- ANA VISA プラチナ プレミアムカードの特徴がわかる
- ANA VISA プラチナ プレミアムカードのメリットがわかる
- ANA VISA プラチナ プレミアムカードとANA VISA Suicaカードの違いがわかる
ANA VISA Suicaカードは、交通系IC一体型カードで、ANAカードのなかでは一般カードに該当する。
ANAカードには「ANA VISA プラチナ プレミアムカード」という、特典が充実しているカードもある。
ANA VISA プラチナ プレミアムカードとANA VISA Suicaカードとでは、どのような違いがあるのだろうか。
この記事では、「ANA VISA プラチナ プレミアムカードの特徴を知りたい」「ANA VISA プラチナ プレミアムカードのメリットを教えてほしい」「ANA VISA Suicaカードの違いを知りたい」と考えている人向けに、ANA VISA プラチナ プレミアムカードの特徴やANA VISA Suicaカードとの違いについて解説する。
ANA VISA Suicaカードにはプラチナカードがある？
ANA VISA Suicaカード以外にもANAカードには5種類のプレミアムカードがあり、VISAを希望する場合は、「ANA VISA プラチナ プレミアムカード」がよいだろう。
ここではANA VISA プラチナ プレミアムカードの基本的な特徴について解説する。
ANA VISA プラチナ プレミアムカードの特徴と位置づけ
ANAカードのランクが高いほど年会費は高くなるが、マイルの特典は充実している。
ANA VISAプラチナ プレミアムカードはあらゆる点でお得なカードで、ANA VISA ワイドゴールドカードよりも優れたカードだ。
年会費は本会員が年間88,000円で、家族会員が4,400円である。国際ブランドはVISA以外に、JCBやダイナース、アメリカン・エキスプレス®がある。
ANA VISAカード
| 特徴 | |
| ANA VISA 一般カード （ANA VISA Suicaカード） | 空と陸でポイント・マイルをためられるANA VISAカード 入会・継続マイル：1,000マイル 搭乗ボーナスマイル：10% 年会費 本会員2,200円／家族会員なし |
| ANA VISA ワイドカード | 入会・継続マイルと搭乗ボーナスマイルがアップしているカード 入会・継続マイル：2,000マイル 搭乗ボーナスマイル：25% 年会費 本会員7,975円／家族会員1,650円 |
| ANA VISA ワイドゴールドカード | ポイントからマイルへの移行がお得 入会・継続マイル：2,000マイル 搭乗ボーナスマイル：25% 年会費 本会員15,400円／家族会員4,400円 |
| ANA VISAプラチナ プレミアムカード | あらゆる点でお得なカード 入会・継続マイル：10,000マイル 搭乗ボーナスマイル：50% 年会費 本会員88,000円／家族会員4,400円 |
| ANAカード（学生用）VISAカード | 在学中の年会費無料 入会・継続マイル：1,000マイル 搭乗ボーナスマイル：10% 年会費 在学中無料 |
ANA VISA プラチナ プレミアムカードで獲得できるマイル
ANA VISA プラチナ プレミアムカードは入会・継続マイルで10,000マイルを獲得できる。
飛行機に乗れば、区間距離やクラスによってフライトマイルを獲得でき、「区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率」で計算される。
ANA VISA プラチナ プレミアムカードはボーナスで50%上乗せされ、たとえば、フライトマイルが700マイルの場合、ボーナスマイルとして、350マイル（700×50%）を獲得できる。
また、三井住友カードが発行するカードでは、マイルのほか、200円（税込）につき1ポイントを獲得できる。
このポイントをマイルに自動移行するサービスがあり、ANA VISA プラチナ プレミアムカードの場合は、移行手数料無料で3倍にしてくれる。
一般カードやゴールドカードでは3倍コースを選べない。
ANA VISA プラチナ プレミアムカードの年会費割引特典
ANA VISA プラチナ プレミアムカードは本会員で年間88,000円（税込）、家族会員で年間4,400円（税込）かかる。
ANAカードの場合、「マイ・ペイすリボ」に設定のうえ、年1回以上リボ払い手数料の支払いがあれば、年会費は割引となる。
しかし、ANA VISA プラチナ プレミアムカードには割引特典はないため、注意しよう。
ANA VISA プラチナ プレミアムカードとANA VISA Suicaカードの比較
ANA VISA プラチナ プレミアムカードとANA VISA Suicaカードを比較して、カードの特徴を把握しよう。
基本的な性能の比較
ANA VISA ワイドゴールドカードは交通系IC一体型ではないが、さまざまな項目で優遇されている。
旅行傷害保険やショッピング補償は手厚く、利用可能額も200万円までと大きい。
なお、ワイドゴールドカードは独自の審査基準となるため、一般カードであるANA VISA Suicaカードよりも審査は厳しめだ。
| ANA VISA Suicaカード | ANA VISA プラチナ プレミアムカード | |
| 申し込み対象 | 満18歳以上（高校生は除く） | 満20歳以上で、安定継続収入がある |
| 年会費 | 初年度：無料 2年目以降：2,200円（税込） | 年間88,000円（税込） |
| 家族カード年会費 | 発行不可 | 年間4,400円（税込） |
| 提携先 | 全日本空輸（株） 東日本旅客鉄道（株） | 全日本空輸（株） |
| 追加カード・ 電子マネー | iD ApplePay GooglePay PiTaPa ETCカード 銀聯カード | ApplePay GooglePay PiTaPa ETCカード 銀聯カード 家族カード |
| 年会費割引特典 | マイ・ペイすリボ | なし |
| 旅行傷害保険 | 【最高補償額】 海外旅行 1,000万円 国内航空 1,000万円 国内旅行 無し | 【最高補償額】 海外旅行 1億円 国内航空 5,000万円 国内旅行 1億円 |
| ショッピング補償 | 年間100万円までの買物安心保険 ※海外での利用および国内でのリボ払い・分割払い（3回以上）の利用のみ対象 | 年間500万円までの買物安心保険 |
| ポイントサービス | Vポイント お買物利用200円（税込）につき1ポイント付与 | Vポイント お買物利用200円（税込）につき1ポイント付与 |
| 利用可能枠 | 総利用枠：10～80万円 | 総利用枠：300万円～ |
| 支払い方法 | 1回払い／2回払い／ボーナス一括払い／リボ払い／分割払い | 1回払い／2回払い／ボーナス一括払い／リボ払い／分割払い |
| 支払日 | 15日締め翌月10日払い | 15日締め翌月10日払い |
| 国際ブランド | Visa | Visa |
獲得できるマイルの比較
次に獲得できるマイルを比較する。獲得できるマイルが多ければ、年会費が高くてもお得なカードといえるだろう。
ANA VISAカード
| 獲得できるマイル | |
| ANA VISA 一般カード （ANA VISA Suicaカード） | ・入会・継続マイル：1,000マイル ・搭乗ボーナスマイル：10% ・2倍コース：6,600円（税込）／年 |
| ANA VISA プラチナ プレミアムカード | ・入会・継続マイル：10,000マイル ・搭乗ボーナスマイル：50% ・3倍コース：無料 |
同じ距離・同じクラスの飛行機を利用するだけでも、両者の獲得マイルには大きな差がある。
ANA VISA プラチナ プレミアムカードなら、3倍コースでも無料なので、獲得したVポイントをマイルに交換して、マイルを集中してためることも可能だ。
旅行傷害保険の補償内容の比較
ANA VISA プラチナ プレミアムカードにも保険が自動付帯されており、その補償内容は手厚い。ここでは簡単に補償内容と保険金額について比較する。
| ANA VISA Suicaカード | ANA VISA プラチナ プレミアムカード | |
| 海外旅行傷害保険 | 死亡：1,000万円 後遺障害：40～1,000万円 救援者費用：100万円 | 死亡：1億円 後遺障害：300～1億円 治療費用：500万円 損害責任：1億円 携行品損害：100万円 救援者費用：1,000万円 |
| 国内旅行傷害保険 | なし | 死亡：1億円 後遺障害：300～1億円 入院保険日額：5,000円 通院保険金日額：2,000円 手術保険金：20万円 |
| 海外・国内航空便遅延保険 | なし | 乗継遅延費用：2万円 出航遅延・欠航・搭乗不能費用：2万円 手荷物遅延費用：2万円 手荷物紛失費用：4万円 |
| 国内航空傷害保険 | 死亡：1,000万円 後遺障害：40～1,000万円 | 死亡：5,000万円 後遺障害：200～5,000万円 入院日額：10,000円 通院日額：2,000円 手術費用入院中：10万円・外来：5万円 |
ANA VISA プラチナ プレミアムカードの補償内容は、一般で加入する民間の保険と比べても、遜色ない補償内容となっている。なお、旅行前に補償内容について確認しておこう。
ANA VISA Suica カードのおすすめポイントについては下記記事も参考にしよう。
ANA VISA プラチナ プレミアムカードとANA VISA Suicaカードどちらがよいか？
ANA VISA プラチナ プレミアムカードとANA VISA Suicaカードの特徴を比較したが、それぞれどのような人に向いているかまとめる。
ANA VISA プラチナ プレミアムカードが向いている人
ANA VISA プラチナ プレミアムカードには年会費割引特典がない。そのため、安定した収入があり、飛行機を利用する機会が多いことが条件となる。
マイルを獲得しやすいカードとなっているため、飛行機をよく利用する人であれば、年会費以上のメリットがあるだろう。
たとえば、東京・ニューヨーク間で、約1万マイル（運賃倍率100%）を獲得できる。年間10回も利用すれば、10万マイルまでためられる。
このマイルを特典航空券と交換すれば、1マイル=1円以上の価値がある。また、獲得したVポイントを3倍でマイルと交換するなどすれば、年会費以上のメリットを受けられる。
ANA VISA Suicaカードが向いている人
ANA VISA Suicaカードは飛行機を利用する機会があり、首都圏エリアを移動する人に向いている。
ANA VISA ワイドゴールドカードやANA VISA プラチナ プレミアムカードと比べると、マイルを獲得しにくいが、シンプルなカードで、だれでも使いやすくなっている。
年会費の負担を考え、年会費以上のマイルやポイントを獲得できるかどうか事前チェックしておこう。
ANA VISA SuicaカードかANA VISA プラチナ プレミアムカードを選ぼう
ANA VISA プラチナ プレミアムカードは、ANAカードプレミアムに該当するカードで、全部で7種類あるカードのうちの1枚である。
ANA VISA Suicaカードとは性能が異なるため、特徴や特典を確認し、年会費に見合うメリットを得られるかどうかで判断するとよいだろう。
ANA VISA Suicaカードはだれでも使いやすいカードだ。ANA VISA Suicaカードの特徴や特典に納得できた人は、この機会に申し込んでみてはいかがだろうか。
