「仮想通貨(ビットコイン)投資を始めてみたいけどどうやって始めるのか分からない」といった方のために仮想通貨投資を始める手順を分かりやすく解説します。
必要書類さえあれば簡単に口座開設できます。
口座開設は無料なのでまだ投資をするつもりはないという方も、これを機に口座開設だけでもしておくといいですよ。
今回は、仮想通貨を始める手順や始める前に知っておくべき注意点まで紹介します。ぜひ参考にしてください。
仮想通貨ビットコイン投資を始める手順
仮想通貨投資を始める手順は以下の通りです。
- 取引所に登録して口座開設する
- 日本円を入金する
- 仮想通貨を購入する
- 仮想通貨を売却する
それぞれ順番に解説します。
取引所に登録して口座開設する
まずは、取引所に登録して口座開設しましょう。
取引所によって細かい部分は違いますが、基本的な流れは以下の通り。
- メールアドレスを登録する
- 必要事項を記入する
- 本人確認書類を提出する
- 本人確認が完了したら口座開設完了
上記の手順で口座開設の流れになります。
取引所によっては、本人確認完了のお知らせが数日後にハガキで届きます。
ハガキに記載されているパスコードを入力したら口座開設という流れです。ハガキではなくメール通知が来てすぐに口座開設できる取引所もあります。
本人確認書類は以下のような書類です。
- 運転免許証
- マイナンバーカード(個人番号カード)
- 住民基本台帳カード(顔写真あり)
- 健康保険証
- パスポート
- 住民票の写し
- 印鑑登録証明書
- 在留カード
- 特別永住者証明書
口座開設前に上記書類のどれかは準備しておくといいでしょう。
基本的には20歳以上しか口座開設できませんが、法改正により満18歳以上に引き下げられている取引所もあります。
口座開設時には、2段階認証を設定しておきましょう。2段階認証をしておけば不正ログインされることはよっぽどのことがないかぎり防げます。
日本円を入金する
口座開設が完了したら取引口座に日本円を入金しましょう。
入金方法は、
- 銀行振込
- クレジットカード
- コンビニ入金
といった方法があります。
入金方法や入金額によって手数料が変わるので入金前に確認しましょう。
仮想通貨を購入する
無事に入金まで出来たら仮想通貨を購入しましょう。
取引所によっては、「販売所」があります。「販売所」はユーザーと取引所で売買、「取引所」はユーザー同士で売買する仕組みです。
販売所は購入ボタンを押したらすぐに買えるので簡単ですが、取引所と比べて高い価格になっているのでなるべく取引所を利用しましょう。
取引所の購入手順は、
- 自分が購入したい仮想通貨を選択する
- 購入価格と数量を入力する
- ボタンを押す
これで自分の取引が板取引に反映されます。あとは、自分が出した希望価格で売りたい人がいたら自動で購入されるという仕組みです。
仮想通貨を売却する
最後に仮想通貨を売却する手順です。
どれだけ含み益があっても売却しなければ利益にはなりません。
仮想通貨が高騰して暴落した時には、もったいぶって売ることができず含み益だけで終わった人がたくさんいました。
売却する手順は、以下の通りです。
- 売却したい仮想通貨を選択する
- 売却価格と数量を入力する
- ボタンを押す
これで、板取引に反映されます。後は購入してくれる人を待つだけです。
ということでこれが仮想通貨投資を始める手順になります。
仮想通貨投資を始める前に知っておくべき注意点
価格変動が激しい
仮想通貨は、株式市場や法定通貨の相場と比べて価格変動が激しいです。
一番主要な仮想通貨であるビットコインでさえもいまだに価格は安定していません。
価格変動が激しいので短期的に利益を出せる可能性はありますが、同じように損失する可能性もあります。
なるべく価格変動に振り回されたくないならビットコインのような主要な仮想通貨に投資するといいでしょう。
暴落のリスク
ビットコインを始めとする仮想通貨はまだまだ不安定で、通貨としての価値を失う可能性もあります。
ビットコイン以外のアルトコインや草コインと呼ばれる部類の中には価格がほぼ0円にまで値下がりした仮想通貨も存在します。
ビットコインや主要なアルトコインの価値が無くなる可能性は低いですが、ゼロとは言い切れません。
そういったリスクを踏まえて、まずは余剰資金で仮想通貨投資を始めたほうがいいでしょう。
取引所がハッキングされるリスク
仮想通貨投資が怖いと思われている理由の一つに取引所のハッキング事件があると思います。
2017年1月に大手仮想通貨取引所だった「Coincheck(コインチェック)」がハッキングされ、仮想通貨NEMが盗難される事件が起きました。
被害額は当時で580億円相当ですが、0コインチェックは被害者へ全額返金しています。
この事件をきっかけに各取引所はさらにセキュリティを強化したはずですが、100%安全という訳ではありません。
ハッキングされないようにセキュリティがしっかりしていて、なにかあった時でも補填してくれるような大手取引所で取引するようにしましょう。
仮想通貨は自己管理が必要
自分のアカウントが不正ログインされて勝手に仮想通貨が出金される可能性があります。
不正ログインされないように、簡単なパスワードにせず2段階認証を設定しておきましょう。
取引所に保管しておくのが不安な方は、ハードウェアウォレットやペーパーウォレットなどのコールドウォレットで保管しておくといいです。
コールドウォレットで保管していても紛失してしまった場合にだれも保証してくれないので厳重に保管しておきましょう。
また、仮想通貨を別の取引所に送金する時も注意が必要です。仮想通貨の送金時にはアドレスを入力します。
その際に存在しないアドレスならエラーが出ますが、間違えたアドレスでも存在している場合は送金されてしまいます。
間違えて送金した仮想通貨が戻ってくる可能性がほぼゼロです。
資金の移動や管理はすべて自己責任なので十分気を付ける必要があります。
税率
仮想通貨と株やFXでは利益が出た時の税金の計算方法が違います。
株やFXは、どれだけ利益があっても税率が約20%なのに対して、仮想通貨は累進課税方式なので最大55%となります。
また、株やFXは損失があった時に翌年以降3年間繰り越し可能ですが、仮想通貨は基本的に損失があっても繰り越しできません。
まとめ
仮想通貨投資を始める手順を解説した。
必要書類さえあればすぐに口座開設して始められるが、しっかりとリスクを理解した上で運用しよう。
仮想通貨を始めてみたいという方は、マイナーな仮想通貨はハイリスクハイリターンなので、メジャーなビットコインから始めてみるのがおすすめだ。
しかし、株式などと比べると変動が激しいので不安がある際には「わたしのIFA」に相談をしてはいかがだろうか。
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