VIASOカードの審査は甘い？初心者でも使えるのか

三菱UFJニコスが発行するVIASOカードはたまったポイントを自動でキャッシュバックしてもらえる点が大きな特徴だが、クレジットカードを発行する際に必要となる審査は厳しいのだろうか。

どれだけ興味があり発行を希望しても審査落ちしては意味がない。

そこで本記事ではVIASOカードの審査の難易度や結果が分かるまでの時間、審査落ちを防ぐ方法などを解説する。

VIASOカードの申し込み方法

VIASOカードはWebから気軽に申し込みが可能だ。ここではオンライン申し込みを前提に方法が流れを解説する。おもな流れとしては下記のとおりだ。

• 出典：三菱UFJニコス「オンライン入会申し込みの流れ」

必要情報の入力では名前や住所等の基本的な内容だけでなく、年収や勤務先等の個人情報も必要となる。

手続きを円滑に進めるためにも、たとえば会社員の場合は勤務先の会社概要や源泉徴収票などを準備しておくことをおすすめする。

本人確認書類はオンライン申し込みを行う場合2種類必要となる。運転免許証または運転経歴証明書を持っている場合は、それとは別にパスポートやマイナンバーカード、住民票の写し、健康保険証等が必要だ。

運転免許証等を持っていない場合は、マイナンバーカードと住民票の写し等の組み合わせで2種類必要である。

クレジットカードの利用には引き落とし先の銀行口座の登録が必要だが、書類での登録のほかにもオンラインで口座振替登録ができるものもある。

三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行等の大手メガバンクとよばれる金融機関以外にもゆうちょ銀行、住信SBIネット銀行、イオン銀行、auじぶん銀行等も対応している。

自分自身が普段利用している金融機関がオンライン口座振替サービスに対応していない場合は、少し時間がかかるが、書類で手続きを行う必要がある。

手続きが全て完了し、審査も通過するとカードが発行されて自宅などの手元に届けられる。

申し込みを行うと最短1日でカードが発行されるが、実際に手元に届くまで1週間から1ヶ月程度かかる可能性もあると考えて、時間に余裕を持って手続きを行うことをおすすめする。

• 出典：三菱UFJニコス「本人確認書類について」
• 出典：三菱UFJニコス「オンライン口座振替サービスの詳細」

VIASOカードの審査は甘い？

クレジットカードの発行申し込みを行う際に最も気になる内容の1つといっても過言ではないのが審査の内容や難易度である。自分は審査に通過できるのか、落ちることはないのかなど気になる人も多いかもしれない。

VIASOカードの本人会員の申込資格は「18歳以上でご本人または配偶者に安定した収入のある方、または18歳以上で学生の方（高校生を除く）」となっている。つまり下記のような条件を満たす人が対象となる。

大学生や専業主婦（夫）も申し込み可能で、収入の規模は特に問われていない。これらを総合的に考えると一般的には審査は厳しくないといえるだろう。

ただしVIASOカードを含めてクレジットカード各社は明確な審査基準を公表しているわけではない。本人会員の申込資格を満たすからといって必ず審査を通過できる保証はないので要注意だ。

VIASOカードの審査落ちを防ぐには？

比較的審査は厳しくないと考えられるが、それでも無条件で発行できるわけではなく場合によっては審査落ちする可能性もある。

さまざまな理由が考えられるが、今回は下記4点を中心にVIASOカードの審査落ちを防ぐにはどうすればいいのか、クレジットカードを申し込む際の注意点を解説する。

収入ゼロは避ける

クレジットカードを利用する以上、登録する銀行口座からの引き落としを避けることはできない。

これは極論だが、預貯金残高がゼロ円でもカード決済は可能だ。ただし引き落とし日に残高が不足していると決済ができずに未払い（滞納）となる。すると債務不履行となり、個人の信用情報に傷がつくおそれがある。

クレジットカード会社としても貸し倒れリスクはできる限り避けたいため、利用者に支払い能力があるかどうか確認している。

支払い能力に大きな問題がないことを示すためにも、学生や専業主婦（夫）の場合をのぞいて「収入ゼロ」は避けることをおすすめする。

「安定した収入のある方」と記載されているが、必ずしも正社員である必要はない。

パートやアルバイト、自営業等の場合でも長期的に働く意思があり、継続的に収入が確保できる見込みがあると判断されると審査に通りやすくなる。

特に必要なければキャッシング枠をゼロにする

クレジットカードにはATMなどで借金ができるキャッシング枠も存在する。

いざというときに現金を用意できる便利な制度だが、特に必要なければキャッシング枠はゼロにして利用しないことをおすすめする。

というのも手数料や利息がかかり、返済までの期間が長くなるほど支払金額が増えるおそれがあるからだ。

安易な利用で借金総額が増えると債務不履行リスクの拡大につながるおそれもあり、クレジットカード会社もキャッシング枠の利用については審査をしっかり行うことも考えられる。

そのため審査を通過しやすくする意味では、キャッシング枠やリボ払いの利用は避けたほうが良いかもしれない。

他社のクレジットカードで滞納等はないか確認する

万一クレジットカードの利用で未払いや滞納等が発生すると個人の信用情報に傷がつき、いわゆる「ブラック」になってしまう恐れもある。

信用情報がブラックになってしまうと、他の部分がどれだけ「ホワイト」でも新規でクレジットカードを発行できなくなる可能性が高いので注意しよう。

1度にクレジットカードを2枚以上申し込みしない

クレジットカード各社はそれぞれ新規入会者向けにさまざまなキャンペーンを展開していて、なかには入会して期間内に一定以上の金額を決済すると最大1万円相当の還元を受けられれることもある。

そのため、これらの特典を入手しようと1度に多くのクレジットカードの申し込みを行うケースもある。

ただし、1度に多くの申し込みを行うのは非常にリスクが高い。なぜなら「経済的に困窮しているからカードを何枚も発行しようとしているのではないか」と疑念を持たれる可能性があるためだ。

いまは経済的に困窮していない場合でも無計画な利用で資金の準備が行き届かず、登録口座から引き落としができなくなるかもしれない。VIASOカードを含めてクレジットカードの新規入会や発行を1度に2枚以上行うのは避けよう。

VIASOカードが初心者にもおすすめできる理由

VIASOカードは年会費無料のため、気軽に持てるメリットがあるが、いままでクレジットカードを作ったことがない初心者の場合もおすすめだ。

一般的に審査基準が厳しくないと考えられるのも理由の1つだが、クレジットカード会社が大手のため信頼しやすいのも無視できないポイントである。

三菱UFJニコスは三菱UFJフィナンシャルグループに属しており、セキュリティ体制も充実している。

クレジットカードを使ってみたいがセキュリティ面はしっかりしているのか、運営会社は本当に大丈夫なのかといった不安がある人ほど有力な選択肢の1つとなるだろう。

• 出典：三菱UFJニコス「三菱UFJニコスが選ばれる理由」

審査通過のコツを掴んだらさっそくVIASOカードを作成してみよう！

今回はVIASOカードの審査の難易度、初心者でも使いやすいのかを中心に解説した。

VIASOカードはでは現在新規入会キャンペーンが開催されており、入会3ヶ月後までに「会員専用WEBサービスのID登録」と「15万円以上のショッピング決済」を完了すると8,000円、登録型リボ「楽Pay」に登録すると2,000円キャッシュバックされる。

最大1万円相当の還元は他社でもあまり見かける機会はない。クレジットカードを初めて使う人はもちろん、すでに他社カードを使っている場合も積極的に活用してみてはいかがだろうか。