- ファイナンシャルプランナーに相談するべきか迷っている
- 無理やり契約させられることがないか不安だ
- 信頼できるFPを見つけたい
ファイナンシャルプランナー(FP)は怪しい、胡散臭いと考えてしまう人は少なくない。
そのような方の多くは、FPという名前を聞いたことがあっても、馴染みがなく具体的な役割などのイメージがつきにくいのだろう。
そこでこの記事では、FPに相談するべきか迷っているという方へ向けて、そもそもなぜ怪しいと言われているのか、また信頼できるFPを探すためにはどうすればよいのか、などFPに関する懸念点を徹底解説していく。
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なぜ「FPは怪しい」と言われるのか
そもそも、なぜFPは怪しいと言われてしまうのだろうか。
FPが怪しいと言われてしまう理由
本来、FPとは、お金に関する知識から実践的なライフプランニングまで、様々なお金の悩みが相談できる専門家である。
そのため、ためになるのであれば相談してみたい、と考えるのが自然なはずだ。
しかしながら、この相談が無料でできてしまうことが、かえって以下のような怪しさを生んでしまっているようだ。
- 「無料相談ができると聞いたが、何か裏がありそう」
- 「無理矢理、取引させられそうで怖い」
- 「損したり騙されたりしないか不安」
そのため、FPに相談する仕組みについて理解できれば、疑問や不安も軽減されるのではないだろうか。
次の段落で詳しく解説していこう。
FPへの相談の仕組み
FPの多くは無料相談を行っている。
無料という点で不信感を持ってしまうかもしれないが、実際には本当に無料で対応してくれる。
なぜ無料なのかと言うと、相談者から報酬をもらわない代わりに、商品販売会社から手数料としてFPに報酬が支払われる体系を取っているからである。
そのため、相談者側から手数料を支払ってもらう必要がないのだ。
さらに無料相談を行うことは、FPにとっても以下のようなメリットが発生する。
- 契約につながらなくても、幅広い顧客に出会うチャンスが増える
- 経験が積めて、FPとしてのスキルが高められる
実際に契約に至らなくとも幅広い顧客に出会うチャンスが増えれば、後々何かお金の相談をする際に「以前相談した〇〇さんへ相談してみよう」と別の機会に相談してもらえる可能性もある。
さらに、様々な人の相談に乗ることで、FPとしての自身の実績を増やすことができる。
多種多様な相談に乗ることで、問題解決能力を磨いてより高い顧客満足度を目指せるというわけだ。
無理やり契約させられることはないのか?
FPへ販売会社から手数料を支払われる、と聞いて売り上げのために無理やり契約させられるのではないかと心配してしまう人もいるだろう。
しかし、その心配は不要だ。
FPは保険会社など販売会社と業務委託契約を結んでおり、顧客が短期間で解約してしまうとペナルティが科されてしまう。
さらにあまりにも悪質契約が多いと解約率も上がってしまい、FP自身も販売会社から契約解除されるリスクも高まる。
そのため、FPにとって顧客の目線に立って対応することが最も有益である行動となるのだ。
無料相談と有料相談はどちらがいい?
無料相談以外に、相談料がかかる有料相談を設けているFPも存在するが、どちらでも変わらないというのが現状だ。
どちらも等しくFPが対応するので、相談できる範囲は特別な資格などを持っていない限り大差はない。
ただ中には、無料相談できる範囲を限定しているケースもある。
さらに有料相談の中でも初回は無料、契約すれば無料など個別のサービスも存在している。
そのため、相談時には無料相談前提で探しつつ、相談範囲に対応していなかったり相談したい特定のFPが見つかったりした場合は有料相談も視野に入れて検討する方が良いだろう。
特に初心者は無料相談から検討するのが望ましい。
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信頼できるFPと出会うためのポイント3選
ここまで無料相談の仕組みを解説してきた。
無料相談は決して怪しいものではなく、FP側にもメリットがあることがお分かりいただけたのではないだろうか。
ただ相談時には、本当に信頼できるFPかどうかを見極める必要がある。
近年は投資家の金融リテラシーが徐々に高まってきており、「このFPに相談して騙された」というトラブルが広まってしまえば、FP自身は活動がしづらくなる。そのため悪質極まりないFPはほとんど減ってきている。
ただ、FPとしてまだ未熟であったり、自分と性格が合わない人に相談してしまうリスクもあるかもしれない。
そこでここでは、信頼できるFPと出会うための3つのポイントを紹介していく。
- FPの経験値を確かめる
- FPの資格の有無を確かめる
- 顧客本位の提案かどうか見極める
FPの経験値を確かめる
FPを名乗っていても、まだ独立して間もなかったり資格を取得して間もなかったりするプランナーも中にはいる。
そのため、プロフィールなどを見てしっかりと自分の相談分野で実績を積んでいるかどうかを確認しておこう。
FPとしての経験の浅さ以外に、自分で運用や投資をしていないプランナーも避けておく方が望ましい。
自分で実践していないのに他人にアドバイスする、というプランナーはあまり信用できないのは当然であろう。
自分でお金に関する知識を活用し、実績のある者へ相談すれば以下のようなトラブルも避けられる。
- 事前の説明が分かりにくく、後からトラブルに
- 話していた内容が実際のニュアンスが違っていた
- 昔の制度のまま紹介された
お金に関する法律や制度は日々移り変わっている。
そのためFPの資格を取得しても、その後で勉強していなければその知識は古く使えないものになってしまう。
そのため、自分でしっかりと最新のお金の情報を手に入れて提供してくれるFPを選ぶようにしよう。
FPの資格の有無を確かめる
無資格者を避けるためにも、相談時には「◯級ファイナンシャルプランニング技能士」などと名乗っているかどうかを確認しておくと良い。
この資格は国家資格であり、日本FP協会が実施する試験に合格しないと名乗ることはできないのだ。
記載されておらずとも「AFP」「CFP」などの民間のFP資格が記載されていれば資格があると判断して問題ない。
また、不動産の相談をしたい場合は「宅建士」、運用の具体的な相談をしたい場合は「証券外務員」など、必ずプランナーの名刺やサイトの経歴などを見て、どのような資格があるか確認しておこう。
顧客本位の提案かどうか見極める
そして、「自分の要望に寄り添った提案をしてくれるかどうか」を確認することも欠かせない。
残念ながら、自分本位の提案をするプランナーの中もいないとは言い切れない。
例えば、以下のような自分の利益優先で動いてしまうFPは絶対に避けるべきである。
- 相談時に話を聞かない
- ヒアリングを行っていても、自分の希望する商品と別の商品を提案される
特に証券会社などに所属する企業型のFPは、自社の商品を中心に提案することになる。
そのため顧客の要望とマッチしないと分かっていても、消去法で相談内容に合った商品を提案される可能性もなくはない。
そういったリスクを避けるためにも、相談時にはプランナーと「自分の希望する商品」「目指したい投資スタイル・方向性」が合っているかどうかをチェックしておこう。
もし確認するのが難しい場合は、企業に属しておらず独立しているFPへ相談することも1つの手だ。
偏った提案をされず客観的に自分に合ったライフプランを提案してもらえるので、選べる商品の選択肢を広げたい人は相談してみてはいかがだろうか。
まとめ
FPは怪しい存在ではなく、信頼できる者を探せばお金に関する不安を払拭してもらえるという魅力がある。
怪しいと言われてしまう原因は以下のような2つが挙げられるだろう。
- 経験がなくても名乗れてしまうから
- 自分本位の提案をする者もいるから
さらに無料相談の仕組みを知らないと、怪しく思ってしまうのも無理はない。
ただ今回紹介してきたように、FPは販売会社から報酬がもらえるような仕組みを採用しているので、無料であってもやしさや契約の無理強いなどの不安はない。
むしろ、幅広い顧客に出会うチャンスが増え、FPとしてのスキルを磨いて顧客満足度を高められるので、無料相談はFP側にもメリットの大きいサービスといえるのだ。
相談者は信頼できるプランナーを探すことで、お金の知識を踏まえて適切なライフプランを提案してもらえるだろう。
そのためには、経験の浅い者や無資格者を避けて、経験豊富で顧客目線に立ったアドバイスをしてくれる者を選ぶようにしよう。
相談する前には、こちらの記事を見て事前準備をしておくのがおすすめだ。
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