イオンカードセレクトからデビットカードに変更・追加はできる？ 疑問をわかりやすく解消！

イオンカードセレクトは、イオン銀行の口座と紐づいたキャッシュカードとクレジットカード機能が一つになった便利なカードだ。電子マネーの決済機能も充実しており、電子マネーWAONポイントも貯めやすいため、とても人気がある。

しかし、クレジットカードだと使い過ぎてしまうから、即銀行口座からお金が引き落とされるデビットカードに変更したい方、デビットカードを追加で発行したいという方もいるだろう。

そこで、本記事ではイオンカードセレクトからデビットカードに変更または、追加発行する際に知っておきたいポイントについて解説する。

イオンカードセレクトからデビットカードに切り替えや追加は可能？

イオンカードセレクトからデビットカードに切り替え、または追加ができるのかどうかをまずは解説する。
結論は以下の通り。

詳しく確認してみよう。

イオンカードセレクトからデビットカードに切り替え

イオンカードセレクトからデビットカードに切り替えは可能だ。

イオン銀行のキャッシュカード機能にデビットカード機能が付帯した「イオン銀行キャッシュ＋デビット」に切り替えができる。

イオン銀行に郵送手続き、または窓口で相談してイオンカードセレクトを解約し、新しく「イオン銀行キャッシュ＋デビット」をつくれば切り替えられる。イオンカードセレクトに紐づいていた銀行口座を変える必要もない。

ただし、イオンカードセレクトと「イオン銀行キャッシュ＋デビット」を同時に持つことはできない。

イオンカードセレクトはイオン銀行のキャッシュカードとクレジットカードが一体になったカードだが、イオン銀行のキャッシュカード機能がついたカードは１枚までしか保有できない制約があるためだ。

イオンカードセレクトにデビットカードを追加

イオンカードセレクトと「イオン銀行キャッシュ＋デビット」を同時に持つことはできない。しかし、「イオン銀行キャッシュ＋デビット」以外にもイオンデビットカードという別の種類のデビットカードが存在する。

イオンデビットカードには、イオン銀行のキャッシュカード機能がついていない。そのため、キャッシュカード機能がついたカードは1枚しか持てないという制約から外れるため、イオンデビットカードは追加発行ができる。

つまり、イオンカードセレクトとイオンデビットカードは二枚同時持ちが可能だ。

イオンカードセレクトからは変更できない！イオンのデビットカード2種類の機能と違い

イオン銀行のデビットカードには2種類存在する。

この2種類のデビットカードの特徴と機能を確認してみよう。

イオン銀行キャッシュ+デビット

年会費	無料
国際ブランド	JCB
追加可能カード・ サービス	ー
付帯保険	カード盗難保障無料付帯 ショッピングセーフティ保険

イオン銀行キャッシュ＋デビットは、名前の通りイオン銀行のキャッシュカードとデビットカードの機能が一体となったカードだ。

クレジットカードのイオンカードと、ほぼ同様の特典がついている。しかも、JCBのデビットカードということで15歳（中学生除く）から審査なしでの申し込みが可能だ。

イオン銀行キャッシュ+デビットのメリットは以下の通りで、クレジットカードと、ほとんど変わらない特典がついている。

ポイント還元率に関しても、クレジットカードのイオンカード・イオンカードセレクトと同様の仕様だ。

デビットカードでありながらポイント還元率が0.5%〜1.0%ほどあるのが、イオン銀行キャッシュ＋デビットのメリットだ。さらに、通常のイオンカードにはないイオンカードセレクトと同様のポイントが貯めやすい以下の仕様もついている。

これらのポイントが貯めやすい仕様は、通常のイオンカードにもない、イオンカードセレクトと共通の仕様だ。

イオンカードセレクトのクレジットカード決済機能が、デビットカードの仕様になっただけで、特典面ではほとんど違いがない。

ただし、イオンカードセレクトやイオンカードとは異なり、ETCカードや家族カードが発行できない点には気をつけよう。また、イオンカードセレクトと同時に二枚持ちすることはできない。

イオンデビットカード

年会費	無料
国際ブランド	VISA
追加可能カード・ サービス	ー
付帯保険	カード盗難保障無料付帯 ショッピングセーフティ保険

イオンデビットカードは、キャッシュカード機能のないデビットカードだ。18歳以上ならば申し込みが可能。（審査あり）
こちらもイオンマークのカード共通特典の対象となっている。

しかし、イオンデビットカードは、イオン銀行キャッシュ+デビットと比べると、ややデメリットもある。

デビットカード単体で比べてみると、イオンデビットカードはイオン銀行キャッシュ+デビットに比べて、ポイントを貯める手段が少なく、10日のありが10デーでもポイントが2倍までしか増えない。

しかも電子マネーの決済機能もなく、ETCカードや家族カードの発行もできない。

ただし、イオンデビットカードは、イオンカードセレクトと同時に持てるのはメリットだ。

イオンカードセレクトからデビットカードに変更すべき人は？

デビットカードにかえるべき人

イオンカードセレクト（クレジットカード）からデビットカードに変えた方が良い人は、お金の使い過ぎに不安を感じる人だ。

クレジットカードだと、つい使い過ぎてカードの請求日に後悔したり、残高が足りなくなってしまったりする恐れがある。

しかし、デビットカードならクレジットカードと違い口座残高以上の支払いができない。そのため、使い過ぎを予防しやすいカードと言えるだろう。

特にイオンのデビットカードは、デビットカードの割には還元率も高く、イオン系のクレジットカードの共通特典も多い。そのためイオンでお得に買い物をして、ポイントを貯めたいが、クレジットカード機能は使いたくないという方にもおすすめだ。

また、海外ATMで現地通貨を下ろす際にもデビットカードは、クレジットカードと違いキャッシング（借入）にならないため、金利がかからないのも良い点だ。

クレジットカードの良いところ

一方、クレジットカードは、使い過ぎてしまうこともあるかもしれないが、残高が足りなくても支払いができ、分割払いやリボ払いにも対応している。うまく利用すれば、資金繰りをしやすくなるメリットもある。

計画的に買い物や決済ができるなら一般的にクレジットカードの方が特典などの点でデビットカードより優遇されているため、あえてデビットカードにする必要はないだろう。

イオンカードセレクトなどクレジットカードでないと困るとき

イオンカードセレクトからデビットカードに切り替えることもできるが、クレジットカードでなければ困ることもある。

デビットカードに切り替えてしまい、後から不都合が起きないように事前に、デビットカードにするとできなくなることについても確認しておこう。

クレジットカードがないと困る点は主に以下の通りだ。

イオンのデビットカードは２種類とも便利で素晴らしいカードだが、イオンカードセレクトに比べると機能・できることは制限されてしまう。

クレジットカードからデビットカードに切り替えることで「支払いができなくなった」「ETCカードや家族カードを利用できなくなって不都合が生じた」など困ることも出てくるかもしれない。

イオンカードセレクトからデビットカードに変更するときは気をつけよう！

イオンカードセレクトからデビットカードに変更または追加する際に事前に知っておきたいポイントについて解説した。

結論、イオンカードセレクトから「イオン銀行キャッシュ＋デビット」に変更することもイオンデビットカードを追加することもできる。

そのため、これからイオンカードセレクトを作りたいが将来的にデビットカードに変更したり、追加したりしたい方も気にせずイオンカードセレクトをつくって良いだろう。

イオンカードセレクトは以下のボタンから申し込みできる。