- 対面証券会社で取引するメリットとデメリットは?
- 対面証券会社での取引にはどのような商品があるか?
- 対面証券会社での取引をする前に注意するべき点は?
店舗を構え、顧客一人ひとりに担当者が付くのが対面証券会社の特徴です。
これから資産運用を始める方の中には、対面証券会社の利用を検討している方も多いでしょう。
そこでこの記事では、対面証券会社で取引するメリット・デメリットをお伝えしていきます。
対面証券会社で取引するメリット
対面証券会社で取引するメリットは様々ありますが、主なメリットは次の通りです。
- 担当者に情報提供してもらえる
- 様々な商品に投資できる
- ビジネスマッチング等の運用以外の様々なサービスを享受できる
それぞれ解説していきます。
担当者に情報提供してもらえる
対面証券会社で取引する代表的なメリットとしては、担当者に情報提供してもらえることが挙げられます。
対面証券会社ではそれぞれの顧客に担当者が付きます。
最新のマーケット動向や保有商品の先行きについて、プロの意見を頂戴することができます。
また、IPOや仕組債の募集など、個人投資家ではなかなかアクセスできない情報をいち早く共有してもらえるのも魅力です。
- 銘柄選定に迷っている場合
- ポートフォリオを見直したい場合
- 幅広い投資アイディアが欲しい場合
上記に該当する場合は、対面証券会社のサービスは役に立つと言えるでしょう。
様々な商品に投資できる
様々な商品に投資できる点も対面証券会社のメリットです。
対面証券会社では、次のような商品に投資することができます。
- 上場株式
- 債券
- 投資信託
- PO・IPO
ネット証券では扱っていない銘柄も数多くあるので、幅広い商品や銘柄に投資したい方は対面証券会社がおすすめです。
ビジネスマッチング等の運用以外の様々なサービスを享受できる
対面証券会社の担当者は、数多くの企業オーナーと付き合いがあります。
そのため、顧客紹介や提携先紹介などビジネスマッチングを受けることができます。
また、税務や相続などの各分野のプロフェッショナルも紹介してもらえます。
対面証券会社に頼めることは幅広いので、資産運用以外に悩みも丸ごと解決してもらいたい場合は、対面証券会社と取引するメリットは大きいでしょう。
対面証券会社と取引するデメリット
次に、対面証券会社と取引するデメリットをお伝えしていきます。
- 取引コストが高い
- ある程度の資金が必要
- 手数料目当ての営業を受ける可能性がある
それぞれ見ていきましょう。
取引コストが高い
対面証券会社を利用する大きなデメリットとして、取引コストの高さが挙げられます。
今では売買手数料がほとんどかからないネット証券や、手数料の融通が効くIFAなどのサービスが普及しており、対面証券会社のコストの高さは一層浮き彫りとなってしまいました。
取引コストに見合ったサービスを享受できているかどうかを確認する必要があります。
ある程度の資金が必要
対面証券会社と取引するには、最低でも1,000万円ほどの資金を用意しておく必要があります。
厳密には、数万円ほどでも対面証券会社で取引することはできます。
しかし、担当者の情報提供へのモチベーションや手数料水準を考慮すると、やはり1,000万円ほど資金を預けないとしっかりとしたサービスを享受できない可能性があります。
手数料目当ての営業を受ける可能性がある
対面証券会社と取引していると、手数料目当ての営業を受ける場合があります。
マーケットの動向や保有銘柄との関係を考慮されず、営業員都合の商品を提案してくることがあります。
証券会社も営利企業なので仕方のない部分はありますが、顧客が付き合わされて損をしていい理由には当然なり得ません。
対面証券会社と取引する場合は、担当者の営業姿勢に注意する必要があるでしょう。
まとめ
今回は対面証券と取引するメリット・デメリットをお伝えしました。
担当者が付くことや幅広い商品に投資できるメリットがある一方で、取引コストの高さや手数料営業を受ける可能性などのデメリットがあります。
今では取引コストがほとんど発生しないネット証券や、手数料営業を受けることなく証券会社と同等のサービスを享受できるIFAが普及しています。
まとまった資金を運用したい方は、ネット証券やIFAを考慮した上で、取引する証券会社を選択すると良いでしょう。
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