウンジが、家族旅行の際にも活用できる。

また、カード会社に申し込めば、このカードと同じサービスが受けられる家族カードを1枚無料で発行してくれる。

JCBプラチナの専用ツアーには、東京ディズニーリゾート・バケーションパッケージもある。

ディズニーファンにはたまらない内容のツアーを利用できるのは、このカードのユーザーと家族だけだ。

20代の方は自分の生活に効果的なプラチナカードを作ろう

あなたに最適なプラチナカードを作ろう クレジットカードナビ

この記事では、プラチナカードの特徴とともに、20代から保有するメリットや作成時のポイントを解説した。

このカードは、一般カードやゴールドカードと比べて年会費が高く、カード審査も厳しい。

普段使いならばプラチナカードでなくても事足りるが、このカードにしかない魅力も多い。

おすすめのカードも実際にいくつか紹介した。自分の生活により良い効果を与えるカードがあれば、ぜひ申し込みを検討してほしい。

あなたの日常に、プラチナカードは必ず潤いを与えてくれるはずだ。

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