MENU

IFAへの転職におすすめなエージェント4選と選び方を解説

金融機関などに所属せず、独立した立場で顧客の資産運用などについて幅広く提案できるIFAについて、転職を視野に入れている人が増えている状況だ。

IFAに関する情報は限定的であることから、転職の際は、専門的な知識を持っている人への相談が欠かせないだろう。しかし、IFAに転職する上で相談先に悩む方も多いだろう。

この記事では、IFAへの転職におすすめなエージェントを4つ厳選して紹介している。

転職エージェントを選ぶ際のポイントや、証券会社からIFAになっている人の傾向についてもまとめた。

IFA法人への転職を検討している人は、ぜひ参考にしてほしい。

IFAを検討する際のおすすめの転職サイト

アドバイザーナビ株式会社が運営するIFA特化の転職エージェント。野村證券出身者が立ち上げたサービスで、IFAへの転職利用満足度No.1、金融機関勤務者が転職に使いたいサービスNo.1を獲得。

会員数8万名以上、日本最大級のハイクラス転職サイト。テレビ・新聞・雑誌など多くのメディアで紹介されている。

目次

年代別!証券会社からIFAになっているのはどのような人か

現在IFAとして働く218名にアンケート調査した結果によると、前職で証券会社に勤めていた人の割合は69%だった。

また、45%は大手証券会社に勤めており、回答の約半数が大手証券会社に勤務しているというバックボーンがあることがわかる。

なお、外資系の証券会社は2%、中小規模の証券会社は22%という結果で、大手証券会社出身のIFAが際立って多いのが特徴的だ。

ここでは、証券会社からIFAになっている人の共通点や特徴について、年代別でまとめた。

自身のセカンドキャリアを考えている人は、以下の内容をぜひ参考にしてみてほしい。

20代

20代で証券会社からIFAに転職した人の特徴として挙げられるのは以下の点である。

20代で証券会社からIFAに転職した人の特徴
  • より自由な働き方を実現させたい
  • 今以上に高収入を目指したい
  • 独立志向が強い
  • ノルマに追われる働き方をしたくない

先述のアンケート調査によると、20代でIFAとして働く人の割合は9%だった。

2023年6月時点におけるIFAの数は約6,500人とされているため、業界全体における20代のIFAの数は約600名と推測される。

大学を卒業して新卒で証券会社に入社し、2社目としてIFA法人を選択したケースが大半であると考えられ、証券会社での勤続年数は5年前後と言えるだろう。

証券会社である程度の経験を積み、今よりも裁量権のあるポジションで活動したいと考えた結果としてIFAを目指すケースは比較的多い。

この点は、社内における上昇志向よりも、自身のキャリアアップを優先させた結果と言える。

ほかにも、フリーランスの自由な働き方に対する憧れが強くなるのも、20代という比較的若いキャリアにおいては共通する傾向だ。

IFA法人と業務委託契約を締結すればフリーランスとしてすべて自分の裁量で働けるようになるため、ライフスタイル・働き方の自由度を重視してキャリアを選択している背景も共通している。

この点、ノルマに追われる働き方をしたくないという側面も垣間見えるのが20代ならではと言えるだろう。

30代

30代で証券会社からIFAに転職した人の特徴として挙げられるのは以下のとおりだ。

30代で証券会社からIFAに転職した人の特徴
  • 顧客に真に必要な金融商品を提案したい
  • 現職の見通しが怪しく、早めにキャリアの転換を試みた
  • 現職で正当な評価を受けられず不満を感じた
  • 顧客と長期的な関係性を構築したい
  • 現職から年収アップを期待した転職

先ほどのアンケート調査結果では、30代でIFAをしている人の割合は45%で、約半数が30代という結果だった。

IFAとして活躍する人のボリュームゾーンは30代とされており、証券会社に勤務するまでのキャリアはさまざまだが、10年近く金融業界の第一線で活躍し、20代以上に社会全体の構造含めて現状を客観的に判断できるようになるタイミングだ。

現状を認識するなかで、何かしらの点に違和感や不満を抱き、それらを解決する手段としてIFAへの転職を決意しているのは共通している。

特に、証券会社の場合は自社で扱う金融商品しか提案できないため、顧客のニーズをすべて満たす提案が難しいケースもあるだろう。

より付加価値の高い提案・仕事をするためにIFAに転職する人はかなり多い状況だ。

ほかにも、正当な評価や報酬を得られないなどの不満は、会社員として雇用される立場である以上、必ず噴出する問題である。この点は年代を問わず、IFAへの転職を決意する要因となるだろう。

40代以降

40代以降で証券会社からIFAに転職した人に共通するのは以下の点だ。

40代以降で証券会社からIFAに転職した人
  • 現職のポジションに頭打ち感がある
  • 営業部門の人員整理や縮小によるキャリア変更を余儀なくされた
  • 今までの知識や専門性をさらに活かしたい
  • 生涯現役で働く基盤を作りたい

40代でIFAとして活動している人の割合は14%、50代は18%、60代以降は12%というアンケート結果であった。

この結果を踏まえると、20年以上のキャリアを通じて培った専門性を活かして、IFAとして次なるキャリアを構築したいというビジョンは共通している。

また、証券会社によっては40代以降のキャリア・ポストに頭打ちがあったり、どのポジションまで昇進できるか見えてきたりするだろう。

人生100年時代に突入した昨今においては、生涯現役で稼ぎ続けられる人的資本の強さが求められる。この点、IFAとして活躍できれば顧客と長期的な関係性を構築し、年金に頼らない生活基盤を醸成させられる。

20代や30代とは異なり、深く広い専門性を備えている40代以上だからこそ、IFAへの転職は長期的なキャリアを見据えた賢い選択と言えるだろう。

IFAへなるための相談先

IFAとして働く際は、IFA法人と雇用契約または業務委託契約を締結するのが一般的だ。

雇用契約を締結する場合はほかの業界における転職活動とほぼ同じであるものの、IFA業界自体がまだ未成熟であり、情報量が限定的であると言わざるを得ない。

そのため、IFA法人への転職を希望する場合は、専門家などへの相談が欠かせないだろう。

ここでは、IFAになるための相談先を3つ紹介しよう。

  1. 現役IFA
  2. 証券会社の説明会を利用
  3. 転職エージェント

それぞれについて詳しく解説するので、自身の環境と照らし合わせながら相談先を検討してみてほしい。

現役IFAへのヒアリング

IFAになるための相談先として最初に思い浮かぶのが現役IFAだ。

現にIFAとして働いている人から聞ける情報は貴重であり、個別具体的な内容となる場合もあるものの、リアルな側面が垣間見えると働くイメージもつきやすいだろう。

  • どのような雇用形態で働いているのか
  • 勤務時間や一日の流れはどうなっているのか
  • 業務のやりがいや難しさ
  • IFA法人を決めた背景や理由
  • 福利厚生の充実度
  • 成果が報酬に反映されるのか

現役IFAとの間柄にもよるが、IFAに転職した経緯や理由も含めて、気になる点をすべてヒアリングできるのは貴重な機会になるはずだ。

しかし、そもそも身の回りにIFAとして活動する人がいない可能性も高く、相談しようがないケースも想定される。

そのため、後述する証券会社の説明会や転職エージェントも活用して幅広く情報収集することが大切だ。

証券会社の説明会

IFAになるための相談先として、証券会社の説明会も積極的に活用しよう。

証券会社にもよるが、IFAに関する情報提供を目的とした説明会を開催している場合があるため、セミナー情報はこまめにチェックしてみてほしい。

証券会社における営業担当とIFAの資産運用に関する広範なアドバイス業の本質は同じであり、両者は親和性の高い業務である。

この点、証券会社としては雇用を維持するのが難しい側面や人員整理をしたいという背景もあり、新しいキャリアとしてIFAを紹介する機運が高まっている状況だ。

一見するとネガティブに捉えられるかもしれないが、情報収集の場としては有用であることに違いない。

ただし、証券会社が頻繁に説明会を実施しているわけでもなく、タイミングが合わないとスムーズに行動に移せないこともあるだろう。

手軽に相談したいというニーズを満たせない可能性が比較的高いため、今すぐ転職に向けた行動を開始したいのであれば、転職エージェントの利用を検討するとよいだろう。

転職エージェント

IFAになるための相談先として最も利用しやすいのが、転職エージェントだ。

転職エージェントなら、転職活動のプロであるキャリアアドバイザーから、ニーズを満たす求人の紹介はもちろん、面接日程の調整や雇用条件の交渉なども対応してくれる。

転職エージェントの場合はほとんどが無料で利用できるため、使わない手はないだろう。

ただし、IFA業界に関する情報はあまり出回っていない現状があるため、業界を網羅的に扱う総合型の転職エージェントより、IFA業界に特化したエージェントを利用することをおすすめしたい。

もちろん、総合型の転職エージェントを利用した場合でもIFA法人を紹介してもらえるものの、特化型エージェントに比べて紹介できる求人数が限られることも多い点は注意が必要だ。

いずれにせよ、転職活動をスムーズに進めるにはプロの力を借りるのがベストである。

相談しやすさの観点も含めて、転職エージェントの利用は必須といえるだろう。

IFAを検討する際のおすすめの転職サイト

アドバイザーナビ株式会社が運営するIFA特化の転職エージェント。野村證券出身者が立ち上げたサービスで、IFAへの転職利用満足度No.1、金融機関勤務者が転職に使いたいサービスNo.1を獲得。

会員数8万名以上、日本最大級のハイクラス転職サイト。テレビ・新聞・雑誌など多くのメディアで紹介されている。

転職エージェントの選定方法

IFAへの転職を成功させるなら転職エージェントの利用が欠かせない。

しかし、転職エージェントにはさまざまな種類があるため、どのサービスを利用すればよいか迷ってしまうこともあるだろう。

ここでは、転職エージェントを選定する際のポイントを3つ紹介する。

  1. コンサルタントのキャリア
  2. 転職エージェントの実績
  3. サポート内容

転職エージェントの違いは主に上記の3点に集約されるため、それぞれについて比較検討して、最も優れていると判断できたエージェントを利用すればよいだろう。

コンサルタントのキャリア

転職エージェントを選定する際は、コンサルタントのキャリアを必ず確認しておいてほしい。

  • 過去の相談件数
  • 現在請け負っているクライアントの数
  • コンサルタントとしての勤続年数
  • コンサルタントの得意業界
  • IFA業界に対する知識量や経験の有無

転職についてサポートしてもらう以上、豊富な知識や経験を備えたコンサルタントに依頼したいと誰もが思うだろう。

コンサルタントのキャリアを確認する際は、上記の内容を中心に、定量的な内容から実力を判断するのがおすすめである。

定量的ではない点に関しては、得意業界やIFA業界に対する知見の有無と深さを特に重視すべきだ。

少なくとも金融業界の転職支援実績が豊富であるか、できればIFAを経験したことのある人がコンサルタントであれば、より信頼できるだろう。

評価するポイントは人それぞれだが、上記の内容を参考にしながら、コンサルタントのキャリアから利用すべき転職エージェントを選定してみてほしい。

実績

転職エージェント自体の実績についても、選定する際の重要な指標になるだろう。

  • IFAに転職した人が何人いるのか
  • 紹介できるIFA法人の数
  • 転職者からの口コミ評価

転職エージェントの実績を評価・判断する項目としては、上記の内容などが考えられる。

特に、IFAに転職した人の数は、最も直接的な実績と言えるだろう。2023年6月時点におけるIFAの数は約6,500名とされており、母数としてはかなり少ない状況だ。

このような背景を踏まえて、転職者の実績値は必ず確認してみてほしい。

ほかにも、転職エージェントが紹介できるIFA法人の数は、自身の選択肢の数に直結する。

紹介できる法人数が多ければ多いほど転職先の選択肢は増えるため、IFA業界に特化した転職エージェントを利用したほうがよいだろう。

実績に関しては、利用者の声も指標にできるはずだ。サービスを利用した人の口コミ評価が高ければ、信頼に足る転職エージェントと言える。

もちろん、プラスの口コミだけでなく、マイナス面も含めて総合的に判断すべきなのは言うまでもないだろう。

サポート内容

利用する転職エージェントを選定する際は、コンサルタントのサポート内容も確認すべきだ。

マンツーマンのヒアリングを踏まえた求人の紹介はもちろん、面接日程の調整に関してはほとんどの転職エージェントが対応している。

しかし、転職先との条件交渉や面接対策については、エージェントによってサポートしていない場合もあるため注意が必要だ。

ほかにも、IFA業界特化型の転職エージェントのなかには転職後のサポートも対応している場合があるため、充実したサポートを提供しているほうが安心して転職活動を進められるだろう。

次の章では、おすすめの転職エージェントを4つ紹介しているので、どの転職エージェントを利用すべきか迷っている人はどれかを利用することをおすすめしたい。

おすすめの転職エージェント

IFA法人への転職におすすめな転職エージェントを4つ紹介しよう。

  1. 証券転職
  2. リクルート
  3. ビズリーチ
  4. IFA転職

それぞれについて詳しく解説していくので、公式サイトも確認しながら自身に合った転職エージェントを利用してみてほしい。

証券転職

「証券転職」は、証券会社への転職に特化した転職エージェントだ。

キャリアコンサルタントは証券業界に精通したプロが担当しており、求職者一人ひとりとのヒアリングを踏まえ、希望を満たす求人の紹介や各種日程調整、条件交渉などをトータルでサポートしてくれる。

証券会社に強みがあるものの、IFA法人への転職にも対応しているため、まずは自身の市場価値を客観的に判断するためにも利用してみるとよいだろう。

リクルート

リクルートエージェントは、業界最大手と言える総合型の転職エージェントだ。

公開・非公開を合算して60万件近い求人数を誇り、金融業界の求人も多数揃えていることから、条件を満たすIFA法人の求人も見つかりやすいだろう。

業界最大手であり、全国の求人に対応しているのが強みで、対応できる年齢層も幅広い。

もちろん利用は無料なので、さまざまな求人にアクセスするためにも登録しておいて損はしないだろう。

ビズリーチ

ビズリーチは、転職活動のなかでもハイクラスなポジションや高年収を目指すビジネスパーソンにぴったりな転職エージェントだ。

ビズリーチの最大の特徴はスカウトを受けられる点で、プロフィールを登録しておくと、興味を抱いた企業の採用担当者から直接連絡が届く仕組みを採用している。

現職が多忙で転職活動に時間を割けない人は、ビズリーチを積極的に活用するとよいだろう。

IFA法人のなかでも、よりハイクラス・高年収な転職を実現させたい人は、ビズリーチの利用がおすすめだ。

IFA転職

「IFA転職」は、IFA業界への転職に特化した転職エージェントである。

キャリアコンサルタントはIFAを経験しているプロで、豊富なIFA法人のなかから希望を満たす求人の紹介はもちろん、転職後の顧客獲得などについてもサポートしているのが最大の特徴だ。

サービス利用者からの評価も高く、サポートの範囲も広いため、IFA法人への転職を検討している人は利用必須と言えるだろう。

もちろん無料で利用できるので、IFAにひとまず相談したい人も気軽に利用してみてほしい。

まとめ

IFAに転職した人の約半数は証券会社に勤務しており、年代によって特徴や共通点は異なるものの、年代を超えて共通するのは「金融業界で培った知識や専門性を活かして働きたい」という点だ。

ほかにも、自分らしく長く働き続けるための選択肢としてIFAになる人も多く、組織に縛られず専門性を活かせるのは重要なポイントといえるだろう。

ただし、IFAへの転職には専門家のサポートが欠かせないため、転職エージェントの力を借りてスムーズに転職活動を進めることが大切である。

この記事で紹介した転職エージェントのなかでも、「IFA転職」は業界に特化しており、IFAを経験しているキャリアコンサルタントが転職後も含めた幅広いサポートを提供しているので特におすすめだ。

IFAへの転職を検討しているのであれば、IFA業界に特化した「IFA転職」に相談することから始めるとよいだろう。

\ IFAへの転職を検討している方は /

目次