- ANA VISA ワイドゴールド カードの特徴を知りたい
- ANA VISA ワイドゴールド カードのメリットを知りたい
- ANA VISA ワイドゴールド カードとANA VISA Suica カードの違いを知りたい
ANAカードには、交通系IC一体型であるANA VISA Suica カードのほかに、ANA VISA ワイドゴールド カードもある。
ANA VISA ワイドゴールド カードは、「ワイド」であり「ゴールド」であることから、特徴や特典も充実している。ANA VISA Suica カードとどのような点で違うのだろうか。
この記事では、「ANA VISA ワイドゴールド カードの特徴を知りたい」「ANA VISA ワイドゴールド カードのメリットを教えてほしい」「ANA VISA Suica カードとの違いを知りたい」と考えている人向けに、ANA VISA ワイドゴールド カードの特徴やANA VISA Suica カードとの違いについて解説する。
ANA VISA Suicaカードにはゴールドカードがある?
ANA VISA Suica カード以外にもANAカードには7種類のゴールドカードがある。国際ブランドVISAのカードでは、「ANA VISAワイドゴールド カード」がある。
ANA VISAワイドゴールド カードの基本的な特徴について解説する。
ANA VISAワイドゴールド カードの特徴と位置づけ
ANAカードは、ランクが高いほど年会費は高くなるが、マイルをためやすい。
ANA VISAワイドゴールド カードは一般カードやANA VISA ワイドカードよりもランクが高く、ANA VISAプラチナ プレミアムカードよりも低い。
年会費は本会員が年間15,400円で、家族会員が4,400円である。なお、国際ブランドはMasterCardも選択できる。
ANA VISAカード
入会・継続マイル | 搭乗ボーナスマイル | 年会費 | |
ANA VISA 一般カード (ANA VISA Suica カード) | 1,000マイル | 10% | 本会員2,200円 家族会員なし |
ANA VISA ワイドカード | 2,000マイル | 25% | 本会員7,975円 家族会員1,650円 |
ANA VISA ワイドゴールド カード | 2,000マイル | 25% | 本会員15,400円 家族会員4,400円 |
ANA VISAプラチナ プレミアムカード | 10,000マイル | 50% | 本会員88,000円 家族会員4,400円 |
ANAカード(学生用)VISAカード | 1,000マイル | 10% | 在学中無料 |
ANA VISAワイドゴールド カードで獲得できるマイル
ANA VISA ワイドゴールド カードは入会・継続マイルや搭乗ボーナスマイルなど、マイルの獲得で優遇されている。
またVポイントからマイルへの移行でもお得だ。飛行機を利用すると、区間距離やクラスによってフライトマイルを獲得できる。
上記の表からも、一般カードの10%よりボーナス率が高いことがわかる。
ボーナスマイルはANA VISA ワイドカードと同率だが、マイルへの移行で移行手数料がかからない。
一般カードやANA VISA ワイドカードの場合、1ポイントが2マイルになる2倍コースを選ぶと、移行手数料として年間6,600円かかる。
しかし、ANA VISA ワイドゴールド カードでは、無料だ。そのため、ANA VISA ワイドカードよりもポイントからマイルへの移行がお得といえる。
ANA VISAワイドゴールド カードの年会費割引特典
ANA VISA ワイドゴールド カードは本会員で年間15,400円(税込)、家族会員で年間4,400円(税込)かかる。
ただ、「マイ・ペイすリボ」に設定のうえ、年1回以上リボ払い手数料の支払いがあれば、年会費が割引となる。
- 本会員:年間15,400円(税込) ⇒ 年間11,550円(税込)
- 家族会員:年間4,400円(税込) ⇒ 年間2,750円(税込)
「マイ・ペイすリボ」とは、買い物の支払方法が自動的にリボ払いになるサービスである。「マイ・ペイすリボ」に設定し、利用すれば、年会費割引特典を受けられる。
ANA VISA ワイドゴールド カードとANA VISA Suica カードの比較
ANA VISA ワイドゴールド カードとANA VISA Suica カードを比較して、カードの特徴を把握しよう。
基本的な性能の比較
ANA VISA ワイドゴールド カードは交通系IC一体型ではないが、さまざまな項目で優遇されている。
旅行傷害保険やショッピング補償は手厚く、利用可能額も200万円までと大きい。
なお、ワイドゴールド カードは独自の審査基準となるため、一般カードであるANA VISA Suica カードよりも審査は厳しめだ。
ANA VISA Suica カード | ワイドゴールド カード | |
申し込み対象 | 満18歳以上(高校生は除く) | 満20歳以上で、安定継続収入がある |
年会費 | 初年度:無料 2年目以降:2,200円(税込) | 年間15,400円(税込) |
家族カード年会費 | 発行不可 | 年間4,400円(税込) |
提携先 | 全日本空輸(株) 東日本旅客鉄道(株) | 全日本空輸(株) |
追加カード・ 電子マネー | iD ApplePay GooglePay PiTaPa ETCカード 銀聯カード | ApplePay GooglePay PiTaPa ETCカード 銀聯カード 家族カード |
年会費割引特典 | マイ・ペイすリボ | マイ・ペイすリボ |
旅行傷害保険 | 【最高補償額】 海外旅行 1,000万円 国内航空 1,000万円 国内旅行 無し | 【最高補償額】 海外旅行 5,000万円 国内航空 5,000万円 国内旅行 5,000万円 |
ショッピング補償 | 年間100万円までの買物安心保険 ※海外での利用および国内でのリボ払い・分割払い(3回以上)の利用のみ対象 | 年間300万円までの買物安心保険 |
ポイントサービス | Vポイント お買物利用200円(税込)につき1ポイント付与 | Vポイント お買物利用200円(税込)につき1ポイント付与 |
利用可能枠 | 総利用枠:10~80万円 | 総利用枠:50~200万円 |
支払い方法 | 1回払い/2回払い/ボーナス一括払い/リボ払い/分割払い | 1回払い/2回払い/ボーナス一括払い/リボ払い/分割払い |
支払日 | 15日締め翌月10日払い | 15日締め翌月10日払い |
国際ブランド | Visa | Visa MasterCard |
獲得できるマイルの比較
次に獲得できるマイルを比較する。獲得できるマイルが多ければ、年会費が高くてもお得なカードといえるだろう。
ANA VISAカード 獲得できるマイル
入会・継続マイル | 搭乗ボーナスマイル | 2倍コース | |
ANA VISA 一般カード (ANA VISA Suica カード) | 1,000マイル | 10% | 6,600円(税込)/年 |
ANA VISA ワイドゴールド カード | 2,000マイル | 25% | 無料 |
同じ距離・同じクラスの飛行機を利用するだけでも、両者の獲得マイルには差がでる。Vポイントを獲得できる機会が多ければ、2倍コースを選択し、マイルを効率よく獲得することができる。
マイルの使い道では、特典航空券との交換がお得だ。
旅行傷害保険の補償内容の比較
ANA VISA ワイドゴールド カードは保険の内容も手厚くなっている。
ここでは簡単に補償内容と保険金額について比較する。
ANA VISA Suica カード | ワイドゴールド カード | |
海外旅行傷害保険 | 死亡:1,000万円 後遺障害:40~1,000万円 救援者費用:100万円 | 死亡:5,000万円 後遺障害:150~5,000万円 治療費用:150万円 損害責任:3,000万円 携行品損害:50万円 救援者費用:100万円 |
国内旅行傷害保険 | なし | 死亡:5,000万円 後遺障害:150~5,000万円 入院保険日額:5,000円 通院保険金日額:2,000円 手術保険金:20万円 |
国内航空便遅延保険 | なし | 乗継遅延費用:2万円 出航遅延・欠航・搭乗不能費用:1万円 手荷物遅延費用:1万円 手荷物紛失費用:2万円 |
国内航空傷害保険 | 死亡:1,000万円 後遺障害:40~1,000万円 | 死亡:5,000万円 後遺障害:150~5,000万円 入院日額:10,000円 通院日額:2,000円 手術費用:100,000~400,000円 |
補償内容の詳細については、保険の案内などで確認する必要があるが、ワイドゴールド カードの補償内容は充実していることがわかる。
ANA VISA Suica カードのおすすめポイントについては下記記事も参考にしよう。
ANA VISA ワイドゴールドカードとANA VISA Suica カードどちらがよいか?
ANA VISA ワイドゴールド カードとANA VISA Suica カードの特徴を比較したが、それぞれどのような人に向いているかまとめる。
ANA VISA ワイドゴールド カードが向いている人
ANA VISA ワイドゴールド カードの割引額は、一般カードの割引額1,073円と比べると、3,850円と高い。
リボ払いの利用頻度が多すぎると手数料の負担が大きくなるが、条件を満たす年1回にしておけば、年会費の割引を最大限に受けられる。
そのうえで、入会・継続マイルは一般カードの2倍、ポイントからマイルへの移行も手数料無料で2倍となる。
ANA VISA Suica カードで年間6,600円を払い2倍コースを選択するより、ANA VISA ワイドゴールド カードのほうがお得だ。
ANA VISA Suica カードが向いている人
ポイントからマイルへの移行を通常コースで十分な場合は、シンプルで使いやすいANA VISA Suica カードのほうがよい。
ANA VISA ワイドゴールド カードにはSuicaは付帯していないため、交通系ICが必要な場合は、ANA VISA Suica カードを選ぶといいだろう。
ANA VISA ワイドゴールド カードなら年会費の負担もあまり気にする必要はないため、2枚目のカードとしても役立つ。
ANA VISA SuicaカードかANA VISA ワイドゴールド カードを選ぼう
ANA VISA ワイドゴールド カードとANA VISA Suica カードを比較すると、ANA VISA ワイドゴールド カードのほうが特典や補償は充実しているが、だれでもANA VISA ワイドゴールド カードを選んだほうがよいわけではない。
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