1. ホーム
  2. 資産運用・資産管理
  3. 【6億円の資産運用先5選】ウォーレンバフェットに学ぶ投資のポイント3つ

【6億円の資産運用先5選】ウォーレンバフェットに学ぶ投資のポイント3つ

この記事で解決できるお悩み
  • 投資についての基本的な知識を学びたい
  • 長期的な視野で投資先を選びたい
  • ウォーレンバフェットが行っている投資手法を知りたい

6億円で資産運用をする場合、かなり幅広い選択肢から運用先を選ぶことができる。その中でも投資といえば、まず「株式投資」というイメージが強いのではないだろうか。

後述するがパフォーマンス面でも株式投資の投資効率が良いというデータも出ている。

ただ株式投資は初心者には難しいのではないだろうか、と悩む人は多い。そこで億単位での運用時に参考にしたいのが、投資の神様と呼ばれるウォーレン・バフェットの投資方法だ。

本記事ではウォーレン・バフェットの投資方法と6億円の具体的な運用先をわかりやすく紹介している。

資産運用のおすすめの相談先

わたしのIFA  おすすめ!

アドバイザーナビ社が運営する自分に合った資産運用の相談相手を無料で探せるマッチングサービス。日経新聞、東洋経済など有名メディアに度々取り上げられている。

目次

投資効率で最も良いのは株式

【6億円の資産運用先5選】ウォーレンバフェットに学ぶ投資のポイント3つ わたしのIFAコラム

様々な資産運用方法があるが、その中で最も投資効率が良いのは「株式」だ。過去200年において資金の増加率を比較したデータによれば、最もパフォーマンスが良かったのは株式というデータが発表されている。

短期債券と10年以上の長期債券、株式、金、米ドルの過去200年ごとの増加率を調査している。1ドルの価値がどこまで上昇しているのかを表しており、それぞれの結果は以下の通りだ。

1ドルが200年後、いくらまで上昇したか

  • 株式:70万4,997ドル
  • 長期国債:1,778ドル
  • 短期国債:281ドル
  • 金:4.52ドル
  • 現金:0.05ドル

1ドル100円で1ドル分の株式を保有していた場合、2002年には7,000万円まで増加したことが示されている。過去の結果でなので未来の確証はないものの「200年で運用した際、最も成績が良かった」という事実があるのは、運用先を選ぶ上での有力な選択材料としての1つとなりうる。

ただしこれらのデータではまっすぐ上昇しているのではなく、部分的に下落しつつ長期間で見れば上昇している。そのため、このデータは長期投資を前提としていることだけは念頭においておこう。

ウォーレン・バフェットに学ぶ投資ポイント3つ

【6億円の資産運用先5選】ウォーレンバフェットに学ぶ投資のポイント3つ わたしのIFAコラム

ウォーレン・バフェットの最初の元手は約200万円から始まり、最終的には10兆円近くの資産を保有する世界屈指の資産家となった。そんな株式で、何億もの資産を築いたウォーレン・バフェットの投資方法のポイントを確認していこう。

長期投資

まず共通点として、長期投資前提の運用をメインとしている。長期投資前提であれば最もパフォーマンスが良いのが株式という前述したデータからもわかるように、バフェットの投資方法が理にかなっていることがお分かりいただけるのではないだろうか。

実際、バフェットはコカ・コーラの株を10年以上保有するなど、一貫して長期投資を行っている。

バリュー株投資

バリュー株とは将来的に価値が上がると予測される銘柄が、現状割安状態にあるものを指す。最終的に値上がりするであろう銘柄を見分け、割安な良いタイミングで購入するのがウォーレン・バフェット流の投資となる。

いくら良い株と分かっていても、上昇しきった段階で購入しても値上がり益などを期待することは難しい。そのため、価格が上がりきっておらず、割安なのに長期的に成長していくであろう企業の株式を保有することを重視しているのだ。

具体的にバフェットのような運用をするには、以下のような指標を確認しながら「優良企業なのか」「現在は割安か割高なのか」を判断していくことが必要になる。

判断する指標

  • PER(株価収益率)
  • PBR(株価純資産倍率)
  • EPS(一株当たり純利益)
  • 配当性向
  • 自己資本比率

集中投資

バフェットは基本的に集中投資を行っている。投資の基本として分散投資を勧められることが多いため、意外に思った方も多いのではないだろうか。集中投資を選ぶ理由は、資金を分散しすぎるとリターンが少なくなってしまうからである。

さらに無駄な銘柄に投資することを防げるなどのメリットが存在している。ただし集中投資を初心者がいきなり行うのは、難易度が高いためおすすめはできない。

最初は分散投資を行いつつ、慣れてくれば商品ごとのパフォーマンスやポートフォリオとの相性を確認し、必要ないと判断すれば資産配分を偏らせていく方向で考えておくのが望ましい。慣れてくれば適切な銘柄に絞って厳選された銘柄に投資することで、リターンを狙うような戦略も取れるということを念頭に置いておこう。

資産運用のおすすめの相談先

わたしのIFA  おすすめ!

アドバイザーナビ社が運営する自分に合った資産運用の相談相手を無料で探せるマッチングサービス。日経新聞、東洋経済など有名メディアに度々取り上げられている。

6億円の資産運用先5選

【6億円の資産運用先5選】ウォーレンバフェットに学ぶ投資のポイント3つ わたしのIFAコラム

では6億円の資産運用先を5つほど紹介していく。

日本株

株式に投資する際、まず選択肢に入れられるのが日本株だ。日常生活で目にする企業の株を購入できるため、馴染みがあり、とっつきやすいというメリットがある。

日本の中でも、配当金の利回りが高い銘柄は以下の通りだ。

高配当銘柄

  • 商船三井:16.59%
  • 郵船:16.58%
  • 乾汽船:8.94%
  • ユナイテド海:8.77%
  • 三井松島HD:8.32%

日本取引所グループが発表する2022年10月の株式平均利回りは2.23%であるので、上位はかなり高配当であることがお分かりいただけるのではないだろうか。

配当以外にもクオカードや企業商品の詰め合わせ、商品券などの優待も用意しているところが多い。資産運用をしながら配当金を得つつ、優待を活用して出費を減らせるという一石二鳥のメリットがある。

1株から購入できるものもあるが基本は100株単位での購入なので、株価1万円以上のオリエンタルランドやソニーなどは売買単位が数百万円規模になるので注意をしておこう。

米国株

日本株よりも高配当銘柄が多く、購入単位も1株から可能という特徴がある。実際、バフェットが投資している銘柄は米国株が多い。世界的にも有名なAppleやMicrosoft、Meta、teslaなどへ投資することが可能だ。

ただ米国株を購入する際、日本円から米ドルへの為替手数料も必要となるので、取引コストが高めになるので注意をしておこう。

全世界株式

投資信託会社(ファンド)が提供しているもので、日本や米国も含めかなり幅広い国の株式を組み合わせた銘柄へ投資できる。全世界株式に投資する場合は、投資信託の全世界株式(オールカントリー)という名称の銘柄を選ぶことになるので覚えておこう。

株式の中の全世界株式の構成銘柄は以下のように異なる。

  • 日本、米国を除いたもの
  • 日本のみ除いたもの
  • 日本、先進国、新興国に分けて投資したもの

上記以外にも、かなり幅広い銘柄ごとに多種多様な組み合わせとなっている。全世界株式は分散に特化しており、1つの国だけではなく日本や新興国、先進国へバランスよく投資することができる。

先進国の安定性を享受し、新興国の中で急成長が期待できる国へ投資が可能だ。取りこぼしなく、満遍なく投資をしたいという方におすすめの運用先となっている。

株価指数

1つの企業だけではなく、数百種類の企業の株価を一定の計算方法で算出した値のことだ。株価指数は、その国の株価の動向を代表して示す指標となる。

例えば日本であれば225銘柄を平均化した「日経平均株価」など以下のような株価指数が挙げられる。

株価指数の例

  • 日経平均株価(日経225)
  • 東証株価指数(TOPIX)
  • NYダウ
  • S&P 500
  • ナスダック総合指数(NASDAQ)
  • ドイツ株価指数(DAX)

これらの指数は数十から数百種類の銘柄で構成されている。つまり、株価指数に投資するということは、個別株に分散投資することと同義といえるのだ。その国の代表的な銘柄に投資できるというメリットもある。

株価指数へ投資する方法は、株価指数に変動した個別銘柄を購入したり、株価指数に連動することを目的としたインデックス型投資信託を選んだりすれば良い。

REIT

不動産投資信託と呼ばれるREITでは、間接的に不動産投資ができる。主に以下のような銘柄が挙げられる。

銘柄例

  • 星野リゾート・リート投資法人
  • 日本リート投資法人
  • 大和証券オフィス投資法人 

不動産メインの投資をプロに行ってもらい、分配金を受け取る仕組みだ。投資対象はオフィスや住居など幅広い投資先が用意されている。

利回り4%など高めであり、不動産を一括購入せずとも証券会社経由で数万円から簡単に購入ができるというメリットがある。

長期投資を意識して選ぶ

【6億円の資産運用先5選】ウォーレンバフェットに学ぶ投資のポイント3つ わたしのIFAコラム

ウォーレン・バフェットの運用ポイントは「長期投資・バリュー投資・集中投資」の3つがポイントとなる。初心者はまず、この中でも長期投資から真似するのがおすすめだ。

バリュー投資は企業分析などの細やかな知識が必要となり、集中投資の場合は慣れていないと一気に資産が減少するリスクも存在している。

6億円というまとまった資金で株式を運用する場合、まずは少額かつ長期投資を前提に銘柄を選定するのが望ましい。日本株、米国株、全世界株式、株価指数、REITなどのそれぞれの特徴を踏まえて、自分に合った銘柄や興味の湧いた銘柄から選んでみてはいかがだろうか。

しかし、具体的にどのような資産運用を行ったら良いか悩んでいる人も多いだろう。そのような方は、資産運用アドバイザーに相談をしてはいかがだろうか。プロの視点から資産運用の疑問を解決し、納得した上で資産運用を行おう。

現在、「わたしのIFA」では下記ボタンから申し込むと無料で資産運用の相談にのってくれる。

資産運用に関して、少しでも不安やお悩みがある方は、無料相談を申し込んでみてはいかがだろうか。

\あなたにあった資産運用アドバイザーを検索/
公式サイトを確認する

※本コラムは情報提供を目的としたものであり、個別銘柄の推奨や、金融商品の紹介、周旋を行うものではございません。

  • URLをコピーしました!

執筆者

2019年に野村證券出身のメンバーで創業。投資家とIFA(資産アドバイザー)とのマッチングサイト「わたしのIFA」を運営。「投資家が主語となる金融の世界を作る」をビジョンに掲げている。

目次