- クレジットカードをお得に使いこなす方法を知りたい
- エポスカードと組み合わせて使うとよいクレジットカードを知りたい
クレジットカードは1枚で使い勝手を100点満点にするのは非常に難しく、何かしら欠点・デメリットがあるだろう。エポスカードの場合も、メリットがあればデメリットもあり、使い勝手に惜しい部分があるのは否めない。
そこで本記事では、エポスカードと組み合わせて使うのにおすすめなクレジットカードを3つまとめた。
クレジットカードをより効率よく使用して、お得にポイントを貯めたい人はぜひ参考にしてほしい。
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エポスカードは2枚目の発行はできない
そもそも、エポスカード自体は1人につき1枚しか発行できないことになっている。楽天カードの場合は2枚目のカードを発行できるが、エポスカードはそのような仕様になっていないため注意が必要だ。
実際、エポスカードは国際ブランドがVisaしかないため、2枚目を発行できたとしても利用できる店舗の幅は広がらないため、2枚持ちするメリットは限定的だろう。
ETCカードも2枚目は発行できない
エポスカードを2枚発行できないことに関連して、ETCカードも2枚目は発行できない。
クレジットカード情報に紐づく形でETCカードが発行されるため、ETCカードも1枚しか保有できないのだ。
ただし、エポスカードであれば年会費無料でETCカードを発行でき、一般的なクレジットカードに比べて優位性がある点は評価できるだろう。
エポスVisaプリペイドカードなら2枚目代わりとして発行できる
エポスカードを2枚発行することはできないが、代わりに「エポスVisaプリペイドカード」は発行できる。
名前のとおり事前にチャージが必要だが、利用に対して0.5%ポイント還元を受けられるのはエポスカードと同様だ。
また、エポスポイントをプリペイドカードにチャージでき、ポイント払いに対してもポイントが還元される。世界中のVisa加盟店で使えるのも便利だ。
エポスポイントの使い道としてメリットが特に大きい上に、プリペイドカードの性質として使いすぎる心配もないため、エポスカードを使いこなしたい人は「エポスVisaプリペイドカード」の利用を検討してもよいだろう。
エポスカードのデメリット3選
エポスカードにはいくつかデメリットがあり、なかでも以下の3つは、ほかのクレジットカードで補える可能性がある項目だ。
- ポイント還元率が高いとは言えない
- ポイントの計算が毎回の買い物ごと
- ショッピング保険は有料
ポイント還元率が高いとは言えない
エポスカードのポイント還元率は0.5%で、年会費無料のクレジットカードにおいても常時1.0%還元の場合もあるため、還元率が半分しかないのは大きなデメリットになるだろう。
しかし、エポスゴールドカードなら条件次第で通常5,000円かかる年会費が無料になり、ポイント還元率を1.5%まで引き上げることもできる。
通常のエポスカードを使う場合には、ほかの年会費無料カードを併用して、効率よくポイント還元を受ければデメリットを補えるはずだ。
ポイントの計算が毎回の買い物ごと
エポスカードの場合、ポイントの計算は毎回の買い物ごとに行われる。公式サイトには「1契約のご利用200円(税込)ごとに1ポイント」という記載があり、買い物の状況によってはポイントが付与されないこともあるのだ。
たとえば、198円の買い物はポイントがつかず、同額の買い物を1ヶ月間に10回行えば合計1,980円になるが、合算して計算しないため9ポイントが付与されることもない。
クレジットカードによって計算方法に違いはあるが、月の利用合計に対してポイントを計算することが多いため、エポスカードの計算方法は切り捨てられるポイントが多くなりがちだ。
この点に効率の悪さを感じる場合は、ポイントの計算方法もチェックしておこう。
ショッピング保険は有料
エポスカードの場合、ショッピング保険は自動で付帯されず、「エポスお買い物あんしんサービス(年間1,000円)」に別途加入する必要がある。
カード払いで購入した商品に対する保険は、クレジットカードによっては自動で付帯されることもあるため、万が一の補償を手厚くしたい場合はカードの2枚持ちでうまくカバーするとよいだろう。
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エポスカードは2枚目として利用するのがおすすめ
エポスカードは、ポイント還元率が決して高いとは言えないことからも、2枚目のサブカードとして利用するのがおすすめだ。
エポスカードは優待を受けられる店舗数が10,000以上あり、ポイント還元以外のメリットが大きい。もちろん、マルイでの買い物は常時1.0%還元になるため、持っておいて損はないだろう。
また、エポスゴールドカードにランクアップさせれば、ポイント還元率は1.5%まで引き上げられるため、メインカードとして使えるポテンシャルも秘めている。
具体的な利用シーンは人によって異なるため、カードの使い方に関する最適解も人それぞれだ。しかし、クレジットカードの効果を最大化させるのであれば、複数枚を使い分けて互いのデメリットを補完し合えるようにするのがベストである。
クレジットカードを2枚持ちすべき理由
クレジットカードを2枚持ちすると互いのデメリットを補完し合えるのだが、具体的には以下のシーンで効果を発揮する。
- 国際ブランドを変えることで利用店舗を増やせる
- カードが使えなかった時にもあんしんできる
- 付帯されていない保険を補完し合える
- より高い還元率のカードでポイントを効率よく貯められる
- 受けられる特典が増える分、使い勝手もよくなる
- 利用限度額を増やせる
クレジットカードが手元に2枚あれば、利用できる店舗をほとんどカバーできるはずだ。店によっては対応していない国際ブランドもあるため、2つの国際ブランドで決済できるともしもの時もあんしんできるだろう。
クレジットカードを2枚持ちする際の注意点
もちろん、クレジットカードを複数枚持つのは注意すべき点がいくつかある。
- 管理が煩雑になる
- 年会費がかかることも
- 同時に申し込むと審査に落ちることも
- クレジットカードの利用額特典をクリアできなくなる可能性も
2枚のカードを管理するため、何にいくら使ったか、支払いや締め日がいつになるかの資金繰りには注意が必要である。保有する枚数が倍になればその分の手間もかかることは覚えておこう。
クレジットカードによっては利用額次第で特典を受けられることもあり、カードを複数保有して利用額が分散された結果、条件を満たせなくなる可能性もある。その結果、年会費がかかるようになってしまうケースも想定されるため、この点も注意が必要だ。
また、クレジットカードを同時に申し込むと、カード会社から「資金繰りに困っているのでは」と思われかねず、審査に通らないこともある。この状況を「申込みブラック」と呼ぶこともあるが、クレジットカードの申し込みは期間を空けるようにして、滞りなく支払えるクリーンさを装うようにしよう。
エポスカードの種類別の特徴などは下記記事を参考にしてほしい。
エポスカードの2枚目としておすすめなクレジットカード3選
ここでは、エポスカードと併用して使うのがおすすめなクレジットカードを3つ紹介する。
- 楽天カード
- イオンカード(WAON一体型)
- JCBカードW
楽天カード
楽天カードは、年会費が永年無料でポイントの貯めやすさが特に優れたおすすめカードだ。
2023年6月時点における楽天カードの発行者は2,924万人を超え、圧倒的な人気を誇っている。
- 国際ブランドは4つから選べる
- 楽天市場での買い物が特にお得
- 総じてポイントを貯めやすい
楽天カードには「SPU」と呼ばれるポイントアッププログラムがあり、条件を満たすとポイント還元率を常時3%ほどまで引き上げることも可能だ。
とにかくポイントをもらえるようにしたい人は楽天カードがおすすめである。ただし、楽天カードはETCカードの年会費が550円かかるため、エポスカードを利用すればこのコストを削減できる。
また、楽天カードの場合、公共料金の支払いに対しては0.2%還元しかされないが、エポスゴールドカードを使えば最大1.5%還元を実現可能だ。
楽天カードのネックな部分をエポスカードでうまく補えるため、この2枚はとてもおすすめな組み合わせの一つである。
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イオンカード(WAON一体型)
イオンカード(WAON一体型)とエポスカードの併用もおすすめだ。
イオンカード(WAON一体型)は年会費が永年無料で、ショッピング保険が充実している。イオンカード(WAON一体型)の「ショッピングセーフティ保険」は無料で付帯され、年間50万円まで、購入日から180日間までを補償してくれるものだ。
エポスカードのショッピング保険は年間1,000円で、補償内容は年間50万円、購入日から90日間となっている。
条件を比べてもイオンカードのほうが有利であるため、高額商品などはイオンカード(WAON一体型)で買い物するとよいだろう。
イオンカード(WAON一体型)は合計50種類以上あり、それぞれ特定のサービスに特化しているため、自身のライフスタイルに合わせてカスタマイズすると、より高い効果を受けられるはずだ。
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JCBカードW
JCBカードWも、エポスカードとの併用を検討してもよいだろう。
名前のとおりJCBブランドであるため、異なる国際ブランドを保有できるのは大きなメリットだ。もちろん年会費は永年無料であるため、所有にかかるコストもない。
ポイント還元率は1.0%で、ポイント優待店を利用すると、ポイント倍率は最大10倍になる。
JCBカードWなら、家族カードやETCカードも無料で発行できるため、家族で同じカードを使って効率よくポイントを貯めたい人にもおすすめだ。
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エポスカードは2枚目のクレカを用意すると効果を最大化できる
エポスカード自体は2枚目を発行できるわけではなく、エポスVisaプリペイドカードであれば発行可能で、エポスポイントをチャージして使える点は覚えておこう。
エポスカードは、ポイント還元率やショッピング保険に関してネックがある。そのため、ネックを補う形で楽天カードやイオンカードを発行すると、年会費をかけることなく補償範囲を広げたり、国際ブランドを分けることで支払い可能な店舗を増やせたりできる。
クレジットカードは1枚ですべて完結させるのではなく、2枚をうまく使い分けることで効果を最大化できる。本記事の内容を参考に、エポスカードを効率よく使いこなそう。
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