- 楽天カードでマイルをお得に貯める方法を知りたい
- 楽天ポイントをマイルに交換する方法を知りたい
クレジットカードを利用すると利用額に応じてポイントを貯められるのだが、マイルを効率よく貯めるために創意工夫を凝らしている人も多いだろう。
実は、楽天カードでもマイルを貯められるのはご存じだろうか。楽天経済圏の利用で貯まる「楽天ポイント」は、マイルに交換できるのだ。
本記事では、楽天カードでマイルをお得に貯める方法をまとめた。楽天ポイントをマイルに交換する方法と、マイルを直接貯められる楽天カードも解説している。
楽天カードでマイルを貯めたいと思っている人はぜひ参考にしてほしい。
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楽天カードで貯めたポイントはマイルに交換できる
カードの利用額100円につき1ポイントが還元される楽天カードだが、貯めたポイントは、ANAまたはJALマイルのいずれにも交換可能だ。
いずれも2ポイントにつき1マイルに交換でき、それぞれの交換条件は以下の通り決められている。
1回あたりに 交換できるポイント数 | 50〜5,000ポイント (25〜2,500マイル) |
交換可能単位 | 2ポイントずつ |
交換可能な ポイントの上限 | 1ヶ月あたり20,000ポイントまで (1ヶ月10,000マイルまで) |
交換できる 期間・頻度 | 24時間につき1回まで |
交換から反映される までの期間 | 約1週間 |
上記のように上限が決められているため、1か月の上限である10,000マイルに交換しようと思うと、毎日5,000ポイントずつ、4日間にかけて交換手続きを行い、それぞれ約1週間後に交換できることになる。
やや面倒な感じは否めないが、約2週間ほどの期間を見ておけば最大10,000マイルまでは交換可能なのだ。
マイルへの交換は楽天PointClubから
楽天ポイントをANAまたはJALマイルに交換する際は、「楽天PointClub」にアクセスして手続きをとれば簡単に操作できる。
トップページから「楽天ポイントに換える」を選択して、遷移後のページなかほどにある「楽天ポイントを他のポイントに換える」でタブを切り替えると、交換ページが表示されるはずだ。
なお、楽天ポイントをマイルに交換する際、場合によっては交換できないケースがあるので注意が必要である。
たとえば、「ANAマイルを楽天ポイントに交換して、その楽天ポイントをJALマイルに交換する」などはできない。
他社が提供するサービスをまたぐような交換は対応していないため、この点は覚えておこう。
楽天ANAマイレージクラブカードならANAマイルを直接貯められる
楽天カードのなかには、ANAマイルを直接貯められるクレジットカードがある。それが、「楽天ANAマイレージクラブカード」だ。
年会費 | 初年度無料 2年目以降:年1回の利用で550円が無料 |
他の楽天カードからの切替手数料 | 1,100円 |
ポイント還元率 | 楽天ポイントコース:1% ANAマイルコース:0.5% |
家族カード | 発行可能(年会費無料) ※発行可能枚数上限:2枚 |
ETCカード | 年会費550円 ※楽天会員ランクがプラチナ以上で年会費無料 |
「楽天ANAマイレージクラブカード」は、以下の4機能が一体になったクレジットカードだ。
- 楽天カード
- 電子マネーEdy
- 楽天ポイント
- ANAマイレージクラブ
このカードは、ポイントの貯め方を「ANAマイルコース」「楽天ポイントコース」の2つから選べる。
還元率はANAマイルコースは0.5%、楽天ポイントコースが1%であり、通常の楽天カードと使用感は変わらない。そのため、楽天ポイントをANAマイルに交換したい人のなかで、都度交換するのが面倒な人には特におすすめだ。
もちろん、楽天ポイントコースを選択しても、楽天PointClubを使えばマイルに交換できるため、その点は安心してほしい。
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また以下記事ではおすすめの楽天カードについて紹介している。
楽天ANAマイレージクラブカードを発行するメリット・デメリット
ここでは、楽天ANAマイレージクラブカードのよい面とイマイチな面の両側面を紹介する。
カードの発行にあたってはフラット目線で比較し、どれほどの恩恵を授かれるか慎重に判断しよう。
発行するメリット
楽天ANAマイレージクラブカードを発行するメリットは、大きく分けて以下の5つが挙げられる。
- 獲得するポイントを自由に選べる
- 実質年会費無料のカードとしては還元率が比較的高い
- 家族カード・ETCカードを発行できる
- ANAマイルに交換する際の手数料がかからない
- ポイントの交換を小さな単位で行える
もらえるポイントの種別をANAマイルまたは楽天ポイントから自由に選べるのは、同カードならではだろう。
通常であれば、もらえるポイントは各クレジットカードにおいて事前に決められている場合がほとんどだ。自身のライフスタイルやポイントの貯め方に合わせて選択できるのは、1つのメリットと言えるだろう。
2年目以降の年会費は550円かかるが、1度でも利用すれば年会費はかからない。そのため実質年会費が無料で、マイル還元率0.5%のクレカを保有できるのは、十分なメリットがあるだろう。
また、家族カードは最大2枚まで発行でき、ETCカードも作れるため、使い勝手も担保されており、ANAマイルに交換する際の手数料がかからないのも大きな魅力だ。
楽天カードに限らず、各種クレジットカード会社でもらえるポイントをマイルに交換する仕組みは用意されているものの、交換の際に手数料がかかることのほうが多い。
ほかのカードの場合、ポイント交換を可能にするためのコースが年額で別途用意されていたり、カード自体の年会費が高くなったりするため、楽天ポイントの交換は実質的な還元率が高いのである。
そのため25マイルという小さな単位から交換できる点も、航空チケットを取る際に「少しだけマイルが足りない」ケースなどにとても役立つだろう。
発行するデメリット
楽天ANAマイレージクラブカードには、発行にあたって注意すべき点もあるので確認しておいてほしい。具体的には、以下の項目を念頭に入れておこう。
- 搭乗ボーナスマイルなどは貯まらない
- ANAマイルの有効期限は3年間に限定される
- 楽天の期間限定ポイントはマイルに交換できない
- ポイントからマイルへの交換は1週間ほどかかる
そもそも、同カードは発行母体が楽天カードであるため、ANAカードに搭載されているような特典・機能はない。そのため、搭乗時に付加されるマイルなどは貯まらないから覚えておこう。
また、取得したANAマイルの有効期間は36ヶ月(3年間)である点にも注意が必要だ。
逆に、楽天ポイントは取得から使わずに1年が経過すると無効になるが、期間内に一度でも利用すれば期間は延長される。そのため、基本戦略として楽天ポイントを貯めて、必要に応じてANAまたはJALマイルに交換すると、デメリットは解消されるだろう。
ほかにも、楽天ポイントのうち、「期間限定ポイント」はマイルに交換できない点にも注意が必要だ。
お買い物マラソンや各種イベントなどで付加される期間限定ポイントは性質が異なるため、これらは通常の買い物などで利用するほかないだろう。
最後に、楽天ポイントをマイルに交換する際、そのリードタイムは約1週間ほどかかる。これが早いと見るか遅いと見るかは人それぞれだが、「今すぐ交換したい」となると対応できないため、この点も覚えておこう。
楽天カードはマイルを貯めるサブカード使いがベスト
楽天カードでマイルを効率よく貯めるおすすめな使い方は、サブカードとして利用するものだ。
マイルを貯めるのに有効とされるクレジットカードはさまざまあり、常時1.5%のマイル還元を受けられるカードもある。
これらは年会費や利用条件など、人によって向き不向きがあるため詳細は割愛するが、メインカードに対するサブカードとして、楽天カードはうってつけな存在だろう。
50ポイントから2ポイントずつマイルに交換でき、交換に必要な手数料もかからないため、メインカードではカバーしきれない支払いを楽天カードで支払えば、さらに効率よくマイルを貯められるだろう。
楽天カードは年会費が永年無料であるし、楽天ANAマイレージクラブカードも、実質無料で利用できる。ポイントを失効させてしまうリスクも低いことを踏まえると、サブカードとして利用するのが特におすすめだ。
楽天カードを使って効率よくマイルを貯めよう
楽天ポイントは50ポイントからマイルに交換でき、ANA・JALの種類を問わず対応している。
1か月の上限は10,000マイルまでだが、国内旅行の往復航空券で「マイルが少し足りない」などの際には、非常に使い勝手がよいだろう。
また、楽天ANAマイレージクラブカードならANAマイルを直接貯められるので、必要に応じて発行するのもおすすめである。
楽天カードは無料で保有できるため、コツコツとマイルを獲得するのはもちろん、メインカードに対するサブカードとして、さらに効率よくマイルを貯めることもできるはずだ。
クレジットカードにはそれぞれ強みやポイントの獲得のしやすさが異なるため、自身のライフスタイルに合わせてカードを組み合わせ、使い勝手を最適化させるのが最も大切である。
本記事の内容を参考に、楽天カードを使ってお得にマイルを貯めていこう。
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