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プラチナカードの年会費はいくらかかる?プラチナカードを作成するメリットを解説

この記事で解決できるお悩み
  • プラチナカードの年会費がいくらか知りたい
  • プラチナカードを作成するメリット・デメリットが知りたい
  • プラチナカードを持つための年収要件が知りたい

ハイステータスなクレジットカードとして、プラチナカードに憧れを持つ人も多いのではないだろうか。

しかし、「年会費が高い印象がある」「特典を使いこなせないと損してしまうのでは?」とプラチナカードに対する不安や疑問が次々に浮かんでくることだろう。

そこで本記事では、プラチナカードの年会費に焦点を当て、年会費の支払いとポイントの関係性からプラチナカードの位置付け、そしてプラチナカードの所持率や作成がおすすめな人まで詳しく解説していく。

プラチナカードのメリットおよびデメリットについても言及しているため、作成を迷っている方は、この記事の内容をもとに検討してほしい。

目次

年会費の支払いとポイントの関係性

年会費の支払いとポイントの関係性 クレジットカードナビ

プラチナカードの年会費は一般的に高額となるが、年会費とポイントの関係性についても把握しておきたい。

ここでは、以下3点について解説していく。

  • プラチナカードの年会費
  • 年会費はポイントで支払えるのか
  • 年会費の支払いはポイント付与の対象となるのか

それぞれ見ていこう。

プラチナカードの年会費

プラチナカードにはさまざまな種類があり、それぞれのカードが持つ特徴などに応じて年会費にも違いがある。

実際に7種類のプラチナカードの年会費を比較してみたい。

カード名称年会費
(税込)
TRUST CLUB プラチナマスターカード3,300円
楽天プレミアムカード11,000円
三菱UFJカード・アメリカン・エキスプレス・カード22,000円
JCBプラチナ27,500円
JALカード プラチナ34,100円
三井住友カード プラチナ55,000円
プラチナ・カード®︎165,000円

上記の表を見ると、プラチナカードという同じグレードであっても、年会費にばらつきがあることがわかるだろう。

年会費に差が出る要因としては、主に利用できるサービスの充実度や利用限度額の大きさなどが挙げられる。

年会費だけをみて決めるのではなく、それぞれのプラチナカードの特徴を把握した上で作成するカードを選択するようにしよう。

年会費はポイントで支払えるのか

「普段のカード利用で貯まったポイントを年会費の支払いに充てたい」と考える人もいるのではないだろうか。

結論からいうと、多くのプラチナカードは年会費をポイントで支払うことが可能だ。

実際にポイントで年会費を支払うためには、貯まったポイントを各クレジットカード会社のポイント交換ページやスマートフォンアプリなどから「カード利用代金の支払い」に充てる手続きが必要となる。

上記の手続きを年会費の支払いがあった月の引き落とし前に行うことで、ポイントで支払えるという仕組みだ。

ただ、貯まったポイントをカード利用代金の支払いに充てる場合、他のギフトカードなどに交換する場合と比較して、交換レートが低くなることもある。

例えば、Amazonギフトカードに交換するときは1ポイント=5円、カード利用代金に充てるときは1ポイント=4円などといったケースだ。

そのため、ポイントを交換する前に、他の商品との交換レートを比較しておこう。

年会費の支払いはポイント付与の対象となるのか

残念ながら、多くのプラチナカードは年会費の支払いをポイント付与の対象外項目としている。

また、年会費以外にも各種ICカードへのチャージなどもポイント付与の対象外となっているケースが多い。

ポイント付与の対象外項目は、クレジットカード会社ごとに異なるため、あらかじめ確認しておくことをおすすめする。

プラチナカードの位置付けとメリット・デメリット

プラチナカードの位置付けとメリット・デメリット クレジットカードナビ

プラチナカードはハイステータスなクレジットカードであるが、その位置付けについて今一度整理していきたい。

ここでは、クレジットカードの全グレードにおけるプラチナカードの位置付けに加えて、プラチナカードにおけるメリット・デメリットについて解説していく。

プラチナカードの位置付け

クレジットカードは、具体的に以下4つのグレードに分けられる。

  • 一般カード
  • ゴールドカード
  • プラチナカード
  • ブラックカード

一般カードのグレードが最も低く、ブラックカードのグレードが最も高くなる。

そして、グレードが高くなるにつれ、年会費が高額になりサービスも充実していく傾向にある。

ただ、中にはブラックカードのラインナップがないものも存在し、その場合はプラチナカードが最もグレードが高いクレジットカードとなるのだ。

これが、プラチナカードがハイステータスなクレジットカードといわれる所以である。

プラチナカードのメリット

プラチナカードのメリットとして挙げられるのは、主に以下の6つだ。

プラチナカードのメリット
  • プライオリティ・パス
  • コンシェルジュサービス
  • 旅行傷害保険の充実
  • お得なグルメサービス
  • ゴルフ場の予約サービス
  • 宿泊施設における優待

ゴールドカード以上のグレードのクレジットカードを所持している場合、国内における主要空港のラウンジは無料で利用できるケースが多い。

しかし、プラチナカードの特典である「プライオリティ・パス」は、国内だけでなく海外も含め1,500を超える空港ラウンジ等を無料で利用できるのだ。

これは、旅行や出張などで空港を利用する機会が多い方にとって、非常に魅力的なメリットであるといえるだろう。

また「コンシェルジュサービス」を利用できるのもプラチナカードの大きなメリットだ。

コンシェルジュサービスは「自分専属の秘書がいる」ようなもので、24時間365日いつでも対応してくれる。

「来週出張で沖縄に行くので、そのチケットと宿泊先を手配してほしい」「来月家族とレストランで食事をしたいが、予算一人10,000円くらいでおすすめなレストランを紹介してくれないか」といった幅広い要望に対応してもらえるのは嬉しいポイントだ。

加えて、旅行傷害保険が充実しているのもメリットの一つだ。具体的に、JCBプラチナとJCBゴールドの旅行傷害保険の補償内容を比較してみたい。

海外旅行傷害保険

JCBプラチナJCBゴールド
ケガによる死亡・
後遺障害
最高1億円最高1億円
ケガにおける治療費用1,000万円限度300万円限度
病気における治療費用1,000万円限度300万円限度
賠償責任1億円限度1億円限度
携行品損害100万円限度50万円限度
救援者費用等1,000万円限度400万円限度
※1事故あたり3,000円の自己負担が発生する(すべて利用付帯)

国内旅行傷害保険※1

JCBプラチナJCBゴールド
死亡・後遺障害時最高1億円最高5,000万円
入院日額※25,000円5,000円
手術費用※2入院日額×10倍・20倍・40倍
(手術内容によって変動)
入院日額×10倍・20倍・40倍
(手術内容によって変動)
通院日額※22,000円2,000円
※1 ケガによるもののみを補償し、病気によるものは補償されない
※2 事故日から8日目以降の入院・手術・通院が対象(すべて利用付帯)

最大60,500円キャッシュバック

最大26,000円キャッシュバック

上記を見ると、JCBプラチナの方が補償金額が大きいことがわかるだろう。

補償が充実しているため、旅行先でケガなどをしても安心して治療を受けられるのが魅力といえる。

さらに、対象レストランのコース料理を2名以上で予約すると1名分のコース料金が無料になる「グルメサービス」や全国のゴルフ場における予約代行をしてくれるサービス、対象の宿泊施設での宿泊料金の割引といった嬉しいサービスが勢揃いだ。

ここで挙げたメリットはあくまでも一部である。他にもさまざまな特典などが用意されており、プラチナカードを作成するメリットは計り知れない。

プラチナカードのデメリット

プラチナカードにはたくさんのメリットがある一方で、もちろんデメリットも存在する。

デメリットとして挙げられるのは、主に以下の2つだ。

  • 年会費が高い
  • 特典を使いこなせないと損をしてしまう可能性がある

まず挙げられるのが年会費が高い点だろう。

先述したとおり、プラチナカードの年会費は種類によってさまざまであるが、一般カードやゴールドカードと比較すると高くなる。

また、プラチナカードには数多くの特典が用意されているが、それらの特典を使いこなせなければ損をしてしまう可能性があるのはデメリットといえる。

これらのデメリットを踏まえながら、プラチナカードの作成を検討してほしい。

プラチナカードの普及とアクセシビリティ

プラチナカードの普及とアクセシビリティ クレジットカードナビ

ここでは、プラチナカードの所持率と所持するための年収要件について解説する。

プラチナカードの所持率

プラチナカードの所持率は低く、1〜2%ほどといわれている。認知度はそれほど低くないにもかかわらず、これほど所持率が低いというのは、やはりプラチナカードの敷居が高いことを表しているのだろう。

反対にいえば、プラチナカードを持っているのは社会的にも信用度が高い人だけであるということが伺える。

プラチナカードを持つための年収要件

ハイステータスなクレジットカードであるプラチナカードを所持するために、年収要件があるのではないかと気になっている方もいるのではないだろうか。

しかし、実際にはプラチナカードを発行する各クレジットカード会社ともに、具体的な年収要件は明示していない。

申し込みの要件はクレジットカード会社やクレジットカードの種類に応じて違いはあるものの、一般的に「満25歳以上で、安定した継続収入がある方(学生を除く)」といった要件しか出されていないのだ。

また、プラチナカードの入会審査にあたっては、信用情報や属性情報が見られることとなる。

信用情報とは、他社での各種ローンの契約状況や毎月の支払い状況などを記録した個人情報のことをいう。

もし、支払い遅延などを繰り返していた場合は、その情報も記録されているため、「返済能力が低い」とみなされて審査に不利になる点は注意が必要だ。

一方の属性情報とは、家族構成や勤務先、居住形態(賃貸なのか持ち家なのか)などに関するものをいう。

勤務先や勤続年数なども審査においては重要な情報となる。嘘偽りなく正確な情報を申告することが大切だ。

クレジットカードの審査の際には、年収だけでなく、これらの情報も総合的に踏まえた上で結果が出る。

そのため、年収300万円だから審査に絶対落ちる、年収1,000万円超えているから問題ない、といったことはない。

年収はあくまでも「審査における一つの情報」にすぎないのだ。

プラチナカードの作成がおすすめな人

プラチナカードの作成がおすすめな人 クレジットカードナビ

プラチナカードの作成がおすすめなのは、以下にあてはまる人だ。

プラチナカードの作成がおすすめな人
  • 旅行や出張をする機会が多い人
  • グルメ好きな人
  • ゴルフ好きな人

それぞれ理由を解説していく。

旅行や出張をする機会が多い人

旅行や出張をする機会が多い人は、プラチナカードの作成がおすすめだ。

先述したとおり、プラチナカードでは国内外の1,500カ所以上の空港ラウンジを無料で利用できる「プライオリティ・パス」の特典があるだけでなく、旅行傷害保険も充実した補償内容となっている。

また、出張や旅行の際のチケットや宿泊先の手配においては「コンシェルジュサービス」を活用することで、自身の手間を省くことが可能だ。

プラチナカードの種類によっては、国内の有名な宿泊施設や海外の豪華ホテルにお得に宿泊できるサービスもある。

自身が利用したいサービスが用意されているプラチナカードを選ぶためにも、複数のプラチナカードを比較して検討しよう。

グルメ好きな人

プラチナカードは、グルメ好きな人にうってつけのクレジットカードといえる。

なぜなら、対象のレストランのコース料理を2名以上で予約すると、1名分のコース料金が無料となるグルメサービスが用意されているからだ。

それだけでなく、コンシェルジュサービスを通して、通常であれば予約の難しい会員制のレストランなどが予約できる場合もある。

上質なレストランなどをお得に楽しみたいのであれば、プラチナカードの作成がおすすめだ。

ゴルフをする人

ゴルフをする人にもプラチナカードの作成をおすすめしたい。

ゴルフをしていれば、名門のゴルフ場でプレーすることに憧れを持つこともあるだろう。

しかし、名門ゴルフ場では会員資格を持たないいわゆる「ビジター」の予約は受け付けていないケースもある。

しかし、プラチナカードを持っていれば、コンシェルジュサービスなどを通して予約することが可能なのだ。

予約困難な名門ゴルフ場でプレーするために、プラチナカードを作成するのも一つの手だろう。

まとめ

まとめ クレジットカードナビ

本記事では、プラチナカードの年会費に焦点を当て、年会費の支払いとポイントの関係性からプラチナカードの位置付け、そしてプラチナカードの所持率や作成がおすすめな人まで解説した。

プラチナカードはブラックカードに次ぐハイステータスなクレジットカードである。

しかし、種類によって年会費が異なり、それに伴ってサービスにも差が出てくる。

また、プラチナカードにはたくさんのメリットがあるものの、デメリットもあるため、どちらもしっかりと把握した上で作成の要否を検討してほしい。

一般的に高額となるプラチナカードの年会費だが、充実した特典などを有効に活用できれば十分に採算が取れるだけでなく、あなたの生活をより豊かなものへと導いてくれるはずだ。

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また、下記記事ではおすすめのプラチナカードについて紹介しているのでそちらも参考にしてみよう。

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