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クレジットカードの作り方は?申込の流れや注意事項・審査通過のコツまで徹底解説

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この記事で解決できるお悩み
  • クレジットカード作成に必要な知識を身に付けたい
  • クレジットカード審査に通過するコツを教えてほしい
  • 初心者におすすめのクレジットカードが知りたい

現金を持ち歩く必要がなく、決済によってポイントが貯まるクレジットカードは今や持っていて当たり前の決済手段だ。

JCBの調査によれば、日本でのクレジットカード保有率は約86%となっている。

本記事ではそんなクレジットカードの作り方について解説する。

クレジットカードの基礎知識から審査に通るコツ、さらに初めての人におすすめのクレジットカードまで紹介するので、ぜひ参考にしてほしい。

目次

\ あなたに合ったクレジットカードを探す

クレジットカードの作り方の前に知っておきたい基礎知識

クレジットカードを作る前に知っておきたい基礎知識 クレジットカードナビ

まずは、クレジットカードを作る前に知っておきたい基礎知識を解説する。

ちなみに日本で初めてクレジットカードが発行されたのは1961年と、今から60年以上前になる。

「クレジットカード」と呼ばれるもの自体は1960年に出来ているが、現在のような仕組みになったのが1961年からなのだ。

そこからクレジットカードの仕組みそのものは変わっていないが、時代の変遷によって様々な進化を遂げている。

クレジットカードの仕組み

クレジットカードのクレジットは「信用」を意味する。

カード発行会社は信用を担保として、加盟店で決済が行われた際に、クレジットカード会員に代わってその代金を加盟店に支払っている。

後日、クレジットカード会員の振替口座から一定期間の利用代金がまとめて引き落とされる。

これが、クレジットカードの仕組みだ。

出典:日本クレジットカード協会「クレジットカードの基礎知識」

クレジットカード会員は現金を持ち歩く必要がなくなるため、決済の利便性が向上する。

ちなみにクレジットカードが誕生したのは、ある実業家が財布を忘れたことがきっかけだと言われている。

クレジットカードの種類

クレジットカードの種類はランク、国際ブランドによって分けることができる。

クレジットカードのランクは、「一般カード」と「ステータスカード」に大きく分かれている。

一般カードは、年会費が無料または安価で申込条件も緩い。そのため、申込条件さえ満たせれば誰でも発行できるチャンスがあるのだ。

一方、ステータスカードとは高額な年会費と引き換えに、一般カードでは受けられないサービスが付帯しているクレジットカードだ。

ステータスカードの中でもステータス性の高さによって、ゴールドカード・プラチナカード・ブラックカードとランク分けされている。

国際ブランドとは、VisaやMastercardをはじめとするクレジットカードの決済システムを運用しているブランドを指す。

Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Clubは5大国際ブランドと呼ばれ、世界の加盟店数が多い。

近年では中国発の国際ブランドである銀聯(UnionPay)も世界の加盟店舗数を伸ばしている。

国際ブランドごとの違いは次のとおりだ。

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発行枚数国際ブランドの特徴
Visa43億枚世界の加盟店舗数が多いため、Visaがあれば決済に困ることは少ない。
北米圏に強いとされている。
Mastercard32億6,300万世界の加盟店舗数が多いため、Mastercardがあれば決済に困ることは少ない。
欧州圏に強いとされている。
JCB1億5,400万日本初の国際ブランドであり、国内の加盟店舗数が多い。
プロパーカードを発行している。
American Express1億3,300万枚ステータス性の高い国際ブランドであり、付加価値の高いプロパーカードを発行している。日常生活で使える特典が豊富。
Diners Club非公表ステータス性の高い国際ブランドであり、付加価値の高いプロパーカードを発行している。Mastercardのコンパニオンカード(サブカード)が無料で発行される。
※プロパーカード=国際ブランド自体が発行しているクレジットカード

初めてクレジットカードを作るなら、世界の加盟店舗数が多いVisaまたはMastercardがおすすめだ。

JCBは国内の加盟店舗数が多いため、日本での利用を想定するのなら、初めてクレジットカードを作る人にもおすすめできる。

American ExpressとDiners Clubは、上記カードと比較してステータス性が高い。

ただ、VisaやMastercardよりも加盟店舗数が少ないため注意してほしい。

支払い方法の違い

クレジットカードを使って決済をするとき、いくつかの支払い方法から好きなものを選ぶことになる。

支払い方法ごとの違いは次のとおりだ。

支払い方法詳細
1回払い/一括払い決済代金を翌月の指定日にまとめて支払う
2回払い決済代金を翌月と翌々月の指定日に均等分割して支払う
ボーナス払い決済代金を夏・冬どちらかのボーナス時期にまとめて支払う
分割払い決済代金を指定した回数(3回以上)に均等分割して支払う
分割回数に応じた手数料がかかる
リボ払い決済代金の金額にかかわらず、事前に設定した金額を月々支払う
利用残高に応じた手数料がかかる

分割払い・リボ払いは便利な支払い方法ではあるが、分割回数・利用残高に応じた手数料がかかるため注意してほしい。

基本は1回払いまたは2回払いを利用し、分割払い・リボ払いは必要に応じて使おう。

クレジットカードの利用限度額

それぞれのクレジットカードには、利用限度額が定められている。

利用限度額とは、クレジットカードを利用できるマックスの合計代金のことだ。

たとえば、利用限度額が100万円のカードを使用するとしよう。

その場合、支払日を迎えるまで、クレジットカード決済を最大100万円まで利用できる。

指定日に決済代金が引き落とされれば利用可能枠が回復し、また最大100万円までクレジットカード決済が利用できる。

クレジットカードの利用限度額の平均は次のとおりだ。

  • 一般カード…50〜100万円
  • ゴールドカード…100〜200万円
  • プラチナカード…200〜1,000万円
  • ブラックカード…200〜9,999万円

ステータスカードかつランクが高いほど利用限度額も高くなる。

ただし、クレジットカードの利用限度額が100万円だからといって、利用限度額が同じく100万円に設定されるわけではない。

クレジットカード会員の返済能力や利用実績に応じて、利用限度額は決められるのだ。

初めてクレジットカードを作る人は、利用限度額が30〜50万円で設定されるのが相場となる。

クレジットカード作成に必要なもの

クレジットカード作成に必要なもの クレジットカードナビ

クレジットカードの基礎知識を知ったところで、さっそく気になるクレジットカードに申し込みたいと思う人もいるのではないか。

その前に、クレジットカード作成にあたって必要書類をチェックしておこう。

本人確認書類(免許証など)

クレジットカードを作成する際は、本人確認書類の提出が必ず必要だ。

本人確認書類に該当するのは次の書類だ。

本人確認書類(免許証など)
  • 運転免許証
  • 運転経歴証明書
  • マイナンバーカード
  • パスポート
  • 在留カード
  • 特別永住者証明書
  • 住民票のコピー

マイナンバーカードは本人確認書類に該当するが、通知カードは該当しないため注意しよう。

また、2020年2月3日以前に申請されたパスポートは住所記載がないため、本人確認書類に該当しないケースが多い。

住民票のコピーに関しては「取得から3ヶ月以内の原本をコピーしたもの」などの条件付きだ。

ちなみに、クレジットカードを作成する際に振替口座をインターネットで設定すると、本人確認が不要になるケースもある。

本人確認書類・本人確認の細かい内容についてはクレジットカードごとに異なるため、事前にチェックしよう。

クレジットカード利用代金の振替口座

クレジットカードを作成するためには、利用代金を引き落とすための振替口座が必要だ。

作成時は、キャッシュカードや通帳を用意しておくとスムーズに手続きが進められる。

都市銀行・地方銀行に関してはほとんどのクレジットカードに対応している。

ただ、ネット銀行や信用金庫など一部の金融機関は対応していないケースもある。

自分が所有している銀行口座がクレジットカードの振替口座に設定できるかどうか、しっかりとチェックしていこう。

クレジットカードの作り方・申し込みの流れ

クレジットカードの作り方・申し込みの流れ クレジットカードナビ

それではクレジットカードの作り方・申し込みの流れを解説する。

クレジットカード作成は次のような流れで進む。

  1. 作りたいクレジットカードを選ぶ
  2. Webサイトから申し込みを行う
  3. 必要事項を入力する
  4. 審査結果を待つ
  5. クレジットカードを受け取る

各ステップについて解説する。

作りたいクレジットカードを選ぶ

まずは、自分に合ったクレジットカードを選ぶことから始めよう。クレジットカードの種類は非常に多く、日本国内だけで1000以上ものクレジットカードがあると言われている。

本記事の後半では、初めてクレジットカードを作る人の選び方とおすすめの1枚を紹介している。

ぜひ参考にしてもらいたい。

Webサイトから申し込みを行う

作りたいクレジットカードが決まったら、Webサイトから申し込みを行う。

ちなみに、クレジットカードはWebサイト以外でも申し込みできる。

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Web申し込みクレジットカードの公式サイトから申し込む方法
PCやスマホを使えば手軽に申し込みが可能
申し込み時に振替口座をオンライン設定することで本人確認が免除されるケースもあ
店頭申し込み商業施設や金融機関に設定されているカウンターで申し込む方法
即日発行サービスがあれば、その場でクレジットカードを受け取れることもある
郵送申し込み申込書類に必要事項を記入して郵送で申し込む方法
Webサイトに個人情報を入力することに抵抗がある人におすすめ
カード発行までに時間がかかるのが欠点

複数ある申込方法の中でWeb申し込みをおすすめする理由は、Web限定の新規入会キャンペーンを実施しているケースが多いからだ。

よりお得にクレジットカードを作りたいと考えるなら、Web申し込みで作ろう。

また、Web申し込みでも即日発行サービスを提供しているクレジットカードもある。

必要事項を入力する

作りたいクレジットカードの公式サイトから申し込みページに移動したら、画面の指示通りに必要事項を入力しよう。

一般的には、次のような必要事項の入力を求められる。

必要事項
  • 氏名
  • 性別
  • 年齢
  • 職業
  • 年収
  • 勤務先
  • 勤続年数
  • 就業形態
  • 現住所
  • 連絡先
  • 居住の種類
  • 住宅ローンの有無
  • 生計を共にする人数
  • 固定電話の有無
  • 配偶者の有無

主婦または学生で本人に年収がない場合、配偶者や両親の年収を入力することになる。

配偶者や両親の年収などを重視する会社の場合は、主婦または学生でもクレジットカードを作ることが可能だ。

審査結果を待つ

クレジットカード作成にあたっての必要事項を入力し、審査に進んだらあとは結果を待つだけだ。

審査結果は、入力したメールアドレス宛にメールで届く場合が多い。

また、カード会社から電話で連絡があり、審査にあたって補足情報を求められるケースもある。

連絡が来たら、電話口のスタッフの質問に対して正直に答えることが大切だ。

クレジットカードを受け取る

審査に通過すれば、クレジットカードが発行される。

受け取り方法には大きく分けて2通りある。

自宅でクレジットカードを受け取る

クレジットカードを作る際に、即日発行サービスを利用していなければ審査通過から3〜7日ほどでクレジットカードが自宅に届く。

受け取り時に本人確認を求められる場合は、クレジットカード会員本人しか受け取れないので注意しよう。

スマホでクレジットカードを受け取る

クレジットカードを作る際に即日発行サービスを利用すると、カード情報がスマホアプリ上に表示される。

クレジットカード番号を利用してオンラインショップで決済したり、スマホ決済を設定しての加盟店舗決済が可能だ。

そのため、クレジットカードをすぐに欲しい人におすすめのサービスとなる。

クレジットカード本体は後日自宅に届くので、受け取りを確実にできるようにしておこう。

クレジットカードが届いた後にやるべきこと

クレジットカードが届いた後にやるべきこと クレジットカードナビ

クレジットカードが自宅に届いた後にやるべきことがある。

スムーズに対処できるよう、対応すべきことを知っておこう。

申込内容に間違いがないかチェックする

クレジットカードが自宅に届いたら、申し込み内容に間違いがないかチェックしてほしい。

チェックするのは、ローマ字表記の氏名・券面デザイン・国際ブランドの3つだ。

これらが、申し込み通りに作成されているかどうか確認する必要がある。間違って発行されたクレジットカードでも、決済に使うことはできる。

しかし、後々トラブルに発展するケースもある。

たとえば決済時にサインを求められたとき、クレジットカードの表記とサインが合っていないと不正使用を疑われるかもしれない。

こうしたトラブルを防ぐためにも、間違いがあったら必ずカード発行会社に連絡し、正しいカードが発行されるよう申請しよう。

クレジットカード裏面に署名をする

ほとんどのクレジットカードの裏面には署名欄がある。

裏面に署名欄のあるクレジットカードの場合は、必ず署名を行おう。

クレジットカードの裏面に署名をする理由は「不正利用を防ぐため」だ。クレジットカード決済は署名を求められることがあり、裏面の署名と相違ないかチェックされる。

裏面に署名欄のないクレジットカードが盗難されると、盗難者が適当な署名を行っても分からなくなってしまう。

その後、クレジットカード決済で署名を求められても不正利用が発覚しない。

ちなみに、クレジットカード裏面に署名がないと決済に利用できない店舗もある。

サイン文化が浸透している海外ではクレジットカード決済時に署名を求められることも多い。カードの裏面に署名欄があれば、必ず署名しておこう。

決済代金の振替口座を設定する

クレジットカードによっては、クレジットカード本体が自宅に届いてから振替口座の設定が必要なケースがある。

その場合は、決済代金の振替口座をしっかりと設定するようにしよう。

ちなみに、振替口座を設定しなかったからといってクレジットカードを使えないわけではない。

振替口座を設定していない場合、決済代金は銀行振込またはコンビニ払い隣、振込用紙・支払い用紙が自宅に届く。

ただ、クレジットカードの利用ルールは「口座振替で支払うこと」が基本だ。

なので、クレジットカードが届いたら速やかに振替口座を設定しよう。

クレジットカード作成時の注意事項

クレジットカード作成時の注意事項 クレジットカードナビ

クレジットカード作成時には、本段落で紹介する2つのポイントに注意してほしい。

申し込み条件をしっかりチェック

作りたいクレジットカードを選ぶにあたって、まずは「申し込み条件(申し込み資格)」をチェックしてほしい。

クレジットカードの申し込み条件とは、クレジットカード申し込みができる対象者について記したものだ。

申し込み条件はクレジットカードごとに異なる。

たとえば、都市銀行・地方銀行には、「満20歳以上で安定した収入があること(学生を除く)」をカードの発行条件としている銀行が多い。

一方で、小売会社が発行しているクレジットカードは「満18歳以上で電話連絡が可能な方」と定めているケースが多い。

これにより、20歳未満でも申し込めるクレジットカードが存在している。

この他、American ExpressやDiners Clubなどのステータスカードは申し込み条件を細かく公表していないケースもある。

とはいえ、ほとんどのクレジットカードは申し込み条件を公式サイトなどで明記している。

事前に、自分がその条件に該当するかどうかチェックしよう。

申し込み条件を無視してクレジットカードを作ろうとしても、審査に通過できず作れないので注意してほしい。

申し込み時の必要事項は正しく入力する

もう1つの注意事項は「申し込み時に求められる必要事項は正しく入力する」ということだ。

たとえば、年収の桁を1つ間違えて入力してしまったとしよう。

カード発行会社によっては申込者本人へ事実確認を行う場合がある。

一方で、事実確認がされずにそのまま審査が行われるケースもある。

必要事項を間違えて入力してしまったことで、審査に落ちることも考えられる。

申し込み時には、入力内容をしっかりとチェックしよう。

以上の注意点を忘れず、作成したいクレジットカードに申し込んでみよう。

クレジットカードを初めて作る人の選定ポイント

クレジットカードを初めて作る人の選定ポイント クレジットカードナビ

クレジットカードを初めて作る人は、どのクレジットカードを選ぶべきか迷うものだ。

そこで、クレジットカードの選定ポイントを3つ紹介する。

自分のライフスタイルを整理する

まずは、自分のライフスタイルを改めて整理してみよう。

クレジットカードごとにポイント還元率や付帯サービスが異なる。

そのため、自分のライフスタイルに合ったクレジットカードを選ぶことが一番大切だ。

たとえば、イオンカードセレクトは対象のイオングループ店舗で利用すると、ポイント還元率がいつでも2倍になる。

毎月20日・30日は決済代金が5%OFFになるなどの付帯サービスもあるため、生活圏にイオングループ店舗がある人は積極的に検討すべきクレジットカードだ。

た、三井住友カード(NL)なら、対象のコンビニ・飲食店でのスマホのタッチ決済なら最大7%ポイント還元とさらに還元率が上昇する。

対象のコンビニ・飲食店をよく利用する人は必ず発行すべきクレジットカードと言えよう。

三井住友カード(NL)の特約店

店舗形態対象店舗
対象のコンビニセイコーマート・セブン‐イレブン・ポプラ・ミニストップ・ローソンなど
対象の飲食店マクドナルド・モスバーガー・サイゼリヤ・ガスト・バーミヤン・しゃぶ葉・ジョナサン・ドトールコーヒーショップ・エクセルシオール カフェなど
※この他にも対象店舗あり
出典:三井住友カード株式会社「対象のコンビニ、飲食店で最大7%還元!」

このようにクレジットカードごとに異なった特徴がある。

そのため、まずは自分のライフスタイルを整理することで、自分に合ったクレジットカードを選びやすくなる。

※対象のコンビニ・飲食店でのスマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済でポイント最大7%還元
※最大7%内訳(通常ポイント0.5%+スマホのタッチ決済利用6.5%)。
※商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗あり
※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外
※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿して支払い必要な場合あり
 その場合、支払い分はタッチ決済分のポイント還元の対象外となる
 上記、タッチ決済とならない金額の上限は、利用店舗によって異なる場合あり
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合あり
※Google Pay™ で、Mastercard®タッチ決済は利用不可、ポイント還元も受けられないので注意

ポイント還元率をチェックする

次に、クレジットカードごとのポイント還元率をチェックしてみよう。

クレジットカードの醍醐味は、決済金額に応じてポイントが貯まることと言っても良い。

貯まったポイントは1ポイント=1円として買い物代金に充てたり、好きな商品と交換できたりする。

一見するとポイント還元率が低くても、交換方法によって実質還元率が高くなるクレジットカードもある。

たとえば、JCBカード Wのポイント還元率は基本が0.2%と少し低い数字となっている。

ただ、1ポイントは最大5円相当と交換できるため、実質還元率を1.0%にすることも可能だ。

ポイント還元率に加えて、ポイントの使いやすさもしっかりチェックしておこう。

付帯サービスをチェックする

最後に、クレジットカードごとの付帯サービスをチェックしよう。

たとえば、旅行傷害保険が付帯しているクレジットカードなら、海外旅行・国内旅行をいつもより安心して楽しむことができる。

ショッピング保険が付帯していれば、クレジットカード決済で購入した商品の破損・盗難なども補償される。

三井住友カード(NL)ならゴルファー保険や弁護士保険など、好きな保険を選べるというユニークな付帯サービスがある。

ポイント還元率と併せて、自分のライフスタイルに合った付帯サービスのクレジットカードを選ぼう。

クレジットカードを作る際の審査について

クレジットカードを作る際の審査について クレジットカードナビ

クレジットカードを作る際には必ず審査に合格する必要がある。

「審査のないクレジットカード」は存在しないので、ネットやSNSでそうした情報を見かけたらそれは嘘だ。

詐欺に引っかからないよう、注意してほしい。

ここでは、クレジットカードの審査で見られるポイント、審査に通過するコツ、審査に落ちた場合の対処法を解説する。

審査で見られるポイント

クレジットカードの審査で見られるポイントは2つある。

申込者の「返済能力の高さ」と「クレヒス(信用情報)」だ。

返済能力の高さ

返済能力の高さとは、クレジットカードの決済代金を期日通りに支払えるかどうかを意味する。

これは申込者の年収や勤続年数、持ち家かどうかなどの情報を見て総合的に判断される。

ちなみに、クレジットカードの審査基準はどのカード発行会社も公表していない。

そのため、「事前に審査基準の情報を手に入れて審査を攻略する」といったことはできない。

申し込み時に求められる必要事項を正直に入力して、審査結果を待つしかない。

クレヒス(信用情報)

審査で見られるもう1つのポイントはクレヒスだ。

これは「クレジット・ヒストリー」の略で、信用取引の履歴情報を意味する。

信用取引とは、クレジットカード代金やスマホ代金の支払い、金融機関からの借入に対する返済を意味する。

日本では3つの信用情報機関が個人の信用取引情報を管理しており、「誰が・いつ・どこで・いくら借りて・いくら返済したか」といった情報が記録されている。

クレジットカードに申し込むと、カード会社は申込者のクレヒスから、過去の支払い・返済に問題がないかチェックしている。クレヒスに傷が付いていない人ほど信用度は高い。

ただし、「スーパー・ホワイト」と呼ばれるクレヒスが真っさらな状態の人は、信用取引の経験がないため信用度が低い。

かといって、クレジットカードを作れないわけではないので安心してほしい。

本記事の最後では、スーパー・ホワイトでも作りやすいおすすめクレジットカードを紹介している。

信用取引をしたことがない人はぜひ参考にしてほしい。

審査に通過する3つのコツ

クレジットカードの審査基準は公表されていないが、審査に通過する可能性を少しでも上げられるコツが3つある。

必要事項を正しく入力する

まずは申し込み時の必要事項を正しく入力しよう。

入力内容を間違えてしまったり、虚偽の内容を入力すると審査に通る可能性が格段に下がる。

「バレないだろう」と考えて年収情報を偽ったとしても、クレヒスや勤務先情報などから年収を推察される。

年収を含めた必要事項は正直に入力しなければならないのだ。

主婦または学生で本人に年収がない場合は、配偶者や親の年収情報などを正しく入力しよう。

キャッシング枠を0円に設定する

キャッシングとは、カード発行会社が提供している借入サービスのことだ。

クレジットカードを利用して、全国のATMなどから現金を引き出すことができる。

クレジットカードの申し込み時にはキャッシング枠を自分で設定することになる。

キャッシングを使わない場合、この時の枠は0円で設定しておくといい。

なぜなら、クレジットカードのキャッシングは貸金業法の「総量規制」の対象になるからだ。

総量規制とは、「年収の3分の1以上貸し付けてはいけない」ルールのことだ。

キャッシング枠を少額でも設定すると総量規制の対象になり、クレジットカードの審査が通常よりも厳しくなる恐れがある。

キャッシングを利用する予定がなければ、キャッシング枠は必ず0円に設定しよう。

複数のクレジットカードに申し込まない

クレジットカードの申し込み情報はクレヒスとして記録される。

つまり、自分がどのクレジットカードにいつ申し込んだかの情報を、カード発行会社はチェックできるのだ。

短期間で複数のクレジットカードに申し込んでいると分かれば「お金に困っている人」という印象を受けやすい。

そうなれば、カード発行会社は申込者の返済能力を疑うだろう。

明確なルールは存在しないが、クレジットカードに申し込む際は「原則1枚だけ」としよう。

複数のクレジットカードを申し込みたい場合は、1枚目の審査に通過してから6ヶ月以上期間を空けてから申し込んでほしい。

もしもクレジットカードの審査に落ちたら

クレジットカードの審査に落ちてしまった場合は、以下に紹介する4つの方法で対処してみよう。

6ヶ月以上他のクレジットカードに申し込まない

審査に落ちてすぐ、他のクレジットカードに申し込んでもまた審査に落ちる可能性が高い。

クレジットカードの審査に一度落ちたら、最低でも6ヶ月の期間を空けてから他のクレジットカードに申し込んでみよう。

なぜなら、クレジットカードの申し込み情報はクレヒスとして6ヶ月間保持されるからだ。

6ヶ月を過ぎればカード会社は「過去にクレジットカードの審査に落ちたこと」はわからないため、少しでも審査通過の可能性を上げられる。

審査に通りやすいクレジットカードに申し込む

クレジットカードごとに審査に通りやすさは異なる。

1枚目に申し込んだクレジットカードは、自分にとって難度の高いものだったかもしれない。

そこで、より審査に通りやすいクレジットカードに申し込んでみよう。

たとえば、小売会社や消費者金融が発行しているクレジットカードは、一般的に審査に通りやすいと言われている。

金融機関からの借入があれば借入金額を減らす

金融機関から借入がある場合は、借入金額の多さによって審査に落ちた可能性も考えられる。

他のクレジットカードに申し込むまでに借入金額を少しでも減らせば、次は審査に通るかもしれない。

ただし、借入金額を減らしたからといってすぐに他のクレジットカードに申し込んでも審査に通る可能性は低い。

この時も、やはり6ヶ月以上の期間を空けてから申し込むべきなのだ。

デポジット型のクレジットカードを検討する

デポジット型のクレジットカードとは、事前に保証金を入金しておくタイプのクレジットカードのことだ。

たとえば10万円の保証金を入金すると、クレジットカードの限度額は10万円に設定される。

クレジットカードの決済代金が期日通りに支払われなければ保証金から差し引かれるため、カード発行会社のリスクがほとんどない。

そのため、以下のような人でも審査に通る可能性がある。

  • 他のクレジットカードの審査に落ちた人
  • 借入金額が多かったりクレヒスに傷が付いていたりする人

デポジット型のクレジットカードは通常のクレジットカードと同じように使えるため、審査に落ちた人は検討してみよう。

クレジットカードを即日発行で作るためには?

クレジットカードを即日発行で作るためには? クレジットカードナビ

旅行やレジャーといった予定が決まっており、予定日までにクレジットカードを発行したい人は即日発行を検討しよう。

ここでは、クレジットカードの即日発行について解説する。

即日発行とは

クレジットカードの即日発行とは、クレジットカード本体またはデジタルカードを申し込んだ当日に発行してくれるサービスを指す。

即日発行を実施しているクレジットカードの多くは、審査が数分〜数時間で完了する。

その後、基本的にスマホアプリを通じてクレジットカード番号が表示される(いわゆるデジタルカードである)

クレジットカード番号を利用してオンラインショップで買い物をするか、加盟店舗でApple Pay等スマホ決済が使用できる。

一方で、エポスカードのようにクレジットカード本体を即日発行してくれるケースもある。

クレジットカードそのものを即日入手できるため、国際ブランドの加盟店舗ならどこでも利用可能だ。

即日発行のメリット・デメリット

即日発行のメリットは、クレジットカードに申し込んだその日からオンラインショップまたは加盟店舗でカードを利用できることだ。

即日発行でも決済代金に応じてポイントが還元されるため、使用開始が早いほどたくさんのポイントを貯められるのも嬉しい。

デメリットとしては、クレジットカードの付帯サービスを利用できない可能性があることだ。

たとえばスマホアプリでクレジットカードを利用できても、カード本体が自宅に届かないと付帯サービスが使えないことがある。

とはいえ、即日発行を利用してもしなくても、クレジットカード本体が自宅に届くまでの期間は変わらない。

これらをデメリットに感じる人は少ないはずだ。

即日発行可能、初めて作る人におすすめのクレジットカード5選

即日発行可能、初めて作る人におすすめのクレジットカード5選 クレジットカードナビ

最後に、即日発行できて審査にも比較的通りやすい、初めて作る人におすすめのクレジットカード5選を紹介する。

スクロールできます
カード名三井住友カード(NL)イオンカードセレクトJCBカード Wエポスカードセゾンカード
インターナショナル
券面画像JCB Wセゾンカードインターナショナル クレジットカードナビ
年会費永年無料無料無料無料無料
国際ブランドVisa
Mastercard
Visa
Mastercard
JCB
JCBVisaVisa
Mastercard
JCB
ポイント還元率0.5%~7%0.5〜1.0%1.00%~5.50%
※最大還元率はJCB PREMO(or nanacoポイント)に交換した場合
0.5〜15%0.1〜3.0%
ポイントの種類VポイントWAON POINTOki Dokiポイントエポスポイント永久不滅ポイント
家族カード発行・年会費永年無料年会費無料発行・年会費無料発行できない発行・年会費無料
ETCカードETCカード
550円(税込)
※初年度無料
※前年度に一度でもETC利用のご請求があった方は年会費が無料
年会費無料発行・年会費無料発行・年会費無料発行・年会費無料
スマホ決済
電子マネー
iD(専用)
Google Pay
Apple Pay
PiTaPa
WAON
イオンiD
Apple Pay
電子マネーWAON
Google Pay
Apple Pay
QUICPay
Google Pay
Apple Pay
EPOS PAY
楽天Edy
楽天Pay
PayPay
d払い
モバイルSuica
Google Pay
Apple Pay
QUICPay
iD
Suica
PASMO
海外旅行傷害保険最高2,000万円(利用付帯)なし2,000万円(利用付帯)3,000万円(利用付帯)なし
国内旅行傷害保険なしなしなしなしなし
その他の保険なしショッピング保険
カード盗難補償
ショッピング保険なしカード盗難補償
申し込み条件満18歳以上の方
(高校生を除く)
18歳以上
(高校競不可)
18歳以上39歳以下で、ご本人または配偶者に安定継続収入のある方(高校生を除く)満18歳以上の方
(高校生を除く)
満18歳以上の連絡が可能な方
提携する金融機関に決済口座をお持ちの方
詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら

クレジットカードごとの特徴・メリットを見ていこう。

三井住友カード(NL)

三井住友カード(NL)

三井住友カード(NL)は三井住友カード株式会社から発行されているクレジットカードだ。

券面にクレジットカード番号や氏名、署名欄がなくスタイリッシュなデザインとなっている。

デザインのかっこよさから、幅広い年代層から人気を得ている1枚なのだ。

SMBCグループながら申し込み条件も緩いので、主婦または学生で本人に収入のない人でも申し込みやすい。

ただし、高校生は申し込むことができないのでその点は注意しよう。

三井住友カード(NL)のポイント還元率は0.5%が基本となっている。

スマホのタッチ決済なら最大7%もポイント還元されるので、対象のコンビニ・飲食店をよく利用する人はぜひ申し込んでほしい。

また、海外旅行傷害保険も付帯(利用付帯)していて、様々なライフスタイルにフィットするクレジットカードと言える。

ステータスの高いカードを将来手に入れたい場合は、メインカードとして利用することがおすすめだ。

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※期間:2024/11/1~2025/2/2

※対象のコンビニ・飲食店でのスマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済でポイント最大7%還元
※最大7%内訳(通常ポイント0.5%+スマホのタッチ決済利用6.5%)。
※商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗あり
※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外
※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿して支払い必要な場合あり
 その場合、支払い分はタッチ決済分のポイント還元の対象外となる
 上記、タッチ決済とならない金額の上限は、利用店舗によって異なる場合あり
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合あり
※Google Pay™ で、Mastercard®タッチ決済は利用不可、ポイント還元も受けられないので注意

イオンカードセレクト

イオンカードセレクトはイオンフィナンシャルサービス株式会社が発行しているクレジットカードだ。

クレジットカードとキャッシュカードが一体になっているため、財布をスッキリさせたい人から人気がある。

さらに、対象のイオングループ店舗で使えばポイント還元率がいつでも2倍(0.5→1.0%)になるのも人気の理由だ。

年間50万円以上の利用があれば、年会費永年無料でイオンゴールドカードに招待されるのも嬉しいポイントとなる。

イオンゴールドカードになれば最高5,000万円の海外旅行傷害保険が付帯するなど、付帯サービスも充実している。

その他にも、イオングループでの付帯サービスが充実している。

例えば、イオングループ店舗で毎月20日・30日に決済代金が5%OFFになったり、イオンシネマの映画優待を常に受けられる。

イオン系列のお店をよく使う人には、おすすめのカードと言える。

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JCB カード W

JCB W

JCB カード Wは、JCBから発行されているプロパーカード(国際ブランドが発行するクレジットカード)だ。

他のJCB一般カードに比べてポイント還元率がいつでも2倍になるため、お得度が高い。

ただし、申し込み条件が「18歳〜39歳」となっているため注意してほしい。

JCB カード WはAmazonやセブンイレブンで利用すると、ポイント還元率が基本(0.1%)の4倍になる。

特にスターバックスのStarbucks eGiftを購入すると、ポイントの還元率が基本の21倍にもなる。

ポイント優待を受けたい人には、ぜひおすすめしたいクレジットカードだ。

ナンバーレスとカード番号ありの券面デザイン、どちらか好きな方を選べるのも嬉しいポイントと言える。

最大15,000円キャッシュバック

キャンペーン期間:2024年10月1日(火)~2025年3月31日(月)

エポスカード

エポスカードは丸井とエポスカードが発行しているクレジットカードだ。カード本体の即日発行に対応している、数少ないクレジットカードでもある。

基本のポイント還元率は0.5%だが、マルイやモディなどのグループ店舗で利用するといつでも1.0%になる。また、年4回実施される「マルコとマルオの10日間」なら、マルイでの決済代金がいつでも10%OFFされる。

生活圏にマルイがあり、ショッピングによく利用している人は申し込みを検討してほしい。

入会金・年会費永年無料!

セゾンカードインターナショナル

セゾンカードインターナショナルは、クレディセゾンから発行されているクレジットカードだ。

クレディセゾンには「永久不滅ポイント」というポイントプログラムがあり、クレジットカード決済に伴うポイントに有効期限がない。

ほとんどのクレジットカードにはポイントの有効期限があるため、セゾンカードインターナショナルならではのメリットと言える。

ポイント還元率は基本が0.1%だが、Amazonギフトカードに1ポイント=5円で交換できる。

そのため、実質還元率は最大0.5%となっているのだ。また、セゾンポイントモールを経由してオンラインショップで決済すれば、ポイント還元率が最大30倍になる。

セゾンポイントモールにはAmazon・楽天・Yahoo!Japan、じゃらんやユニクロなど様々なオンラインショップが登録されている。

自分のライフスタイルに合ったオンラインショップが登録されているか、事前にチェックしてみよう。

有効期限が無期限

永久不滅ポイントがお得に貯まる!

クレジットカードの作り方を理解したらさっそくカードを作成してみよう!

まとめ クレジットカードナビ

本記事を最後まで読んでくれたあなたは、クレジットカード作成において必要な知識をほとんど身につけたと言っていい。

本記事で紹介した選定ポイントやおすすめクレジットカードを参考に、自分に合った1枚を選んで申し込んでみてほしい。

ちなみに、本記事で紹介したクレジットカード5選は、即日利用可能で審査に通りやすい上に、新規入会キャンペーンも実施している。

入会・利用の条件を達成すれば数千〜10,000円相当ほどのポイント還元やキャッシュバックが受けられる。

お得な機会を逃さず、申し込むことをおすすめする。

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