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【生命保険に入ってない20代必見】生命保険をお得に利用するポイントとおすすめの生命保険を徹底解説!

この記事で解決できるお悩み
  • 20代で生命保険に加入する必要性が分からない
  • 20代が生命保険をお得に利用するためのポイントが知りたい
  • 20代におすすめの生命保険が知りたい

生命保険と言えば、加入者に万が一のことがあった際に保険金が支給されることで配偶者や子どもなど家族を守るものというイメージが強いだろう。

そのため、まだ守るべき家族がいないという20代であれば保険に入ってないという人も多いのではないか。

ただ、結論から書けば、20代こそ生命保険に加入するべきだと言える。

本記事では、生命保険に入ってない20代に向けて「保険のお得な使い方」についての解説を行う。

生命保険に加入すべきか悩んでいるという20代の方には、ぜひ参考にしてほしい。

目次

生命保険に入ってない20代に生命保険は必要か

20代は、他の年代と比べて健康面でリスクが低いので、死亡する確率が低い年代である。

実際に、厚生労働省が2023年7月に発表した「令和4年簡易生命表」によると、20歳の死亡率は1,000人あたり0.043となっている。

死亡リスクが他の年代に比べて低いため、20代が生命保険に加入する必要があるか、分からない人もいるだろう。

そこで、本章では20代が保険を準備する必要性について解説する。

結婚や出産といった、新たなライフイベントを経験する前に、20代が保険に加入するべきか参考にすると良いだろう。

生命保険へ加入することで保障されるリスク

死亡保険は、病気や事故などの事由によって亡くなった場合、もしくは高度障害状態に該当した場合に保険金が支払われる。

高度障害状態は、両目の視力や言語機能などが永久に失われている状態である。

具体的には、以下の状態に該当した場合が高度障害状態に該当する。

番号状態
1両目の視力を全く永久に失ったもの
2言語またはそしゃくの機能を全く永久に失ったもの
3中枢神経系または精神に著しい障害を残し、終身常に介護を要するもの
4胸腹部臓器に著しい障害を残し、終身常に介護を要するもの
5両上肢とも、手関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失ったもの
6両下肢とも、足関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失ったもの
71上肢を手関節以上で失い、かつ、1下肢を足関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失ったもの
81上肢の用を全く永久に失い、かつ、1下肢を足関節以上で失ったもの
出典:オリックス生命「よくあるご質問」より作成

基本的に、四肢のうち2箇所以上が機能不全になっている場合に該当することが多い。

また、身体障害状態は事故を原因として、180日以内に所定の身体障害に該当したら適用される。

ただし、死亡保険の中には、不慮の事故や災害で死亡した場合のみ保険金を支払う「傷害保険」もあるので、保障内容には注意する必要がある。

年代別の生命保険加入率と保険料の平均額

生命保険文化センターが調査した「生活保障に関する調査」によると、生命保険の加入平均額は男性で1,373万円、女性は647万円となった。

年代別で見ると、保険金額は以下の通りである。

  • 20歳代:男性1,001万円 女性751万円
  • 30歳代:男性2,065万円 女性768万円
  • 40歳代:男性1,883万円 女性807万円
  • 50歳代:男性1,629万円 女性737万円
  • 60歳代:男性1,071万円 女性507万円
  • 70歳代:男性582万円 女性395万円

年代別にみると、男性では30歳代が最も保険金額が多い。

30代は、結婚や出産によって家族が増えたため、世帯主として生活を支え始める立場になる人が多い年代である。

そのため、家族への生活保障は万全に備えておく必要がある。

20代の加入平均額は、男性で1,001万円で、女性は751万円だった。

20代も30代と同じく、結婚や出産によって家族が増えて責任が重くなる年代である。

自分や家族への保障を手厚くするべき年代といえるだろう。

また、加入率は男性で46.4%、女性は57.1%だった。

男女ともに全年代別では最低の水準で、30歳代から男女ともに80%を超える。そのため、生命保険への加入意思が、他の年代と比べて高くないことがうかがえる。

つまり、20代の生命保険における加入傾向としては、準備している層と準備していない層に分かれている。

しかし、死亡保障を充分に備えていたとしても、その内容に満足しているわけではない。

生命保険を充分に備えていると考えている人は、全体の36%と半数にも満たなかった。

そのため、自身の生命保険を適切に準備するうえで重要な要素となる、世帯状況や資産状況を踏まえた準備ができていないといえるだろう。

または、生命保険に20代から加入するメリットが感じられていない可能性もある。

では、20代が生命保険に加入するメリットについて解説する。

20代で生命保険に加入するメリット

20代が生命保険に加入する最大のメリットは、保険料が安い点である。

保険料は、契約する被保険者のリスクの度合いによって決まる。

一般的に、年齢が高くなると死亡リスクが高くなるので、保険料は高くなる。

20代は、他の年代に比べて死亡リスクが低いので、同じ保障額を準備するにしても保険料を安く準備できる。

たとえば、ソニー生命の「有期払込終身保険」における保険料例を確認してみよう。

契約例
  • 保険金額1,000万円
  • 保険料払込期間:60歳まで

年齢別の保険料は、男性の場合で以下の通りになった。

  • 25歳:1万9,890円
  • 30歳:2万3,650円
  • 35歳:2万8,910円
  • 40歳:3万6,800円
  • 45歳:4万9,970円

20代は、将来的に結婚や出産、自宅の購入など、ライフプランが大きく変わり始める年代である。

そのため、家計の収支も大きく変わる可能性が高い。保険料が安ければ、支出が増えても家計には大きく影響しないだろう。

では、20代が保険を選ぶうえでどのようなポイントを踏まえておくと良いか、それぞれ解説する。

まだ生命保険に入ってない20代がこれから生命保険をお得に利用するためのポイント

20代にとって、最適な生命保険を選ぶためのポイントや注意点を解説する。

一般的に、生命保険を選ぶ場合に踏まえておきたいポイントは、以下の3点である。

  • 複数の生命保険を比較する
  • 加入する目的を明確にして必要な保険を偉ぶ
  • 生活費を圧迫しない程度の保険料で加入できる保険を選ぶ

それぞれのポイントについて確認しよう。

複数の生命保険を比較する

まずは、複数の生命保険を比較するのが重要である。

生命保険は、性別や年齢によって保険料が異なるが、保険会社によっても保険料が異なる。

そのため、同じ保障額の商品でも、いくつかの保険商品を比べておくと良いだろう。

終身保険の場合は、保険料だけでなく解約返戻率も確認しておくと良い。

また、養老保険も同じく、保険料支払い総額に対して、満期保険金がいくらになるかチェックしておくと良い。

例えば、以下の条件でオリックス生命「終身保険RISE」と、マニュライフ生命「こだわり終身保険」の解約返戻率を確認する。

契約例
  • 25歳男性 
  • 保険金額300万円
  • 保険料支払期間15年

オリックス生命の場合、解約返戻率は104.5%だったのに対し、マニュライフ生命の場合は99.5%だった。

以上から、単純な保険料だけでなく、教育資金や老後資金に活用できる解約返戻金や満期保険金がいくらになるかも、あわせて確認しておくと良いだろう。

加入する目的を明確にして必要な保険を偉ぶ

生命保険を準備する目的を明確にする必要がある。

一般的に、生命保険は「整理資金」だけでなく「遺族への生活費」「相続対策」を目的にする。

  • 整理資金:葬式代
  • 遺族への生活費:遺族への生活保障
  • 相続対策:資産の整理

整理資金を準備する場合は、いつでも保障が必要なので終身保険を準備すると良い。

遺族への生活費では、まとまった保障が必要なので、定期保険や収入保障保険を用意すると良いだろう。

また、生命保険は「500万円×法定相続人の数」が非課税枠となるので、資産を相続する場合に対策できる。

以上から、保険を選ぶ場合には保障面を目的にすると、どの保険を準備するか明確になりやすい。

また、貯蓄を目的にするなら解約返戻金や満期保険金が受け取れる終身保険や養老保険を準備すると良い。

生活費を圧迫しない程度の保険料で加入できる保険を選ぶ

保険料が高額になりすぎないように、適切な範囲で生命保険を準備する必要がある。

20代は30代や40代に比べて、収入が低い傾向にある。

厚生労働省が2023年3月に調査した「令和4年賃金構造基本統計調査の概況」によると、20代男性の賃金は以下の通りとなった。

  • 20~24歳:22万500円
  • 25~29歳:25万9,300円

そのため、保険料も家計を圧迫しない程度に準備できないか検討しておくことが望ましい。

また、契約の途中で保険料が上昇するタイプの保険だと、現役世代では保険料を拠出できても、収入がなくなった老後生活に入ると保険料が払えなくなるリスクがある。

原則、保険料は契約時点から変わらない保険を準備すると良いだろう。

以上から、いくら保障内容が良くても、保険料を支払い続けないと保障は継続できない。

そのため、保障と保険料のバランスを見ながら準備すると良いだろう。

生命保険に入ってない20代におすすめの生命保険を紹介

保険の必要性や加入時のポイントを押さえたところで、ここからは20代におすすめの生命保険をいくつか紹介する。

終身保険や定期保険、養老保険に分けて解説するので、目的を明確にして準備すべき保険を参考にしてもらいたい。

遺族の生活費に使える生命保険

遺族への生活費を準備する目的でおすすめする商品は、ネオファースト生命「ねおdeしゅうほ」とFWD生命の「FWD収入保障」である。

どちらの商品も、割安な保険料でまとまった死亡保障を準備できる収入保障保険である。

定期保険に分類される保険商品なので、保険料は掛け捨てである。

ねおdeしゅうほ」は、基本保障である死亡保障に加えて、三大疾病や障害・介護の保障が準備できる。

三大疾病の特約は、がん、急性心筋梗塞、脳卒中で所定の状態になると、保険金が支払われる。

FWD収入保障」では、障害等級1~4級、または要介護1以上になった場合も保険金が支払われる。

どちらの保険商品も、喫煙歴や健康状態によって保険料が割安になるので、20代でも安く準備しやすい。

教育資金や老後保障に使える生命保険

教育資金の準備におすすめできる保険は、オリックス生命「RISE」である。

先ほども解説した通り、払い込み期間が10年、15年と短い期間でも返戻率が100%を超える。

終身保険は、これまで短期の払込だと返戻率が100%を越えなかったため、教育資金として準備できなかった。

オリックス生命のRISEは、短期払い込みでも返戻率が100%を超えるので、教育資金として活用できるメリットがある。

また、老後資金として活用できる商品は、メットライフ生命「ライフインベスト」がおすすめである。

ライフインベストは、養老保険なので、満期になると満期保険金が支払われる。

また、満期保険金の金額は保険会社が運用しており、運用成果によって受け取れる満期保険金額が異なる。

そのため、運用成果が不調な場合は、保険料払い込み期間を下回り、元本割れする場合がある。

ライフインベストは、保険料の払込免除特約がオプションで付加できる点がメリットである。

整理資金に使える生命保険

整理資金として使える生命保険は、マニュライフ生命「こだわり終身保険」である。

終身保険の基本保障である保障が一生涯にわたって続くだけでなく、以下の特徴がある。

  • 非喫煙料率
  • 保険料払込免除

タバコを吸っていない場合、非喫煙料率で準備できるので、保険料が割安に準備できるメリットがある。

さらに、保険料払込免除特約が付加できるので、保険料を支払っている期間中にガン・急性心筋梗塞・脳卒中で所定の状態になったとき、保険料が免除される。

さらに、保険料払い込み免除が発動すると、保険料はすべて納めきったものとして扱われる。

そのため、解約返戻金が一気に増加するメリットもある。

以上から、それぞれの目的に合わせて最適な保険を選ぶと良い。

このように、「いつ保険に加入するか」で最適なプランは異なる。また同じ20代であっても、性別や独身・既婚などのステイタスによってその最適解は変わってくる。

年齢別におすすめの保険20代におすすめの保険をまとめたこちらの記事も参考にしていただくと、より20代のあなたが気をつけるべきポイントへの理解も深まるだろう。

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生命保険に入ってない20代は早めに生命保険を検討して将来のリスクに備えよう

本記事では、生命保険に入ってない20代に向けて「保険のお得な使い方」についての解説を行った。

↓以下の項目に合わせて、まとめ文の内容を書き足してください。

20代は、死亡リスクや病気になるリスクが低いことから、生命保険の加入率が他の年代に比べて低い傾向にある。

しかし、生命保険に加入することで、安い保険料で充実した保険商品を選べるメリットがある。

そのため、遺族への生活保障や整理資金の準備だけでなく、教育資金や老後資金といった将来のリスクにも備えることができる。

そのため、20代が生命保険へ加入する際は、加入目的や加入する商品を比較して選ぶといい。

今回おすすめした商品は、あくまでも一例で、どのような保険が最適かは、資産状況や世帯状況によって異なる。

そのため、保険選びに少しでも疑問や不安があれば、保険のプロに相談すると良い。

専門的なアドバイスを受けられれば、必要な保険がなにか把握できるだろう。

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執筆者

2019年に野村證券出身のメンバーで創業。お客様と保険のプロを結ぶマッチングサイト「生命保険ナビ」を運営。「投資家が主語となる金融の世界を作る」をビジョンに掲げている。

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