- 家族カードの特徴やサービス内容を知りたい
- 家族カードの年会費や申込方法を知りたい
- ANA VISA Suicaカードを家族で使う方法を知りたい
ANAカードには、本会員と家族会員があり、本会員と同じカードを家族が申し込むことができる。
年会費は、本会員よりも割安となっている。そのため、ANA VISA Suicaカードの家族カードを希望する人も多いのではないだろうか。
そこでこの記事では、「家族カードの特徴やサービス内容を知りたい」「家族カードの年会費や申込方法を教えてほしい」「ANA VISA Suicaカードを家族で使う方法を知りたい」と考えている人向けに、ANA VISA Suicaカードと家族カードについて解説する。
ANA VISA Suicaカードと家族カード
ANAカードには、本会員と家族会員があり、本会員の家族が申し込めるカードを家族カードという。家族カードの特徴について解説する。
家族カードとは
ANAカードには本会員と家族会員があり、家族会員に発行されるのが家族カードである。
家族カードは、本会員と生計を一にする配偶者や両親、高校生を除く18歳以上の子が申し込める。
引き落とし口座と国際ブランド、カードの種類は本会員と同じものとなる。たとえば、本会員が「ANA VISA 一般カード」なら、家族会員も「ANA VISA 一般カード」となる。
家族カードがあるANAカード
ANAカードは65種類あるが、すべてのANAカードに家族カードがあるわけではない。
家族カードがなければ、本人しかカードを作成できず、家族も各人で申し込まなければならない。ただ、ANA VISA Suicaカードには、家族カードはない。
家族カードの年会費
ANAカードのほとんどは年会費がかかる。家族会員の年会費は本会員よりおさえられているため、家族で同じANAカードを作るなら、家族カードのほうがお得だ。
ANA VISA Suicaカードの家族カードのサービス内容と申込方法
家族会員は本会員と違いはあるのだろうか。ここでは家族カードのサービス内容と申込方法についてまとめる。
マイルの獲得
ANAカードは、飛行機を利用するとフライトマイルと搭乗ボーナスマイルを獲得できるが、家族会員の場合は、家族にマイルがたまる。
また、ANAカードを使って、ANAカードマイルプラス加盟店で買い物すると、クレジットカード会社のポイントに加え、マイルもたまる。家族カードを使った場合、本会員にマイルがたまる。
割引サービス
ANAカードを利用したり、提示したりすれば、次のような割引サービスを受けられる。
- 空港内店舗「ANA FESTA 」 5%OFF ※1商品1,000円(税込)以上
- 国内線、国際線およびエアージャパン便の機内販売品 10%OFF ※1商品1,000円(税込)以上
- 「ANAショッピング A-style」 5%OFF
- 空港内免税店(ANA DUTY FREE SHOP)
- 高島屋SHILLA&ANA 10%OFF(ワイド、ゴールド、プレミアム)5%OFF(ANA VISA Suicaカードなどの一般カード)
上記のうち、「ANAショッピング A-style」はネットショップである。店舗だけでなく、いつでも利用できるネットショップもあるため、割引サービスを受けやすい。
申込方法
家族会員になるための申込方法をまとめる。
申込方法はカードによって異なるが、「ANA VISAカード」、「ANAマスターカード」、「ANA JCBカード」、「ANAアメリカン・エキスプレス®・カード」の場合は、オンラインで本会員と同時に申し込める。
また、本会員入会したあとに家族会員になる場合は、各カード会社の専用サイトから申し込む。または、家族会員申込書を請求し、必要事項を記入して提出する。
ANA VISA Suicaカードと家族カードがあるカードの特徴
ANA VISA Suicaカードには家族カードがない。ANA VISA Suicaカードの特典を優先するか、家族カードがあるANAカードを希望するか、考える必要がある。
ここでは、ANA VISA Suicaカードの特徴と家族カードがあるANAカードの特徴をまとめる。
ANA VISA Suicaカードの特徴
ANA VISA SuicaカードはSuicaと一体化したクレジットカードで、初年度年会費が無料、2年目以降の年会費が2,200円(税込)となっている。
ANA VISA Suicaカードは、フライトや加盟店での買い物でマイルがたまるほか、クレジットカード会社(三井住友カード)の特典として、200円(税込)ごとに1ポイントのVポイントを獲得できる。
フライトマイルは、区間距離やクラスに応じてマイルを獲得できる。また搭乗ボーナスマイルとして、10%加算される。
申込対象 | 満18歳以上 (高校生は除く) |
国際ブランド | Visa |
年会費 | 初年度年会費:無料 2年目以降:2,200円(税込) |
家族カード年会費 | 発行不可 |
追加カード・ 電子マネー | iD ApplePay GooglePay PiTaPa ETCカード 銀聯カード |
年会費割引特典 | マイ・ペイすリボ ・リボ払いで2年目以降の年会費が826円(税込)となる ※WEB明細の年会費割引は廃止(2022年10月11日以降) |
旅行傷害保険 (最高補償額) | 海外旅行 1,000万円 国内航空 1,000万円 国内旅行 無し |
ショッピング補償 | 年間100万円までの買い物 ※海外での利用および国内でのリボ払い ・分割払い(3回以上)の利用のみ対象 |
支払方法 | 1回払い/2回払い/ボーナス一括払い/リボ払い/分割払い |
出張などで飛行機に乗る機会があり、JR東日本エリアを利用する人に向いているカードである。
JR東日本エリア以外のエリアを利用する人は、次のカードを検討してもいいだろう。
ANA VISA Suicaカード以外の交通系ICカード
ANA VISA Suicaカードと同じ交通系ICカードと一体化したANAカードのうち、家族カードがあるのは、「ANA To Me CARD PASMO JCB」「ANA VISA nimoca カード」である。
PASMOならVポイントはたまらないが、首都圏エリアで使える。
交通系ICと一体化したANAカード
カード名 | おもなエリア | マイルとポイント |
ANA VISA Suicaカード | 首都圏エリア | マイル Vポイント |
ANA To Me CARD PASMO JCB | 首都圏エリア | マイル Oki Dokiポイント メトロポイント |
ANA VISA nimoca カード | 九州エリア(福岡・大分・熊本・佐賀・長崎・宮崎)・山口・函館 | マイル Vポイント |
JRタワースクエアカード ANA Kitaca | 札幌周辺(苫小牧・小樽・岩三沢など) | マイル JRタワースクエアカードのポイント |
JQ SUGOCA ANA | JR九州(福岡・大分・熊本・佐賀・長崎・宮崎・鹿児島) | マイル JRキューポ |
ANA VISA Suica カードのおすすめポイントについては下記記事も参考にしよう。
家族でANA VISA Suicaカードの本会員になる
本人だけでなく、家族も飛行機を利用する機会があればANA VISA Suicaカードを活かせる。
ANA VISA Suicaカードは年会費割引特典がある。自動リボ払いに設定し、年1回以上リボ払いを利用すれば、年会費は826円(税込)となる。
家族もマイルやVポイントを獲得できる機会があれば、家族会員でなくても効果的にカードを使えるだろう。
ANA VISA Suicaカードの家族カードを活用しよう
家族カードを希望していた人には残念だが、ANA VISA Suicaカードに家族会員はない。
家族も飛行機を利用する機会が多いなら、家族も本会員としてANA VISA Suicaカードを利用するか、同じような使い方ができるANA To Me CARD PASMO JCBカードを選ぶとよいだろう。
家族でANA VISA Suicaカードを利用する方法がわかれば、ANA VISA Suicaカードを申し込んでみてはいかがだろうか。