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勤務地で絞るIFA法人選び「3つの方法」

リモートワークが一般的になったとはいえ、「勤務地」は転職時の条件に挙げるケースは多い。

今回は、勤務地で絞りこむIFA法人の選び方3つを紹介する。

目次

IFAにもお客様さまにもニーズがある「地域限定」

お客さまのニーズ「責任をもってアドバイスをしてほしい」

IFAを利用するお客さまのよくあるニーズに「長期間にわたって信頼できる同じ人からアドバイスを受けたい」がある。取引していた営業担当の転勤などで、嫌な経験をしたことのあるお客さまが多いからだ。

また最近では離れて暮らす親世帯と子世帯それぞれのニーズにIFAが応えているケースもみられる。

親世帯は、自身の健康面を考えるとお金の整理をしなければいけないけれど、ありのままの数字を子どもに伝えるのは気が引けることが多い。だから専門家であり第三者であるIFAを頼る。

一方、子世帯は「オレオレ詐欺」などの高齢者を狙った金融詐欺が増えているなか、地域に根付いたビジネスをしているIFAが、親世帯からの相談にのってほしいと考えるからだ。

IFAのニーズ「お客さまとの長期的な関係 & 充実したプライベートを両立させたい」

IFAにも地域に根付いて働くメリットは多い。生活の拠点がはっきりすることで、お客さまに与える安心感が大きくなる。ましてや同じ地域であればなおさらだ。

IFA自身も数年後の転居を前提に暮らすのと、その地域に根付いて暮らすのでは地域へのコミットも異なってくる。家族も安心して暮らせるだろうし、働き方への家族の理解も深まるだろう。

主要な都市である、東京大阪名古屋でのIFA法人について紹介しているので、ぜひ参考にして欲しい。

希望の地域でIFAになる方法3選

大前提として、意中のIFA法人があれば、まずは直接アプローチして話を聞いてみることだ。

IFAになるための経路

アドバイザーナビ株式会社「現役IFAに対するアンケート結果について2022年度版」より一部抜粋

上のグラフは、当社アドバイザーナビ株式会社「現役IFAに対するアンケート結果について2022年度版」における「IFAになるための経路」の回答だ。

「自らHP等での直接申し込み」は「IFA法人の代表者からの声かけ」に続き、2番目に多い経路になっている。

臆することなく、門戸をたたくことをおすすめする。回り道をせずに

次からは、意中のIFA法人が特段ないものの、勤務地重視でIFA法人を探す方法を3つ紹介する。

支店が沢山あるIFA法人から拠点を探す

東証グロース市場に上場している大手IFA法人「株式会社アイ・パートナーズフィナンシャル」は横浜を中心に全国21の拠点を展開している(2022年3月現在)。拠点は、札幌から宮崎まで広域にわたっている。

全国に展開するIFA法人に所属するメリットの1つに、東京と地方の情報格差が少ない環境ではたらけることが挙げられる。たとえば、外部講師を招いた各種勉強会の開催地は大都市中心であることが多い。拠点が多いIFA法人であれば、Webを活用して全国の拠点で勉強会に出席できる。新しい知識をインプットすることで、質の高いアドバイスが行える。

また所属するIFAであれば、全国どの拠点でも利用できるIFA法人もある。遠方のお客さまに会いに出張した場合、現地の拠点から最新データの資料を出力して持参したり、現地拠点を面談場所に使ったりする利用法が考えられる。

プラットホームの証券会社のサイト経由で検索する

IFA法人が所属する金融商品取引業者(証券会社)のサイトから検索する方法もある。

楽天証券のサイト「契約IFA法人一覧 」

楽天証券のサイト「契約IFA法人一覧」には、契約しているIFA法人の全216拠点が掲載されている(2022年7月現在)。画面上部のタブで地域別にスクリーニングすることもできる。個別の拠点単位で所在地や電話番号も掲載されているので、働きたい地域で営業展開しているIFA法人の情報を手軽に得られる。

SBI証券のサイト「個別にお店で相談できるIFA」

SBI証券のサイトには「個別にお店で相談できるIFA」のページがある。

楽天証券同様、画面上部に地域ごとに閲覧できるタブが配置されているので、そのエリアで展開しているIFA法人の拠点を簡単に一覧できる。

「個別にお店で相談できるIFA」のページにはIFA法人18社が掲載されている。会社名をクリックするとそのIFA法人が展開している拠点が表示される。展開しているエリアを見ることで、そのIFA法人が強いエリアがわかる。

フリーペーパーの広告で見つける

地域に根差したIFA法人は、主催するセミナー情報をフリーぺーパーに掲載させるケースも多い。だから地域で展開するIFA法人を探すためにフリーペーパーを調べるのは有効な方法だ。この方法は非効率的な方法であるものの、そのIFA法人を感覚的に把握することにすぐれている。

なぜなら、掲載されているセミナータイトルから、お客さまに発するメッセージや、接触の切り口がわかるからだ。

また、実際にセミナーを受講することで、メインとするお客さまの層や、所属するIFAのレベルもわかる。

地道な作業にはなるが、一度は地域に配布されているフリーペーパーを目にすることをおすすめする。

一般的なIFA法人の探し方については下記の記事を参考にして欲しい。

希望のエリア条件をクリアして、気持ちよく働こう

本稿を執筆するにあたって、筆者がネット上で調べたところ「IFAになってよかった理由」として、「転勤がない」ことを挙げている統計データは見当たらなかった

理由は3つあると考えている。

1つ目は、数年前大手証券会社がFA職を廃止したことをきっかけに転身したIFAが一定数存在している点だ。IFAになる前から転勤のないFA職であったことから、アンケート調査の際に、わざわざメリットとして挙げないことが考えられる。彼らは、働きたいエリアで既に働いていたのだ。

2つ目は、地域を絞ることは転職時の条件の1つであり、日常業務では意識していない点だ。希望するエリアでIFAに転身できれば、以降は意識しない。ただ毎日、お客さまへのアドバイスのみに全力投球して業務にあたっているのだ。

3つ目は、オンライン面談を併用することで活動エリアの縛りから解放されているIFAもいる点だ。

IFAとしてのアドバイス業務に集中するためにも、入口の段階で、希望エリアの条件は満たしておきたい。

おわりに

IFAに転身する上では必要な資格や雇用体系、報酬の仕組みや証券会社のアドバイザーとの違いについて理解しておくことが大切だ。
まずは証券外務員資格を取得し、金融機関である程度の実務経験を積んでから転職活動を始めよう。IFAは雇用体系によって報酬の仕組みや働き方が大きく異なる。自分に合った雇用体系を選び、IFAとしての活躍を目指していこう。

IFAになる際に、基本的にはどこかの法人に所属する形を取ることになる。
しかし、全国には約650社ものIFA法人があり、情報を取ることや比較することが難しい。

また、

「いくらぐらいの預かりがあれば良いのか?」

「金融機関時代の様なビジネスはできるのか?」

等、IFAになること自体に対する不安の声も多い。
IFAへの転職に悩んでいる方は、ぜひIFA特化型の転職エージェント「アドバイザーナビ」に相談してみて欲しい。
弊社はこれまでに100名以上のIFAへの転職支援実績があり、「IFAへの転職利用満足度No.1」を獲得している。

まずは情報収集をしたいといったカジュアルな形からでも無料で面談ができるので、お気軽に相談してみてほしい。
最近は異動時期や賞与の時期が近いということもあり、毎日多くのご相談をいただいている。
現在、弊社代表も現場に出て転職エージェントとして面談をしているが、面談予約枠に限りがあるので早めの申し込みをおすすめする。

面談のお申し込みは下記フォームからお申し込みを。

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