- エポスカードに家族カードはあるのか
- エポスカードで発行できる家族カードの特徴は何か
エポスカードを発行した人の中には、「家族カードを発行したい」と考える人もいるのではないだろうか。結論から申し上げると、エポスカードに家族カードは存在しない。ただし、家族カードに相当する独自の紹介制カードがあり、家族でエポスカードを使うには特におすすめだ。
本記事では、エポスカードで発行できる「エポスファミリーゴールド」についてまとめた。
どのようなメリットがあるのか、カードの概要はもちろん、発行時の注意点を解説しているので、ぜひ参考にしてほしい。
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エポスカードには「家族カード」は存在しない
冒頭にも解説したように、エポスカードには一般的な「家族カード」はない。
その代わり、エポスカード独自の取り組みとして、ゴールド・プラチナカードを保有している人から招待を受ける形で発行できる「エポスファミリーゴールド」を用意している。
エポスカードにおける家族カードと言え、一般的な家族カードとは多くの点で異なる。
紹介制でカードを発行できる
エポスファミリーゴールドは、エポスゴールド・プラチナカードの所有者から招待を受けない限り発行できない。
発行できる対象者は二親等以内の親族に限定され、生計を同一にしている18歳以上の人であれば申し込みできる。
別途審査を受ける必要がある
エポスファミリーゴールドはクレジットカードを新規発行するイメージに近いため、発行者(被紹介者)に対する審査が別途行われるという特徴がある。
一般的な家族カードの場合、審査はどちらかというと形式的な内容に過ぎず、発行条件に該当すれば誰でも所有できるものだ。
この点、エポスカードは審査を受けるため、当然落ちる可能性もある。しかし、「仕事に就いていないパートナーや学生も審査に通った」などの各種口コミも見られるため、審査のハードルはそこまで高くないようだ。
エポスカードでエポスファミリーゴールドを保有するメリット7選
ここでは、カードを保有する7つのメリットについて解説しよう。
年会費無料でゴールドカードを発行できる
メリットの一つ目に挙げられるのが、ゴールドカードを年会費無料で発行できる点だ。
「エポスファミリーゴールド」は名前の通り、実態としてはゴールドカードと同じである。
スタンダードカードにはない特典が豊富に用意されており、ゴールドカードはメインカードとして十分使えるポテンシャルを秘めている。
ゴールドの家族カードをつくる際、多くの場合は年会費がかかるが、エポスカードの場合は無料で発行できる点でメリットが大きいと言えるだろう。
エポスゴールドカードの特典
ゴールドに切り替えることで、スタンダードカードにはないさまざまな特典を受けられる。
- 年間100万円以上の利用で10,000ポイントプレゼント
- 選んだ3店舗の還元率が3倍にアップ
- ポイントの有効期限は無期限になる
- 国内外の空港ラウンジが無料で使える
通常であれば年会費は5,000円かかるが、条件次第で無料にできる点も特典の一つと言えるだろう。特典を有効活用すれば還元率1.5%以上を狙うこともできるため、利用価値はかなり高いのである。
追加のポイントも付与される
専用のボーナスポイントが別途付与されるのも大きなメリットの一つと言える。
エポスゴールドカードの場合、利用額に応じて2,500または10,000ポイントが別途付与されるのだが、エポスファミリーゴールドをつくると、全カードの利用総額に応じて以下のようにボーナスポイントが追加でもらえる。
年間の利用額 | 全員がゴールドカードの場合 | 1人以上がプラチナカードの場合 |
100万円〜 | 1,000P | 2,000P |
200万円〜 | 2,000P | 4,000P |
300万円〜 | 3,000P | 6,000P |
割合としては些細かもしれないが、ポイントを二重取りできるのはメリットとして十分だろう。
ポイントは各カードの利用額に対して別々に付与される
エポスファミリーゴールドの場合、利用額に応じたポイントはそれぞれのカード保有者に付与される仕組みになっている。
この点、一般的な家族カードの場合、本会員のカード保有者に集約して付与されることが大半だ。そのため、家族カードの使用者はポイントを自分のものとして使えず、もどかしさを抱く人もいるだろう。
エポスカードの場合、それぞれのアカウントに紐づく形で付与されるため、使い勝手がよいと感じる人も多いのではないだろうか。
ポイントのシェアや合算もできる
ポイントは各カードに別々に付与されるだけでなく、本会員の保有分をシェアしたり、各カードで貯めたものを合算したりすることもできる。
状況によっては、ポイントは別々ではなく集約させて管理したいことも想定されるため、シェア・合算のいずれも自由に行えるのは助かるだろう。
カードの保有者間でポイントを自由に行き来させられるため、一般的な家族カードよりも使い勝手に優れているのがエポスカードならではのメリットだ。
利用明細は各カードの発行者にしか届かない
カードの利用明細に関して本会員に通知されないのも、ほかの家族カードとは異なる点の一つである。
一般的な家族カードでは、本会員のカード利用明細と併せて、家族カードの明細も閲覧できる仕様になっていることが大半だ。そのため、家族カードの保有者は、何にいくら使ったのか、すべてを見られてしまうというデメリットがあった。
この点、エポスカードの場合は各個人に利用明細が届くため、本会員に利用状況を知られることはない。
「利用明細を知られるのが嫌だ」というケースにおいて、エポスカードは有力な選択肢になるだろう。
引き落とし口座は別々に設定できる
利用明細が本会員に通知されないことに関連して、引き落とし口座をそれぞれ別々に設定できる点も大きなメリットだ。
各カードの利用を個人で管理できるため、通常のカード利用と同じ使い方ができたほうが嬉しい人もいるだろう。
もちろん、引き落とし口座を一つにまとめることもできるため、家計管理などのしやすさを優先させたい場合も柔軟に対応できる。
利用限度額は発行したカードに対して個別に設定される
エポスファミリーゴールドは、利用限度額が各カードに対して設定される。
本会員カードの限度額を共有する形ではないため、各々の利用額だけを気にすればよい点も、ほかのカードにはないメリットだ。
なお、限度額は下限が50万円とされており、少なくとも月4万円程度は毎月使える計算で、限度額も比較的高いだろう。
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エポスカードのおすすめに関する記事は以下を参考にしてほしい。
エポスカードのエポスファミリーゴールドの注意点
あらゆるクレジットカードに共通するが、メリットがある一方で注意すべき点も必ずある。ここでは、特に覚えておきたい注意点を2つ紹介しよう。
審査に落ちることもある
先ほども解説したように、エポスファミリーゴールドは被紹介者を別途審査するため、場合によっては審査に落ちることもある。
本人の属性だけでなく、本会員の属性なども踏まえた総合的な審査がなされていると思われるが、他社で借入があるなら先に返済する、アルバイトをして収入を確保するなどの対策をとっておいて損することはないだろう。
プラチナカードは発行できない
紹介者がプラチナカード保有者だとしても、家族カードとして発行されるのはあくまでゴールドカードだ。
プラチナカードを所有したい場合は、自ら発行する形をとるしかない点も覚えておこう。
エポスカードの家族カードに関するQ&A
最後に、カード発行に関するよくある質問をまとめた。
同棲中のパートナーに対して発行できる?
カードの発行条件は、「二親等以内であること」「生計を同一にしている18歳以上の人」である。
そのため、同棲中のパートナーの場合、生計を同一にしていない限り発行はできないことになる。
エポスカードのつくり方は?
カードをつくる際は、ゴールド・プラチナカード保有者から紹介メッセージを受け取り、そのメッセージに記載されたURLから申し込もう。
なお、紹介者がゴールドまたはプラチナカードを保有しており、パートナーが通常のエポスカードを使用している場合は、紹介制度を使ってゴールドカードに切り替えられるため併せて覚えておこう。
エポスカードのお得な使い方は?
エポスカードには優待を受けられる店舗が10,000以上あり、各種エンタメ関連はもちろん、日常的な買い物や自己投資など、あらゆるサービスを割引価格で受けられる。
また、エポスカードの専門サイト経由でネットショッピングすると、ポイントを2〜30倍獲得できる特典もある。
楽天市場やユニクロ、無印良品だけでなく、家電量販店の買い物も効率よくポイントをゲットできるので、商品購入の際は必ずチェックするとよいだろう。
貯めたポイントは何に使える?
エポスポイントはマルイやモディ、提携するオンラインショップでの支払いに充てることができる。
また、「エポスVisaプリペイドカード」を発行してチャージすると、世界中のVisa加盟店で利用可能になる。加えて、プリペイドカード払いに対しても還元を受けられるため、特におすすめしたい使い方だ。
ほかにも、Amazonギフトカードやスターバックスカードへの交換もでき、手数料もゼロだから使い勝手は申し分ないだろう。
エポスカードのエポスファミリーゴールドは独自性の高い家族カード
エポスカードには家族カードという概念はなく、「エポスファミリーゴールド」という独自の紹介制カードを発行している。
別途審査を受けるため、場合によっては落ちることもあるが、引き落とし口座は別々に設定でき、利用明細は使用者のところにしか届かない。
また、ポイントは別々で管理できるだけでなく、シェアや合算もできる。さらに、年会費は無料で、通常のエポスカードにはないさまざまな特典も受けられる。
一般的な家族カードとは異なる使い勝手のよさがあるので、メリットを感じられる人も多いだろう。
本記事を参考に、家族カードの発行はエポスカードにしてみてはいかがだろうか。
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