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楽天カードの審査は本当にゆるい?基準や落ちる原因・対策を徹底解説

この記事で解決できるお悩み
  • 楽天カードの審査基準はどれほどなのか?
  • 楽天カードの審査に落ちる原因と対策はあるのか?

年会費は永年無料でポイントの貯めやすさが魅力の楽天カードであるが、審査基準が気になる人も多いのではないだろうか。

特に、過去にカードの審査が落ちた人や、収入に一抹の不安がある人などは、何か対策できることはないか調べた結果、本記事にたどり着いた人もいるだろう。

本記事では、楽天カードの審査基準や審査に落ちる原因と対策について具体的にまとめた。

楽天カードの審査に関するよくある質問にも回答しているので、ぜひ参考にしてほしい。

また以下記事では、おすすめの楽天カードについて紹介している。

目次

楽天カードの審査基準は甘い?厳しい?

楽天カードの審査基準は甘い?厳しい? クレジットカードナビ

結論として、通常の楽天カードであれば、審査基準は決して厳しいものではない可能性がある。

2023年6月時点における楽天カードの発行枚数は2,924万枚を超えるほどで、人口比から考えても、ある程度の割合の人が楽天カードを保有していることになる。

楽天カードの審査基準そのものはわからない

現実問題として、楽天カードの審査基準そのものは非公開である。そのため、どのような項目をもとに審査を進めているかはわからない。

これは楽天カードに限った話ではなく、あらゆるクレジットカードに共通するものだ。

本記事を含めて、各メディアで楽天カードの審査基準や落ちる原因を紹介しているが、これらはあくまで「傾向」の話であり、絶対とは言えない点は覚えておこう。

楽天カードの申込み条件は18歳以上であることだけ

楽天カードの審査条件はわからないが、申込み条件は「高校生を除く18歳以上の人」であり、至ってシンプルだ。

一般的なクレジットカードの申込み条件には、「安定して継続した収入があること」などの条件を設定していることが多い。だが、楽天カードの場合には収入条件に関する記載はなく、申込みフォームの「勤め先・学校」欄には、「お勤めされてない方」の項目も用意されている。

このことから、安定した収入がない人の場合も申込みは可能であり、審査に通る可能性はあると言えるだろう。

楽天カードの審査で見られるもの

クレジットカードの審査では、大きく以下の3つをチェックするのが一般的だ。

  • 申込者の属性
  • カード発行会社との取引履歴
  • 信用情報

「属性」とは、いわゆる支払い能力の有無を判断する情報で、職業や勤務先、年収、勤続年数、持ち家・賃貸の別といった項目のことだ。

取引履歴に関しては、過去にカードの取引があった場合、延滞をしていないか、どれくらいの金額を取引しているか、発行と解約を繰り返していないかなどを見ている。

信用情報とは、過去のあらゆる取引履歴に関する支払い状況のことだ。支払いを延滞していないか、自己破産や債務整理手続きをとっていないかなど、カード発行後も遅滞なく返済をしてくれるかを見ているのである。

つまるところ、これらに関してクリアな情報を揃えられれば、カードの審査は問題なく通過できるのだ。

楽天カードの審査に落ちる6つの原因

楽天カードの審査に落ちる6つの原因 クレジットカードナビ

楽天カードの審査に落ちる原因を6つ解説しよう。

収入がなく返済能力が乏しい

楽天カードには、申込みフォームに「お勤めされてない方」というチェック項目が存在しているものの、返済能力が乏しいと判断されると審査に落ちる可能性が高いのはやむを得ないだろう。

カードを発行しても滞りなく返済できるアテがないため、アルバイトや派遣社員などで収入源を確保することが重要だ。

なお、楽天カードの申込みフォームには預貯金額の回答が必須になっている。その中には「なし」「申告しない」という回答があるが、これらを回答した場合も、返済能力が乏しいと判断される可能性があるため、審査落ちにつながりうるだろう。

金融事故を起こしたことがある

金融事故とは、いわゆる支払いの長期延滞によって督促をされるケースだ。「信用情報に傷がつく」などと表現することもあるが、要するに過去の返済履歴から信用に値しないと判断され、審査に落ちることもある。

「1ヶ月だけクレジットカードの引き落としができなかった」程度であれば、金融事故には該当しないから安心してほしい。

たとえば、3ヶ月連続で支払いを遅滞させたり、督促がきてもなお返済できなかったりした場合は、審査に落ちてしまう可能性があるから注意が必要だ。

なお、信用情報はクレジットカード各社がデータベースにアクセスしてすべて閲覧できるようになっており、個人でも開示請求すると閲覧できる。

自身の信用情報が気になる場合は、信用情報を管理する会社に問い合わせてみるとよいだろう。

複数のカード審査を同時並行で進めた

クレジットカードの申込みを楽天以外にも同時並行で進めると、「資金繰りに困っているのでは」と判断される可能性があるため注意が必要だ。

カードの申込み状況に関しても、信用情報を管理するデータベースからすべて閲覧できる。そのため、複数のカードに同時並行で申し込むと、支払いに対して首が回らなくなることを懸念されるリスクが高まるのだ。

最悪の場合、「申込みブラック」という認定をされることもあり、カード会社から門前払いされる可能性もあるから気をつけよう。

審査時に一定の借入をしている

申込みをした時点で年収に対して30%近い借入をしていると、審査に落とされる可能性がある。

これは申込者を保護する取り組みでもあるのだが、貸金業法では、「総量規制」と呼ばれる借入の上限が定められている。楽天カードの場合も、その規制に倣って借入があまりに多い人に対しては審査を断るケースもあるのだ。

借入額は自身で把握しているはずだから、年収に対して何%ほどの借入があるか、一度確認しておくとよいだろう。

個人情報を正しく入力していない

形式的なものであるが、個人情報を正しく入力していなかったり虚偽の申告をしたりすると、審査に落ちることがあるから注意が必要である。

繰り返しになるが、カードや借入の返済に関する情報はすべて閲覧できてしまうため、個人情報も一元管理されている。

過去の申込み状況などと照らし合わせて、疑わしいとされる申込み内容は厳しくチェックされる可能性もあるだろう。

初めてクレジットカードを申し込んだ

学生の場合は別として、30歳以上になって初めてクレジットカードを申し込む場合は、人によって審査に落ちることもある。

一般的に、クレジットカードは大学または社会人になって発行する人が大半であり、その年になって保有していないのは作れない原因があると思われかねない。

また、クレジットカードは過去の使用履歴をもとに、滞りなく返済している人はその「信頼・信用」が審査に対して有利にはたらく。

そのため、人によっては全くカードを持っていないが故に審査落ちする可能性もあることは覚えておこう。

楽天カードの審査に落ちないための5つの対策

楽天カードの審査に落ちないための5つの対策 クレジットカードナビ

楽天カードの審査に落ちる原因がわかれば対策もとりやすいだろう。具体的には、以下の5つを念頭におけば対策は十分だ。

収入を増やす

大前提として、一定程度の収入は確保するように努めよう。

カードを発行する側の立場に立てばわかるが、収入のない人にクレジットカードを発行するのはリスクが高いと判断せざるを得ない。

この点、毎月10ないし15万円でも収入があれば、返済能力があると判断されるはずだ。

正社員雇用はできなくとも派遣やアルバイトから始めて、収入源を作ってから審査に申し込むとよいだろう。

複数のクレジットカードを同時並行で申し込まない

今すぐお金を用立てる必要があるとしても、複数のカード会社に同時並行で申し込まないようにすることも大切だ。

カードの申込み状況も信用情報を管理するデータベースから閲覧できるため、支払い能力を疑われる可能性があるから気をつけなければならない。

発行したいカードが複数あるとしても、1社目の審査が終わるまではほかの会社に対して申し込むのは避けるのがベターである。

借入がある場合は審査を申し込む前に返済する

既に一定額の借入をしている場合は、楽天カードを申し込む前に返済するように努力しよう。

借入額が多い人ほど、カードの新規発行のハードルは高くなってしまう。資金繰りを見直すなどして、返済余力があれば先に借入額を減らしてから申し込むようにするのがおすすめだ。

個人情報は正しく入力する

言わずもがなであるが、入力内容は正確性をもって、正しく入力しよう。

虚偽の申告は法的な責任を問われる可能性もあるため、いいことは何もない。

なお、場合によっては楽天カードの発行に際して電話確認が入ることもある。本人確認の場合がほとんどであるが、着信があった場合は必ずでるようにしよう。

キャッシング枠は0円にして申し込む

楽天カードを申し込む際のコツとして、キャッシングは申し込まないようにするのがおすすめだ。

キャッシングとは、クレジットカードを銀行キャッシュカードのように使って、簡単に現金を借りられる仕組みのことである。

キャッシング枠の利用は、自身の資金繰りに関してネガティブに捉えられる可能性がゼロではない。そのため、「0円」で申し込むことで、キャッシングを利用するつもりはなく、資金繰りに困っていないことを暗に示すことができるのだ。

どうしても楽天カードを発行したい場合は、キャッシング枠に関しても工夫してみよう。

楽天カードの審査に関するよくある質問

楽天カードの審査に関するよくある質問 クレジットカードナビ

最後に、楽天カードの審査に関して寄せられるよくある質問に回答しよう。

審査や発行までにかかる時間はどれくらい?

楽天カードの審査は、最短1時間程度で終わるとされている。ただし、申込者の属性やカード自体の申込み数によってはさらに時間がかかるようだ。

カードの発行に関しては、申込み受付のメールが届いてから約1週間〜10日前後で手元に届くとされている。もちろん、連休で配送に遅れが生じる、審査に時間がかかる場合には、2週間ほど時間がかかることもあるだろう。

楽天カードの発行には在籍確認がある?

楽天カードの発行に際して、職場への在籍確認が行われることは滅多にない。連絡があるとしても申込者自身に電話連絡が入ることもあるが、それでもかなり稀なケースだから心配する必要はないだろう。

入力内容に誤りがあったり、直近で転職して過去に発行したクレジットカードと職場が異なっていたりする場合は、電話連絡が入ることもあるようだ。

楽天カードの審査状況は確認できる?

楽天カードの審査状況は、Webサイトまたはアプリから簡単に確認できる。

配送状況もわかるため、受け取りもスムーズに行えるだろう。

楽天カードの審査を申し込む際に必要なものは?

楽天カードを申し込む際に必要なものは、運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類、楽天ID(メールアドレス)、引き落とし先の口座情報だ。

楽天カード特有の必要書類があるわけでもないため、手軽に申し込めるだろう。

2枚目の楽天カードにも審査はある?

楽天カードは2枚目を発行できるのだが、当然その際も審査を受ける。

ただし、利用限度額はそれぞれを合算した金額ではなく、発行される2枚のうち高いほうの限度額が適用される。

楽天カードの審査は対策すれば通過できる

楽天カードの審査は対策すれば通過できる クレジットカードナビ

楽天カードは高校生を除く18歳以上の人であれば申込みできるため、審査自体はそこまで厳しくない可能性が高い。もちろん、正確な審査項目は楽天カードに限らず各社において明らかにされていないため、実情は分からない。

本記事で解説したカード審査に落ちる原因は、いずれも基本的な内容だ。自身の属性を少しでも上げられるような努力をして、虚偽情報を入力せずに申し込めば、基本的に審査は通過できるだろう。

本記事の内容を参考に、審査に通るための対策を踏まえて楽天カードの審査に申し込んでみよう。

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