みずほ銀行カードローンの借入方法は？流れや返済方法・即日融資を受けるポイントなどを紹介

みずほ銀行カードローンの利用を考えている人のなかには、借入方法について知りたい人もいるだろう。

初めてカードローンを利用する場合には、公式サイトを見ても欲しい情報がどこにあるかわからないケースもあるはずだ。

そこで本記事では、みずほ銀行カードローンの借入方法について解説する。

流れ・返済方法などもあわせて紹介するので、参考にして欲しい。

みずほ銀行カードローンの借入方法は？

みずほ銀行カードローンを利用した場合の借入方法は、主に以下の2通り用意されている。

それぞれの借入方法にはメリット・デメリットがあるため、詳細に解説していく。

みずほダイレクトでの借入

みずほダイレクトでの借入方法はアプリ・インターネットバンキングの2種類だ。

メリット・デメリットについては以下のとおりである。

メリット	デメリット
24時間借入可能場所を問わない 手数料無料	みずほダイレクト（インターネットバンキング）への事前登録が必要

基本的に24時間借入可能だが、アプリ版のみずほダイレクトは以下の時間帯においてメンテナンスを行うため、利用できない。

ただし、Webサイトでのサービスは対象外である。

上記の時間帯に借入を行う場合はアプリではなく、Webサイトを利用すると良いだろう。

原則24時間手数料無料で借入可能な点は、利便性が高いといえる。

ただし、利用する際には事前にみずほダイレクト（インターネットバンキング）への登録が必要である。

メリットが多いサービスのため、近くにみずほ銀行のATMがない場合はみずほダイレクトにも登録しておこう。

ATMでの借入

ATMでの借入も可能である。

利用可能なATMは提携金融機関が多いため、近くに対象の金融機関があれば利便性が高いといえるだろう。

また、条件を満たせば手数料無料で利用できるなどのメリットもある。

詳しい内容については後述するので、そちらを参考にして欲しい。

みずほ銀行カードローンの限度額について詳しく知りたい方はこちら

みずほ銀行カードローンでの借入の流れ

みずほダイレクトでの借入はWebサイトとアプリの2通りがあり、公式サイトで公表されている手順はWebサイトのものとなる。

Webサイト版のみずほダイレクトを利用した借入の手順は以下のとおりである。

それぞれの手順におけるポイント・注意点などを解説するので、参考にして欲しい。

みずほダイレクトにログイン

まずは、Webサイト版のみずほダイレクトにログインする。

この時、すでに新規登録が行われていることが前提となる。

この時、注意すべきことがある。

それは、みずほ銀行カードローンの利用・契約完了と同時に、みずほダイレクトへの登録が自動で行われないことだ。

利用する際には事前登録が必要になるので注意して欲しい。

「カードローン」から「お借り入れ」を選択

ログインするとメインメニューのページが表示される。

このなかから「ローン」を選択しよう。

トップページには「カードローン」「住宅ローン」などの取引ページへ誘導するリンクやカードローン申込なども表示される。

借入を行う際は「カードローン取引」をクリックしよう。

次に、カードローン取引に関するトップページが表示される。

残高照会・借入・返済の項目が表示されるので、借入を選択して「次へ」をクリックしよう。

借入口座・入金口座を選択

カードローン借入のトップページでは以下の項目が表示される。

「借入口座」では、利用しているカードローン口座を選択しよう。

「入金口座」については複数登録している場合は、入金したい口座を選ぶと良い。

誤りがないか確認したうえで、入金口座選択欄に表示されている「次へ」をクリックする。

借入金額を入力、確認

借入金額を入力する欄が表示されるので、ここに希望の金額を入力しよう。

なお、数字は半角数字のみ入力可能だ。

この画面では、カードローン口座情報と入金口座情報も表示される。

特に入金口座については、選択間違いがないかここでも確認しておくと良いだろう。

金額・借入口座・入金口座ともに誤りがないことを確認したら、ページの下に表示されている「次へ」をクリックする。

この時、借入内容の確認画面が表示される。

その際、第2暗証番号の入力が必要になるので注意して欲しい。

借入金額・借入口座・入金口座の再確認が完了したら、第2暗証番号を入力して「借入実行」をクリックする。

第2暗証番号とは振込・振替・投資信託取引などの取引を行う際に必要となる番号で、ご利用カードで確認が可能だ。

ご利用カードはアプリ版・紙カード版の2種類あるが、それぞれの第2暗証番号の確認方法は以下のとおりである。

利用カード	確認方法
アプリ版 （ログアウト状態）	スマートフォンのホーム画面に表示されている みずほダイレクトアプリのアイコンを長押し「第2暗証番号発行」をタップ アプリパスワードの入力・生体認証を実施 第2暗証番号が発行・表示される
アプリ版 （ログイン状態）	アプリを起動・ログイン 最下段の「お客様メニュー」をタップ 「第2暗証番号」をタップ 第2暗証番号が発行・表示される
紙カード版	利用カードの「お客様番号」の下に記載されている

アプリ版の第2暗証番号は一定条件で変更されるため、必ずしもいつも同じ番号が表示されるとは限らない。

なお、紙カードが見当たらない場合はヘルプデスク（0120-3242-99）へ連絡・インターネット・みずほ銀行店舗で手続きをしよう。

みずほ銀行カードローンの増額審査についての詳しい解説はこちら。

借入完了を確認

借入が完了すると、受付番号が表示される。これは問い合わせの際に必要になる番号だ。

「入金口座に入金されない」「申込時とは異なる金額が入金されている」などの問い合わせが必要になるかもしれない。

どのような事象で問い合わせが必要になるかわからないので、申込金額の振込が入金口座に確認できるまでは番号を保存しておくと良いだろう。

みずほ銀行カードローンは学生でも借りられるかについての詳しい解説はこちら。

みずほ銀行カードローンのATMでの借入の流れ

みずほ銀行カードローンは、ATMを利用した借入も可能だ。

ただし、ATMの場合はどのようなカードを利用するかによって流れが異なる。

ここでは、ATMで利用できるカードとそれぞれの利用方法について見ていこう。

2種類のカードのいずれかを利用するみずほ銀行カードローンの借入をATMで行う場合、利用できるカードは主に以下の2通り用意されている。

どちらのカードを希望するかは、カードローン申込時に選択可能だ。

何枚もカードを持ちたくない場合は、キャッシュカード兼用型カードを選択すると良いだろう。

なお、みずほ銀行カードローンは普通預金口座の開設が必須だ。

すでに口座を保有している場合は、キャッシュカードへのカードローン機能付与も可能である。

ちなみに、キャッシュカード兼用型とカードローン専用型の切替も可能だ。

その際は、取引店・カードローン専用ダイヤルへの申し出が必要なので覚えておくと良いだろう。

キャッシュカード兼用型カードを利用する場合

キャッシュカード兼用型カードを利用する場合、カードローン機能を付加すればそのままカードローン口座から借入ができる。

兼用型カードでの借入を行う場合は、インターネット・店舗・電話のいずれかで申込を行う。

店舗や電話だけでなく、インターネットからも申込可能な点が利便性の高い特長となっている。

なお、審査・契約が完了すればすぐに借入が可能だ。

ATMで借入を行う際は、引き出し・カードローンのいずれかのボタンを押して取引を開始しよう。

カードローン専用型カードを利用する場合

普通預金口座とは別に管理したいという場合には、カードローン専用型を選ぶと良いだろう。

ただし、申込方法は店舗・電話のいずれかである。

インターネットからの申込には対応していないので注意して欲しい。

また、専用型を選択した場合は審査・契約が完了してからカードが発行されて郵送されてくる。

カード到着までは借入ができない点も覚えておこう。

ATMでの借入方法についてはキャッシュ兼用型同様に、引き出し・カードローンのいずれかのボタンを押せば取引可能とあんる。

みずほ銀行カードローンの借り方についての詳しい解説はこちら。

みずほ銀行カードローンで借入に利用できるATMは？

借入に利用できる主なATMは以下の通りだ。

ATMの種類	金融機関名	手数料の有無
自社	みずほ銀行	条件を満たせば無料
コンビニ	イーネット	条件を満たせば無料
コンビニ	セブン銀行	必要
コンビニ	ローソン銀行	必要
提携金融機関	三井住友銀行	必要
提携金融機関	りそな銀行	必要
提携金融機関	埼玉りそな銀行	必要
提携金融機関	ゆうちょ銀行	必要
提携金融機関	イオン銀行	必要

上記以外にも地方銀行などがあり、利用できるATMは提携金融機関も含めるとかなり多い。

ただし、その大半は手数料が必要になるので覚えておくと良いだろう。

手数料については後述するので、そちらを参考にして欲しい。

みずほ銀行カードローンのATMでの借入の注意点

ATMを利用して借入を行う際には、以下の点に注意したほうが良いだろう。

それぞれの注意点について解説するので、参考にして欲しい。

手数料がかかる

ATMを利用して借入を行うと、手数料がかかる場合がある。

主な手数料がかかるATMは以下の通りだ。

みずほ銀行カードローンの借入可能な提携金融機関は多いため、利用できるATMも豊富である。

しかし、手数料がかかる点に注意して欲しい。

なお、手数料がかからないATMもあり、それは以下の2つとなる。

ATM	利用回数
みずほ銀行	無制限
イーネット	月3回まで

ただし、いずれのATMも手数料無料で利用するためには以下の条件を満たす必要がある。

なお、みずほ銀行は上記の条件を満たせば回数無制限で手数料0円だが、イーネットは月3回までの制限付きなので注意して欲しい。

一度に取引できる紙幣の枚数や金額に上限がある

ATMは一般的に取引できる紙幣の枚数・金額に上限が設定されている。

例えばみずほ銀行ATMの場合は以下の通りだ。

キャッシュカードの種類	利用ATMの種類	ATMの基準限度額
生体認証情報済みICキャッシュカード	生体認証対応ATM	100万円
生体認証情報済みICキャッシュカード	ICキャッシュカード対応ATM ICキャッシュカードに対応していないATM	50万円
ICキャッシュカード	生体認証対応ATM ICキャッシュカード対応ATM ICキャッシュカードに対応していないATM	50万円
磁気ストライプカード	生体認証対応ATM ICキャッシュカード対応ATM ICキャッシュカードに対応していないATM	50万円

なお、手続きにより原則0〜200万円まで変更可能である。

ただし、ATMで取引できる金額などは金融機関によって異なるため、全ての銀行が上記の限りではない。

上記の一覧表はみずほ銀行ATMの場合なので間違えないで欲しい。

また、条件さえ満たせば月3回まで手数料無料で利用可能なイーネットの場合、1回の取引で出金可能な金額は20万円までだ。

ATMを利用して借入を行う際は、必ず事前に利用を考えている金融機関のATMの限度額を確認しよう。

利用時間帯が限られる

ATMはすべて24時間利用できるわけではない。

例えば、みずほ銀行のATMの場合、利用できる時間帯は以下の通りだ。

曜日	利用可能時間
月曜日	7:00～24:00
火～金曜日	終日
土曜日 （第2・3・5）	0:00～22:00
土曜日 （第1・4）	0:00～3:00、5:00～22:00
日曜日	8:00～21:00

また、イーネット・ローソン銀行・セブン銀行のコンビニATMについても見てみよう。

曜日	利用可能時間
月曜日	終日
火～金曜日	終日
土曜日 （第2・3・5）	0:00～22:00
土曜日 （第1・4）	0:00～3:00、5:00～22:00
日曜日	8:00～24:00

提携金融機関のATMについては、利用する前にインターネットなどで事前に調べておくことをおすすめする。

定期メンテナンスで停止する時間がある

ATMでは、定期的に点検作業が行われる。

金融機関によってメンテナンスのタイミングは異なるので、日にち・曜日などは一概にいえない。

なお、みずほ銀行ATMの定期点検については「システムメンテナンスに伴う一部サービス停止のお知らせ」で、事前に告知される。

コンビニ・提携金融機関のATMについても同様に、それぞれの公式サイトにて事前告知が行われる。

利用前に確認しておこう。

みずほ銀行カードローンの最低返済額はいくら？

みずほ銀行カードローンの最低返済額は、原則2,000円である。

前月10日時点での利用残高が2,000円未満の場合は利用残高の全額が返済額となる。

ただし、前月10日までの利用残高が多ければ多いほど、返済額は高くなるので注意が必要だ。

公式サイトでは返済金額シミュレーションが公開されている。

借入金額・返済月数・金利を入力すれば、毎月の返済金額が表示されるのだ。

申込の手続きを行う前に、シミュレーションで確かめておくと良いだろう。

みずほ銀行カードローン シミュレーションについての詳しい解説はこちら

みずほ銀行カードローンで最短融資を受けるポイント

みずほ銀行カードローンで最短融資を受けるためには、以下のようなポイントを重視することをおすすめする。

ポイント	理由
インターネットで申込	最短当日に審査結果を回答
みずほ銀行の預金口座を事前開設	インターネット申込はキャッシュカード兼用型のみが対象
本人確認書類を用意しておく	一般的に審査は本人確認の提出をもって開始される
いつでも電話に出られるようにしておく	審査時、みずほ銀行・保証会社から申込内容についての確認連絡がある可能性がある

みずほ銀行カードローンの申込方法は、インターネット・店舗・電話の3通りだ。

このうち、最短当日に審査結果が回答されるのはインターネットのみとなる。

店舗・電話で申込をした場合は、翌々営業日以降の回答になる。

少しでも早く利用したい場合は、インターネット申込をしよう。

ただし、インターネット申込はキャッシュカード兼用型のみが対象である。

そのため、先にみずほ銀行の預金口座を開設しておいたほうが良い。

なお、審査時にみずほ銀行・保証会社から申込内容についての確認連絡が電話で行われる可能性がある。

連絡が取れない場合は融資が遅れるどころか、申込そのものを取り下げられる可能性があるので注意して欲しい。

みずほ銀行カードローンの即日についての詳しい解説はこちら。

みずほ銀行カードローンの申込時の提出書類

みずほ銀行カードローンに申込をする際、提出を求められる書類がある。

事前に用意しておくことで、手続きがスムーズに進むだろう。

主な提出書類は以下の通りだ。

それぞれの書類について解説するので、参考にして欲しい。

本人確認書類

カードローン申込時には、必ず本人確認書類の提出が求められる。

みずほ銀行カードローンで本人確認書類として有効なものは以下の通りだ。

本人確認書類の種類	注意事項
運転免許証	変更事項がある場合は両面
運転経歴証明書	変更事項がある場合は両面 2012年3月31日以前発行分の取扱不可
パスポート	写真および住所のページ
各種健康保険証	被保険者および被扶養者のページ
印鑑証明書	3か月以内の発行分に限る
住民票	3か月以内の発行分に限る
特別永住者 証明書	変更事項がある場合は両面 外国人登録証明書は一定期間、特別永住者証明書とみなす
在留カード	変更事項がある場合は両面
住民基本台帳 カード	変更事項がある場合は両面

本人確認書類は「氏名」「住所」「生年月日」の3つが記載されているものに限る。

また、外国人の場合は永住許可を受けていることが確認できる書類の提出が必要だ。

場合によっては収入証明書の提出

カードローン申込時、希望限度額を50万円以下にすると、提出書類は原則本人確認書類のみで良い。

しかし、50万円を超える希望限度額で申込をした場合には、本人確認書類とは別に収入証明書の提出が求められる。

ただし、申込の内容・条件によっては50万円未満でも年収が確認できる書類の提出が求められる場合もある。

逆もまた然りなので注意しよう。

収入証明書は直近の源泉徴収票などが必要

みずほ銀行カードローン申込時、利用限度額を50万円以上にすると、年収が確認できる書類のコピーが必要になる。

みずほ銀行カードローンが認める年収が確認できる書類のコピーは以下の4種類のみだ。

これ以外の書類は、年収が確認できるものとして認められていないので注意して欲しい。

なお、個人事業主・会社経営者の場合は「住民税決定通知書」「課税証明書」「納税証明書」のいずれかに限る。

みずほ銀行カードローンは専業主婦でも借りられるかについての詳しい解説はこちら。

自分に合ったみずほ銀行カードローンの借入方法を見つけよう

本記事では、みずほ銀行カードローンの借入方法について解説した。

提携金融機関の種類が多い点から、借入時に利用できるATMは多い。

ただし、手数料が無料になるATMは少ないので注意したほうが良いだろう。

一方、みずほダイレクトを利用すれば24時間手数料無料で利用できる。

ただし、みずほダイレクトへの事前登録が必要だ。

借入方法は複数用意されているが、それぞれメリット・デメリットがある。

この点も理解したうえで、借入を行って欲しい。