楽天カードで2枚目を発行すべき理由7選！注意点は？

楽天カードは、既存カードとは別に2枚目を発行することができる。

カードを2枚発行すべき理由とはなんだろうか。

本記事では、楽天カードを2枚持ちしたい理由と注意点について解説していく。

楽天カードは2枚目を発行できる？

楽天カードは以前「発行できるカードは原則1枚のみ」と制限されていたため、「2枚持ちができない」というイメージが強い人も多いかもしれない。

しかし、2021年6月1日より2枚目のカード発行が解禁され、現在は2枚のカードを保有することが可能となった。

2枚持ちが解禁された理由には、キャッシュレス化が広く浸透したことにより「目的に合わせて使い分けたい」、「複数の国際ブランドを持ちたい」といった要望が増加したことにある。

利用者は既存カードとは別にカードを追加発行することで、それぞれのライフタイルに合わせてカードを使い分けられるようになる利点がある。

楽天カードで2枚目を発行すべき理由

クレジットカードの2枚持ちと聞くと、「なぜわざわざカードを増やす必要があるのだろう」と疑問に思う人もいるかもしれない。

クレジットカードを増やすことは管理の手間が増えるように感じるかもしれないが、実はかえって家計の管理が楽になる側面がある。

ここからは、楽天カードで2枚目を発行すべき理由について紹介していこう。

理由①1,000ポイントが受け取れる

楽天カードでは、2枚目のカードを作成＆利用で1,000ポイントがもらえるキャンペーンを常時開催している。

キャンペーンの要件は下記の通りだ。

カードの利用期限	カード申し込み日の翌月末
特典	1,000ポイント （期間限定ポイント）
ポイント付与の タイミング	カード申し込みから3ヶ月後の月末頃
対象となるカード	・楽天カード ・楽天PINKカード

カード発行後1回利用するだけで1,000ポイントを受け取れるため、ぜひ期限までに利用するようにしよう。

なお、楽天ゴールドカードや楽天プレミアムカード、楽天ANAマイレージクラブカード、楽天銀行カード、楽天カードアカデミー、家族カードについては本キャンペーンの対象外となっている。

理由②異なる国際ブランドで発行できる

2枚目のカードを発行するメリットとして、「1枚目はJCB、2枚目はMastercard」というように国際ブランドを分けられることが挙げられる。

楽天カードで採用している国際ブランドはどれもシェア率の高いものだが、それぞれ得意とする利用シーンが異なる。

たとえば、JCBは日本のブランドであるため、国内の加盟店が多い傾向にある。

加盟店によっては「JCBしか利用できない」、「Mastercardしか利用できない」といったこともあり、その国際ブランドのカードを持っていなければ現金払いに切り替えるしか方法がない。

しかし、複数の国際ブランドを持っていれば、シーンに応じてカードを使い分けられる利点がある。

理由③異なる券面デザインを選べる

楽天カードはカードの券面デザインが複数あることも特徴だ。

たとえば、楽天カードで選択できる券面デザインには次のような種類がある。

これだけ種類があると、カードを発行するときに「なかなかデザインを決められない」と悩むこともあるだろう。

2枚目のカードは異なるデザインで発行できるため、お気に入りのデザインを複数持つことが可能だ。

楽天ゴールドカードの種類に関する記事は以下を参考にして欲しい。

理由④引き落とし口座を分けられる

楽天カードでは、1枚目と2枚目のカードでそれぞれ引き落とし口座を分けられる。

そのため、用途に合わせて支出を管理できるメリットがある。たとえば、次のような活用が可能だ。

特に、プライベートの支出と仕事関連の支出が同じ口座から引き落とされると、不便を感じることも多い。

その場合は、引き落とし口座を分けることで支出の管理がしやすくなる。

利用明細も分けられるため、ぜひ用途に合わせてカードを使い分けてみよう。

理由⑤ETCカードが2枚持てる

楽天カードでは、ETCの発行が本カード1枚につき1枚までとされている。

そのため、複数台の自家用車を所有している人は、ETCカードを毎回移し替えたり、他社で発行したりなど面倒を感じることもあるだろう。

しかし、2枚目のカードを発行すれば、既存のカードと別にETCカードを発行できる。

また、楽天カードでは通常ETCカードは550円（税込）の年会費がかかるが、下記の条件に当てはまるときは年会費が無料となる。

ETCカードの年会費がかかる楽天カードや楽天PINKカードでも、楽天PointClubの会員ランクが上がることで年会費無料となるため、ぜひ積極的に楽天サービスを活用してみよう。

理由⑥効率よく楽天ポイントが貯まる

2枚のカードを楽天カードで発行することで、効率よく楽天ポイントを貯められるようになる。

現在楽天カードと他社のカードをそれぞれ使い分けている場合、貯まるポイントがそれぞれ分散されてしまうデメリットがある。

結局どちらもポイントが上手く貯まらず、「有効期限までにポイントを使い切れなかった」ということもあるかもしれない。

その点、同じカード会社で2枚のカードを発行すれば同じポイントが貯まるため、効率よくポイントを貯められる。

しかも、楽天カードにはSPU（スーパーポイントアッププログラム）などポイント還元率がアップする仕組みが豊富にあるため、ぜひ上手に活用してみよう。

理由⑦支払い方法を分けられる

2枚のカードを発行することで、支払い方法を分けられるメリットもある。

もし1枚のカードで全てを支払う場合、「この利用分は分割払い、この利用分は1回払い……」と明細によって支払い方法の変更手続きを行う必要がある。

しかし、2枚のカードがあれば「1枚目は1回払いのみ、2枚目は自動でリボ払い」など支払い方法に応じてカードを使い分けられる。

「〇円以上の支払いは2枚目のカードでリボ払いにする」など、マイルールを作って上手に使い分けてみよう。

楽天カードで2枚目を発行するときに気を付けたいこと

楽天カードでは、2枚目を発行できるカードの組み合わせが決められている。

詳細は下記表の通りだ。

1枚目のカード/ 2枚目のカード	楽天カード	楽天PINKカード	楽天ゴールドカード	楽天プレミアムカード	アルペングループ 楽天カード
楽天カード	〇	〇	〇	〇	〇
楽天PINKカード	〇	✕	〇	〇	〇
楽天ゴールドカード	〇	〇	✕	✕	〇
楽天プレミアムカード	〇	〇	✕	✕	〇
アルペングループ 楽天カード	〇	〇	〇	〇	〇

また、楽天銀行カードと楽天ANAマイレージクラブカード、楽天カード アカデミーについては2枚持ちの対象外となっているため、組み合わせにかかわらず2枚目を発行することができない。

2枚目を発行するときは、どのカードの種類を発行できるかよく確認しておこう。

2枚持ちでカードを有効活用しよう

楽天カードは2枚目を発行することで、ポイントのプレゼントや利用シーンの増加など多くのメリットがある。

支出の管理が楽になるメリットもあるため、ぜひ上手に有効活用してみよう。

楽天ゴールドカードのおすすめポイントは以下記事を参考にして欲しい。