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FXの手数料とは?仕組みや取引会社を手数料ごとに比較!

取引手数料無料と宣伝しているFX会社は多いですが、実は取引時に手数料は発生しているのです。

取引手数料という形ではなく、「スプレッド」によって実質的な手数料をユーザーから回収しています。

スプレッドは各FX会社によって違うので、なるべくコストを抑えたいならスプレッドの狭いところを選ぶといいです。

ということで今回はFXにかかる手数料について紹介します。

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目次

FXにかかる手数料とは?

FXにかかる手数料とは? わたしのIFAコラム

以下がFXにかかる手数料一覧になります。

FXにかかる手数料一覧
  • 口座開設手数料
  • 口座維持手数料
  • クイック入金手数料
  • 取引手数料
  • ロスカット手数料
  • 出金手数料

それぞれどんな手数料なのか解説します。

口座開設手数料

口座開設はどのFX会社も手数料がかかりません。

口座開設から一定期間内の取引量に応じてキャッシュバックをするキャンペーンを実施しているFX会社もあるのでチェックしておくといいです。

口座維持手数料

口座開設して資金がある状態での維持手数料になります。

国内FXは基本的に無料ですが、海外FXの場合だと口座維持手数料がかかる業者もあります。

参考までに大手海外FX会社である「XM」は、口座を利用せずに90日以上経過すると毎月5ドルが口座から引かれます

入金手数料

口座に資金を入金する時の手数料です。

入金手数料は、入金方法によって手数料がかかるか変わります。

ネットバンキングを利用した「クイック入金」や「ダイレクト入金」と呼ばれる方法だと、振込手数料が無料です。

銀行振込の場合だと基本的には利用者負担になります。

FX会社によっては最低入金額が設定されているので確認しておきましょう。

出金手数料

出金手数料は口座からお金を引き出す時の手数料です。

基本的には無料にしているFX会社は多いですが、最低出金額が設定されているところもあります。

最低出金額以下しか口座にない場合は全額出金となります。

取引手数料

取引時にかかる手数料です。

国内FXのほとんどが取引手数料無料になっています。

ただし、スプレッドによって実質的な取引手数料がかかるので勘違いしないようにしましょう。

スプレッドについては後で詳しく解説します。

スプレッドは通貨ペアやFX会社ごとに異なります。

取引コストを抑えるためにもスプレッドの狭いFX会社を選ぶといいでしょう。

ロスカット手数料

ロスカット手数料はロスカットされる時にかかる手数料です。

ロスカット手数料は無料になっているFX会社のほうが多いですが、有料のところもあるので事前に確認しておきましょう。

例として、GMOクリック証券は自動ロスカット時に1万通貨単位あたり500円、南アフリカランド/円とメキシコペソ/円は10万通貨単位あたり500円のロスカット手数料がかかります。

FXの取引手数料無料の仕組み

FXの取引手数料無料の仕組み わたしのIFAコラム

ほとんどのFX会社で「取引手数料無料!」といった宣伝をしているので、取引時に手数料がかからないと思っている方は多いはず。

FXは取引手数料が無料でも「スプレッド」によって実質的な手数料が取られています。

スプレッドが実質的な手数料

スプレッドとは、売値と買値の差のことです。

例えば、以下のような価格だったとします。

  • 米ドル/円で売値(Bid)100.500円
  • 米ドル/円で買値(Ask)100.505円

この場合の差額は、0.005円になるのでスプレッドは0.5銭ということです。

スプレッドは各FX会社がそれぞれ設定していて通貨ペアによっても変わります。取引1回ごとに発生するためスプレッドが狭いほどコストを抑えられます。

取引単位が1万通貨の場合なら0.5銭×10,000通貨=50円

取引単位が1,000通貨の場合なら0.5銭×1,000通貨=5円

という感じです。

1回の取引だとそこまで気になる金額ではないかもしれませんが、FXは何度も取引をするのでスプレッドが損益に影響してきます。

例えば、以下のようにA社とB社でスプレッドが違うとします。

A社B社
スプレッド0.5銭1銭
1万通貨取引にかかるコスト50円100円
月100回トレードした場合の取引コスト5,000円10,000円

A社を利用した場合、B社を利用する場合よりも月5,000円コストを抑えられます。年間だと6万円も差ができます。

取引量や取引回数が多いほど取引コストがかかるのでスプレッドの狭いFX会社を選んだほうがいいですね。

ちなみにスプレッド単位は、「米ドル/円」「ユーロ/円」のように通貨ペアに日本円を含んでいると「銭」で表記されます。

「豪ドル/米ドル」や「豪ドル/米ドル」のように外貨同士の場合は「pips」で表記されるので覚えておくといいでしょう。

スプレッドには「原則固定制」と「変動制」

スプレッドには、「原則固定制」と「変動制」の2種類あります。

変動制はスプレッドがその時によって狭くなったり広くなったりします。現状は原則固定制のFX会社が多いです。

原則固定制は基本的にスプレッドが変動せず固定されることが保証されています。

原則固定制は各FX会社によって条件が異なるので注意が必要です。

17時~26時の間のみスプレッド固定といったように時間内だけの場合もあれば、24時間固定制のFX会社もあります。

また、取引単位ごとにスプレッドが変化するFX会社もあるのできちんと確認しましょう

原則固定制でも各種指標発表時や取引の流動性が低い時間帯はスプレッドが変動する場合があるようです。

スプレッドの提示率を各FX会社は公開しているので、どれくらいの割合でそのスプレッドが提供されているのか、スプレッドが開いた場合どれくらいになるのかまで確認できます。

FXの取引手数料(スプレッド)を比較!

各FX会社のスプレッドを、取引量の多い通貨ペアを参考に比較してみます。

  • EUR/USD(ユーロ/米ドル)
  • USD/JPY(米ドル/日本円)
  • GBP/USD(英ポンド/米ドル)
EUR/USD(ユーロ/米ドル)USD/JPY(米ドル/円)GBP/USD (英ポンド/米ドル)
LINE FX0.4pips0.2銭1.0pips
GMOクリック証券0.4pips0.2銭1.0pips
マネーパートナーズ0.2pips0.1銭0.5pips
楽天証券0.4pips0.2銭1.0pips
SBI0.19pips0.09銭0.69pips

通貨ペアによってスプレッドは全然違うので、自分がメインでトレードしたい通貨ペアのスプレッドを確認するようにしましょう。

SBIのように取引通貨単位によってスプレッドが変わるFX会社もあるので、パッと見ただけで判断はしないほうがいいですね。

まとめ

まとめ わたしのIFAコラム

FXの手数料について解説した。

FX取引にかかる手数料はほとんど無料だが、スプレッドによって実質的な手数料を支払っている。

取引コストはできるだけ抑えた方がいいのでスプレッドを必ず確認してから利用しよう。

条件達成で30万円キャッシュバック/

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