- FX口座を開設するためにはなにを準備すればよいのか
- FX口座はどのように開設するのか
- 口座開設時には何に注意するべきなのか
「これから資産運用を始める」
「投資の一環としてFX取引を始めたい」
このような方に向けてFX口座の開設方法と、必要な書類や審査基準を解説します。
初めてFXを始める方は必ず読んで頂きたい内容になっておりますので、ぜひ最後までご覧ください。
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FXの口座を解説するために準備すべきもの
FXの口座を初めて開設する方も多いと思いますので、本記事でご紹介する流れに沿って進めていきましょう。
まずはFXの口座開設に必要な書類や準備すべきものをご紹介します。
FXの口座開設には本人確認書類とマイナンバーの提出が義務付けられています。
これは2013年4月に犯罪収益移転防止法が改正され、マネー・ローンダリング、テロ資金供与、なりすまし取引などを防止することが目的です。
FX会社(証券会社)にもよりますが、厳格な方法で確認するために以下書類が求められます。
複数の本人確認書類
確認に必要な事項を偽り、なりすまし取引ができないよう異なる種類の本人確認書類を提出する必要があります。
基本的には手元にある方が多いと思いますが、もしない場合は市役所や取引先に伝えて再発行して貰う必要があるため、まずは手元に以下書類があるかご確認ください。
- 運転免許証
- 住民票の写し
- 印鑑登録証明書
- 個人番号カード(表面のみ)=マイナンバーカード
- 各種健康保険証
- パスポート
- 在留カード・特別永住者証明書
- 住民基本台帳カード
住民票をもつ日本国民が対象に配布された「通知カード」は本人確認書類として利用することができません。
通知カードはマイナンバーの他、住所、氏名、生年月日、性別等が記載されており、透かし等の偽造防止技術も施されています。
しかし、顔写真は記載されておらず、通知カードを使用してマイナンバーの確認と本人確認を同時に行うには適さないためです。
個人番号(マイナンバー)確認書類
社会保障や税対応の利便性、公平・公正な行政の効率化を目的にマイナンバー制度が作られ、2020年以降は所得税法などによりFX会社(証券会社)へマイナンバーを提供することが義務付けられています。
FX会社では登録されたマイナンバー情報をもとに特定口座のお取引における税金の計算や納付、法律で定められている各種支払調書等の提出を税務署に行っています。
よって、FX口座を開設するには必ず準備しなければなりません。マイナンバーは以下の書類で対応できます。
- 通知カード
- 個人番号カード
- 個人番号記載の住民票の写し
- 個人番号記載の住民票記載事項証明書
一見、本人確認書類とマイナンバーの書類で準備すべきものが多く見えますが「マイナンバーカード(個人番号カード)」があれば全て解決します。
マイナンバーカードの表面は本人確認書類として有効で、裏面に個人番号が記載されておりますのでマイナンバーカード1つで本人確認と個人番号の確認が可能です。
FXの口座開設手順
本人確認書類と個人番号の確認種類が準備できれば、次はいよいよFXの口座開設に進んでいきましょう。
こちらもFX会社によって手順が若干前後したり、登録フォーム内で使われている用語が違う場合があります。
混乱してしまうかもしれませんが、基本的にやるべきことは共通しています。大きく5つのステップに分かれています。
まず第一ステップとして、FX口座を開設する証券会社を選びましょう。日本には数十もの証券会社があり、様々な会社でFX取引ができるようになっています。初めてFXを始めるのであれば証券会社を選ぶだけでも苦労されると思います。投資の専門家たる我々がFX口座を開設する証券会社の選ぶポイントをまとめました。
- スプレッドが狭いか
- 少額取引が可能か
- 通貨ペアが多いか
- 約定力が高いか
- 取引ツールが優れているか
FX口座を選ぶ際に最も重要なのが「スプレッド」です。
FXでは取引(売買)のタイミングでスプレッドと呼ばれる手数料が発生します。トレードスタイルによって変わりますが、短い時間軸で売買回数が多くなるとトレードで生じる利益よりもスプレッドによる損失が大きくなり、最終的な利益が出ない場合もあります。僅かな差であっても積み重なると大きな損失に。可能な限りスプレッドの狭さにこだわるようにしましょう。
ここからは具体的に利用したいFX会社のホームページへアクセスし、口座申込フォームから手続きを進めていきましょう。ここでは個人情報や勤務先情報、銀行口座情報を登録します。
その際、登録する個人情報と銀行口座情報、提出する本人確認書類の内容(例:氏名や住所)が合致していなければ申込不備となりますのでご注意ください。またFX会社によっては年収や金融資産、投資経験の有無、口座を開設した目的を記入する欄があります。これらの情報が次の審査で利用される場合もありますので、入力ミスがないよう記入しましょう。
申込時に入力した内容をもとにFX会社で審査が行われます。審査と聞くと厳しいイメージをお持ちになると思いますが、FX取引のような証券会社の審査は皆さんがイメージされるよりも簡易的なもので最短即日~2・3営業日以内には審査が完了します。
具体的な審査項目は公開されていませんが、本人確認書類や個人番号確認書類を集めていることから「マネー・ローンダリング、テロ資金供与、なりすまし取引等ではないか?」を主に確認していると推察されます。
審査が終わると登録したメールアドレス(もしくは郵送で登録住所)に本人確認コードと取引に必要となるWebページのIDとPWが送られてきます。ここに記載された情報で今後もFXを取引していくことになりますので、無くさないよう大切に保管しましょう。
最後のステップです。あとはいつも利用している預金口座からFX口座へ入金すると実際にFXの取引を始めることができます。
FX会社によっていくつか入金の種類が用意されている場合がありますが、基本的にはネット上で操作するだけで簡単に入金することが可能です。多くのFX会社はほぼリアルタイムで反映されますが、場合によっては入金が反映されるまで1営業日以上かかることもあります。
FX口座を開設する際の注意点
金融商品取引業の無登録業者に注意する
FX取引は金融商品取引法上のデリバティブ取引に該当し、日本国民に対してFX取引を提供するには「金融商品取引業の登録」が義務付けられています。
それにも関わらず稀に金融商品取引業の登録を受けずにFX取引を提供している証券会社が存在します。
このような証券会社は違法であるだけではなく、サービス内容も悪質であるケースが多いため利用しないよう注意しましょう。
金融商品取引法の登録を受けている業者はこちら(金融商品取引業者登録一覧)で確認できます。
FX取引のリスクを理解する
FX取引は少額から始めることができ大変魅力があるが、差し入れた証拠金以上の多額の損失が生じるおそれのあるリスクの高い商品だ。
FXは各国の政策金利や景気動向等と密接に関連しており、経済指標、金融政策、政治情勢、要人の発言などの影響を受けて変動する。
価格変動が激しい通貨ペアでは、適切な投資判断を行わなければ証拠金の額を上回る損失が生じることもある。
必ず自らが対応できる範囲内で投資判断を行うようにしよう。
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