ビットコインやアルトコインなどの仮想通貨投資の世界には、次の有名な言葉がある。
「底だと思える相場では、まだ下がる可能性があるのではないかと考えてみるべきだ。
反対に、まだ下がる可能性があると思えるのであれば、その場所が底の可能性がある。」
この言葉は、仮想通貨投資をする人の心を非常にうまく表現している。
簡単にいえば、「価格が下がると思っているときは上昇し、逆に、価格が上がると思っているときは、下降していくので、基本的には自分が思うような投資ができないので気をつけて」ということを表現している。
人間は失敗すればするほど、マイナスをプラスにするために投資に参加したくなる。
このような人間の傾向を知っておくだけでも、仮想通貨投資では大きく利益を残しやすくなる。
今回は、ビットコイン投資の強化書ということで仮想通貨の投資の仕方・増やし方についてわかりやすく解説していく。
仮想通貨投資は、買値・売値・損切値を決める
一般的に仮想通貨投資をする場合は、買値・売値・損切値を決めて取引することが非常に重要とされている。
まずは、買値・売値・損切値とは、いったいどのようなものなのか説明していく。
買値・売値・損切値とは?
まず、買値とは仮想通貨を買う値段のことである。そして、売値とは仮想通貨を売る値段のことだ。
損切値とは、損失の許容額のことである。
これらの3つの価格を決めておかないと自分が買うタイミングや売却するタイミングがわからず、しっかりと利益を残すことができなくなる。
また、仮想通貨による投資では、大きな損失を招きやすいため、事前に損切値を決めておくということが非常に重要なのだ。
仮想通貨は、非常に価格変動の大きい投資商品である。先程まで100万円だったものが、次の瞬間には97万円になることは頻繁に起きている。
そのため、大きな価格変動が生じるようなタイミングでは、臨機応変な対応が求められる。
仮想通貨投資で大きな利益を残すには?
ビットコインを100万円の価格で買った場合、利益を出すためには、100万円の価格帯よりも上回る必要がある。
しかし、自分の推測に反して価格が下がり続けることはよくあることだ。
その際、また100万円の価格に戻ってきて上昇するだろうと思っていると非常に大きな損失を招いてしまう可能性が高くなる。
そのような事態にならないように、最初から損切の価格を決めておけば、損失が大きく拡大する前に、利益を残すことができる。
これらの3つの金額については、自分が相場で養った感覚に従って決めて問題ない。
もし、問題があれば、その都度直していけばよいだろう。
仮想通貨投資をしていると早くお金を増やしたいという気持ちになるが、いかに損失を減らすかということが非常に重要である。
仮想通貨投資でレバレッジ取引をするのはあり?
仮想通貨取引を始めていると、多くの方がレバレッジ取引に関心を寄せる。
レバレッジ取引は、非常にリスクが高いといわれているが、この仕組みを利用する事はありなのだろうか。
この点について詳しく説明していく。
レバレッジ取引を利用すれば、目標を早く達成できる
仮想通貨投資において、レバレッジ取引を利用する最大の魅力は、原資となる金額が少額でも目標を早く達成しやすくなることである。
たとえば、10万円の原資をビットコインの現物取引だけで1000万円まで伸ばしていくというのは、非常に難しい目標設定となる。
しかしながら、レバレッジ取引の仕組みを利用すれば、10万円の資金があれば1000万円までの目標設定が実現しやすい数字となってくる。
もし、レバレッジ5倍で仮想通貨取引をする場合、10万円の投資資金であれば、50万円として利用できる。
資金が増えるスピードを5倍にすることができるが、投資の仕方を誤った場合は、5倍の速度で減っていくため、しっかりと注意しなければいけない。
レバレッジ取引を利用するタイミングとは?
レバレッジ取引は、非常にリスクの高い取引方法であるが、どのようなタイミングに利用することがベストなのだろうか。
レバレッジ取引は、毎日利用するべきではない。
使うべきは、年に数回だけ訪れる非常にお金を稼ぎやすいタイミングである。
長く相場を見続けていると、どのタイミングでエントリーしても、価格が上昇を続けてどれだけでも稼げてしまうタイミングがあるのだ。
そのようなタイミングが訪れたら、レバレッジ取引の仕組みを利用して大きく利益を伸ばしていこう。
現物取引は、非常に安定性がある
仮想通貨投資において、現物取引がだめというわけではない。
現物取引は、レバレッジ取引ではないため、非常に安定性がある。
レバレッジ取引は、価格の推測が正解であれば、非常に利益を残すことができるが、間違っていれば、想像以上に早く原資が減ってしまう。
一方で、現物取引であれば、原子が大きければレバレッジ取引のように原子を増やすことができるが、少なければなかなか目標金額を達成できない。
そういった時に、レバレッジ取引を利用すると少額だった原子が大きく増えやすくなるため、選択肢のひとつとして、ぜひ知っておいてほしい。
仮想通貨への投資を始めるなら国内取引所を利用しよう!
仮想通貨について勉強していると、ビットコイン以外の仮想通貨、つまりアルトコインへの投資にも関心がでてくるだろう。
その結果、国内取引所ではなく、海外取引所を利用してみたいと思うはずだ。
もし、そのように感じているのなら、国内取引所の利用になれてから利用することをおすすめする。
国内取引所の利用をおすすめする理由
仮想通貨投資初心者にとって海外取引所を利用するというのは、異常に難易度が高い。
なぜなら、海外取引所では、日本語が使えなかったり、送金による問題が発生したりすることがあるからだ。
また、政府の法律による規制によって、まったく使えなくなってしまうこともある。
万が一、誰かにお金を盗まれてしまったとしても、すべて自己責任となってしまうため、非常にリスクが高いといえる。
実際に、数千万円を失っている方はたくさん存在する。
そのようなリスクに遭遇したくないのなら、国内取引所の利用をおすすめする。
アルトコイン投資は、国内取引所でもできる
そもそもの話であるが、アルトコインは、国内取引所で取引できることをご存知だろうか。
たとえば、代表的なアルトコインにリップルやイーサリアムなどがある。これらは、国内取引所で利用できるケースがほとんどである。
そのため、わざわざリスクの高い海外取引所を利用する必要はないだろう。
特に、仮想通貨投資を始めたばかりであれば、国内取引所での取引に慣れることに集中した方が良い。
ある程度操作に慣れてから、次のステップとして検討してみてはどうだろうか。
まとめ
仮想通貨は、市場動向によって推測できるような投資対象ではない。
どちらかといえば、何千何万というチャート形状を覚えて、次にどのような形状となるのかを推測し、エントリーすることで利益を残す投資手法である。
そのため、時間があればすべてチャートチェックに費やすほどの集中力がなければ、利益を残すことは難しい。
もし、仮想通貨投資を始めたいということであれば、「わたしのIFA」に相談をしてはいかがだろうか。
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