ANA VISA Suicaカードの特徴とポイント還元率は?マイルの貯め方も解説

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この記事で解決できるお悩み
  • ANA VISA Suicaカードの特徴が知りたい
  • ANA VISA Suicaカードのポイント還元率が知りたい
  • ANA VISA Suicaカードのマイルのお得な貯め方を知りたい

ANAカードにはANA VISA Suicaカード以外にもさまざまな種類があり、どのカードを選んだらよいか悩んでいる人もいるだろう。

ANA VISA SuicaカードもANAカードでSuicaと一体化したクレジットカードである。ANA VISA Suicaカードを申し込む理由やおすすめポイントは何だろうか。

この記事では、「ANA VISA Suicaカードをおすすめできるポイントを知りたい」「ANA VISA Suicaカードをおすすめできないポイントを教えてほしい」「ANA VISA Suicaカードの特徴を知りたい」と考えている人向けに、ANA VISA Suicaカードをおすすめできるポイントなどについて解説する。

目次

ANA VISA Suicaカードの基本情報

なぜANA VISA Suicaカードがおすすめなのか?その特徴を解説 クレジットカードナビ

まずは、ANA VISA Suicaカードの基本情報を確認しよう。

ANA VISA Suicaカードは交通系ICが付帯されたカードである。

スムーズに電車を乗降できたり、飛行機の利用でマイルを獲得できるなど、魅力的な特徴が多いカードだ。

ANA VISA Suicaカード 特徴

申込条件満18歳以上の方(高校生は除く)
年会費初年度年会費無料
2,200円(税込)
ポイント還元率0.50%~2.00%
国際ブランドVisa
対応電子マネーiD
Apple Pay
Google Pay
WAON
PiTaPaカード
交通系電子マネー
付帯保険海外旅行傷害保険
国内航空傷害保険
お買物安心保険
即日発行不可
発行スピード通常2~3週間

ANA VISA Suicaカードには、万一のときの補償として、旅行傷害保険やショッピング補償が付帯されている。

iD、ApplePay、GooglePay、PiTaPaなどの電子マネーが使え、希望すればETCカードを追加することも可能だ。年会費は初年度無料で、2年目以降は2,200円(税込)かかる。

ただ、継続時に1,000マイル、年会費割引を利用すれば、実質無料でカードを保有しつづけることができる。

また、ANA VISA Suicaカードに家族カードはない。

ANA VISA Suicaカードのおもな3つのメリット

ANA VISA Suicaカードのおもな3つのメリット クレジットカードナビ

ANA VISA Suicaカードにどのようなメリットがあるのだろうか。

ANA VISA Suicaカードのメリットがわかれば、申し込みやすくなる。ANA VISA Suicaカードのメリットについてまとめる。

ANA VISA Suicaカードのメリット①Suica一体型で便利

ANA VISA SuicaカードはSuica一体型のクレジットカードだ。スムーズに改札口を通過できるだけでなく、オートチャージで残高を気にする必要もない。

利便性の高さがANA VISA Suicaカードのメリットのひとつだ。

ANA VISA Suicaカードのメリット②Vポイントがたまる

日々の買い物でクレジットカード会社(三井住友カード)のポイントであるVポイントを獲得できる。

200円(税込)につき1ポイントがつくため、買い物でカードを使っていれば、いつのまにかまとまったポイントになっているだろう。

Vポイントは、1ポイント=1円で支払いに充てることもできる。

ポイントが付与される対象と時期

Vポイントはクレジットカードの利用などで獲得できる。ポイント付与の対象と期間は次のとおりだ。

Vポイント 付与対象と時期

ポイント付与付与時期
買い物1回払い支払い月
買い物2回払い初回支払い月
買い物分割払い初回支払い月
リボ払い初回支払い月
ボーナス一括払い利用案内月

なお、年会費、分割・リボ払い手数料、国民年金保険料支払い分、モバイルSuicaやApple PayのSuicaへのチャージ利用分、ANA Pay(タッチ払い)、PiTaPaカード利用分などはポイント付与の対象外となる。

ANA VISA Suicaカードのメリット③マイルがたまる

ANA VISA Suicaカードではマイルがたまる点もメリットだ。飛行機に乗る距離とクラスなどによって、獲得できるマイルは変わる。

またANA VISA Suicaカードは10%のボーナスマイルが上乗せされる。飛行機を利用する機会がある人はマイルをためやすい。

Vポイントをマイルに交換して獲得する方法

また、Vポイントをマイルに交換して、マイルとして活用する方法がある。自動移行サービス(通常コース)を利用すれば、自動的に「200円=1ポイント=1マイル」となる。

さらに、自動移行サービス(2倍コース)を選択すれば、自動的に「200円=1ポイント=2マイル」となる。ただし、2倍コースは、移行手数料として、年間6,600円(税込)かかる。

手数料よりも獲得できるマイルのほうが大きければ、2倍コースを選ぼう。

ANA VISA Suicaカード マイル獲得方法

自動移行サービス・通常コース自動移行サービス・2倍コース
日々の買い物200円=1ポイント⇒1マイル200円=1ポイント⇒2マイル
移行手数料無料6,600円(税込)/年

ANA VISA Suicaカードのメリット④旅行傷害保険が自動付帯されている

ANA VISA Suicaカードには、海外旅行傷害保険と国内旅行傷害保険が付帯されており、補償は旅行回数や航空会社を問わずに適用される。

旅行傷害保険の補償内容は、カードの種類によって異なるが、ANA VISA Suicaカードは一般カードに該当し、次のような補償内容を受けられる。

海外旅行傷害保険

補償内容保険金額
傷害による死亡1,000万円
傷害による後遺障害40~1,000万円
傷害・疾病治療費用
賠償責任
携行品損害
救援者費用100万円
(年間限度額)

国内旅行傷害保険 航空機搭乗中・飛行機構内のみ

補償内容保険金額
傷害による死亡1,000万円
傷害による後遺障害40~1,000万円
傷害入院日額
手術
傷害通院日額

国内旅行傷害保険は、海外旅行傷害保険とは異なり、航空機搭乗中・飛行機構内のみの補償となっている。

ちなみに、ゴールドカードやプラチナカードは、より充実した補償内容となっている。

ANA VISA Suicaカードのメリット⑤ショッピング補償が自動付帯されている

ショッピング補償は、クレジット決済で購入した商品が壊れたり、盗まれたりしたときに補償を受けられる。

補償額は、カード利用控や領収書に記載されている購入金額から自己負担額を差し引いた金額で、自己負担額は1事故につき3,000円となっている。

修理可能な場合は、修理金額か購入金額のいずれか低い金額から自己負担額を差し引く。なお、自転車や携帯電話、コンタクトレンズ、切手など補償の対象外となるものもある。

海外の利用や国内でのリボ・分割(3回以上)の支払いが対象で、事故日以降に「あとから分割」「あとからリボ」を利用すると対象外となる。

そのため、リボ払いや分割払いの手数料に保険料が含まれていると考え(実際に保険料を支払うわけではない)、1回払いではなく、リボ払いや分割払いを選択するのもよい。

特に補償の対象になっている比較的高価な商品を購入する場合に有効だ。

ANA VISA Suicaカードのおすすめポイント

ANA VISA Suicaカードおすすめポイント クレジットカードナビ

ANA VISA Suicaカードを申し込むかどうか迷っている人やクレジットカードを探している人向けに、ANA VISA Suicaカードのおすすめポイントやおすすめできないポイントをまとめる。

ANA VISA Suicaカードをおすすめできるポイント

ANA VISA Suicaカードは交通系IC一体型カードで、利用可能エリアで活用できる。

Suicaは首都圏エリアがメインで、PASMOエリア間の移動は可能だが、東海エリアや九州エリアへまたがった移動はできない。

電子マネーとしての利用も制限される場合がある。そのため、首都圏エリアに住んでいる人にとってはおすすめできるカードと言える。

年会費については、2年目以降に2,200円(税込)かかる。

しかし、年会費割引特典を活用すれば、年会費が826円(税込)となり、継続で贈呈される1,000ポイントを加味すれば、実質、年会費無料でカードを保有できる。

年会費割引特典を受けるためには、年1回以上リボ払い手数料を支払わなければならない。そのため、クレジットカードのリボ払いを使う予定の人にはおすすめのカードだ。

年会費負担を気にせず使い続けることができる。

またANAを利用する人はマイルをためられる。空の利用でマイル、陸の利用でポイントがたまるため、ANAを利用する人にとっては十分にカードを活用できるだろう。

ANA VISA Suicaカードの審査については下記記事を参考にしよう。

ANA VISA Suicaカードをおすすめできないポイント

一方、ANA VISA Suicaカードをおすすめできないポイントも紹介しておく。まず、リボ払いする機会がない人は、2年目以降に年会費がかかる。

継続ポイントで1,000ポイント贈呈されたとして、1,200円の負担となるため、人によっては高いと感じるかもしれない。

また、首都圏エリアに住んでいない人にとっては使いにくい。ポイントはたまりにくく、電子マネーが使えないエリアがあるなど、十分に活用できない。

ただし、首都圏エリア以外に住んでいる人は、ほかの交通系ICカードがあるので、選択肢は十分ある。

ANA VISA Suicaカードは交通系IC一体型カードであるため、飛行機と電車を使う人向けである。

おすすめのANA VISA Suicaカード以外の交通系ICカード

ANA VISA Suicaカード以外の交通系ICカード クレジットカードナビ

ANAカードには、Suica以外に、PASMO、nimoca、Kitaca、SUGOCAに対応したカードがある。

JR東日本エリア以外でも、全国相互利用のマークがあれば、Suicaは使えるが、各種手続きなど取り扱っていないサービスもある。利便性を考えて選ぶとよい。

交通系ICと一体化したANAカード

スクロールできます
カード名おもなエリアマイルとポイント
ANA VISA Suica
カード
首都圏エリアマイル
Vポイント
ANA To Me CARD PASMO JCB首都圏エリアマイル
Oki Dokiポイント
メトロポイント
ANA VISA nimoca カード九州エリア(福岡・大分・熊本・佐賀・長崎・宮崎)・山口・函館マイル
Vポイント
JRタワースクエアカード ANA Kitaca札幌周辺(苫小牧・小樽・岩三沢など)マイル
JRタワースクエアカードのポイント
JQ SUGOCA ANAJR九州(福岡・大分・熊本・佐賀・長崎・宮崎・鹿児島)マイル
JRキューポ
※PASMO対応のカードは複数ある。

Suica以外のANAカードをまとめると、エリアの違いはもちろん、獲得できるポイントの種類に違いがあることがわかる。

相互利用により異なるエリアでも全く使えないわけではないが、エリアが異なれば、ポイントはたまりにくくなる点に注意しよう。

ポイントをマイルに変換できる

交通系ICと一体になったANAカードをまとめたが、いずれもマイルと各種ポイントを獲得できる。

またANAカードであるため、相互交換も可能だ。ポイントはすべてマイルに変換して、マイルとして使う方法もあるだろう。

ポイントからマイルへの変換

カード名ポイント ⇒
マイル
ANA VISA Suica
カード
1 ⇒ 1
※通常コースの場合
ANA To Me CARD PASMO JCB1 ⇒ 1
※通常コースの場合
ANA VISA nimoca
カード
1 ⇒ 1
※通常コースの場合
JRタワースクエア
カード
ANA Kitaca
3,000 ⇒ 1,000
JQ SUGOCA ANA1,000 ⇒ 500
※「ANA VISA Suicaカード」「ANA To Me CARD PASMO JCB」「ANA VISA nimoca カード」では、コースを選べ、通常コースのほかに、マイルが倍になる2倍コースがある。

またマイルを各種ポイントに変換することもできる。交換できるパートナーは多いため、一部のみ紹介する。

マイルからポイントへの変換

パートナー
10,000マイルごとに10,000円分スタバカード/楽天Edy/メトロポイント/Suicaやnimocaへのチャージ/Tポイント/nanacoポイント/JRタワースクエアポイント/JRキューポ/ヤマダポイント など
10,000マイルごとに8,000円分楽天ポイント など

ANA VISA Suicaカードの申し込み方法

ANA VISA Suicaカードは、Webでの申し込みが可能だ。ANAカードか三井住友カードのサイトでANA VISA Suicaカードを選び、手続きを進める。指示に従って必要事項に入力するだけでよい。おおまかな申込方法は次のとおりだ。

ANA VISA Suicaカード 申込方法

1三井住友カードのサイトにアクセスする
※ANAカードのサイトから三井住友カードのサイトに飛ぶ
2「インターネットでお申し込み お手続きへ進む」を選ぶ
3個人情報の取り扱いに関する重要事項と会員規約・特約を確認する
4「同意のうえ、入力画面へ進む」を選ぶ
5「ご本人について」など必要事項を入力・確認する

なお、ANA VISA Suicaカードは、申し込んでから最短で3営業日で発行され、約1週間で自宅に届く。

ANA VISA Suicaカードは空と陸のダブルでおすすめ

ANA VISA Suicaカードは空と陸のダブルでお得 クレジットカードナビ

ANA VISA Suicaカードはマイルとポイントを獲得でき、マイルをポイントに、ポイントをマイルに変換することもできる。

フライトや日々の買い物で獲得したマイルやポイントを効率よくためられれば、カードを十分に活用できているといえるだろう。

ANA VISA Suicaカードを十分に活用するためには、この記事で紹介したマイルやポイントの仕組みを理解しておく必要がある。

特徴やメリットを確認できたら、カードを申し込んでみよう。

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