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株式投資で資産一億円!現実的に可能なのかを徹底解説

この記事で解決できるお悩み
  • 株式投資で一億円を得ることは可能なのかを知りたい
  • 株式投資に必要な金額と時間についてしりたい
  • 投資リスクとその対策について知りたい

「お金持ち」というと、どのくらいの資産額をイメージするだろうか?

一般的に、大多数が「お金持ち」と判断する資産額が「一億円」ではないだろうか。

有名な野村総合研究所の調査である「純金融資産保有額の階層別にみた保有資産規模と世帯数」でも、純金融資産保有額「1億円以上5億円未満」が「富裕層」と分類されている。

野村総合研究所のニュースリリースによると日本の富裕層は149万世帯にものぼり、その富裕層の資産額が増加した要因は株式などの資産価格の上昇だとしている。

このように、富裕層を目指すためには資産運用が欠かせないものであるといえる。本記事では、株式投資で資産一億円を目指すことは現実的に可能なのかについて解説していきたい。

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目次

一億円を株式投資で稼ぐことは可能なのか

一億円を株式投資で稼ぐことは可能なのか わたしのIFAコラム

まずは、一億円を株式投資で稼ぐことは可能なのかについて、株式投資と資産形成の関係性から考えていこう。

株式投資による資産形成のメカニズム

株式投資による資産形成のメカニズムは、大きく「株式の所有」「株式市場の成長」「利益の享受」「資産の形成」の4つのステージに分かれる。

まず株式の保有だ。株式の保有は「個別株」と呼ばれる一企業の株を購入しても良いし、「投資信託」といって、プロが選定し運用する銘柄群を利用しても良い。

次に、株式市場の成長である。経済の成長や企業の利益増加により株価の上昇につながる。株価が上昇すれば、当然自身が保有する株式の時価評価額が上昇する。

株式市場の成長による効果が、利益の享受である。利益を直接的に享受する方法は2つであり、一つが時価評価額の上昇した株式を売却することによるキャビタルゲイン、もう一つが投資先の企業が、出した利益を株主に支払う配当利益である。

さらに、株式の保有により複利の効果が発生する。評価額が上昇し、利益が乗った保有株式は再投資され、ますます資産形成を促進するといった仕組みだ。

投資で一億円稼ぐための必要条件

一億円稼ぐためには、「元手」「運用方法」「リスクとリターン」の3つの要素が欠かせないだろう。この3つの掛け合わせで資産の増加率が決まる。

まず元手についてだが、当然元手が大きければ大きいほど一億円稼ぐのは容易になる。

次に運用方法である。運用方法には外貨預金、債券や株式投資、投資信託、不動産投資、FX、仮想通貨などさまざまな選択肢がある。

最後の要素がリスクとリターンだ。基本的にリスクとリターンは表裏一体であるため、元手が充分にあるのであれば、ローリスクローリターンで確実に資産を増やすのが良いだろうし、元手が少ない状態で一億円を目指すのであればある程度のリスクは許容せざるを得ない。

それに加えて、自分の現状からどのような計画で一億円を目指すかという戦略が必要になってくるだろう。

株式投資の成果事例と可能性

日本経済新聞の記事で、以前「30歳で資産一億円を超えた公務員」について紹介されていた。

失敗を経験した後に得た、若くして資産一億円を手にした手法は「成長性の高い中小型株への投資」である。

売上の伸び率とPER(株価収益率)を基に銘柄を選定し、分散投資が一般的な中、運用資産の大部分を3銘柄に集中することで一銘柄の値上がり益による資産増加効果を最大限にする戦略を取っている。

本業が安定した公務員であり、また年齢が若くリスク許容度が高いからこそ取れる戦略ではないだろうか。

このように、運用方法次第では30代で金融資産一億円超えの実現可能性もあるのが株式投資だ。

株式投資に必要な資金と時間の観点

株式投資に必要ない資金と時間の観点
わたしのIFAコラム

株式投資において、資金を投入する「額」と「期間」によっても資産形成の結果は大きく変わる。ここではその点について見ていきたい。

初期投資金額とその影響

自分の決定した運用方法で株式投資をするにあたって、最初に考えなければならないのが「どのくらいの額を初期投資するか」であろう。

初期から大きな金額を運用すれば資産形成の速度は加速するが、株式市場はさまざまな要因によって変化する。その中には誰にも予測できない不測の事態があるのは、近年のコロナ禍における株式の急落、いわゆる「コロナショック」でも知られるところだろう。

また、株式市場だけでなく、自身のライフステージによっても初期に投資できる金額は変わってくるだろう。年齢や家族の有無によるリスク許容度のほか、マイホーム購入などのこの先予想される大型出費も考慮しなければならない。

投資期間とリターンの関係性

株式投資においては、一般的に投資期間が長期にわたるほどリターンが大きくなる。

出典:金融庁 資産運用シミュレーション

上の図は、毎月10万円を利回り4%で30年積み立てた場合のシミュレーションである。グラフの黄色の部分が複利によって増えた額であり、年を追うごとに利益部分の割合が高くなっているのが一目瞭然だ。

利回り4%であれば、いわゆる「高配当株」と呼ばれる大企業の株でも充分狙える利回りであり、配当を再投資することで理論上はこのグラフの通り資産が増える効果が期待できる。

現在の保有資産が3,000万円と仮定すれば、30年で約7,000万円の資産が増え、合計で金融資産一億円の可能性が見えてくる。

定期的な見直しとその効果

自動積み立てで投資を行えば、放置していても自動的に運用が行われる。

しかし、その場合でも投資先の市場変化や、自身の収入、ライフステージ、そして資産額の変化により、最適な資産運用の形は常に変化していく。

そのため、投資先や資産における現金比率(資産を投資にあてる割合)について定期的な見直しが必要である。

例えば、初期投資額があまり多くなかったとしても、将来的にキャッシュフローに余力ができれば追加投資を行って資産形成を加速できるだろう。

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投資リスクとその対策

投資リスクとその対策 わたしのIFAコラム

もちろん投資によってかならず資産が増えるとは限らず、株式投資には資産に影響を与える多様なリスクがあることは事実だ。

ここでは株式投資における主なリスク要因とリスク管理について解説したい。

株式投資の主なリスク要因

株式投資におけるリスクとして、まず挙げられるのが株価変動リスクだ。個別企業の株を保有している場合において、新事業の成功などによる株価急騰の可能性がある反面、不祥事や強力な競合企業の登場による業績悪化などで株価が下がる可能性もある。

また、新たな規制などにより保有企業の業種全体の株価が落ち込む可能性もあるだろう。

株式取引は売却したい人と購入したい人が釣り合うところでないと成立しないため、売却したいときに購入したい人が少なければ、売却できない、あるいは損失が発生するといった流動性のリスクも考えられる。

日経平均やS&P500などの指標に連動するタイプの商品であれば株価変動リスクが少ないかというと、そうとは限らない。近年のコロナ禍のような世情による相場変動も起こり得るほか、外国の金融商品であれば為替の変動によるリスクもある。

リスク管理の基本的な手法

リスク管理で最も有効なのは、「分散」であろう。

まずは「資産クラス」の分散を考えたい。「アセットアロケーション」と呼ばれ、投資資金を株式、債券、不動産などに配分することを指す。

同じ株式の中でも、リスク許容度に合わせて低リスクの商品と高リスクの商品をバランスよく組み合わせたい。また、「地域」や「業種」も分散させたい。

それと同時に気を付けたいのが、現金比率である。投資資金の割合が高くなりすぎると、市場が打撃を受けた際や多額の現金が必要になった際に困ることになる。それを避けるには投資資金と現金資産の定期的なリバランスを行うと良い。

長期投資の視点から見たリスク対策

資産の分散のほかにリスク対策として行いたいのが、「投資時期」の分散である。

初期に多額の資金を投入した方が単純に考えると資産増加効果は高そうではあるが、その反面投資を行った直後に株式市場全体が冷え込むような事態が起きた場合には序盤で資金を大きく減らすことになる。

そのため、「ドルコスト平均法」と呼ばれる、投資時期を分散してリスクを低減する投資法が一般的だ。市場の変動を緩和することで長期的なリスクを分散し、最終的な資産形成へとつながる。

ほかにも、高配当の株式を保有し、都度定期的に配当金を受け取るというのも安心につながるだろう。

投資に関する専門的なアドバイスが必要な時

投資に関する専門的なアドバイスが必要な時 わたしのIFAコラム

元手の金額にもよるが、株式投資で一億円に到達するのは簡単ではないだろう。

そこでおすすめしたいのが専門家への相談である。

IFAに相談をする

「専門家に相談」というと、「販売ノルマがあるような、おすすめ商品を売りつけられる」といった不安がないだろうか?

その点IFAであれば、中立の立場から専門家の視点で最適なアドバイスを得られる。IFAは独立系ファイナンシャルアドバイザーと呼ばれ、特定の金融機関に属さないため中立的なアドバイスが可能だからだ。

多くの人は、野村證券や大和証券などの大手証券から独立した方なので、多くのノウハウを有している。

IFAと投資戦略の立案と評価を行う

再現性のある株式投資の成功戦略のためには、ある程度経験を積む必要があるだろう。しかし、その経験と知識を最初から与えられる機会があれば、一億円へのルートを短縮できる可能性が高くなる。

それができる一つの選択肢がIFAへの相談である。多額の資金を動かす前に、まずは専門家に投資について相談しアドバイスを受けた上での、投資戦略の立案を検討してみてはどうだろうか。

IFAと共に投資戦略を立案、実行した後はその結果についても相談できるため、定期的なポートフォリオの見直しにも役に立つだろう。

資産のバランスとリスク管理を行う

IFAによる継続的なサポートがあれば、ライフステージに合わせたリスク管理と適切な資産のリバランスも行える。

資産を一億円に増やすまでには長期的なスパンでの資産管理が必要だろう。自分に合ったIFAと共に富裕層を目指してみてはどうだろうか。

まとめ

まとめ わたしのIFAコラム

本記事では一億円の資産形成が可能か、必要な投資金額と時間、そしてリスク対策について考察した。株式投資には当然リスクもあるが、仕組みを理解することでリスクを抑えることができる場合もある。

投資や資産運用は複雑であり、疑問や不安が出てくることもあるだろう。そういった場合にはIFAに相談するのをお勧めする。

IFAはあなたの疑問や不安を解決してくれるだけでなく、運用に対するアドバイスを提供してくれるため継続的な資産運用に役立つはずだ。

現在、以下のボタンから「わたしのIFA」を活用し、IFAに無料相談に申し込むことができる。投資で失敗したくない方はぜひプロであるIFAの力を借りてほしい。

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※本コラムは情報提供を目的としたものであり、個別銘柄の推奨や、金融商品の紹介、周旋を行うものではございません。

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執筆者

2019年に野村證券出身のメンバーで創業。投資家とIFA(資産アドバイザー)とのマッチングサイト「わたしのIFA」を運営。「投資家が主語となる金融の世界を作る」をビジョンに掲げている。

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