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FXの手数料を徹底比較!主要FX会社で比べてみよう

この記事で解決できるお悩み
  • FX取引の手数料が知りたい
  • 各社の手数料を比較したい
  • お得なFX会社を見つけたい

お得なFXの会社の見つけ方を知りたい方も多いのではないだろうか。

株投資ならば取引手数料を比較して安いところを選べば良い。しかし、FXの場合は見るべきポイントが株投資とは異なる。

具体的にはFXの取引手数料の有無、スプレッド、スワップポイントの3つを見て比較することでFX会社を選べるはずだ。

本記事では人気のFX会社を参考に、トレーダーがFX会社を選ぶ際に取引手数料をはじめとした見るべきポイントについて解説する。

目次

\初心者におすすめのFX会社はどこ?/

各社のFX手数料の比較

FX会社は取引手数料などを各社それぞれ、自由に決めている。FX会社を選ぶ際にトレーダーが最初に見るべきポイントは以下の3つだ。

  • 取引手数料
    • 注文の約定ごとに発生する手数料
  • スプレッド
    • 通貨ペアの買値(Bid)と売値(Ask)の差額
  • スワップポイント
    • 通貨ペアの金利差によって発生する利益・損失

それぞれ詳しく確認していこう。

取引手数料

スクロールできます
FX会社取引手数料の有無
DMM FX無料詳しくはこちら
GMOクリック証券無料詳しくはこちら
SBI FXトレード無料
みんなのFX無料詳しくはこちら
マネーパートナーズ無料
GMO外貨無料詳しくはこちら
ヒロセ通商
(LION FX)
無料

実は国内FX会社の多くが取引手数料無料をうたっている。

取引手数料とは注文約定ごとに発生する手数料のことだ。

株投資をしたことがある人ならば、売買するごとに取引手数料が発生することをご存知の方も多いのではないだろうか。

実際に国内FX会社の公式サイトを調べてもらえれば分かるが、取引手数料を無料、または0円と表記しているところばかりだ。

しかし、残念ながらFXは何度トレードをしてもコストがかからないという訳ではない。

FXでは売買の際にかかる取引手数料に関しては次項で紹介するスプレッドに含まれている。

そのためコストを抑えられるかどうかを判断するにはスプレッドを確認する必要がある。

スプレッド

スクロールできます
FX会社USD/JPYEUR/JPYGBP/JPY
DMM FX0.2銭0.4銭0.9銭詳しくはこちら
GMOクリック証券0.2銭原則固定0.4銭原則固定0.9銭原則固定詳しくはこちら
SBI FXトレード0.18銭(基準値)0.38銭(基準値)0.88銭(基準値)
みんなのFX0.2銭0.4銭0.9銭詳しくはこちら
マネーパートナーズ0.2銭0.4銭0.7銭
GMO外貨0.2銭(原則固定)0.4銭(原則固定)0.9銭(原則固定)詳しくはこちら
ヒロセ通商
(LION FX)
0.2銭0.4銭0.9銭
※各社のコアタイムのスプレッドを参照
SBI FXトレードは1〜1,000,000通貨の場合
※マネーパートナーズは2024年6月10日~2024年7月5日の実績(USD/JPYは8:00-28:00、その他9:00~17:00)でパートナーズFXの数値
※2024年10月3日調べ

FXでは買値(Ask)と売値(Bit)の価格にズレがある。この差額がスプレッドだ。

FXで取引にかかる費用はスプレッドで判断する。お得に取引するにはこのスプレッドは狭い方が望ましい。

例えばUSD/JPYで買値160.00、売値159.00と表記されていた場合、スプレッドは1.00円となる。

100万円分のドルを値動きなしで同時に売買したと仮定すると160万円で買って159万円で売ることになるため1万円も損してしまう。

しかし、買値160.00、売値159.90円とスプレッドが狭い場合は160万円で買って159万9千円で売ることになるため1,000円の損ですむ。

  • スプレッドとは通貨ペアの買値と売値の差のこと
  • FXではスプレッドが実質的な取引コスト
  • スプレッドは狭い方がトレーダーにとって有利

スワップポイント

FX会社USD/JPYEUR/JPYGBP/JPY
DMM FX買240 売-243買217売-220買301 売-304詳しくはこちら
GMOクリック証券買240  売-240買232売-232買311 売-311詳しくはこちら
SBI FXトレード買239  売-247買217売-277買306 売-316
みんなのFX買230 売-240買232売-232買290 売-300詳しくはこちら
マネーパートナーズ買76 売-534買150売-477買171売-509
GMO外貨買238 売-241買227 売-230買309 売-312詳しくはこちら
ヒロセ通商
(LION FX)
買210 売-240買170売-240買230 売-330
※2024年7月9日のデータ ※各社10,000通貨ごとのスワップポイント
※ヒロセ通商は1,000通貨単位で公式サイトでは表示されているため10倍で10,000通貨にそろえた数字 ※付与日数は全て1日

FXでは金利の高い通貨を買って、低い通貨を売るとスワップポイントが受け取れる。

逆に金利の高い通貨を売って金利の低い通貨を買うとスワップポイントを支払うことになる。

FX各社の公式サイトにいくと過去のスワップポイントがどのように設定されたかを確認できる。

  • USD/JPY
    • 買240 売-243

例えばこのように書かれていたら10,000通貨の買いポジションごとに240円を受け取れる。

逆に売りポジションを10,000通貨分持っていたら243円を支払うことになるという意味だ。

高金利通貨を買い、低金利の通貨を売ることで日々スワップポイントを受け取れるのはFXの魅力の一つだ。

各社のスワップポイントをまとめた表から、同じ通貨ペアでも数字が微妙に違うのが確認できるのではないだろうか。

スワップポイントはFX業者によって設定が異なる。

スワップポイントを有利に受け取る(または支払う)には、各社が過去にどのようにスワップポイントを設定してきたかを確認すれば良い。

主要FX会社の手数料の詳細比較

FX会社は数多くあるが中でも、特におすすめの主要FX会社3つを重点的にとりあげる。

  • DMM FX
  • GMOクリック証券
  • SBI FXトレード

FX会社を選ぶ際の参考になれば幸いだ。

DMM FX

スクロールできます
 USD/JPYEUR/JPYGBP/JPYAUD/JPYNZD/JPYCHF/JPYZAR/JPY
スプレッド0.2銭0.4銭0.9銭0.5銭0.7銭0.8銭1.0銭
スワップポイント買240
売-243
買217
売-220
買301
売-304
買148
売-151
買154
売-157
買82
売-85
買190
売-220
取引手数料無料
※2024年7/12日調べ ※スワップポイントは7/9日の数字
※10,000通貨単位 ZAR/JPYは公式サイトでは10,000通貨単位だが他社と揃えるため10倍

DMM FXはスプレッドの狭さ、スワップポイント共に優れているFX会社だ。

2年連続でFX取引高世界一という実績もある。初心者から上級者まで幅広く利用できるFX会社の一つと言っても良いだろう。

DMM FXに関して注意点をあえて挙げるとすれば、最低取引単位が10,000通貨である点だ。

10,000通貨単位の取引はFXの世界では標準的だが、初心者にとっては少し大きく感じるかもしれない。

例えば1ドル160円の場合、最低でも日本円で160万円分のポジションを動かすことになるためだ。

そのため、10,000通貨単位の取引でもポジションの大きさがさほど気にならないという方におすすめだ。

GMOクリック証券

スクロールできます
 USD/JPYEUR/JPYGBP/JPYAUD/JPYNZD/JPYCHF/JPYZAR/JPY
スプレッド0.2銭原則固定0.4銭原則固定0.9銭原則固定0.5銭原則固定0.7銭原則固定0.8銭原則固定0.9銭原則固定
スワップポイント買240売-240買232
売-232
買311
売-311
買167
売-167
買150
売-150
買77
売-77
買200
売-200
取引手数料無料
※2024年10月3日調べ
※スワップポイントは7/9日の数字 ZAR/JPYは10万通貨単位

GMOクリック証券は東証プライム上場のGMOインターネットグループ株式会社のグループ企業だ。

FX以外にも株式やCFDの分野でも聞いたことがある人も多いのではないだろうか。

スプレッドは同業他社と比較してもかなり狭い水準と言って良いだろう。一方、スワップポイントは他社と比べてもかなり高い。

また、GMOクリック証券の最低取引単位が1,000通貨だ。そのため、少額からでも比較的、始めやすいと言えるだろう。

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SBI FXトレード

スクロールできます
 USD/JPYEUR/JPYGBP/JPYAUD/JPYNZD/JPYCHF/JPYZAR/JPY
スプレッド0.18銭0.38銭0.88銭0.48銭0.68銭0.78銭0.78銭
スワップポイント買239
売-247
買217
売-227
買306
売-316
買136
売-146
買142
売-152
買67
売-77
買170
売-200
取引手数料無料
※期間:2024年6月3日(月)7時00分~2024年6月29日(土)5時30分 スプレッド
※2024年7/12日調べ
※スワップポイントは7/9日の数字 ZAR/JPYは10万通貨単位

SBI FXトレードは、SBIグループの中でも特にFXに力を入れている会社だ。

スプレッドを確認してみると同業他社と比べても狭いことが確認できる。

スワップポイントに関しても通貨ペアによるが、高めの数字となっている。

また、SBI FXトレードは取引通貨ペアを34種類も用意している。この選択肢の多さも魅力だ。

多くのFX会社が1,000通貨、10,000通貨を最低取引単位だが、SBI FXトレードでは1通貨単位からでも取引できる。

少額から取引できポジションサイズに関しても細かく調整しやすいのも強みと言えるだろう。

手数料の違いによるFX会社の選び方

FX会社を選ぶ際には取引手数料の有無を確認した上で、各社のスプレッドの狭さとスワップポイントを比べて有利なものを選べば良い。

しかし、短期トレーダーと長期トレーダーで重視するポイントは変わる。それぞれに合った選び方を解説する。

短期トレード向け

あなたが短期トレードを中心にするなら以下の2つを確認してほしい。

  • 取引手数料が無料かどうか
  • スプレッドが狭いかどうか(狭い方が有利)

主要な国内FX会社は取引手数料がかからないところが一般的だ。そのため、比較の決め手となるのはスプレッドとなる。

短期トレードでは回転売買を繰り返して利益を重ねていく。そのため必然的に取引回数が多くなるため、スプレッドの積み重ねが取引コストとしてトレーダーに返ってくる。

またFXの特徴として取引の流動性が下がる早朝など薄商いの時間は、スプレッドが広がりやすい傾向にある。

時間帯によってスプレッドが変わることもあるため、コアタイム以外で取引する予定がある場合は時間帯ごとのスプレッドについても事前に確認しておこう。

長期トレード向け

あなたが長期トレードを中心にするなら、スワップポイントを中心に確認しよう。

長期トレードの場合、トレードの回数が少なくなるためスワップポイントが多少、違ったとしても誤差の範囲におさまる。

長期トレードの場合、日々スワップポイントをいくら受け取れるか、または支払うかのほうが運用成績を左右するだろう。

FX会社各社がスワップポイントの実績を公開している。実績を比べて自分に有利な会社を選ぼう。

約定率とスリッページ

約定率とは?

注文が指定した価格で成立する確率のこと

スリッページとは?

注文したレートと実際に約定したレートとのずれのこと

FXでは日々、値動きが目まぐるしく動いている。

時には激しい値動きをするため、注文したレートとずれた価格で約定してしまうことがある。

見た目のスプレッドが仮に狭くても、なかなか狙ったレートで約定せずスリッページが気になるということもあるかもしれない。

約定率に関しては明確に公表されていないことも多いが、同じスプレッドならば約定率が高くスリッページがあまりない方が良いということも覚えておくと良い。

手数料以外のFX会社の比較ポイント

FX会社を選ぶ際にみるべきポイントは手数料の有無やスプレッド、スワップポイントだけではない。

目に見える数字以外にも、比較するポイントがある。

  • 取引ツールの使いやすさ
  • 安全性と信頼性
  • キャンペーン

FX会社を選ぶ際にはこの3つも確認してみてほしい。

取引ツールの使いやすさ

FX会社では各社が取引ツールを提供している。それぞれ基本的な機能は同じだが細かい使い勝手などに個性がある。

取引ツールを見る際には以下のポイントを確認してみてほしい。

  • UI(ユーザーインターフェイス)
    • 取引画面のレイアウトやボタンの配置、表示画面、操作性など
  • チャート機能
    • 価格の推移をどのように描画できるのか、各種利用できるテクニカル分析の種類や数
  • モバイル対応
    • マルチデバイスへの対応
  • カスタマイズ性
    • 使いやすいように調整できるかどうか

特に頻繁に取引をする短期トレーダーの場合は、取引ツールの使い勝手が悪いとストレスになってしまう。

初心者ならばシンプルで直感的に使えるものが良いだろう。しかし、上級者の場合、細かいカスタマイズ性や機能が豊富かどうかも気になるところだろう。

デモ取引や少額取引などで実際に触ってみて相性を確かめてみるのもおすすめだ。

安全性と信頼性

FX会社を選ぶ際は安全性や信頼性についても確認してほしい。

過去の実績や金融庁の登録を受けている業者一覧に入っているかどうかを事前に調べることをおすすめする。

FX業界では過去に有象無象の悪徳業者も多く存在した。現在、残っている国内の有名なFX会社は業界再編や淘汰の流れの中で生き残ってきた会社だ。

そのため過度に心配はしなくて良いが、安全性と信頼性を自分の目でも確かめよう。

近年では海外FX業者が日本語の公式サイトを公開しており、日本のFX業者と初心者では見分けがつかないこともあるかもしれない。

ただ、海外の業者の中には運営元の安全性や信頼性について確認できないところもある。

安全性と信頼性という観点で考えると金融庁が認可した業者を選ぶことを強くおすすめする。

キャンペーン

FX会社では各社が頻繁にキャンペーンを実施している。

よくあるのが新規口座を開設してから、一定の期間の間、取引した通貨量に応じてキャッシュバックされるという内容。

他にはスプレッド縮小やスワップポイントが上乗せされる内容など様々だ。

中にはデジタルギフトや食品がもらえるキャンペーンを実施しているFX会社もある。

FX会社を比較してみて特に決め手がなかった場合は魅力的なキャンペーンをしているところを選ぶのも一つの手だろう。

FXの手数料を比較して自分に合った会社を見つけよう!

日本国内の主要なFX会社の手数料の有無やスプレッド、スワップポイントについて比較した。

特におすすめのDMM FXとGMOクリック証券、SBI FXトレードについては一歩踏み込んでスプレッドとスワップポイントを紹介するだけでなく各社の特徴をお伝えした。

あなたの取引スタイルが短期トレードならスプレッドの狭さ、長期トレードならスワップポイントを特に重点的に比較して検討すると良いだろう。

また、手数料の有無やスプレッド、スワップポイント以外にも取引ツールの使い勝手やFX業者の安全性、キャンペーンの有無もFX会社選びの参考にしてほしい。

あなたに合ったFX会社でお得に取引を始めよう。

FXの手数料比較に関するQ&A

FX会社によって手数料が異なるのはなぜですか?

店頭FX会社はトレーダーとの相対取引で、業者が法律に定められた範囲内で自由に手数料の有無やスワップポイント、スプレッドの設定ができるためだ。

そのためFX会社各社が創意工夫をして、トレーダーにより魅力的な取引環境を提供している。

そのためFX会社それぞれに個性があるので、比較して選ぶことが大切だ。

FX手数料はどのように確認できますか?

各社の公式サイトで手数料の有無を確認できる。

ただ、現在の日本の大手FX会社は取引手数料を無料としているところが主流だ。

実質的な取引コストはスプレッドに含まれている。

スプレッドが狭いところの方がトレーダーにとって取引コストを節約できるため有利だ。

FX手数料が安い業者を選ぶ際の注意点は何ですか?

手数料に関しては無料のところがほとんどのため実質、スプレッドの狭さで比較することになる。

また、注文通りの値段で約定されやすいかどうかもFX会社では重要だ。

カタログスペックだけで判断できないところも多いため、数字も参考にしつつ総合的な観点から選ぼう。

FX手数料を抑えるための具体的な方法はありますか?

スプレッドの狭い業者を選ぼう。またスプレッドは時間帯によって広くなったり狭くなったりする。

スプレッドが広がる早朝などの時間を避けることで無駄な取引コストを節約できるだろう。

またFX業者によってスプレッドやスワップポイントのキャンペーンもあるため、それらを活用するのもよい。

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