- 三井住友カード プラチナプリファードのデメリットが知りたい
- その他のクレジットカードと特徴を比較したい
- 三井住友カード プラチナプリファードがどんな人におすすめなのか知りたい
この記事は、三井住友カード プラチナプリファードの申し込みを検討している人に向けた記事だ。
このカードに魅力を感じて申し込みを考えている人は、このカードに、いくつかのデメリットがあることも理解しておこう。
デメリットのあるカードにもかかわらず、この三井住友カード プラチナプリファードの利用者が多いのはなぜだろうか?
それは、デメリットを超えるメリットが、このカードには多数あるからだ。
このカードに向いているユーザー像も紹介するので、ぜひ参考にしてほしい。
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三井住友カード プラチナプリファードとは
三井住友カードは、三種類のプラチナカードを発行している。
カード名 | 特徴 | |
---|---|---|
①三井住友カード プラチナ | 旅行やエンターテイメントに強みを持つプラチナカード | |
②三井住友カード プラチナプリファード | さまざまなポイント特典を持つプラチナカード | |
③Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファード | 上記②に、銀行キャッシュカード・デビットカードの 機能を備えたカード |
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今回は上記②の三井住友カード プラチナプリファードについて解説する。
このカードは、「ポイント特化型プラチナカード」と呼ばれている。
「ポイント特化型プラチナカード」とは、どのようなカードだろうか?
このカードへの考察を進めるうえで、最初にカードの概要を説明する。
三井住友カード プラチナプリファードの基本情報
このカードの基本情報を紹介しよう。
年会費(税込) | 33,000円 |
---|---|
利用可能枠 | ~500万円 |
基本ポイント還元率 | 1%~15% ※プリファードストア(特約店)利用で 通常還元率+1~14% ※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。 |
国際ブランド | Visa |
申込条件 | 満20歳以上で、本人に安定継続収入のある人 |
旅行傷害保険 (利用付帯) | 最高5,000万円 |
ショッピング保険※ | 年間最高500万円 |
クレカ積立のポイント特典 | あり |
家族カード(年会費無料) | あり |
空港ラウンジの無料利用 | 国内34空港とアメリカ・ハワイの空港ラウンジが利用可能 |
コンシェルジュ・サービス | あり |
高級レストランなどへの優待 | なし |
ナンバーレスデザイン | 選択可能 |
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“ポイント特化型プラチナカード”という特徴
三井住友カード プラチナプリファードはVポイントが貯まりやすいため、ポイント特化型プラチナカードと呼ばれている。
通常のポイント還元率は1%だが、プリファードストア(特約店)を利用すれば、最大15%のポイント還元が受けられる。
特約店は104もあり、普段使いが多いコンビニエンスストアやファストフード、スターバックスなどのカフェもある。
ETC料金(高速料金)・ふるさと納税など、生活に密着したものも含まれているので、くわしくは下記のリンク先を見てみよう。
Vポイントは、「1ポイント=1円分」として、国内750万店舗・世界1億店舗のVisa加盟店でのショッピングに利用できる。
三井住友カード プラチナプリファードのデメリット
このカードは、すべてにおいて最高のカードではない。
ほかのカードと比べて、三井住友カード プラチナプリファードが劣っている点も多い。
ここでは、このカードの弱点を紹介する。
会費が高い
先に紹介した基本情報のなかで①の年会費(税込33,000円)は、カードの年会費としては高い。
一般カードやゴールドカードのなかには、年会費が無料のカードも多い。
毎年支払う年会費が、他社カードと比べて1万円以上高くなると、それに見合った価値があるかを考えなければならない。
プラチナカードのなかでは旅行傷害保険の保障額が低い
プラチナカードに付帯(利用付帯)している旅行傷害保険では、保障額が最高1億円の場合が一般的だ。
しかしこのカードに付帯(利用付帯)している旅行傷害保険の保障額は、最高5,000万円(基本情報⑥)としている。
一方でラグジュアリーカードのMastercard Titanium Cardのように保障額が、最高1.2億円とするプラチナカードもある。
ほかのプラチナカードに付帯している旅行傷害保険と比べると、このカードの保障内容には、物足りなさを感じてしまう。
プライオリティ・パスや高級レストランなどの優待サービスがない
このカードでは、アメリカのハワイ以外、海外の空港ラウンジを無料で利用できない(基本情報⑩)。
一般的なプラチナカードには、プライオリティ・パスが付帯しており、1,500ヵ所以上ある全世界の空港ラウンジが利用可能だ。
またこのカードには高級レストランなどへの優待サービスもない(基本情報⑫)。
例えばJCBプラチナでは、プライオリティ・パスも付帯しており、グルメベネフィットというサービスもある。
グルメベネフィットを用いれば、対象の高級レストランを2名以上で利用すると、1名分のコース料理の料金が無料になる。
一般的なプラチナカードにはある上記のサービスが、残念ながら、このカードにはない。
H3 クレカ積立でのポイント付与率の変更
このカードを使って、SBI証券でクレカ積立を行えば、積立額の5.0%分のVポイントが付与される(基本情報⑧)。
※2024年9月10日(火)積立設定締切分(2024年10月1日(火)買付分)までのポイント付与。以降は対象カードごとのカードご利用金額などに応じたポイント付与率になります。※三井住友カードつみたて投資のご利用金額は、プラチナプリファードの新規入会&利用特典、継続特典の付与条件であるご利用金額の集計対象となりません。※クレカ積立上限は10万円
しかしポイント付与率が、2024年11月1日買付分(9月11日〜10月10日の設定分)以降、以下のように変更される。
対象クレジット カード | 年間カード利用額※ | ポイント付与率 | 年間最大ポイント付与数 |
---|---|---|---|
三井住友カード プラチナプリファード | 500万円以上 | 3.0% | 36,000ポイント |
300万円以上 | 2.0% | ||
300万円未満 | 1.0% | ||
三井住友カード ゴールド(NL) | 100万円以上 | 1.0% | 12,000ポイント |
10万円以上 | 0.75% | ||
10万円未満 | 0% |
出典:式会社SBI証券「クレカ積立上限額10万円への引き上げに伴うポイント付与率および設定可能日のお知らせ」
カード利用が年間300万円(月平均25万円)以上なければ、三井住友カード ゴールド(NL)とポイント付与率は変わらない。
三井住友カード ゴールド(NL)でも付与率1.0%にするには、カード利用が年間100万円(月平均8.4万円弱)以上は必要だ。※2024年9月10日(火)積立設定締切分(2024年10月1日(火)買付分)までのポイント付与。以降は対象カードごとのカードご利用金額などに応じたポイント付与率になります。※クレカ積立上限は10万円
しかし公共料金・携帯電話代・サブスク代、さらに家賃もカード払いができれば、この金額に近づけられるだろう。
そうなればクレカ積立での付与率は同じになるため、三井住友カード プラチナプリファードでなくてもよいことになる。
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デメリットだけではない!三井住友カード プラチナプリファードのメリット
このカードには、いくつかのデメリットがある。
それでも、このカードを活用している人は多い。
ここでは三井住友カード プラチナプリファードをおすすめする理由、つまりこのカードの魅力を紹介する。
さらにこのカードを活用しているユーザー像も紹介する。
プリファードストア以外のポイント特典
三井住友カード プラチナプリファードのポイント特典は、プリファードストアだけではない。
- 新規入会&利用特典
- 入会後3ヶ月までに40万円以上のカード利用があった場合には、40,000ポイントのVポイントが付与される。
- 継続利用特典
- 毎年の年間利用額が100万円に達するごとに、プラス10,000ポイントのVポイントが付与される(年間最大40,000ポイント)
- 外貨ショッピング利用特典
- 海外でカード利用をして外貨建て(現地通貨)で決済した場合には、その利用額は日本円にして請求される。その際に100円ごとにプラス2ポイントのVポイントが付与される。
新規入会&利用特典や継続利用特典は、家族カードやETCカードの利用分を合算した金額で達成すればよい。
このため、カードを手に入れた後には、早めに家族カードやETCカードを作っておいた方がよいだろう。
Tポイントとの統合で活用範囲が広がるVポイント
2024年4月22日(月)にVポイントとTポイントは統合されるため、二つのポイントを合算して利用できる。
合算したポイントは、全国のTポイント加盟店でも、1ポイント=1円分で利用可能だ。
ANAマイル・PayPayポイント・ENEOSポイントなど、Tポイントと提携している51の他社ポイントにも交換できる。
さらにカード会社への支払いへの充当、SBI証券へのポイント投資にも活用できる。
自分のライフスタイルに合わせた保険が選べる
このカードに付帯(利用付帯)している旅行傷害保険(基本情報⑥)は、旅行や出張に行かない人には、意味がない保険だ。
しかし、この旅行傷害保険は、ほかの保険に変えられる。
このカードに付帯(利用付帯)している旅行傷害保険は、「選べる無料保険」のなかのひとつにすぎない。
このカードの付帯保険は、自分のライフスタイルにあった保険を選択できる。
- 旅行安心プラン(海外・国内旅行傷害保険)
- スマホ安心プラン
- 弁護士安心プラン(弁護士保険)
- ゴルフ安心プラン(ゴルファー保険)
- 日常生活安心プラン(個人賠償責任保険)
- ケガ安心プラン(入院保険:交通事故限定)
- 持ち物安心プラン(携行品損害保険)
三井住友カード プラチナプリファードにおすすめな人とは?
このカードは、出張や接待などで経費が多いビジネスパーソン、支払いの多い個人事業主の人におすすめだ。
できれば、年間100万円(月平均8.4万円弱)ほどの経費や支払いがあることが望ましい。
このカードでは年間カード利用額100万円ごとに、10,000ポイントが付与される(継続利用特典)。
個人利用で年間100万円あれば、経費・支払い分の100万円と合算し、20,000ポイント(200万円分)が得られる。
個人利用と経費・支払い分の合計カード利用額200万円には、通常ポイント還元1%でも20,000ポイントが付与される。
継続利用特典と通常ポイント還元を合わせれば、200万円ほどの年間カード利用額で、年会費33,000円は回収できるだろう。
三井住友カード プラチナプリファードでポイントを貯めよう
この記事では、三井住友カード プラチナプリファードが持つ長所と短所を説明した。
このカードには短所もあるが、それを超える多くの優れた点もある。
なかでも、ポイントが貯まりやすい点、そして自分のライフスタイルにあわせて「選べる無料保険」は魅力的だ。
年間200万円以上のカード利用がある人は、年会費も回収できる。
Tポイントとの統合により活用範囲が広がるVポイントを、効率的に貯めたい人は、このカードを申し込もう。
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三井住友カード プラチナプリファードに関するQ&A
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