- ゴールドカードの審査で見られているポイントがわからない
- 審査に通りやすいゴールドカードを知りたい
- 審査が厳しいハイステータスなゴールドカードを知りたい
「ゴールドカード=審査が厳しい」と考えている方もいるのではないだろうか。
かつてはハイステータスの代表だったゴールドカードだが、格安のゴールドカードが登場したことによって、作成しやすくなっている。
本記事ではゴールドカードの審査で見られているポイントや審査に通りやすいゴールドカードの特徴を紹介している。
また、作成難易度ごとにおすすめのクレジットカードを紹介しているので、ぜひ参考にしてほしい。
ゴールドカードの審査で見られているポイント
ゴールドカードの審査は、さまざまな観点をチェックして行われている。
審査で見られているポイントは以下の通りだ。
- 年収や勤続年数などの仕事に関わる情報
- 仕事以外の生活に関わる情報
- クレジットヒストリー
それぞれ解説しよう。
年収や勤続年数などの仕事に関わる情報
年収や勤続年数、勤務先などの仕事に関わる情報は必ずチェックされている。安定した収入がない顧客は、月々の利用額を支払えない可能性があるからだ。
一般的に年収300万円以上であれば、ゴールドカードを作成可能だと言われている。
国税庁の「令和4年分民間給与実態統計調査」によると、平均年収は458万円だった。
つまり、平均年収を稼いでいる場合、年収の条件はクリアしている可能性が高いだろう。
仕事以外の生活に関わる情報
持ち家か賃貸かを示す居住形態も審査では見られている。
居住形態によって、自由に使えるお金に大きな差が出るからだ。
たとえば、実家に住んでいたり、住宅ローンを完済していたりすると、家賃や月々の返済がないため、クレジットカードの利用額が大きくなりやすい。
クレジットカード会社にとって優良な顧客なので、審査を通過する可能性が高くなる。
一方で、持ち家でも住宅ローンの金額が大きいと、月々の返済を延滞する恐れがある。
そのため、住宅ローンの残高が大きい場合は、審査落ちする可能性もあるだろう。
また、申し込み住所と居住地が合っているか、居住年数なども合わせてチェックされている。
クレジットヒストリー
クレジットヒストリーとは、クレジットカードやローンの利用履歴や返済実績などが記録された信用情報のことだ。
金融機関がローンやクレジットカードの審査を行う際、個人の信用度を評価するために使用されている。
クレジットヒストリーに記録されている情報は以下の通りだ。
- 名前や住所などの本人識別情報
- クレジットカードやローンの返済実績
- クレジットカードやローンの申込状況
- 支払い遅延や長期間の滞納のような遅延情報
定期的にクレジットカードを利用して確実に返済していると、クレジットヒストリーが積みあがって、返済実績がある優良顧客だと判断されやすくなる。
一方で、同時期に何枚もクレジットカードを申し込んだり、遅延情報が残っていたりすると審査は通過しにくい。
審査に通りやすいゴールドカードの3つの特徴
審査に通りやすいゴールドカードの特徴は以下の通りである。
- 年会費が安い
- 若年層向け
- 招待性
当てはまるゴールドカードの具体例を挙げながら解説しよう。
年会費が安い
年会費が5,000円(税込)程度のゴールドカードは、審査難易度が低い傾向にある。
高額な年会費の支払いが難しい層に向けて作成されているからだ。
ハイクラスカードと比較するとステータスや特典では劣る分、年会費を抑えて発行しやすくなっている。
参考までに、年会費が安いゴールドカードをまとめてみよう。
年会費(税込) | ||
---|---|---|
JCB GOLD EXTAGE | 3,300円 (※)初年度のみ無料 | |
楽天ゴールドカード | 2,200円 | |
エポスゴールド カード | 5,000円 (※)年間100万円以上の利用で翌年以降永年無料 (※)プラチナ・ゴールド会員の家族からの紹介で初年度から永年無料 | |
三井住友カード ゴールド(NL) | 5,500円 (※)年間100万円以上の利用で翌年以降永年無料 |
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エポスゴールドカードや三井住友カード ゴールド(NL)は、条件を達成すると年会費永年無料を目指せる。
ランニングコスト不要で保有できるコスパの良いゴールドカードなので、審査を通過しやすいだろう。
若年層向け
若年層向けのゴールドカードも、審査難易度は低い可能性が高い。
年収が低い傾向にある若い世代をターゲットにしており、審査が厳しいと発行できる人数が大幅に限定されてしまうからだ。
JCB GOLD EXTAGEは申込資格が20代に限定されており、審査を通過しやすいゴールドカードの代表格だ。
20代限定ではなくとも、申込資格が18歳や20歳以上に設定されていると、審査難易度は低い傾向にある。
一方、三井住友カードゴールドのように、申込資格が30歳以上に限定されているゴールドカードもある。
どの世代をターゲットにしているか判別できると、審査難易度を予測できるだろう。
招待性
クレジットカードからの招待によって作成できるゴールドカードは、審査を通過しやすい。
一般カードを一定以上の金額利用するとゴールドカードへの申し込みに招待され、情報を入力すると審査が行われて通過するとカードを発行できる。
特に招待で作成すると年会費が永年無料になるゴールドカードは、審査難易度が低い傾向にある。
エポスゴールドカードやイオンゴールドカードだ。年間50万円程度が基準になっているため、それほど難しいラインではないだろう。
いきなりゴールドカードの審査に申し込むのが不安な方は、招待性を導入しているクレジットカード会社の一般カードで利用実績を積んでみよう。
審査難易度が低いゴールドカード3選
審査を通過しやすいゴールドカードは以下の通りだ。
- エポスゴールドカード
- イオンゴールドカード
- JCB GOLD EXTAGE
それぞれのメリットを解説しよう。
エポスゴールドカード
エポスゴールドカードは、20歳から申し込めるゴールドカードだ。
年会費は5,000円(税込)だが、年間50万円以上を利用すると翌年以降は永年無料になる。
そして、ゴールド・プラチナ会員からの紹介、クレジットカード会社からの招待によって作成すると、初年度から永年無料だ。
年会費無料を実現可能・20代も作成可能・招待性と、審査に通りやすいゴールドカードの特徴をコンプリートしている。
そんなエポスゴールドカードのメリットは以下の通りだ。
- 実質還元率が1.5%でポイントの有効期限が無期限
- 特定店舗で還元率が3倍
- 年会費永年無料の家族カードを作成可能
- 最大5,000万円の海外旅行傷害保険が付帯
- カードラウンジを使用可能
- 海外サポートデスクが付帯
エポスゴールドカードは、年間50万円以上の利用で2,500ポイント、年間100万円以上の利用で10,000ポイントが、ボーナスポイントとして付与される。
100万円利用すると15,000ポイント貯められるので、実質還元率は1.5%だ。
また、「選べるポイントアップショップ」というシステムを活用すると、最大で3倍のポイントが付与される。
300以上のショップからお気に入りショップを3つ選択でき、ポイント付与率がアップするのだ。
対象ショップの一例を以下の表にまとめたので、確認してほしい。
ジャンル | 対象ショップ |
---|---|
スーパー・コンビニ・ドラッグストア | アピタ・イオン・ダイエー・キリン堂・サンドラッグ・セブンイレブン・ローソンなど |
公共料金 | 朝日新聞・東京都水道料金・関西電力・中国電力・大阪ガス・東部ガス・国民年金など |
家電量販店 | エディオン・カインズ・ケーズデンキ・ビックカメラ・ヤマダ電機・上新電機など |
交通(鉄道・飛行機) | ANA・JAL・エールフランス・エアアジア・JR東日本・JR西日本・東京メトロなど |
ホテル・宿泊 | ヒルトンホテル・星野リゾート・ルートインホテルズ・リッチモンドホテルなど |
レジャー施設・チケット・飲食店 | イープラス・温野菜・くいもの屋わん・カラオケ館・土間土間・ラクーアなど |
保険 | あいおいニッセイ同和損害保険・日本生命・チューリッヒ・ライフネット生命など |
インターネットショッピングの前に経由するだけでポイント付与率がアップするエポスポイントUPサイト、マルイやモディで還元率2倍など、ポイント還元率に関する特典が豊富に用意されている。
コスパを重視する方は、エポスゴールドカードは選択肢に入ってくるだろう。
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イオンゴールドカード
イオンゴールドカードは、イオンカードで年間50万円以上利用し、招待された人のみが作成できる年会費無料のゴールドカードだ。
イオンカードは18歳以上(高校生不可)から作成可能なので、安定した収入があってコンスタントに利用していれば、20代でもゴールドカードを保有できる。
エポスゴールドカードと同様に、審査に通りやすいゴールドカードの特徴をコンプリートしているだろう。
そんなイオンゴールドカードのメリットは以下の通りだ。
- イオングループ内で還元率2倍
- お客様感謝デーで会計が5%オフ
- 国内主要空港のカードラウンジを無料で利用可能
- 最高5,000万円の旅行傷害保険が付帯(国内・海外)
イオンゴールドカードを、イオングループ店舗で利用すると還元率は2倍(1%)になる。
対象店舗の一例を以下の表にまとめているので、確認してほしい。
店舗の種類 | 対象店舗 |
---|---|
総合スーパー・スーパーマーケット・ショッピングモール | イオン |
ダイエーグルメシティ | |
ピーコックストア | |
カスミ | |
コンビニ・ディスカウントストア・ドラッグストア | ミニストップ |
ザ・ビッグ | |
ホームセンター・ペット | ホームワイド |
ファッション・ビューティー・スポーツ | スポーツオーソリティ |
イオンボディ |
また、イオンやマックスバリュで開催される毎月20日と30日の「お客様感謝デー」では、イオンゴールドカードの提示で会計が5%オフになる。
さらに、年会費無料ながら、国内主要空港のカードラウンジを使用できたり、国内外の旅行傷害保険が付帯していたりと、サービスも充実している。
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JCB GOLD EXTAGE
JCB GOLD EXTAGEは、20歳以上29歳以下で作成できるゴールドカードだ。
初年度のみ年会費無料で、2年目以降は3,300円(税込)が必要になる。
年会費を無料にすることはできないが、5,000円を下回っているので格安のゴールドカードに分類されるだろう。
そんなJCB GOLD EXTAGEのメリットは以下の通りだ。
- 入会から3ヶ月間はポイント還元率3倍
- 海外で利用するとポイント還元率2倍
- JCB ORIGINAL SERIESパートナー利用で付与倍率アップ
- 空港ラウンジを無料で利用可能
- 最高5,000万円の旅行傷害保険が付帯(国内・海外)
- 年間最高200万円のショッピングガード保険がある
JCB GOLD EXTAGEは、一般的なJCBカードの1.5倍の還元率(0.75%)を誇る。
なお、入会から3ヶ月間はその倍の1.5%が還元されるため、お得にポイントを貯めたい方におすすめだ。
また、このカードをコンスタントに利用していると、ステータスの高いJCBゴールドも目指せる。
入会5年後の初回更新時に、自動的に審査が行われるからだ。
クレジットヒストリーを作っておくと、国際ブランドが発行するステータスカードも目指せるのは魅力的だろう。
入会後3ヶ月間Oki Dokiポイントが
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審査難易度が高いゴールドカード2選
特典やサービスが充実しているハイクラスなゴールドカードは、審査難易度が高いと言われている。
ただ、審査が厳しい分、作成した時のメリットは大きい。
ここでは、審査を通過しにくいアメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード、ダイナースクラブカードについて紹介しよう。
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードは、年会費39,600円(税込)のハイステータスなゴールドカードだ。
ゴールドカードでもトップクラスに充実した特典やサービスが魅力的な分、年会費が高く、審査難易度は高いと言える。
そんなアメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードのメリットは以下の通りだ。
- 世界的なホテルにお得に宿泊可能
- プライオリティ・パスに年会費無料で登録可能
- 旅行時のサポートが手厚い
- レストランの優待特典が豊富
世界的なホテルが対象のザ・ホテル・コレクションでは、施設内の時間を優雅に過ごすためのさまざまな優待が用意されている。
主な特典内容は以下の通りだ。
- チェックアウト時に館内施設ご利用代金より100米ドル相当オフ
- 部屋の無料アップグレード(空室状況による)
- 予約時の支払いで還元率2倍
カードを継続する度に、ザ・プリンスさくらタワー東京やホテルインディゴ箱根強羅の国内ホテルで使える15,000円のクーポンが配布される。
旅行好きであれば、ザ・ホテル・コレクションだけでも元を取れるだろう。
また、本来なら99米ドルかかるプライオリティ・パスが、年会費無料で登録できる。
年間2回までは海外ラウンジを無料で利用できるため、疲れやすい海外へのフライトも快適に過ごせるだろう。
ダイナースクラブカード
ダイナースクラブカードは、年会費24,200円(税込)のハイステータスなゴールドカードだ。
発行当初は医師や弁護士、経営者をターゲットにしたとされていることから、審査難易度の高さが窺えるだろう。
そんなダイナースクラブカードのメリットは以下の通りだ。
- 充実したグルメ特典
- 海外空港ラウンジを年間10回まで無料利用可能(11回目以降は税込3,500円が都度必要)
- 国内外のホテルを特別優待価格で利用可能
- 旅行の手配や相談に対応してくれるトラベルデスク
ダイナースクラブカードは、ほかのゴールドカードよりもグルメ特典が充実しているのが特徴的だ。
レストランや料亭に関する特典内容は以下の通りである。
グルメ特典 | 特典内容 |
---|---|
エグゼクティブ ダイニング | 対象レストランを2名以上で利用すると1名分のコース料金が無料 |
Family Table | 対象レストラン所定のお子様メニューが家族との食事で1名分無料 |
「オークラ ホテルズ & リゾーツ」特別優待 | オークラ ホテルズ & リゾーツの一部レストランで飲食代10%割引 |
「ひらまつ」からの特別優待 | 全国の主要都市(東京・札幌・名古屋・金沢・大阪・京都・福岡)で展開する「ひらまつ」のレストランで飲食代が10%割引 |
料亭プラン | 通常では予約するのが難しい高級料亭を、ダイナースクラブが代わりに予約 |
有名レストランの食事がお得になったり、予約困難店を確保してもらえたりと、会員が魅力を感じるグルメ特典が豊富に用意されている。
また、海外ラウンジを年間10回まで無料で利用できたり、国内外のホテルに優待価格で宿泊できたりと、旅行に関するメリットも多い。
対象のコンビニ・飲食店などで
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審査で見られているポイントを把握してからゴールドカードを申し込もう
審査に通過しやすいゴールドカードの特徴や審査難易度別におすすめのゴールドカードを紹介してきた。
審査難易度が低いとされるゴールドカードの特徴は以下の通りだ。
- 年会費が安い
- 若年層向け
- 招待性
どれか1つでも当てはまっていると、審査難易度は低い可能性がある。
これらの特徴を持つゴールドカードは以下の通りである。
審査難易度が高いゴールドカードも表に掲載しているので、確認してほしい。
審査 | 年会費(税込) | |
---|---|---|
エポスゴールドカード | 通過しやすい | 5,000円 (※)年間100万円以上の利用で翌年以降永年無料 (※)プラチナ・ゴールド会員の家族からの紹介、クレジットカード会社からの招待で作成すると初年度から永年無料 |
イオンゴールドカード | 通過しやすい | 永年無料 |
JCB GOLD EXTAGE | 通過しやすい | 3,300円 (※)初年度のみ無料 |
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード | 通過しにくい | 31,900円 |
ダイナースクラブカード | 通過しにくい | 24,200円 |
年会費が高額なゴールドカードは魅力的な特典やサービスが多いが、審査難易度が高く、申し込んでも作成できるかわからない。
ステータスカードの審査を突破する自信がない方は、作成しやすいとされるゴールドカードに申し込んでみてはどうだろうか。