- Oliveフレキシブルペイの学生の利用可能枠が知りたい
- 学生がOliveフレキシブルペイを持つメリットが知りたい
- 利用時の注意点を押さえたい
Oliveフレキシブルペイは学生でも利用可能だ。
ただ、利用可能枠がいくらなのか気になる方も多いだろう。
そこで本記事では、Oliveフレキシブルペイの学生会員における利用可能枠から学生がOliveフレキシブルペイを持つメリット、学生がクレジットカードを利用する際に気をつけるべきことまで解説していく。
ぜひ最後まで読んで、本記事の内容を役立ててほしい。
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Oliveフレキシブルペイの学生の限度額とは?
ここでは、Oliveフレキシブルペイの基本情報や学生会員における利用可能枠、そして利用可能枠の増額可否について解説する。
Oliveフレキシブルペイの基本情報
Oliveフレキシブルペイとは、Oliveアカウント(三井住友銀行の口座)を開設することによって発行されるカードだ。
「キャッシュカード」「クレジットカード」「デビットカード」「ポイントカード」の4役を1枚で果たすという、従来では両立し得なかった機能を有している。
また支払方法は「クレジットモード」「デビットモード」「ポイント払いモード」の3種類の中から柔軟に選択でき、それぞれの支払方法におけるポイント還元率は以下のとおりだ。
クレジットモード | デビットモード | ポイント払いモード |
---|---|---|
0.5%※ | 0.25% |
そして、Oliveフレキシブルペイには、一般・ゴールド・プラチナプリファードの3つのランクが存在する。
申し込みおよびクレジットモードの利用には、以下のとおり年齢要件が定められている。
一般 | ゴールド | プラチナプリファード | |
---|---|---|---|
申し込み | 制限なし | 18歳以上 | |
クレジットモードの利用 | 18歳以上 | 20歳以上 |
上記の年齢要件を満たさない場合や審査結果によっては、クレジットモードを利用できないケースも発生する。
そのようなときでも、ランクに応じた年会費の支払い※が必要となるため注意してほしい。※一般ランク:永年無料、ゴールドランク:5,500円(税込)、プラチナプリファードランク:33,000円(税込)
なお、このカードはあくまでも「個人」の利用者を対象としている。
法人口座や屋号付き口座といった事業用口座では申し込めない点は覚えておこう。
Oliveフレキシブルペイの学生の利用可能枠
Oliveフレキシブルペイのクレジットモードを学生が利用する際の利用可能枠についての説明は、公式サイトに掲載されていない。そのため、商品説明書内にある5万〜100万のいずれかが適用されると考えるべきだ。出典:「商品説明書」
ただ、他のクレジットカードと比較することで利用可能枠がどれくらいになるか推測することはできる。
そこで、学生向けのカードである「学生専用ライフカード」「楽天カードアカデミー」の利用可能枠と比較していきたい。
Oliveフレキシブルペイ | 学生専用ライフカード | 楽天カードアカデミー |
---|---|---|
5万〜100万(推定) | 30万円 | 30万円 |
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これらのカードから、高くても上限額は30万円程度になると考えるべきだろう。
なお、デビットモードの利用枠の初期設定は50万円となっている。
ただし、15歳未満の学生会員の場合は0円で設定されているため、利用にあたっては利用枠の増額が必要だ。
利用可能枠は増額できるのか
学生であっても利用可能枠は増額でき、「一時的な引き上げ」もしくは「継続的な引き上げ」から選択できる。
一時的に利用額が大きくなることが想定できている場合は、一時的な引き上げを申し込むことがおすすめだ。
引き上げられるのは最長3ヶ月で、1万円単位での利用枠の増額が可能となる。
また、20歳未満でOliveフレキシブルペイを発行すると利用枠は10万円が上限となるが、20歳を超えて利用枠を30万円に引き上げたいというケースもあるはずだ。
そのようなときは、継続的な引き上げを申し込もう。
このときの増額は10万円単位となる。
なお、利用可能枠の引き上げは、一時的な引き上げか継続的な引き上げかで入力項目等が異なる。
それぞれの手続きの流れについて見ていこう。
- 三井住友カードの専用ページにアクセス
- 「一時的な引き上げ」の「お申し込みへ」を選択
- 画面をスクロールし「300万円以下の方」を選択
- Vpassにログインし、電話番号を入力してSMSもしくは電話にて本人確認を行う
- 希望の利用枠を入力し、引き上げ期間および利用目的を選択して「確認する」を選択
- 申し込み内容を確認し「申し込む」を選択
- 三井住友カードの専用ページにアクセス
- 「継続的な引き上げ」の「お申し込みへ」を選択
- 画面をスクロールし「お手続き」を選択
- Vpassにログインし、電話番号を入力してSMSもしくは電話にて本人確認を行う
- 表示される規約等の内容を確認し「同意する」を選択
- 希望の利用枠、年収、預貯金額(任意)などを入力し、居住形態や世帯主区分や家族構成などを選択して「確認する」を選択
- 申し込み内容を確認し「申し込む」を選択
一時的な増額であれば、最短で即時に引き上げられる。
一方で、継続的な増額の場合は引き上げまでに1週間から10日間かかる点は覚えておこう。
ただし、注意すべき点が2つある。
- 審査結果によっては増額できない
- カード入会から半年未満の場合は「継続的な引き上げ」の申し込みは不可
利用可能枠の引き上げにあたっては、改めて審査が行われることとなる。
そのため、審査結果によっては利用枠が増額されないケースもあるため注意しよう。
また「継続的な引き上げ」においては、カード入会から半年を経過していないと申し込めないため気をつけてほしい。
学生がOliveフレキシブルペイを持つメリット
学生がOliveフレキシブルペイを持つメリットとしては、主に以下の3つが挙げられる。
- 学生ポイントが利用できる
- 多額の現金を持ち歩かなくて良い
- 使いすぎを防止できる
それぞれ解説していく。
学生ポイントが利用できる
学生がOliveフレキシブルペイを持つ最大のメリットは「学生ポイント」が利用できる点にある。
学生ポイントとは、対象のサブスクや携帯利用料金の支払い、QRコード決済、分割払いを利用することでポイントが上乗せされる特典だ。
対象となるサービスの一例およびそれぞれ上乗せされるポイントは以下のとおりである。
対象のサービス | 上乗せされるポイント |
---|---|
U-NEXT | 最大+9.5% |
LINEモバイル | 最大+1.5% |
LINE Payのチャージ&ペイ | 最大+2.5% |
分割払い | 手数料全額 |
この特典は卒業予定年の12月まで利用できるため、存分に活用しよう。
ただ、この特典を利用する際は、以下2点に注意しなければならない。
- ひと月あたりに上乗せされるポイントには上限がある
- デビットモードやポイント払いモードでの支払いは対象外
ひと月あたりに上乗せされるポイントの上限は以下のとおりだ。
サブスク+携帯利用代金+QRコード決済 | 分割払い |
---|---|
30,000ポイント | 50,000ポイント |
また、対象となるサービスを利用していたとしても、デビットモードやポイント払いモードにて支払っていた場合は、学生ポイントは受け取れない。
学生ポイントの受け取りはあくまでも「クレジットモードでの支払い限定」となる点には注意が必要だ。
多額の現金を持ち歩かなくて良い
Oliveフレキシブルペイでは「クレジットモード」「デビットモード」「ポイント払いモード」の3つの支払方法が柔軟に選択できる。
そのため、多額の現金を持ち歩かなくて良くなるのはメリットの一つだ。
例えば、通学定期券を現金で購入するケースでは、数万円を持ち歩くことも考えられる。
しかし、Oliveフレキシブルペイを持っていれば、手元に現金がなくともカード決済によって通学定期券を購入できるのだ。
なお、支払方法は「三井住友銀行アプリ」もしくは「Vpassアプリ」にてすぐに変更できる。
「Vpassアプリ」での変更方法は以下のとおりだ。
- ホーム画面上部にあるカード名(例:Olive ゴールド)をタップ
- それぞれの支払いモードの枠内にある「支払いモードに設定」を右にスライド
状況に応じて使い分けよう。
使いすぎを防止できる
「三井住友銀行アプリ」もしくは「Vpassアプリ」で設定することで、あらかじめ指定した1ヶ月あたりの利用金額を超えると、リアルタイムで通知が来る。
例えば、ひと月の利用金額を20,000円に設定した場合は、利用金額の合計が20,000円を超えた時点で通知が来るということだ。
この機能があることによって、使いすぎに対する抑止力となる点はメリットといえるだろう。
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学生がOliveフレキシブルペイを利用する際の注意点
学生がクレジットカードを利用するにあたっては、利用枠の超過や無計画な利用など注意すべき点がいくつかある。
ここでは、以下3点について解説していく。
- 利用枠を超えた場合の対処法
- 無計画な利用を避けるためのアドバイス
- 家族カードの活用
それぞれ見ていこう。
利用枠を超えた場合の対処法
利用枠を超えた場合の対処法としては、以下の2つがある。
- 「一時的な引き上げ」または「継続的な引き上げ」を申し込む
- 利用金額の引落日まで待つ
まず対処法として挙げられるのが「利用枠の増額」だ。
現在設定されている利用枠を超えてしまったときは「一時的な引き上げ」または「継続的な引き上げ」を申し込もう。
ただし、審査結果によっては増額が認められないケースがある。
加えて「継続的な引き上げ」は、カード入会から半年未満であったり、すでに利用枠が上限に達していたりする場合は申し込めない点には注意しなければならない。
もし利用枠を増額できなかったときは、利用金額の引落日まで待とう。
引き落としが行われれば、その分利用枠が復活する。
無計画な利用を避けるためのアドバイス
カードやスマホを利用して決済を行うと、手元から現金がなくなるわけではないため「お金を使っている」という意識が薄れてしまうこともあるだろう。
そういった意識の薄れから、無計画に利用してしまうケースも多い。
無計画に利用してしまうと、収入が多くない学生の場合は、親に迷惑をかけてしまうこととなる。
それを避けるためにも、デビットモードの利用だけに制限しておくことがおすすめだ。
デビットモードであれば、利用した金額がその場で口座から引き落とされるため、口座に入金されている分しか利用できない。
1ヶ月あたりに利用する分だけを口座に入金しておくことで、必要以上にカード利用することを避けられるだろう。
家族カードの活用
学生に対しては、家族カードを活用するという方法も検討すべきだろう。
家族カードであれば、カード種類によっては本カード会員である親などがあらかじめ利用可能枠を設定できることもある。
さらに、家族カードの利用分は本カード会員の利用分と合算されて請求されるため、本カード会員はポイントがためやすくなるのだ。
家族カードの多くは18歳以上の方からしか申し込めないケースが多い。
Oliveフレキシブルペイの一般ランクであれば0歳から発行できるため、その点も踏まえてどちらが良いのかを検討しよう。
学生の限度額をしっかりと理解してOliveフレキシブルペイを上手に活用しよう
本記事では、Oliveフレキシブルペイの学生会員における利用可能枠から学生がOliveフレキシブルペイを持つメリット、学生がクレジットカードを利用する際に気をつけるべきことまで解説した。
Oliveフレキシブルペイのクレジットモードにおいては、20歳以上の学生であれば30万円が上限となる。
この金額は、他の学生向けクレジットカードと比較しても大きく変わらない。
また、学生がOliveフレキシブルペイを発行することで、学生ポイントが利用できたり、多額の現金を持ち歩かなくて良くなったりすることに加え、使いすぎを防止するための機能も備えられていることから、親としても安心して持たせられるはずだ。
ただ、クレジットカードは目に見えない部分でお金を支払っているため「お金を使っている」という意識が薄れてしまうことも考えられる。
そうなると、利用枠の超過といったケースを招きかねない。
そのような事態にならないようにするためにも、Oliveフレキシブルペイにおいてはデビットモードの利用に限定したり、他の家族カードを発行して利用可能枠を個別に設定したりといった対応策もあわせて検討することをおすすめする。
なお、クレジットカードの場合は18歳以上でないと作成できないが、Oliveフレキシブルペイの一般ランクであれば「デビットモード」「ポイント払いモード」の利用に限定されるものの、0歳から作成可能となる。
18歳未満の学生は、ぜひOliveフレキシブルペイの作成を選択肢の一つとしてほしい。
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Oliveフレキシブルペイ、学生、限度額に関するQ&A
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