死亡保険の必要保障額5000万円なら保険料は月々いくら支払うの?相場と決め方を解説

この記事の要点
  1. 死亡保険5000万円の月額は、保険の型と条件で数千円〜10万円超まで幅がある。
  2. 定期保険なら月4000円台からの例があり、収入保障保険との組み合わせでさらに抑えられる。
  3. 以下で型別の相場、必要保障額の計算方法、保険料を抑えるコツを解説する。

子どもの学費に住宅ローン、そして配偶者の生活。万が一のとき、残される家族にいくら必要なのか。死亡保険の加入を考え始めると、まずぶつかるのがこの問いだ。

「5000万円の保障が必要そうだけど、月々いくらかかるのか」「家計に無理なく払える金額なのか」。こうした疑問を抱えながら、どこから調べればいいかわからず立ち止まっていないだろうか。

保険料は保険の種類や契約条件で大きく変わる。ここでは、5000万円の死亡保険にかかる月額の目安から、自分に合った保障額の計算方法、保険料を抑える具体的な選び方までを整理していく。

※本記事の数値情報は2026年2月時点のものだ。保険料は2025年7月時点の公開例、遺族年金は令和7年4月分からの年金額を参照している。

目次

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死亡保険5000万月額いくら?まず結論

5000万円の死亡保険にかかる月額は、選ぶ保険の「型」によって数千円から10万円超まで大きく変わる。全国調査によると、2人以上世帯の普通死亡保険金は平均1,936万円という数字がある。5000万円はこの平均を大きく上回る金額であり、保険料負担もそれなりに重くなる可能性がある。

ただし、型を選べば家計の許容範囲に収まることも珍しくない。

死亡保険には大きく分けて「定期保険」「収入保障保険」「終身保険」の3つの型がある。それぞれ仕組みが異なり、同じ5000万円でも月額の水準がまったく違う。まずは型ごとの特徴と月額の目安を把握し、自分の状況に合いそうな候補を絞るところから始めよう。

保険の型月額目安(例)受取形向く目的注意点
定期保険4000円台〜一時金一定期間の大きな保障掛け捨て・更新で保険料上昇
収入保障保険定期の半分程度も年金形式生活費の補填受取総額が時間とともに減少
終身保険5万〜10万円前後一時金相続・葬儀費用保険料負担が重い
※月額は30歳男性・特定条件の公開例であり、年齢・性別・保険期間・払込条件等で変動する。同条件で比較しないと正確な判断はできない。

定期保険なら月4000円台〜の例

定期保険は「掛け捨て」で一定期間だけ保障を確保するタイプ。30歳男性が保険期間10年・死亡保険金5,000万円で契約した公開例では、月額4000円台からという数字が出ている。終身保険と比べると桁違いに安い。

ただし、この「4000円台」という数字はあくまで特定の条件下での例にすぎない。年齢が上がれば保険料も上がるし、保険期間を20年や65歳までに延ばせば月額も変わってくる。「自分の条件ではいくらになるか」を確認するには、見積りを取って比較する必要がある。

定期保険の強みは、必要な期間だけ大きな保障を安く確保できる点にある。子どもが独立するまでの15〜20年間だけ保障を厚くしたい、という場合には有力な選択肢になる。見積条件を揃えるには、保険料が決まる要因を先に把握しておく必要がある。

収入保障保険は総額が減る仕組み

収入保障保険は、万が一のときに「毎月○万円」という形で年金のように保険金を受け取れるタイプだ。定期保険との最大の違いは、時間が経つほど受取総額が減っていく設計にある。

たとえば契約直後に亡くなれば受取総額は大きいが、契約から10年経ってから亡くなると、残りの保険期間が短くなる分だけ受取総額も減る。この「総額が減る」設計のおかげで、同じ初期保障額でも平準定期保険の半分程度まで保険料を抑えられる場合がある。

毎月の生活費を補う目的には合理的だが、葬儀費用や住宅ローンの一括返済のように、まとまった一時金が必要なケースには適さないこともある。定期保険と組み合わせて使い分ける方法については、後の章で詳しく触れる。

終身保険は月5万〜10万前後も

終身保険は一生涯保障が続き、解約すれば返戻金が戻ってくる「貯蓄性」を持つタイプだ。ただし、5000万円という高額保障を終身保険で用意しようとすると、保険料負担はかなり重くなる。

30歳男性が5000万円の終身保険に加入した場合、終身払い(一生払い続ける)で月5万〜6万円、60歳払済(60歳までに払い終える)で月10万円前後という公開例がある。定期保険の月額4000円台と比べると、10倍以上の差になることもある。

終身保険が向くのは、「いつ亡くなっても確実に保険金を残したい」という目的がある場合。相続対策や葬儀費用の準備が典型例だ。子育て期間中の大きな保障を終身保険だけでまかなおうとすると、家計を圧迫しやすい。目的に応じて定期保険や収入保障保険と使い分けることを意識するとよい。

同じ型でも条件次第で保険料は大きく変わる。その要因を整理しておこう。

死亡保険5000万の保険料が決まる要因と見積条件の整理

保険料を正しく比較するには、「条件を固定する」ことが欠かせない。年齢、性別、保険期間、払込期間、特約の有無——これらの条件が1つでも異なると、月額の数字だけを見ても意味のある比較にならない。「A社は安い、B社は高い」と判断する前に、まず同じ土俵に揃えなければならない。

見積りを取るときに固定すべき主な条件を挙げる。

  • 契約年齢
  • 性別
  • 保険期間(何歳まで保障するか)
  • 払込期間(何歳まで保険料を払うか)
  • 保険金額
  • 付帯する特約の有無

これらを揃えたうえで複数社の見積りを並べれば、純粋な保険料差が見えてくる。以下では、各要因が保険料にどう影響するかを整理する。

年齢・性別・健康状態で変動する

保険料は契約時の年齢が上がるほど高くなる傾向がある。同じ保険期間10年・保険金額1,000万円の定期保険(2025年7月時点の公開例)で比較すると、男性の場合、30歳で月1,690円、40歳で月2,670円、50歳で月5,020円と、年齢が上がるにつれて保険料も上昇している。

性別によっても差が出る。同じ条件で女性の場合、30歳で月1,460円、40歳で月2,150円、50歳で月3,450円となり、男性より低い水準である。統計的に女性のほうが平均寿命が長いことが反映されている。

健康状態も保険料に影響する。喫煙の有無や健康診断の結果によって保険料率が変わる商品もある。見積りを取る際は、自分の健康状態が保険料にどう影響するかも確認しておきたい。

保険期間と払込期間で差が出る

保険期間とは「何歳まで(または何年間)保障が続くか」を指す。払込期間とは「何歳まで(または何年間)保険料を払い続けるか」を指す。この2つは同じこともあれば、異なる設定にすることもある。

一般的に、保険期間が長いほど保険料は高くなりやすい。「10年だけ保障」と「65歳まで保障」では、後者のほうが保険会社が保険金を支払うリスクが高まるため、その分だけ保険料も上がる。

保険期間を決めるときは、「いつまで大きな保障が必要か」を先に考える。子どもが独立する年齢、住宅ローンの完済時期、配偶者が年金を受け取り始める時期などを目安にすると、必要以上に長い期間を設定してしまう事故を防げる。具体的な絞り込み方は後の章で解説する。

払込回数(月払・年払)の考え方

保険料の払込回数には「月払」「半年払」「年払」などがある。一般的に、年払のほうが月払より総額が安くなるケースが多い。まとめて払うことで保険会社の事務コストが下がり、その分が割引に反映されるためだ。

ただし、見積りを比較するときは払込回数も揃えて比較しないと誤解が生まれる。「A社は月払で○円、B社は年払で△円」という比較では、どちらが本当に安いのか判断できない。同じ払込回数で揃えたうえで、総額または月額換算で比較しよう。

年払にすると家計の資金繰りに影響が出る場合もある。割引と家計の都合のバランスを考えて選べばよい。

特約・無解約返戻金型の影響

特約とは、主契約に追加できるオプション保障のことだ。たとえば「三大疾病で所定の状態になったら保険料が免除される」といった特約を付けると、その分だけ保険料が上がる。

特約を付けすぎると、本当に必要な保障が何なのかわかりにくくなり、保険料も膨らむ。まずは主契約で必要な保障を確保し、特約は本当に必要なものだけに絞るという考え方が基本になる。

「無解約返戻金型」という言葉を見かけることもある。これは解約したときの返戻金をなくす代わりに、保険料を抑えた設計を指す。掛け捨ての定期保険に多いタイプだ。貯蓄性を求めないなら、こうした型を選ぶことで保険料を下げられる可能性がある。

条件による違いがわかったところで、次は「そもそも5000万円が自分に必要なのか」を計算で確認していこう。

死亡保険5000万が必要かを計算して確認する

5000万円という保障額が過大なのか、それとも不足なのかは、自分で計算してみないとわからない。全国調査によると、2人以上世帯の普通死亡保険金は平均1,936万円という数字がある。5000万円はこの平均の2.5倍以上にあたる。平均より大きい保障を検討しているなら、なおさら「本当に必要か」を具体的な数字で確認しておくべきだ。

必要保障額は「将来の支出見込み」から「将来の収入見込み」を引いた「不足額」で考える。この不足額が、死亡保険で準備すべき金額の目安になる。

必要保障額は支出−収入で考える

必要保障額を計算する基本の式は次のとおりだ。

必要保障額 = 将来の支出見込み − 将来の収入見込み

支出として積み上げるのは主に次の4つ。

  • 遺族の生活費(配偶者が生涯生活するのに必要な費用)
  • 子どもの教育費(大学卒業までを想定するケースが多い)
  • 住居費(持ち家か賃貸か、団信の有無で変わる)
  • 葬儀・相続関連費用

一方、収入としてカウントできるのは次の4点。

  • 遺族年金(公的保障)
  • 配偶者の収入(働く場合)
  • 預貯金・その他の資産
  • 死亡退職金・弔慰金(勤務先の制度がある場合)

支出と収入をそれぞれ積み上げて差し引けば、不足額が見えてくる。この不足額を死亡保険で埋める——それが基本の考え方だ。

教育費・生活費をざっくり見積もる

生活費の目安として参考になるのが、総務省の家計調査だ。全国の2人以上世帯の平均消費支出は月約30.0万円(平均世帯人数2.88人)という数字がある。世帯主の年齢別に見ると、30〜39歳で約28.1万円(平均3.63人)、40〜49歳で約33.1万円(平均3.68人)となっている。

ただし、これはあくまで「平均」であり、自分の家庭の支出とは異なる可能性がある。世帯主が亡くなれば世帯人数が減るため、生活費は7〜8割程度で見積もるのが一般的だ。

教育費については、進路(公立か私立か、大学まで行くか)によって大きく変わる。ここでは詳細な数字を持ち合わせていないが、子ども1人あたり1,000万〜2,000万円程度を目安にすることが多い。自分の子どもの年齢と進路希望を踏まえ、ざっくり金額を置いてみよう。

収入に入れる公的保障(遺族年金)

会社員や公務員の配偶者が亡くなった場合、残された遺族は「遺族基礎年金」と「遺族厚生年金」を受け取れる可能性がある。自営業の場合は「遺族基礎年金」のみが対象になる。

遺族基礎年金(妻と子が受け取る場合)は、令和7年4月分から年額831,700円(1956年4月2日以後生まれの場合)。子の加算として、1人目・2人目はそれぞれ年額239,300円、3人目以降は年額79,800円が加わる。

たとえば妻と子ども2人の場合、遺族基礎年金は年額で831,700円+239,300円+239,300円=1,310,300円(月額換算で約10.9万円)となる。

遺族厚生年金は、亡くなった人の報酬比例部分の年金額に4分の3を掛けた金額が基本となる。収入によって金額が変わるため、ここでは個別の計算は省略する。目安として、会社員世帯で妻と子ども2人の場合、遺族基礎年金と遺族厚生年金を合わせて月額約15.5万円というめやすが示されている例もある(2025年度、一定の前提条件下)。

なお、遺族年金には受給要件があり、子の年齢や婚姻状況などによって受け取れるかどうかが変わる。また、年金額は毎年改定される可能性がある。最新の情報は日本年金機構の公式サイトで確認できる。

住居費は団信の有無で調整する

住宅ローンを組んでいる場合、「団体信用生命保険(団信)」に加入しているかどうかで必要保障額が大きく変わる。

団信に加入していれば、住宅ローンの契約者が亡くなったときにローン残高が保険金で完済される。つまり、住宅ローン分を死亡保険で別途用意する必要がなくなる。持ち家で団信に加入しているなら、住居費を必要保障額から差し引いて計算できる。

団信に加入していない場合や賃貸住まいの場合は、遺族の住居費を支出に含める必要がある。賃貸なら将来の家賃総額、団信なしの持ち家ならローン残高を見込む。

団信の加入状況は、住宅ローンの契約書類で確認できる。わからなければ金融機関に問い合わせればわかる。

ここまでで必要保障額の考え方を整理した。もし5000万円が必要だとわかった場合、次は保険料をどう抑えるかが課題になる。具体的な選び方と組み合わせを見ていこう。

死亡保険5000万の保険料を抑える選び方と組み合わせ

同じ5000万円の保障でも、選び方次第で保険料は大きく変わる。保険料を抑えるレバーは大きく3つある。「保険期間を必要な長さに絞る」「定期と収入保障を使い分ける」「複数社で比較する」——この順番で検討すると、ムダな保険料を払わずに済む可能性が高まる。

保障が必要な期間だけに絞る

保険期間は長くするほど保険料が上がりやすい。逆に言えば、本当に必要な期間だけに絞れば保険料を抑えられる。

「いつまで大きな保障が必要か」を判断する目安は次のとおりだ。

  • 子どもが独立するまで(大学卒業を22歳とすると、末子が22歳になるまで)
  • 住宅ローンが完済するまで(団信がない場合)
  • 配偶者が年金を受け取り始めるまで(65歳前後)

これらを総合して、最も保障が必要な期間を見極める。たとえば末子が22歳になるまであと15年なら、保険期間15年(または55歳満了など)で設計すれば、65歳満了よりも保険料を抑えられる可能性がある。

ただし、短くしすぎると保障が切れた後に困るリスクもある。更新型の場合は更新時に保険料が上がることも考慮して、総合的に判断しよう。

定期と収入保障を使い分ける

5000万円の保障をすべて1つの保険でまかなう必要はない。目的に応じて定期保険と収入保障保険を組み合わせる方法がある。

考え方の例としては次のような使い分けがある。

  • 葬儀費用や教育費の一括払いなど「一時金が必要な部分」→ 定期保険
  • 毎月の生活費の補填など「月々受け取りたい部分」→ 収入保障保険

収入保障保険は、時間が経つほど受取総額が減る設計のため、同じ初期保障額でも定期保険より保険料を抑えられる可能性がある。「半分程度まで抑えられる」という表現が使われることもある。

たとえば「一時金1500万円+月15万円×20年の収入保障」という組み合わせなら、初期保障額は約5100万円相当。すべてを定期保険でまかなうより保険料を抑えやすい。自分の必要保障額を「一時金」と「月々の生活費」に分解して考えてみよう。

年払・半年払も試して比較する

払込回数を変えると総額が変わることがある。一般的に、年払のほうが月払より割引されるケースが多い。

見積りを取るときは、月払と年払の両方を試してみて、総額でいくら差が出るかを確認しよう。ただし、年払にすると1回あたりの支払額が大きくなる。家計の資金繰りに影響しないかも確認しておこう。

比較するときは、払込回数以外の条件(年齢・性別・保険期間・保険金額・特約)もすべて揃える。条件がバラバラだと、どの要因で差が出ているのか判断できなくなる。

複数社の見積で保険料差を確認

同じ条件でも保険会社によって保険料に差がある。複数社の見積りを並べて比較することで、より有利な条件を見つけられる可能性がある。

比較するときに固定すべき条件を再確認しておこう。

  • 契約年齢(同じ年齢で比較)
  • 性別(同じ性別で比較)
  • 保険期間(同じ期間で比較)
  • 払込期間(同じ期間で比較)
  • 保険金額(同じ金額で比較)
  • 特約の有無(同じ条件で比較)

年齢が1歳違うだけでも保険料は変わる。先に示した例では、同じ10年定期・1,000万円でも、男性30歳で月1,690円、40歳で月2,670円、50歳で月5,020円と大きな差があった。条件を固定せずに「A社は安い」と判断してしまうと、後で後悔する原因になる。

複数社の見積りを取るのは手間がかかるが、保険料は何十年も払い続けるものだ。最初に時間をかけて比較する価値は十分にある。

保険料を抑える方法がわかったところで、最後に加入前に知っておきたい注意点を確認しておこう。

死亡保険5000万で後悔しない加入前の注意点まとめ

高額保障を申し込むと、通常の保険より手続きや審査で止まりやすいポイントがある。5000万円ともなると、ネット申込の上限を超えたり、追加書類を求められたりすることがある。申し込んでから気づいて慌てないよう、事前に注意点を押さえておきたい。

年収により保障額上限が変わることも

保険会社は、申込者の年収と保障額のバランスを見て引き受けの可否を判断することがある。年収に対して保障額が大きすぎると、「本当に必要なのか」「保険料を払い続けられるのか」という観点から審査が通りにくくなることがある。

5000万円という保障額は、ある程度の年収がある前提で設計されている。年収が基準に満たない場合、希望の保障額で契約できないこともある。事前に保険会社へ目安を確認しておけば、申込後に「通らなかった」と慌てずに済む。

健康診断の提出が必要になる場合

保険金額が一定額を超えると、通常の告知書だけでなく、健康診断の結果や医師の診査が必要になることがある。保険会社や商品によって基準は異なるが、高額保障ほど追加書類を求められやすい。

健康診断の結果を取り寄せたり、医師の診査を受けたりするには時間がかかる。急いで加入したい場合は、余裕を持ってスケジュールを組んでおこう。

ネット申込の金額制限に注意

保険会社によっては、ネットで契約できる死亡保険金額に上限を設けていることがある。上限の例としては2,000万〜3,000万円程度というケースがある。

5000万円の保障をネット完結で契約しようとすると、この上限に引っかかって申し込めない可能性がある。その場合は、対面(代理店や保険ショップ)や郵送での申込が必要になる。

「ネットで手軽に」と考えていた人は、高額保障の場合は対面も視野に入れておこう。対面では、保険料を抑える設計の相談ができるというメリットもある。

更新型は将来の保険料上昇も見る

定期保険には「更新型」と「全期型」がある。更新型は10年や15年といった短い期間で契約し、満了時に更新して保障を続けるタイプだ。更新時には、そのときの年齢で保険料が再計算されるため、更新後の保険料は高くなる。

「今の保険料は安いけど、10年後の更新で保険料が2倍になった」というケースもある。更新型を選ぶなら、将来の保険料上昇も含めてシミュレーションしておきたい。

全期型(たとえば65歳満了で保険料が一定)を選べば、更新による保険料上昇の心配はなくなる。ただし、当初の保険料は更新型より高くなる傾向がある。どちらを選ぶかは、総支払額と家計の状況を踏まえて判断しよう。

まとめ

死亡保険5000万円の月額は、保険の型と契約条件で数千円から10万円超まで幅がある。定期保険なら月4000円台からの例もあり、収入保障保険を組み合わせればさらに抑えられる。一方、終身保険では月5万〜10万円前後になることもあるため、目的に応じた型選びが欠かせない。

保険料を下げる鍵は「必要な期間に絞る」「定期と収入保障を使い分ける」「複数社で比較する」の3点。まずは自分の家庭の必要保障額を計算し、条件を揃えた見積りを取り寄せてみよう。迷ったら、保険に詳しいFPや保険ショップに相談するのも手だ。

FAQ

死亡保険5000万は共済と併用できる?

共済と民間の死亡保険を併用すること自体は可能だ。ただし、保障が重複すると保険料のムダになる可能性がある。併用する場合は、共済で足りない部分を民間保険で補うという考え方で設計すると合理的である。必要保障額(支出−収入の不足額)を計算したうえで、共済と民間保険の合計がその金額をカバーできているか確認しよう。

死亡保険5000万の保険金は請求からいつ受け取れる?

保険金の支払いまでの日数は、保険会社や書類の不備、調査の有無などによって変わる。一般的には、必要書類が揃ってから5営業日〜2週間程度で支払われることが多いが、確認に時間がかかるケースもある。万が一のときに慌てないよう、保険証券の保管場所と請求書類を事前に確認しておこう。

死亡保険5000万の保険金に相続税はかかる?

死亡保険金は、契約者・被保険者・受取人の関係によって課税の扱いが変わる。契約者と被保険者が同一で、受取人が配偶者や子の場合は相続税の対象になるが、「500万円×法定相続人の数」の非課税枠がある。詳しい計算や最新の税制は、国税庁の公式サイトか税理士に確認してほしい。

死亡保険5000万は夫婦どちらにかけるのが一般的?

一般的には、家計の主な稼ぎ手に大きな保障をかけるケースが多い。ただし、共働き世帯なら双方の収入がなくなったときの影響を考え、両方に保障を設定する選択肢もある。「どちらが亡くなった場合に、遺族の生活費がどれだけ不足するか」を計算してみると、どちらにいくらの保障が必要かが見えてくる。

死亡保険5000万の見直しタイミングはいつ?

見直しのタイミングとしては、「子どもが独立したとき」「住宅ローンを完済したとき」「配偶者が働き始めたとき」「収入が大きく変わったとき」などが挙げられる。これらの変化があると、必要保障額も変わる可能性が高い。5年ごと、あるいは大きなライフイベントのタイミングで必要保障額を再計算し、保障が過大や不足になっていないかチェックしておこう。

出典一覧

ほけんのコスパ「死亡保険5000万の保険料はいくら?」
https://hokencospa.jp/categories/life/columns/life-insurance-50million

オリックス生命保険株式会社「定期保険FineSave」
https://www.orixlife.co.jp/life/finesave/

公益財団法人 生命保険文化センター「2024年度 生命保険に関する全国実態調査(速報版)」プレスリリース
https://www.jili.or.jp/press/2024/9770.html

公益財団法人 生命保険文化センター「2024年度 生命保険に関する全国実態調査(速報版)」PDF
https://www.jili.or.jp/files/press/2024zennkoku_sokuhou.pdf

日本年金機構「遺族厚生年金(受給要件・対象者・年金額)」
https://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/seido/izokunenkin/jukyu-yoken/20150424.html

オリックス生命保険株式会社「収入保障保険Keep Up」
https://www.orixlife.co.jp/life/keep-up/

三菱UFJ銀行「もし夫が亡くなったら住宅ローンはどうなる?団信の保障を紹介」
https://www.bk.mufg.jp/column/loan/0009.html

執筆者

生命保険ナビ編集部は、「保障を無駄なく、安心を最大化する保険選び」を目的として、保険相談のおすすめ先保険相談のキャンペーンを紹介。読者がライフステージに応じて最適な保険設計ができるよう、公平かつ分かりやすい情報発信を心がけている。運営元のアドバイザーナビ株式会社は、IFAや保険代理店のアドバイザーと生活者をつなぐマッチングサービス「生命保険ナビ」を展開中。