法人・ビジネスカードのおすすめ25選!専門家が比較した最強の1枚は?中小企業向け・年会費無料カードも紹介【2025年最新版】

本記事はプロモーションを含みます

「どの法人カードが自社に合うのか分からない…」「個人事業主でも作れるのか不安」「年会費や還元率など、何を基準に選べばいいのか迷ってしまう」

法人カード選びで、こうした悩みを抱えている経営者や個人事業主は多い。

自社の事業規模や利用目的に合ったカードを選べば、経理業務の効率化やキャッシュフロー改善、ポイント還元による実質的なコスト削減など、多くのメリットを得られる。

この記事では、法人カードの専門家が25枚を徹底比較し、ランキング形式で分かりやすく解説。

年会費無料のカードから高還元率カード、ステータス性の高いカードまで、この記事を読めば、あなたの事業に最適な1枚が見つかるはずだ。

編集部厳選!目的別おすすめ法人カード3選

スクロールできます
年会費重視中小企業向け還元率重視
ライフカード
ビジネスライトプラス
三井住友カード
ビジネスオーナーズ ゴールド
UPSIDERカード
年会費無料で維持コストゼロ

本人確認書類のみで申込可能
年100万円利用で翌年以降の年会費が無料
利用額に応じたボーナスポイントで高還元
基本還元率1.0%と高め

利用限度額が最大10億円

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  • 年間100万円のご利用で翌年以降の年会費永年無料。年間100万円利用の対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください
目次

【比較一覧表】おすすめ法人カード25選 主要スペック早見表

この記事で紹介する25枚の法人カードを、一覧表で比較する。

年会費や還元率、発行スピードなど、重要なポイントが一目で見られるため、気になるカードがないか確認してみよう。

スクロールできます
法人カード公式サイト年会費基本還元率国際ブランド発行スピード主な特徴
三井住友カード
ビジネスオーナーズ ゴールド

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5,500円※10.5%Visa、Mastercard最短3営業日・年100万円の利用で翌年以降の年会費が無料
・10,000円分ボーナスポイント付与
・追加カード最大18枚無料
UPSIDERカード
無料1.0%Visa最短当日・利用限度額最大10億円
・追加カード無制限
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード

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33,000円※20.5%American Express最短3営業日・プライオリティ・パス付帯
・JALのマイルが高還元
三井住友カード
ビジネスオーナーズ

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無料0.5%Visa、Mastercard最短3営業日・年会費無料
・追加カード最大18枚無料
ライフカード
ビジネスライトプラス

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無料※30.5%Visa、Mastercard、JCB最短3営業日支払いスパンを延ばせる請求書支払いサービスあり
PRESIDENTカード
50,000円1%Visa最短即日・利用限度額最大10億円
・追加カード無制限
三井住友ビジネスカード
for Owners プラチナ

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55,000円0.5%Visa、Mastercard最短3営業日プラチナ専用コンシェルジュ、
空港ラウンジ無料など旅行特典が豊富
ダイナースクラブ
ビジネスカード
27,500円0.4%Diners Club1〜2週間程度・利用限度額に一律制限なし
・高級レストラン・ゴルフ優待あり
JCB Biz ONE ゴールド
5,500円※41.0%JCB最短即日年100万円の利用で年会費無料・還元率1.0%
JCB Biz ONE 一般
無料1.0%JCB最短即日・年会費無料で還元率1.0%
・利用限度額最大500万円
freeeカード Unlimited
無料0.5%※5Visa最短3時間・freee連携特化
・利用限度額最大5億円
apollostation
PLATINUM BUSINESS
22,000円※60.8%Visa、American Express最短3営業日・高額な限度額にも対応できる可能性あり
・充実のコンシェルジュサービス
マネーフォワード
ビジネスカード
無料※71.0%Visa最短1週間・マネーフォワード連携特化・還元率1.0%
楽天ビジネスカード

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2,200円※81.0%Visa約2週間・楽天市場で3%の高還元
JCBゴールド法人カード
11,000円※20.5%JCB最短即日・追加カード無制限
・手厚い旅行保険
JCB一般法人カード
1,375円※20.5%JCB最短即日低コストで追加カード無制限
バクラクビジネスカード
無料※91.0%Visa最短当日・バクラク連携特化
・多くの会計システムと連携可能
UC法人カード(ゴールド)

11,000円0.5%Visa、Mastercard約3〜4週間・ETCカード無料・無制限
・充実の旅行保険
UC法人カード(一般)
1,375円0.5%Visa、Mastercard約3〜4週間・ETCカード無料・無制限
・低コスト
三菱UFJカード ビジネス
1,375円0.5%Visa、Mastercard約1〜2週間銀行系カードの安心感と低コスト
ラグジュアリーカード チタン

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55,000円1.0%Mastercard最短5営業日・最高峰のステータスカード
・プライオリティ・パスなど超充実の旅行特典
Airカード(JCB)
5,500円1.5%JCB約3週間還元率1.5%で法人カード最高水準
FASIOビジネスカード
無料0.25%Mastercard最短7営業日・年会費完全無料
・シンプル設計
Orico EX Gold for Biz M
3,300円※20.6%JCB、Visa、Mastercard最短1週間年間利用額に応じて還元率最大1.2%
セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード

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無料0.5%※10American Express最短3営業日AWS・エックスサーバー・モノタロウなどの
特定加盟店で2.0%還元
  1. 年100万円の利用で翌年以降無料
  2. 初年度無料
  3. 1年間利用なしで1,650円
  4. 初年度無料、年100万円の利用で翌年無料
  5. 月の利用額が50万未満の場合は0.3%
  6. 年300万円利用で翌年無料
  7. 1年間の利用がない場合は1,100円
  8. 楽天プレミアムカード必須
  9. リアルカード発行手数料1,540円
  10. 海外1.0%

各カードの詳細は、次のセクションで詳しく紹介する。

【2025年最新】法人カードおすすめ人気ランキング25選

ここからは、おすすめの法人カード25枚を、ランキング形式で詳しく紹介していく

各カードの特徴やメリット・デメリット、どんな事業者に向いているのかを徹底解説するので、自社に最適な1枚を見つけていこう。

なお、より詳細なスペック比較を確認したい方は、【保存版】法人カード詳細比較表もあわせてチェックしよう。

【1位】三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールド

出典:三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールド
項目内容
年会費
(税込)
5,500円※1
追加カード
年会費
無料
基本還元率0.5%
国際ブランドVisa、Mastercard
利用限度額〜500万円
追加カード
発行上限
最大18枚
ETCカード初年度無料、2年目以降550円※2
発行枚数無制限
会計ソフト
連携
freee
付帯保険海外旅行傷害保険(最高2,000万円)
国内旅行傷害保険(最高2,000万円)
ショッピング保険(年間300万円まで)
締日/支払日15日締め翌月10日払い
または
月末締め翌月26日払い
発行スピード最短3営業日
  1. 年100万円の利用で翌年以降無料
  2. 前年度に一度でもETC利用があれば翌年度無料

こんな人におすすめ

  • 直近でクレカで払える年100万円以上の事業支出が発生する予定
  • 高還元率と充実した特典を両立させたい中小企業経営者
  • 従業員用に追加カードを複数持たせたい企業

三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドは、年会費と還元率のバランスが優れた法人ゴールドカードだ。

通常年会費は5,500円(税込)だが、年間100万円以上利用すれば翌年以降の年会費が無料になる

さらに、年間100万円利用した翌年に10,000ポイントが付与されるので、これだけでお得な1枚だ。

また、追加カードが無料で最大18枚まで発行できるため、従業員が多い中小企業でもコストを抑えながらカードを配布できる。

ETCカードも発行枚数無制限で、前年度に一度でも利用があれば翌年度の年会費が無料になるため、社用車が複数台ある企業にも対応しやすい。

デメリットとしては、年間100万円の利用がなければ年会費が発生する点が挙げられる。

事業支出が少ない個人事業主やフリーランスの場合、年会費無料の三井住友カード ビジネスオーナーズ(一般カード)の方が適しているだろう。

しかし三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドは、年会費を実質無料にできる条件のハードルが低く、高還元率と充実した特典を兼ね備えている。

中小企業経営者が最初に持つ法人ゴールドカードとして優秀な1枚だ。

  • 年間100万円のご利用で翌年以降の年会費永年無料。年間100万円利用の対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください

条件達成で55,000相当のVポイントプレゼント!

  • カード入会月+3ヵ月後末までに120万円利用でポイントプレゼント

【2位】UPSIDERカード

出典:UPSIDER
項目内容
年会費
(税込)
無料
追加カード
年会費
無料
基本還元率1.0%
国際ブランドVisa
利用限度額最大10億円
追加カード
発行上限
原則無制限
ETCカード非対応
会計ソフト
連携
freee、マネーフォワード クラウド、弥生会計、勘定奉行クラウド、PCAクラウド会計
付帯保険不正利用補償最大2,000万円
締日/支払日月末締め、翌月20日払い※1
発行スピード最短当日※2
  1. 銀行振込の場合は、月末締め、翌月15日払い
  2. バーチャルカード。カード現物は最短3日

こんな人におすすめ

  • 高額な利用限度額が必要なスタートアップや上場企業
  • 上場を目指すスタートアップ
  • 年会費無料で高還元率のカードがいい人

UPSIDERカードは、2022年度グロース市場の新規上場企業の20%以上が利用する、上場企業・スタートアップ向けの法人カードだ。

最大の特徴は、利用限度額が最大10億円という圧倒的な柔軟性にある。

一般的な法人カードの利用限度額は数十万円〜数百万円程度だが、UPSIDERカードは企業の成長ステージや資金調達状況を総合的に審査し、必要に応じて高額な限度額を設定してくれる。

以下のような、上場企業やスタートアップ特有の大きな支出にも対応できる。

  • 大型の広告投資
  • サーバー費用
  • 人材採用費

基本還元率も1.0%と法人カードとしては高水準で、大きな支払いをすると高額なポイントが戻ってくるのもメリットといえるだろう。

また年会費は無料、追加カードも無制限に発行できるため、人員が急増するスタートアップでもコストを気にせずカードを配布できる。

会計ソフトのAPI連携機能も豊富で、規模を問わずに対応可能だ。

ETCカード非対応、付帯保険なしの点はデメリットなので、この部分だけ「三井住友カード ビジネスオーナーズ」のような他カードで補うのもよい。

これから上場を目指すスタートアップや、すでに上場している企業にはUPSIDERカードがおすすめだ。

【3位】セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード

出典:セゾンプラチナ・ビジネス
項目内容
年会費
(税込)
33,000円
追加カード
年会費
3,300円/枚
基本還元率0.5%
国際ブランドAmerican Express
利用限度額審査により個別に設定
追加カード
発行上限
9枚
ETCカード無料5枚まで
会計ソフト
連携
freee
付帯保険海外旅行傷害保険(最高1億円)
国内旅行傷害保険(最高5,000万円)
ショッピング保険(年間300万円まで)
締日/支払日10日締め翌月4日払い
発行スピード最短3営業日
  • 初年度無料

こんな人におすすめ

  • 出張が多く、空港ラウンジや旅行特典を重視する人
  • JALのマイルを効率的に貯めたい経営者
  • プラチナカードのステータスが欲しい人

セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスは、充実した旅行特典とマイル還元が魅力のカードだ。

以下のような特典や保険が付帯している。

  • プライオリティ・パス(プレステージ会員)
    世界1,700か所以上の空港ラウンジを無料で利用可能
  • 国内主要空港ラウンジ
    無料で利用可能
  • 手荷物無料宅配サービス
    海外旅行時、往復各1個まで
  • コンシェルジュ・サービス
    24時間365日対応でホテル手配などをサポート
  • 旅行傷害保険
    海外最高1億円、国内最高5,000万円
  • その他優待
    ホテル、ハイヤー送迎、レンタカーなどビジネス/旅行系サービスの割引

通常年会費469米ドル(約7万円)がかかるプライオリティ・パスはが無料で付帯しているだけでも、出張が多い経営者にとっては大きなメリットといえる。

また、SAISON MILE CLUBに登録(年会費5,500円)すれば、最大1.125%の還元率でJALのマイルが貯まる。

飛行機をよく利用するなら、貯まったマイルで航空券を購入して実質的なコスト削減につながるだろう。

なお、33,000円(税込)と高額な年会費、追加カードの発行枚数が9枚までと他社よりも少ない点、追加カードの年会費が1枚につき3,300円(税込)とやや高めな点はデメリットに挙げられる。

出張や旅行の機会が少ない事業者は、年会費に見合ったサービスを受けられない可能性が高い。

そのためセゾンプラチナ・ビジネスは、出張が非常に多い経営者におすすめなカードだ。

初年度年会費無料!最短3営業日で発行できる

【4位】三井住友カード ビジネスオーナーズ

出典:三井住友カード ビジネスオーナーズ
項目内容
年会費
(税込)
無料
追加カード
年会費
無料
基本還元率0.5%
国際ブランドVisa、Mastercard
利用限度額〜500万円
追加カード
発行上限
最大18枚
ETCカード初年度無料、2年目以降550円
発行枚数無制限
会計ソフト
連携
freee
付帯保険海外旅行傷害保険:最高2,000万円(利用付帯)
締日/支払日15日締め翌月10日払い
または
月末締め翌月26日払い
発行スピード最短3営業日
  • 前年度に一度でもETC利用があれば翌年度無料

こんな人におすすめ

  • 年会費無料の法人カードを探している人
  • 事業支出がそれほど多くない個人事業主やフリーランス
  • 初めて法人カードを作る人

三井住友カード ビジネスオーナーズは、年会費無料で基本的な機能を備えた法人カードだ。

基本還元率は0.5%だが、個人カードの三井住友カード(NL)または三井住友カード(CL)を同時に持つことで、Amazonなど対象ショップでの還元率が最大2%にアップする。

また、追加カードも無料で最大18枚まで発行でき、従業員が増えてきたスタートアップにも対応可能。

さらに会計ソフトfreeeとの連携にも対応しており、経費精算もラクラクだ。

一方デメリットには、ゴールドカードにはある国内旅行傷害保険がない点、年間100万円利用時の継続特典がない点が挙げられる。

ただし、一度年間100万円以上利用すると、年会費無料でゴールドカードにアップグレードできる招待メールが届く。

まずはこの通常カードを作ってみて、利用状況次第でアップグレードを検討するのもよいだろう。

条件達成で16,000相当のVポイントプレゼント!

  1. カード入会月+3ヵ月後末までに30万円利用でポイントプレゼント
  2. お申し込み前に実施期間、条件等については必ずそれぞれの詳細ページをご確認ください。

【5位】ライフカード ビジネスライトプラス

出典:ライフカード ビジネスライトプラス
項目内容
年会費
(税込)
無料※1
追加カード
年会費
無料
(3枚まで)
基本還元率0.5%
国際ブランドVisa、Mastercard、JCB
利用限度額~500万円
追加カード
発行上限
3枚
ETCカード1,100円※2
発行枚数1枚
会計ソフト
連携
freee、マネーフォワード クラウド、弥生会計オンライン
付帯保険なし
締日/支払日5日締め当月27日払い
または
翌月3日払い
発行スピード最短3営業日
  1. 1年間利用がない場合は1,650円/年が発生
  2. 初年度無料・1回でも利用があれば翌年も無料

こんな人におすすめ

  • 請求書支払いをカードで行いたい事業者
  • freee、マネーフォワード クラウド、弥生会計オンラインいずれかの利用者
  • 審査に不安がある個人事業主や設立間もない法人

ライフカード ビジネスライトプラスは、年会費無料の法人カードだ。

請求書の支払いをカード決済で行えるサービスが利用でき、支払いサイトを最大60日間延長してキャッシュフローに余裕を持たせられる。

資金繰りが厳しい時期や大きな支払いが重なる時期に有効だ。

ただし、手数料が3%かかるため、必要なときだけ使おう。

以下のとおり複数の会計ソフト連携にも対応し、経理業務の大幅効率化も可能だ。

  • freee
  • マネーフォワード クラウド
  • 弥生会計オンライン

また、審査基準も比較的やさしく、登記簿謄本や決算書の提出が不要。

本人確認書類のみで申し込めるため、「他のカードで審査に落ちた」「開業したばかりで実績がない」という人でも、このカードなら発行できる可能性がある。

ただし、追加カードが3枚まで、ETCカードが1枚のみなので、従業員が多い企業や社用車が複数台ある企業には向いていない。

また、付帯保険がないため、出張が多い事業者には物足りないかもしれない。

ライフカード ビジネスライトプラスは年会費無料で審査に不安がある人でも申し込みやすい、最初の1枚としておすすめできるカードだ。

【6位】PRESIDENTカード

出典:PRESIDENTカード
項目内容
年会費
(税込)
50,000円
追加カード
年会費
無料
基本還元率1%
国際ブランドVisa
利用限度額10億円
追加カード
発行上限
原則無制限
ETCカード要問合せ
会計ソフト
連携
freee、マネーフォワード クラウド、弥生会計、勘定奉行クラウド、PCAクラウド会計
付帯保険海外旅行傷害保険(最高2,000万円・自動付帯)
国内旅行傷害保険(最高1,000万円・利用付帯)
ショッピング保険(年間100万円まで)
締日/支払日月末締め、翌月20日払い
発行スピード最短即日
  • 銀行振込の場合は、月末締め、翌月15日払い

こんな人におすすめ

  • 億単位の利用枠が必要なスタートアップ
  • 従業員用の追加カードが大量に必要な中小企業
  • ポイント還元率を重視する人

PRESIDENTカードは、高いスペックを持つ法人カードだ。

一般的な法人カードの利用限度額は数十万円〜数百万円程度だが、本カードは審査状況次第で最大10億円もの利用枠を設定可能。

広告投資や設備投資などの支出にも対応できるだろう。

また、基本還元率は1.0%と法人カードとしては高水準で、事業支出が多い企業なら効率的にポイントを貯められる。

加えて追加カードは無制限に発行できるため、従業員が多い企業でもコストを気にせずカードを配布することが可能だ。

人員が急増するスタートアップや成長企業にも対応しやすい。

さらに、経費管理や証憑提出がアプリで一元化されている点も大きな特徴だ。

  • Slackやスマホから証憑提出が可能
  • メモの追加もアプリ上で完結
  • 電子帳簿保存法に対応

電子帳簿保存法にも対応しているため、法令遵守の面でも安心だ。

ただし、年会費が50,000円(税込)と比較的高額なので、高額な事業支出がない企業には、年会費に見合わない可能性がある。

なお、2025年11月現在、新規入会者を対象に最大60,000円ポイントがプレゼントされるキャンペーンも実施中だ

充実したスペックのPRESIDENTカードは、事業支出が多いスタートアップにとくにおすすめする。

  • カードご到着後1か月以内の初回利用+お申し込みから3か月以内に累計100万円以上のご利用の場合。 詳細は、キャンペーンサイトをご覧ください。

【7位】三井住友ビジネスカード for Owners プラチナ

出典:三井住友ビジネスカード for Owners プラチナ
項目内容
年会費
(税込)
55,000円
追加カード
年会費(税込)
5,500円
基本還元率0.5%
特定店舗での還元率最大7%
国際ブランドVisa、Mastercard
利用限度額原則200万円〜
追加カード
発行上限
18枚
ETCカード無料
発行枚数無制限
会計ソフト
連携
freee、マネーフォワード クラウド
付帯保険海外旅行傷害保険(最高1億円)
国内旅行傷害保険(最高1億円)
ショッピング保険(年間500万円まで)
締日/支払日15日締め翌月10日払い
または
月末締め翌月26日払い
発行スピード最短3営業日
  • 対象のコンビニ・飲食店で個人カードと2枚持ちの場合

こんな人におすすめ

  • 最高峰のステータスと特典を求める経営者
  • 充実したコンシェルジュサービスや空港ラウンジを活用したい人
  • 高額な事業支出があり、手厚い付帯保険を重視する人

三井住友ビジネスカード for Owners プラチナは年会費は55,000円(税込)と高額だが、それに見合った充実した特典とステータス性を備えた1枚だ。

プラチナカードならではの特典として、以下のような充実のサービスが付帯している。

  • 24時間365日対応のプラチナ専用コンシェルジュサービス
  • 国内主要空港ラウンジが無料で利用可能
  • 一流レストランでの優待(2名以上の予約で1名分のコース料理が無料
  • ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのラウンジ利用
  • 国際線手荷物無料宅配(2個まで)

コンシェルジュサービスは、出張時の航空券やホテルの手配、レストラン予約、ギフトの手配など、あらゆる要望に対応してくれる。

忙しい経営者であるあなたの時間を節約し、本業に集中できる環境を作ってくれる。

また旅行傷害保険も最高水準で、海外・国内ともに最高1億円まで補償。

高額な出張費用や重要な商談がある場合も、手厚い補償で安心だ。

やはり55,000円(税込)という高額な年会費はデメリットで、特典を十分に活用できる出張が多い事業者でなければ、コストに見合わない可能性が高い。

出張が多く、コンシェルジュサービスや空港ラウンジを活用したい人には、三井住友ビジネスカード for Owners プラチナをおすすめする。

条件達成で65,000相当のVポイントプレゼント!

【8位】ダイナースクラブ ビジネスカード

出典:ダイナースクラブ ビジネスカード
項目内容
年会費
(税込)
27,500円
追加カード
年会費
無料
基本還元率0.4%
国際ブランドDiners Club
利用限度額一律の制限なし
追加カード
発行上限
4枚
ETCカード無料
発行枚数5枚まで
会計ソフト
連携
freee
付帯保険海外旅行傷害保険(最高1億円)
国内旅行傷害保険(最高1億円)
ショッピング保険(年間500万円まで)
ゴルファー保険
締日/支払日15日締め翌月10日払い
発行スピード1〜2週間程度
  • 3、4枚目は5,500円/年の維持費が発生

こんな人におすすめ

  • 利用限度額の上限設定がないカードが欲しい人
  • freee会計の導入を考えている人
  • 高級レストランやゴルフ場の優待を活用したい人

ダイナースクラブ ビジネスカードは、利用状況や支払い実績に応じて柔軟に限度額が設定される法人カードだ。

高額な支出が必要な場合でも、事前に相談すれば対応してもらえる可能性が高い。

また、「ダイナースクラブ」ならではの優待特典も充実している。

  • 高級レストランでの優待
    2名以上の予約で1名分のコース料理が無料(対象店舗約440店)
  • 国内外1,700か所以上の空港ラウンジが無料
  • 全国約100か所のゴルフ場予約サービス
  • ゴルファー保険付帯
  • ホテル優待

特にレストラン優待は接待や会食が多い経営者にとって大きなメリットで、年に2~3回利用するだけで年会費の元が取れる計算だ。

また、本カードに入会すると、連携可能な会計ソフトfreeeの有料プランが2か月無料になる。

これからfreeeを導入して経費精算をラクにする予定なら、有料プランをお得に使うことが可能だ。

デメリットとしては、国際ブランドがDiners Clubのみのため、使える店舗が限られる点が挙げられる。

とくに小規模な店舗や地方ではDiners Clubに対応していないケースが多い。

また、発行スピードが1〜2週間と遅めなため、すぐにカードが必要な場合は他のカードを検討しよう。

ダイナースクラブ ビジネスカードは、接待やゴルフの機会が多い経営者におすすめだ。

【9位】JCB Biz ONE ゴールド

出典:JCB Biz ONE
項目内容
年会費
(税込)
5,500円※1
追加カード
年会費
基本還元率1.0%
国際ブランドJCB
利用限度額50万円〜500万円
追加カード
発行上限
発行不可
ETCカード無料
発行枚数無制限
会計ソフト
連携
弥生会計、freee会計、マネーフォワード クラウド、ソリマチ、TKC
付帯保険ショッピング保険※2
締日/支払日15日締め翌月10日払い
発行スピード最短即日
  • 初年度無料、年間100万円以上利用で翌年度も無料
  • 海外のみ年間500万円まで

こんな人におすすめ

  • 年間100万円以上の事業支出があり、年会費無料で使える人
  • 事業支出が多く、ポイントを効率的に貯めたい経営者
  • 経理業務に時間を取られている中小企業

JCB Biz ONE ゴールドは、年間100万円以上利用すれば年会費が無料になる法人ゴールドカードだ。

家賃や光熱費などの支払いカードにまとめれば年間100万円は容易に達成できるので、実質年会費無料で使うことが可能だ。

ポイント還元率は1.0%で、貯まったポイントは1ポイント=3円〜5円相当で交換可能。

例として月100万円の事業支出があれば、年間で12万円分ものポイントが貯まる計算だ。

また、主要な会計ソフトとの連携にも幅広く対応しているため、利用明細が自動で取り込まれ、経理担当者の手入力の手間が省けるだろう。

  • 弥生会計
  • freee会計
  • マネーフォワード クラウド
  • ソリマチ
  • TKC

デメリットとしては、年間100万円の利用がなければ年会費5,500円(税込)が発生する点、国際ブランドがJCBのみの点が挙げられる。

JCB Biz ONE ゴールドは、年間100万円台の事業支出がある中小企業にマッチする。

年会費実質無料・1%の高還元で活用しつつ、会計ソフト連携で経理業務を効率化できるだろう。

【10位】JCB Biz ONE 一般

出典:JCB Biz ONE
項目内容
年会費
(税込)
無料
追加カード
年会費
基本還元率1.0%
国際ブランドJCB
利用限度額50万円〜500万円
追加カード
発行上限
発行不可
ETCカード無料
発行枚数無制限
会計ソフト
連携
弥生会計、freee会計、マネーフォワード クラウド、ソリマチ、TKC
付帯保険なし
締日/支払日15日締め翌月10日払い
発行スピード最短即日

こんな人におすすめ

  • 年会費無料で高い利用限度額を求める個人事業主
  • 初めて法人カードを作る人
  • 会計ソフト連携とポイント還元の両方を重視したい人

年会費無料のカードは利用限度額が低めに設定されることが多いが、JCB Biz ONE 一般は最大500万円と高額なのが特徴。

設備投資や仕入れなど、比較的金額の大きい支出にも対応可能だ。

ポイント還元率も年会費無料の法人カードでは高水準の1.0%で、freee、マネーフォワードなど主要会計ソフトとの連携も充実している。

また、本カードを持つことで、キャッシュフローの可視化ができる専用ポータル「Cashmap」も利用可能だ。

複数の口座やカード、請求書などお金の流れの情報をグラフで確認できるため、個人事業主やフリーランスでも簡単に資金管理ができる。

デメリットは付帯保険がない点だ。

出張が多い事業者には、旅行傷害保険が付帯する他のカードをおすすめする。

JCB Biz ONE 一般は年会費無料でコストを抑えつつ、ポイント還元の「お得」と会計ソフト連携の「利便性」を両方手に入れたい人におすすめだ。

【11位】freeeカード Unlimited

出典:freeeカード Unlimited
項目内容
年会費
(税込)
無料
追加カード
年会費
無料
基本還元率0.5%
国際ブランドVisa
利用限度額最大5億円
追加カード
発行上限
無制限
ETCカード非対応
会計ソフト
連携
freee
付帯保険なし
締日/支払日月末締め翌月14日
または
20日支払い
発行スピード最短3時間
  • カード月間利用額が50万未満の場合0.3%

こんな人におすすめ

  • 会計ソフトfreeeを使っている人
  • 経理業務を徹底的に効率化したい人
  • 年会費無料でシンプルなカードが良い人

freeeカード Unlimitedは、会計ソフトfreeeが発行する法人カードだ。

freeeを使っている事業者なら、このカードを使うことで以下のメリットがある。

  • 利用明細の自動取り込み
  • 自動仕訳の作成
  • レシート撮影機能との連携
  • リアルタイムでの経費管理

クレジットカードを便利に使いつつ、ひたすら「経費精算」の手間を削減してくれるのだ。

また、外貨決済の手数料が0円となっているため、海外系のSaaSシステムを利用しているようなケースでも無駄なコストをかけずに済む。

デメリットは、freeeを使っていない事業者にはメリットがほとんどない点だ。

ETCカード発行や付帯保険がなく、一般的な法人カードと比べると見劣りする。

会計ソフトfreeeを使っている、もしくは導入予定で経理業務の効率化を最優先したいなら、freeeカード Unlimitedを検討しよう。

【12位】apollostation PLATINUM BUSINESS

出典:出光クレジット
項目内容
年会費
(税込)
22,000円※1
追加カード
年会費
(税込)
3,300円
基本還元率0.8%
国際ブランドVisa、American Express
利用限度額希望の利用枠を申告可能※2
追加カード
発行上限
9枚
ETCカード無料
発行枚数無制限
会計ソフト
連携
対応(詳細要問合せ)
付帯保険海外旅行傷害保険(最高1億円)
国内旅行傷害保険(最高5,000万円)
ショッピング保険(年間300万円まで)
サイバー保険(最高100万円)
締日/支払日10日締め翌月7日払い
発行スピード最短3営業日
  1. 年間ショッピング利用金額300万円以上で次年度無料
  2. 審査により決定

こんな人におすすめ

  • 高額な利用枠が必要な人
  • コンシェルジュサービスを活用したい人
  • 手頃な年会費でプラチナカードを持ちたい人

apollostation PLATINUM BUSINESSは、年会費22,000円でプラチナカードを持てる法人カードだ。

このカードの特徴は、希望の利用枠を申告できる点にある。

事業の支出計画に応じて必要な利用枠を申告し、審査を受けることができる。

一般的な法人カードでは審査結果を待つしかないが、このカードなら事前に必要な利用枠を伝えられるため、事業計画に合った枠を設定しやすい。

また、ハイグレードなプラチナカードのため、以下のような要望に応える24時間365日対応のコンシェルジュサービスも付帯している。

  • 出張時の航空券やホテルの手配
  • レストラン予約
  • ギフトの手配

ムダな業務に時間を取られることなく、本業に集中することが可能だ。

基本還元率は0.8%と一般的な法人カードの0.5%前後より高めなので、事業支出が多い企業なら効率的にポイントを貯められるだろう。

デメリットとしては、追加カードの発行上限が9枚までのため、従業員が多い企業には物足りない点が挙げられる。

そのためapollostation PLATINUM BUSINESSは、カードの利用人数は少ないながらも、大きな事業支出があり高い利用限度額を必要とするケースにおすすめだ。

【13位】マネーフォワード ビジネスカード

出典:三井住友カード
項目内容
年会費
(税込)
無料※1
追加カード
年会費
(税込)
無料※2
基本還元率1.0%
国際ブランドVisa
利用限度額審査により決定※3
追加カード
発行上限
無制限
ETCカード非対応
会計ソフト
連携
マネーフォワード クラウド
付帯保険なし
締日/支払日月末締め翌月20日払い
発行スピード最短1週間
  1. 1年間利用がない場合は1,100円
  2. バーチャルカードのみ無料。リアルカードは990円/枚
  3. 1取引あたりは1億円の制限

こんな人におすすめ

  • 会計ソフトマネーフォワード クラウドを使っている人
  • 年会費無料で高還元率のカードを求める人
  • スタートアップや成長企業の経営者

マネーフォワード ビジネスカードは、会計ソフトマネーフォワード クラウドが発行する法人カードだ。

マネーフォワード クラウドとの連携に特化しており、利用明細の自動取り込みや仕訳の自動作成で経理業務を効率化できる。

年会費無料でありながら、基本還元率は1.0%と高水準だ。

無料なのはバーチャルカードのみだが、追加カードも無制限に発行できるため、コストを抑えつつポイントを貯められる。

さらに、月間利用額に応じた500~50,000ボーナスポイントの還元もあり、実質還元率は1.5%だ。

デメリットとしては、ETCカード非対応、付帯保険がない点が挙げられる。

車移動や出張が多い企業にはあまり向かないだろう。

また、マネーフォワード クラウド以外の会計ソフトとは直接連携していない。

マネーフォワード ビジネスカードは、マネーフォワード クラウドを使っている事業者におすすめの1枚だ。

【14位】楽天ビジネスカード

出典:楽天ビジネスカード
項目内容
年会費
(税込)
2,200円※1
追加カード
年会費
発行不可
基本還元率1.0%
国際ブランドVisa
利用限度額楽天プレミアムカードと合算で最高300万円
追加カード
発行上限
発行不可
ETCカード1枚無料
2枚目以降は550円/年
会計ソフト
連携
freee、マネーフォワード
付帯保険国内・海外旅行傷害保険:最高5,000万円
ショッピング保険:年間300万円※2
締日/支払日月末締め翌月27日払い
発行スピード約2週間
  1. 楽天プレミアムカード(個人カード:年会費11,000円)への入会が必須
  2. 楽天プレミアムカードと同様

こんな人におすすめ

  • 楽天市場での仕入れや備品購入が多い人
  • 楽天ポイントを効率的に貯めたい個人事業主
  • 個人用の楽天プレミアムカードを既に持っている人

楽天ビジネスカードは、楽天プレミアムカード(個人カード)の付帯カードとして発行される法人カードだ。

単独では発行できず、楽天プレミアムカードへの入会が必須となる。

引き落とし口座は「楽天プレミアムカードが個人」「楽天ビジネスカードが法人」と分けられるので、混同する心配はない。

最大の特徴は、楽天市場での3%高還元だ。

  • 楽天市場での買い物で通常1%還元
  • 楽天カード利用時に+1%還元
  • 本カードまたは楽天プレミアムカードの利用特典で+1%

事務用品や備品、消耗品などを楽天市場で購入することが多いなら効率的にポイントを貯められる。

貯まった楽天ポイントは楽天市場での買い物に使えるほか、楽天ペイなどさまざまなサービスで利用可能だ。

デメリットは、年会費は2,200円(税込)と手頃に見えるが、楽天プレミアムカードの年会費11,000円(税込)が別途必要な点だ。

また、追加カードが発行できず、利用限度額が楽天プレミアムカードと合算で最高300万円と低めである。

そのため楽天ビジネスカードは、すでに楽天プレミアムカードを持っており、プライベートでも楽天関連サービスの利用が多い個人事業主におすすめだ。

\ 新規入会&利用で10,000ポイントプレゼント /

※期間限定ポイント含む。特典進呈条件あり。

【15位】JCBゴールド法人カード

出典:JCB法人カード
項目内容
年会費
(税込)
11,000円
追加カード
年会費
(税込)
3,300円
基本還元率0.5%
国際ブランドJCB
利用限度額50~500万円
追加カード
発行上限
無制限
ETCカード無料
発行枚数無制限
会計ソフト
連携
弥生会計、freee会計、マネーフォワード クラウド、ソリマチ、TKC
付帯保険海外旅行傷害保険(最高1億円)
国内旅行傷害保険(最高5,000万円)
ショッピング保険(年間500万円まで)
締日/支払日15日締め翌月10日払い
発行スピード最短即日
  • オンライン入会で初年度無料

こんな人におすすめ

  • 充実した付帯保険が欲しい中小企業
  • 追加カードを無制限に発行したい企業
  • 会計ソフト連携で経理業務を効率化したい経営者

JCBゴールド法人カードは、年会費11,000円(税込)で充実した特典を持つ法人ゴールドカードだ。

オンライン入会なら初年度年会費無料のため、初めてゴールドカードを試したい人にも手が出しやすい。

追加カード1枚あたりの年会費は3,300円(税込)だが、発行枚数に上限がないため、従業員が多くてもすべての社員にカードを配布できる。

弥生会計やfreeeなど多くの会計ソフト連携にも対応しており、従業員の立て替え精算をなくして経費管理を一元化したい企業には大きなメリットだ。

また、出張が多い企業なら、本カードの手厚い旅行傷害保険は安心のポイントとなる。

とくに海外旅行傷害保険が最高1億円なのは、ゴールドカードの中でもトップクラスの補償内容だ。

デメリットは、基本還元率が0.5%と標準的な点。

「ポイント還元でお得に使う」ことを優先したいなら、同じJCBのゴールドカード「JCB Biz ONE ゴールド」を検討してもよいかもしれない。

【16位】JCB一般法人カード

出典:JCB法人カード
項目内容
年会費
(税込)
1,375円
追加カード
年会費
(税込)
1,375円
基本還元率0.5%
国際ブランドJCB
利用限度額10~500万円
追加カード
発行上限
無制限
ETCカード無料
発行枚数無制限
会計ソフト
連携
弥生会計、freee会計、マネーフォワード クラウド、ソリマチ、TKC
付帯保険海外旅行傷害保険(最高3,000万円)
国内旅行傷害保険(最高3,000万円)
ショッピング保険(年間100万円まで)
締日/支払日15日締め翌月10日払い
発行スピード最短即日
  • オンライン入会で初年度無料

こんな人におすすめ

  • 年会費を最小限に抑えたい法人
  • ゴールドカードほどの特典は不要な中小企業
  • 従業員数が多いが、低コストで全員にカードを配布したい企業

JCB一般法人カードは、年会費1,375円と低コストで持てる法人カードだ。

JCBゴールド法人カードの下位カードだが、基本的な機能は十分に備えている。

追加カードを無制限に発行できる点はゴールドカードと同じだが、1枚あたりの年会費は1,375円(税込)と手頃なため、従業員が多くてもコストを抑えられる。

たとえば、従業員20名に追加カードを配布しても、追加カードの年会費はわずか27,500円で済む計算だ。

また、ゴールドカードと同じく弥生会計、freee会計、マネーフォワード クラウド、ソリマチ、TKCといった会計ソフトとの連携にも対応するため、経理業務のデジタル化を進めたい企業におすすめだ。

デメリットは基本還元率が0.5%と標準的な点や、ゴールドカードと比べて付帯保険が簡素な点。

出張が多い事業者の場合は、付帯保険が充実するゴールドカードや他社カードを検討しよう。

低コストながら会計ソフト連携や追加カード無制限発行といった実用的な機能を備えたJCB一般法人カードは、年会費を抑えつつ多くの従業員にカードを持たせて、経費精算を簡潔にしたい会社にフィットするだろう。

【17位】バクラクビジネスカード

出典:PRTIMES
項目内容
年会費
(税込)
無料※1
追加カード
年会費
(税込)
無料※1
基本還元率1.0%
国際ブランドVisa
利用限度額要問合せ※2
追加カード
発行上限
無制限
ETCカード年会費無料
発行手数料550円/枚
会計ソフト
連携
明細データ連携:freee会計、マネーフォワードクラウド

仕訳データ連携:freee会計、マネーフォワードクラウド、弥生シリーズ、PCAクラウド、勘定奉行、FX4クラウドなど
付帯保険海外旅行傷害保険(最高3,000万円・リアルカード利用時のみ)
締日/支払日銀行振込:月末締め翌月15日払い
口座振替:月末締め翌月8日または20日払い
発行スピード最短当日
  1. リアルカード発行手数料1,540円/枚
  2. 5億円以上の実績あり

こんな人におすすめ

  • 経費精算システム「バクラク」を使っている法人
  • 経費精算の手間を減らしたい経営者
  • 年会費無料で高還元率のカードが欲しい人

バクラクビジネスカードは、経費精算システム「バクラク」の運営企業が発行する法人カードだ。

さまざまな会計ソフトと連携できるのが強みで、シリーズ累計15,000社以上が導入している。

バクラクを使っている場合、連携するとカード利用明細が自動で取り込まれ、経費精算の手間が大幅に削減される。

  • 利用明細の自動取り込み
  • 経費精算・仕訳の自動化
  • 承認フローとの連携
  • 領収書の自動保管

バーチャルカードのみの運用の場合、年会費無料で基本還元率1.0%、追加カードも無制限に発行可能だ。

還元率も高いので、従業員にも積極的に使わせることで、いつの間にか多くのポイントが貯まっていくだろう。

デメリットはリアルカードを発行するのに手数料がかかってしまう点だ。

ただし年会費はかからないので、初期費用を許容できるならトータルのコストは少なく済む。

バクラクビジネスカードは、とくに「バクラク」と「API連携可能な会計システム」の両方を使っている企業へのメリットが大きい。

経費精算業務をとにかく効率化したいなら、両システムの導入・移行とあわせて本カードの利用を検討してみてもよいだろう。

【18位】UC法人カード(ゴールド)

出典:UC法人カード
項目内容
年会費
(税込)
11,000円
追加カード
年会費
(税込)
2,200円
基本還元率0.5%
国際ブランドVisa、Mastercard
利用限度額〜500万円
追加カード
発行上限
要問合せ
ETCカード無料
発行枚数無制限
会計ソフト
連携
マネーフォワードクラウド
付帯保険海外旅行傷害保険(最高5,000万円)
国内旅行傷害保険(最高5,000万円)
ショッピング保険(年間300万円まで)
締日/支払日10日締め翌月5日払い
発行スピード約3~4週間

こんな人におすすめ

  • コストなしでETCカードを大量に使いたい企業
  • 充実した付帯保険を求める経営者
  • 安定した銀行系カードを持ちたい法人

UC法人カード(ゴールド)は、銀行系カード会社のクレディセゾンが発行する法人カードだ。

ETCカードが無料で発行枚数無制限のため、社用車が多い企業には大きなコストメリットが生まれる。

営業車や配送車など、車を多く使う事業にマッチするだろう。

また、ゴールドカードならではの充実した付帯保険も魅力だ。

海外・国内旅行傷害保険ともに最高5,000万円まで補償されるため、頻繁な出張でも安心だ。

デメリットとしては、発行スピードが約3~4週間と遅めな点、追加カードの年会費も2,200円と高めな点が挙げられる。

UC法人カード(ゴールド)は「追加カードは不要だが、多くの従業員にETCカードを持たせたい」企業におすすめだ。

【19位】UC法人カード(一般)

出典:UC法人カード
項目内容
年会費
(税込)
1,375円
追加カード
年会費
(税込)
1,375円
基本還元率0.5%
国際ブランドVisa、Mastercard
利用限度額300万円
追加カード
発行上限
要問合せ
ETCカード無料
発行枚数無制限
会計ソフト
連携
マネーフォワードクラウド
付帯保険なし
締日/支払日10日締め翌月5日払い
発行スピード約3~4週間

こんな人におすすめ

  • コストなしでETCカードを大量に使いたい企業
  • ゴールドカードにある付帯保険が不要な人
  • 利用金額が月300万円以内に収まる事業者

UC法人カード(一般)は、UC法人カード(ゴールド)の下位カードだ。

年会費1,375円(税込)と低コストながら、ゴールドカードと同じくETCカードは無料で発行枚数無制限。

社用車が多い企業でもコストを抑えて従業員にETCカードを配布できる。

デメリットは利用限度額が最大300万円とやや低めな点と、ゴールドカード同様に発行までの時間が約3~4週間かかる点だ。

UC法人カード(一般)は、出張利用がほとんどなく旅行傷害保険が不要だが、ETCカードを複数枚発行して従業員に持たせたい企業におすすめする。

【20位】三菱UFJカード ビジネス

出典:三菱UFJカード ビジネス
項目内容
年会費
(税込)
1,375円
追加カード
年会費
(税込)
1,375円
基本還元率0.5%
国際ブランドVisa、Mastercard
利用限度額40万円~80万円
追加カード
発行上限
要問合せ
ETCカード年会費無料
発行手数料:1,100円
会計ソフト
連携
freee会計、マネーフォワードクラウド、弥生会計、勘定奉行クラウドなど
付帯保険なし
締日/支払日15日締め翌月10日払い
発行スピード約1~2週間
  • Visa、Mastercard両方を申し込んだ場合は1,650円

こんな人におすすめ

  • 三菱UFJ銀行で取引している法人
  • 銀行系カードの安心感を重視する経営者
  • 低コストで法人カードを持ちたい事業者

三菱UFJカード ビジネスは三菱UFJ銀行グループが発行する、銀行系カードならではの安心感がある法人カードだ。

年会費1,375円(税込)と低コストでありながら、ETCカードは無料で発行枚数無制限。

三菱UFJ銀行と取引がある法人なら、口座引き落としの設定もスムーズだ。

一方で利用限度額が最大80万円と非常に小さく、大きな取引には使えないのがデメリット。

付帯保険もなく、「コストが安め」な点以外は特段のメリットがない。

三菱UFJカード ビジネスは、低コストで安心の銀行系カードを利用したい事業者におすすめする。

  • 発行手数料は1,100円(税込)

【21位】Mastercard Titanium(ラグジュアリーカード チタン)

出典:Mastercard® Titanium Card
項目内容
年会費
(税込)
55,000円
追加カード
年会費
(税込)
16,500円
基本還元率1.0%
国際ブランドMastercard
利用限度額~9,990万円
追加カード
発行上限
4枚
ETCカード年会費無料
発行手数料1,100円
会計ソフト
連携
弥生会計、マネーフォワードクラウドなど
付帯保険海外旅行傷害保険(最高1億2,000万円)
国内旅行傷害保険(最高1億円)
ショッピング保険(年間300万円まで)
締日/支払日5日締め当月27日払い
発行スピード最短5営業日

こんな人におすすめ

  • 最高峰のステータスカードを求める経営者
  • 一律1%還元のシンプルなポイントサービスに魅力を感じる人
  • 充実した旅行特典・コンシェルジュサービスを活用したい経営者

Mastercard Titanium(ラグジュアリーカード チタン)は、金属製カードを採用した最高峰のステータスカードだ。

カード自体が金属でできており、他のカードにはない特別感がある。

年会費55,000円(税込)と高額だが、それに見合った充実した特典が用意されている。

  • 24時間対応のコンシェルジュサービス
  • 148か国・600都市以上の主要空港ラウンジ無料
  • 高級レストランでの優待
    対象店で6名予約時3名無料or2名予約時1名無料など
  • リムジン送迎サービス
  • 対象ホテルで70,000円相当の優待
    部屋アップグレードや100ドル相当のクレジット付与など
  • 最大3個の手荷物無料宅配
  • 毎月1枚映画鑑賞券プレゼント

よくあるコンシェルジュサービスは「自動音声につながってから、要件に応じてオペレーターに誘導」する形を取っている。

しかし、本カードの場合は「直接、すぐオペレーターにつながる」ため煩わしさがないのもメリットだ。

基本還元率も一律1.0%と高く、普段使いはもちろん公共料金などの支払いでもしっかりポイントが貯まる。

旅行傷害保険も最高水準で、海外旅行傷害保険は最高1億2,000万円まで補償される。

デメリットとしては、年会費が高額な点、追加カードの年会費も16,500円とコストがかかる点が挙げられる。

特典を十分に活用できなければ、コストには見合わない可能性が高いだろう。

Mastercard Titaniumは、最高峰のステータスと特別感、そして多くの特典を活用したい経営者におすすめだ。

最大9,990万円まで決済可能

申込は最短 10完了

【22位】Airカード(JCB)

出典:Airカード
項目内容
年会費
(税込)
5,500円
追加カード
年会費
(税込)
3,300円
基本還元率1.5%
国際ブランドJCB
利用限度額10万円~500万円
追加カード
発行上限
要問合せ
ETCカード無料
発行枚数無制限
会計ソフト
連携
弥生会計、freee会計、マネーフォワード クラウド、ソリマチ、FX4クラウドなど
付帯保険ショッピングガード保険(最高100万円・海外のみ)
締日/支払日毎月15日締め翌月10日払い
発行スピード約3週間

こんな人におすすめ

  • リクルートのサービス(じゃらん、ホットペッパーなど)をよく使う人
  • 高還元率1.5%に魅力を感じる人
  • 会計ソフト連携を重視する事業者

Airカード(JCB)は、還元率1.5%という法人カード最高水準の還元率を誇るカードだ。

200円につき3ポイント(リクルートポイント)が貯まり、一般的な法人カードの0.5%と比べると3倍のポイントが貯まる計算になる。

月100万円の事業支出があれば、年間で18万円相当のポイントが貯まる計算だ

また、貯まったリクルートポイントは、1ポイント=1円として以下のサービスで利用できる。

  • じゃらん(宿泊予約)
  • ホットペッパー(飲食店・美容院予約)
  • ポンパレモール・Amazon(通販)
  • dポイント・Pontaポイント交換

しかも、じゃらんやホットペッパーなどリクルートサービス利用時には、さらに追加のポイント還元が発生する仕組みだ。

出張時の宿泊や接待での飲食が多い事業者なら、効率的にポイントを貯めて、さらに貯まったポイントを有効活用できる。

デメリットとしては、付帯保険がない点や年会費が5,500円かかる点が挙げられる。

ただし、年会費は決して高額ではないため、高い還元率で容易にカバーできる。

Airカード(JCB)は「還元率を重視する」「リクルートサービスをよく利用する」人にフィットするだろう。

【23位】FASIOビジネスカード

出典:ライフカード
項目内容
年会費
(税込)
無料
追加カード
年会費
無料
基本還元率0.25%
国際ブランドMastercard
利用限度額10万円~200万円
追加カード
発行上限
4枚まで
ETCカード無料(1枚まで)
会計ソフト
連携
なし
付帯保険なし
締日/支払日5日締め当月26日~28日払い
または
翌月3日払い
発行スピード最短7営業日
  • CSVで各システムと連携可能

こんな人におすすめ

  • 年会費無料でポイント還元も欲しい人
  • シンプルで使いやすいカードを求める個人事業主
  • 「あまり使う予定はないけど、一応カードを持っておきたい」人

FASIOビジネスカードは、年会費無料でありながらポイント還元がある法人カードだ。

年会費無料のカードはポイント還元がないことも多いが、本カードは0.25%相当の還元がある。

目立った機能はないが「とにかく無料で持てる」のが本カードのメリット。

枚数制限はあるものの、追加カードもETCカードも完全無料だ。

付帯保険や会計ソフトとの直接連携機能はないので、あくまで「無料で最低限のカードが欲しい」人におすすめする。

【24位】Orico EX Gold for Biz M

出典:Orico EX Gold for Biz M
項目内容
年会費
(税込)
3,300円※1
追加カード
年会費
(税込)
1,100円
基本還元率0.6%
国際ブランドJCB、Visa、Mastercard
利用限度額10万円〜1,000万円
追加カード
発行上限
3枚
ETCカード無料4枚※2まで発行可能
会計ソフト
連携
freeeなど
付帯保険海外旅行傷害保険(最高2,000万円)
国内旅行傷害保険(最高1,000万円)
ショッピング保険(年間100万円まで)
締日/支払日月末締め翌月27日払い
発行スピード最短1週間
  • 初年度無料
  • 本カード+追加カードの枚数

こんな人におすすめ

  • 低年会費でゴールドカードを持ちたい人
  • 年間利用額が100万円を超えそうな人
  • 高額な利用限度額が必要な法人

Orico EX Gold for Biz Mは、年会費3,300円(税込)という低コストでゴールドカードを持てる法人カードだ。

初年度は年会費無料のため、試しやすい。

このカードの特徴は、年間の利用額に応じて還元率がアップする点だ。

  • 基本還元率:0.6%
  • 年間50万円以上利用:還元率0.9%
  • 年間100万円以上利用:還元率1.02
  • 年間200万円以上利用:還元率1.2%

事業支出が年間100万円を超えると、1%超の高還元率を実現できる。

年会費3,300円(税込)でこの還元率は、かなりの高コスパといえる。

利用限度額も最大1,000万円と高めで、設備や仕入れなどの高額な支出にも対応できるだろう。

一方で、デメリットとして「追加カードの発行枚数が最大4枚と少ない」点がある。

多くの従業員にカードを持たせたいなら、別のカードを検討したほうがよいだろう。

【25位】セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード

出典:セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード
項目内容
年会費
(税込)
無料
追加カード
年会費
無料
基本還元率0.5%
国際ブランドAmerican Express
利用限度額30万円~500万円
追加カード
発行上限
9枚
ETCカード無料
発行枚数5枚まで
会計ソフト
連携
freee、マネーフォワード クラウド、ミロクかんたんクラウドなど
付帯保険なし
締日/支払日10日締め翌月4日払い
発行スピード最短3営業日
  • 海外では1.0%

こんな人におすすめ

  • Web広告やクラウドサービスの支出が多い事業者
  • 年会費なしでアメックスブランドを持ちたい人
  • フリーランス・個人事業主

セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カードは、年会費無料でアメックスブランドを持てるビジネスカードだ。

最大の特徴は、以下の加盟店で還元率が2.0%(通常の4倍)になる点だ。

  • Amazon Web Services(AWS)
  • エックスサーバー
  • お名前.com
  • クラウドワークス
  • cybozu.com
  • さくらインターネット
  • マネーフォワード
  • かんたんクラウド(MJS)
  • モノタロウ
  • Yahoo!ビジネスセンター

特に、Web広告やクラウドサービス、ドメイン・サーバー費用など、IT関連の支出が多い事業者は効率的にポイントを貯められる。

また年会費は無料ながら、追加カード9枚・ETCカード5枚まで無料で発行可能。

維持コストがかからないため、初めてビジネスカードを作る、将来的に法人化を考えている個人事業主にも最適だ。

デメリットは付帯保険がない点と、アメックスブランドしかないため国内の一部店舗で利用できない場合がある点。

とはいえ、Web広告やクラウドサービスの支出が多いフリーランスやスタートアップは、ポイント還元のメリットの方が大きいだろう。

【用途・目的別】あなたに最適な法人カードはこれ!

ランキングで25枚のカードを紹介したが、「結局どれが自分に合うのか分からない」という人もいるだろう。

ここでは、用途や目的別に最適なカードを厳選して紹介する。

自分の事業スタイルに合ったカテゴリーから選べば、最適な1枚が見つかるはずだ。

中小企業におすすめの法人カード

中小企業には、従業員用の追加カードを複数枚発行でき、経理業務の効率化にも対応した以下の3枚をおすすめする。

スクロールできます
カード名公式サイト年会費(税込)基本還元率おすすめポイント
三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールド

公式サイトで
詳細を見る

5,500円※10.5%追加カード最大18枚無料

年100万円の利用で10,000ポイント付与
JCBゴールド法人カード
11,000円※20.5%追加カード無制限

幅広い会計ソフトと連携
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード

公式サイトで
詳細を見る

33,000円※20.5%プライオリティ・パス付帯

充実した旅行特典

コンシェルジュ・サービス
  1. 年100万円の利用で翌年以降無料
  2. 初年度無料

三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドは、年100万円の利用で年会費が無料になるうえ、10,000円分のボーナスポイントが付与されるためコストパフォーマンスに優れている。

追加カードも最大18枚まで無料で発行でき、従業員が多い中小企業に最適だ。

JCBゴールド法人カードは、追加カードを無制限に発行できるため、すべての従業員にカードを配布することも可能。

セゾンプラチナ・ビジネスは、販路拡大のための出張が増えてきた中小企業にピッタリだ。

プライオリティ・パスが付帯しており、世界1,700箇所以上の空港ラウンジを無料で利用できる。

24時間365日対応のコンシェルジュ・サービスも付帯し、ホテルなどの手配もスムーズだ。

  • 年間100万円のご利用で翌年以降の年会費永年無料。年間100万円利用の対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください

スタートアップ・設立直後の法人におすすめの法人カード

スタートアップや設立直後の法人には、審査基準がやさしめで、柔軟な利用限度額を設定してくれる以下のカードをおすすめする。

スクロールできます
カード名公式サイト年会費(税込)還元率おすすめポイント
UPSIDERカード
無料1.0%利用限度額最大10億円
追加カード無制限
企業の成長性を重視した審査
三井住友カード
ビジネスオーナーズ

公式サイトで
詳細を見る

無料0.5%登記簿謄本不要
年会費無料
ライフカード ビジネスライトプラス

公式サイトで
詳細を見る

無料0.5%本人確認書類のみで申し込み 可能
  • 1年間利用なしで1,650円

UPSIDERカードは企業の成長性や将来性を重視した審査を行うため、設立間もない企業でも高額な利用限度額を設定してもらえる可能性がある。

年会費無料で還元率1.0%とスペックも優秀だ。

三井住友カード ビジネスオーナーズは登記簿謄本の提出が不要で、個人の信用情報で審査してもらえるため設立直後でも申し込みやすい。

年会費無料のため、設立直後でコストを抑えたいスタートアップにもピッタリだ。

ライフカード ビジネスライトプラスも決算書等の提出が不要で、本人確認書類のみで申し込み可能。

「他のカードで審査に落ちた」という企業でも、このカードなら発行できる可能性が高いだろう。

個人事業主・フリーランスにおすすめの法人カード

個人事業主やフリーランスには、年会費無料で維持コストがかからず、個人の信用情報で審査してもらえる以下の3枚がおすすめだ。

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カード名公式サイト年会費(税込)還元率おすすめポイント
三井住友カード
ビジネスオーナーズ

公式サイトで
詳細を見る

無料0.5%〜1.5%登記簿謄本不要
個人カードと併用でAmazonなどで最大2%還元
JCB Biz ONE 一般
無料1.0%年会費無料で還元率1.0%
利用限度額最大500万円
freeeカード Unlimited
無料0.5%freee連携で経理業務を効率化
  • 月50万円未満の場合は0.3%

三井住友カード ビジネスオーナーズは登記簿謄本の提出が不要で、個人の信用情報で審査してもらえる。

年会費無料の同社の個人カードである三井住友カード(NL)を持つことで、amazonなどの対象ショップで最大2%の高還元を受けられるのも魅力だ。

JCB Biz ONE 一般は、年会費無料でありながら還元率1.0%と高水準。

利用限度額も最大500万円と高めに設定されており、年会費無料カードの中では高いスペックを誇る。

freeeカード Unlimitedは、会計ソフトfreeeを使っている個人事業主におすすめだ。

カード利用明細が自動でfreeeに取り込まれ、経理業務の手間が大幅に削減される。

なお、個人事業主向けのおすすめ法人カードは以下の記事でも詳しくまとめているので、お得にポイント還元を受けたり、会計業務をラクにしたい企業の方はチェックしよう。

年会費無料で選びたい方におすすめの法人カード

年会費を一切かけたくない人には、無料で維持できる以下のカードがおすすめだ。

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カード名公式サイト年会費(税込)還元率おすすめポイント
三井住友カード
ビジネスオーナーズ

公式サイトで
詳細を見る

無料0.5%追加カード最大18枚無料
会計ソフト連携対応
UPSIDERカード
無料1.0%利用限度額最大10億円
追加カード無制限
JCB Biz ONE 一般
無料1.0%年会費無料で還元率1.0%
ETCカードを無制限に発行可能

三井住友カード ビジネスオーナーズは追加カードが最大18枚まで無料で発行でき、少し従業員が多めの中小企業にも対応可能だ。

多くの会計ソフトとの連携にも対応しており、経理業務の手間をしっかり軽減してくれるだろう。

UPSIDERカードは年会費無料で還元率1.0%と高く、利用限度額が最大10億円と柔軟に設定される。

追加カードも無制限に発行できるため、従業員が増え始めたスタートアップや成長企業にピッタリだ。

JCB Biz ONE 一般も、年会費無料でありながら還元率1.0%と高水準。

無料カードながらETCカードを無制限に発行できるので、社用車・営業車が非常に多い企業にもおすすめする。

還元率重視の方におすすめの法人カード

ポイント還元率を最優先に考える人には、還元率1.0%以上の以下の3枚がおすすめだ。

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カード名公式サイト年会費(税込)還元率おすすめポイント
三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールド

公式サイトで
詳細を見る

5,500円0.5%年100万円の利用で10,000ポイント付与
実質還元率が1.5%に
Airカード(JCB)
5,500円1.5%法人カード最高水準の還元率
リクルートサービスでさらに高還元
UPSIDERカード
無料1.0%年会費無料なのに高還元率
利用限度額最大10億円
  • 年100万円の利用で翌年以降無料

三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドは、年間100万円以上カードを利用するなら優先したいカード。

年会費が無料になるうえ、10,000ボーナスポイントの付与で実質還元率が1.5%程度になる。

ただし、年間利用額が100万円を大きく超える場合は、後述の「Airカード(JCB)」の方が還元率の面ではお得だ。

Airカード(JCB)は、基本還元率1.5%と法人カードの中で最高水準の還元率を誇る。

じゃらんやホットペッパーなどのサービスで利用できる「リクルートポイント」が貯まるので、出張や接待が多い事業者はとくに効率的にポイントを活用可能だ。

UPSIDERカードは、年会費無料でありながら還元率1.0%を実現。

利用限度額も最大10億円と柔軟性が高く、決済額が大きくなりやすいスタートアップや成長企業におすすめだ。

マイルを貯めたい方(出張が多い方向け)におすすめの法人カード

出張が多く、飛行機をよく利用する人には、ポイントのマイル交換が可能な以下のカードがおすすめだ。

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カード名公式サイト年会費(税込)マイル還元率
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード

公式サイトで
詳細を見る

33,000円 ※1JAL:最大1.125%
楽天ビジネスカード

公式サイトで
詳細を見る

2,200円※2ANA:0.5%
(ポイント交換)
ダイナースクラブ
ビジネスカード
27,500円JAL:最大0.4%
ANA:最大2%
  1. 初年度無料
  2. 年会費11,000円の楽天プレミアムカード必須

セゾンプラチナ・ビジネスは、SAISON MILE CLUB(年会費5,500円)に登録すれば、JALのマイルへの還元率が最大1.125%と高い。

プライオリティ・パスも付帯しており、対象の空港ラウンジを無料で利用できることからJALを頻繁に利用する事業者におすすめだ。

楽天ビジネスカードは、貯まった楽天ポイントをANAマイルに交換できる(2ポイント→1マイル)。

JALは交換不可のため注意しよう。

ダイナースクラブ ビジネスカードは、ポイントをJAL、ANA、デルタ航空など複数の航空会社のマイルに交換できる。

旅行系の特典も多いので、魅力を感じたら検討してみよう。

なお、マイルを貯めやすい法人カードは以下の記事で詳しく解説しているので、飛行機を頻繁に利用する経営者は確認してみてほしい。

法人カードを選ぶ5つのポイント|比較で失敗しないために

ここまで多くの法人カードを紹介してきたが、「自分で比較検討したい」という人もいるだろう。

ここでは、法人カードを選ぶ際の5つの重要なポイントを解説する。

おすすめのカードから選びきれない、という方もぜひ参考にしてほしい。

1. 年会費で選ぶ|「無料」と「実質無料」の違いとは?

法人カードを選ぶ際、最初にチェックすべきなのが年会費だ。

年会費には以下のようなパターンがある。

無料条件なしで永久に無料
初年度無料最初の1年間だけ無料、2年目以降は有料
実質無料一定の条件を満たせば無料(例:年100万円の利用で翌年以降無料)
有料年会費が必ず発生する

事業支出がそれほど多くない個人事業主やフリーランスには、「無料」のカードがおすすめだ。

維持コストがかからないため、使わない月があっても損をすることがない。

一方、事業支出が多い中小企業には「実質無料」のカードも選択肢になる

三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドのように、年100万円の利用で翌年以降の年会費が無料になるカードなら、条件をクリアすればゴールドカードを無料で持ち続けられる。

また、特典が多い年会費有料のカードを考えている場合は、以下のポイントに該当するか考えてみよう。

  • 空港ラウンジを頻繁に利用するか
  • 充実した旅行保険が必要か
  • ステータス性を重視するか
  • 年会費を上回る特典やポイント還元を得られるか

年会費を払ってでもその価値があるかどうか、自分の事業スタイルと照らし合わせて判断するのがポイントだ。

2. 事業形態・規模で選ぶ|個人事業主?中小企業?

以下の表を参考に、自分の事業形態や規模に合ったカードの選び方を確認しよう。

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事業形態・規模重視すべきポイントおすすめカード例
個人事業主・
フリーランス
登記簿謄本の提出が不要か
個人の信用情報で審査してくれるか
年会費無料または低コストか
会計ソフト連携が可能か
三井住友カード ビジネスオーナーズ

freeeカード Unlimited

マネーフォワード ビジネスカード
中小企業
(従業員10名以下)
追加カードが複数枚発行可能か
ETCカードが複数枚発行可能か
年会費が手頃か
会計ソフト連携が可能か
三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールド

JCB Biz ONE ゴールド
中小企業
(従業員10名超)
追加カードが大量発行可能か
利用限度額が高いか
会計ソフト連携が可能か
PRESIDENTカード(追加カード原則無制限)

UPSIDERカード(追加カード無制限)
スタートアップ・
成長企業
利用限度額が柔軟か
支払いサイトが長いかどうか
将来性を評価する審査があるか
UPSIDERカード

マネーフォワード ビジネスカード

個人事業主やフリーランスは、維持コストを抑えつつ経理業務を効率化できるカードを選ぼう。

中小企業は従業員数に応じて追加カードの発行枚数を確認するのがおすすめ。

スタートアップは資金繰りの柔軟性を重視して選ぶのがポイントだ。

3. 還元率で選ぶ|ポイント派?マイル派?

ポイント還元とマイル還元、どちらを重視するかで最適なカードが変わる。

貯まったマイルで航空券を購入でき、実質的なコスト削減につながるため、マイル還元は出張が多い事業者に最適だ。

以下で、ポイント高還元・マイル高還元のカードをそれぞれ確認してみよう。

ポイント基本還元率1.0%以上の高還元カード

カード名還元率還元方法
Airカード(JCB)
1.5%リクルートポイント
UPSIDERカード
1.0%キャッシュバック
JCB Biz ONE ゴールド1.0%Oki Dokiポイント

JALマイル・ANAマイルが貯まるカード

カード名マイル還元率航空会社
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード
最大1.125%JAL
楽天ビジネスカード
最大1%ANA
ダイナースクラブ
ビジネスカード
最大1%JAL、ANA、デルタ航空など
  • ポイントから交換

なお「ポイント交換が面倒」という人には、自動キャッシュバック型のUPSIDERカードがおすすめだ。

利用額の1.0%が自動的に請求額から差し引きされるため、手間がかからない。

4. ステータス・特典で選ぶ|出張や接待が多いなら

出張や接待が多い事業者には、ステータス性の高いカードや充実した特典を持つカードがおすすめだ。

空港ラウンジ・旅行特典が充実したカード

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カード名年会費(税込)主な特典
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード
33,000円プライオリティ・パス(プレステージ会員)

24時間365日コンシェルジュ・サービス

手荷物無料宅配サービス
三井住友ビジネスカード
for Owners プラチナ
55,000円24時間365日プラチナ専用コンシェルジュサービス

国内主要空港ラウンジ無料

一流レストラン優待(2名以上予約で1名無料)

国際線手荷物無料宅配(2個まで)
ラグジュアリーカード
チタン
55,000円24時間対応コンシェルジュサービス(直接オペレーターにつながる)

148か国・600都市以上の主要空港ラウンジ無料

高級レストラン優待

リムジン送迎サービス

対象ホテルで70,000円相当の優待

手荷物無料宅配(最大3個)

毎月1枚映画観賞券プレゼント
ダイナースクラブ
ビジネスカード
27,500円国内外1,700か所以上の空港ラウンジ無料

高級レストラン優待(対象店舗約440店で2名以上予約時1名無料)

全国約100か所のゴルフ場予約サービス

ゴルファー保険付帯

ホテル優待
  • 初年度無料

充実した旅行傷害保険が付帯するカード

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カード名海外旅行傷害保険国内旅行傷害保険ショッピング保険
ラグジュアリーカード
チタン
最高1億2,000万円最高1億円年間300万円
三井住友ビジネスカード
for Owners プラチナ
最高1億円最高1億円年間500万円
ダイナースクラブ
ビジネスカード
最高1億円最高1億円年間500万円
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード
最高1億円最高5,000万円年間300万円

特に通常年会費が469米ドル(約7万円)がかかるプライオリティ・パスが無料で付帯しているカードなら、出張が多い経営者にとって大きなメリットになる。

また、取引先との会食や接待が多い経営者なら、ゴールドカードやプラチナカードを持つことで、ビジネスシーンでの信頼感を演出できる。

高級レストランでの優待やコンシェルジュサービスも、ビジネスを円滑に進めるための強力なツールとして役立つだろう。

5. 経理業務の効率化で選ぶ|会計ソフト連携と追加カード

法人カードを選ぶ際は、使っている会計ソフトとの連携や追加カードの発行枚数をチェックしよう。

従業員に追加カードで消耗品などを決済させれば、経費精算が圧倒的にラクになる。

また、会計ソフトとの連携でクレジットカード明細をもとに仕訳が自動入力されるので、経理担当者の手間を削減し、実質的に人件費の面からのコスト削減効果にも期待できる。

会計ソフト連携に強いカード

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カード名freeeマネーフォワード クラウド弥生会計
freeeカード Unlimited
マネーフォワード
ビジネスカード
バクラクビジネスカード
三井住友カード ビジネスオーナーズ/ゴールド
三井住友ビジネスカード for Owners プラチナ
UPSIDERカード
JCB Biz ONE
ゴールド
/一般
JCBゴールド法人カード/
一般法人カード
ライフカード
ビジネスライトプラス
  • ほとんどのカードは、直接API連携できなくても、CSVで取引明細を取り込むことで会計ソフトと連携可能です。

また、以下には追加カードを多く発行できるカードをまとめたので、従業員数に応じたカード選びの参考にしてほしい。

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カード名追加カードETCカード
UPSIDERカード
無料
原則無制限
非対応
マネーフォワード
ビジネスカード
無料※1
無制限
非対応
バクラクビジネスカード
無料※2
無制限
年会費無料※3
freeeカード Unlimited
無料
無制限
非対応
PRESIDENTカード
無料
原則無制限
要問合せ
三井住友カード ビジネスオーナーズ/ゴールド
無料
最大18枚
初年度無料、2年目以降550円※4
発行枚数無制限
三井住友ビジネスカード for Owners プラチナ
無料
最大18枚
無料
発行枚数無制限
JCBゴールド法人カード/
一般法人カード
ゴールド:3,300円
一般:1,375円
無制限
無料
発行枚数無制限
  1. バーチャルカードリアルカードは990円/枚
  2. リアルカード発行手数料は1,540円/枚
  3. 発行手数料550円/枚
  4. 前年度ETC利用で無料

経理業務の効率化を重視するなら、会計ソフト連携や追加カードの発行枚数をしっかりチェックしよう。

知らないと損!法人カードの基礎知識

「そもそも法人カードとは何か」「個人カードと何が違うのか」という基本的な疑問を持っている人もいるだろう。

そこで、法人カードと個人カードの違いや、導入のメリットを解説する。

そもそも法人カードとは?個人カードとの違いを徹底比較

法人カードとは、法人や個人事業主が事業用の支払いに使うクレジットカードのことだ。

以下の比較表で、法人カードと個人カードの違いを確認しよう。

項目法人カード個人カード
発行対象法人、個人事業主個人
カード名義法人名または代表者名個人名
利用目的事業用の支払い個人の支払い
利用限度額高め(数百万円〜)低め(数十万円〜)
追加カード従業員用に複数枚発行可能家族カードのみ
引き落とし口座法人口座個人口座
会計ソフト連携対応しているカードが多い基本的に非対応
ポイント・マイル法人で共有個人で利用
審査基準法人の業績、代表者の信用情報個人の年収、信用情報
  • 個人事業主の場合は屋号付き口座や個人口座も可

法人カードの最大の特徴は、事業用の支払いに特化している点だ。

従業員用の追加カードを複数枚発行できることが多いため、経費管理が一元化される。

また、会計ソフトとの連携にも対応しているカードが多く、経理業務の効率化が可能だ。

利用限度額も個人カードより高めに設定されることが多い。

個人カードの限度額は数十万円程度だが、法人カードなら数百万円〜数千万円の限度額が設定されることもある。

なぜ必要?どう使い分ける?法人カードを導入するメリット

「個人カードで事業用の支払いをしても問題ないのでは?」と考える人もいるかもしれない。

しかし、法人カードの導入には以下のようなメリットがある。

  • 経費管理の一元化
    カード払いなら従業員が立て替える必要がなく、経費精算の手間が削減される。利用明細で支出を一元管理できる。
  • 会計ソフトとの連携で経理業務の効率化
    利用明細が自動で取り込まれ、仕訳も自動で作成される。経理担当者の手入力の手間が大幅に削減され、ミスも防げる。
  • キャッシュフローの改善
    利用から支払いまで約1〜2ヶ月のタイムラグがあるため、キャッシュフローに余裕を持たせられる。
  • ポイント・マイルの獲得
    事業支出は金額が大きいため、効率的にポイントを貯められる。例えば月100万円の事業支出を還元率1.0%のカードで支払えば、年間12万円分のポイントが貯まる。
  • 税務処理の明確化
    事業用と個人用の支払いを明確に分けられるため、確定申告の際の仕分けが楽になる。税務調査の際にも説明しやすい。

法人カードを使えば、事業用の支払いをすべてカード経由で行える。

たとえば月末締め翌々月2日払いのカードなら、最大で約2ヶ月間の支払い猶予が発生する。

この間に売上の入金があれば、手元の資金を温存しながら事業を運営できるのだ。

とくに事業規模が大きくなるほど、法人カードはより便利に使える。

「これから事業を大きくしたい」と考えているなら、早めに法人カードを作っておこう。

法人カードの審査と申し込みガイド

「法人カードを作りたいけど、審査に通るか不安」と悩んでいないだろうか。

ここでは、法人カードの審査基準や申し込みの流れを詳しく解説する。

申し込みの前にチェックしておけば、スムーズに審査を通過する可能性が上がるだろう。

なお、法人カードの審査については以下の記事でより詳しく解説しているので、気になる人はチェックしてみてほしい。

法人カードの審査では何が見られる?審査に落ちる原因とは

法人カードの審査では、以下のような点がチェックされる。

審査対象詳細
事業の継続年数会社の設立年数/個人事業の継続年数
事業の業績売上高、利益、資本金の額
財務状況決算書/確定申告書の内容
代表者の信用情報クレヒス、過去の延滞履歴

審査でもっとも重視されるのは、「安定した収入があるか」「返済能力があるか」という点だ。

設立間もない企業や赤字が続いている企業は、審査で不利になる可能性が高い。

審査に落ちる主な原因

  • 代表者個人の信用情報に問題がある(過去に延滞や債務整理の履歴がある)
  • 事業の継続年数が短い(設立1年未満など)
  • 赤字決算が続いている
  • 他社からの借入が多い
  • 申し込み内容に虚偽・誤りがある

たとえば、過去に代表者個人がクレジットカードやローンの支払いを延滞したことがあると、審査で不利になる可能性が高い。

ただし、カードによって審査基準は大きく異なる。

登記簿謄本や決算書の提出が不要なカードや、スタートアップ向けに設計されたカードは比較的審査に通りやすい傾向にある。

審査に不安がある場合は、審査基準がやさしいカードを選んでみよう。

一般的な法人カードの申し込みの流れ

法人カードの申し込みから発行までの一般的な流れは以下のとおりだ。

  1. 申し込むカードを選ぶ
    自分の事業形態や規模、利用目的に合ったカードを選ぶ
  2. 公式サイトから申し込む
    申し込みフォームに会社名や事業の詳細、電話番号などの必要事項を入力する
  3. 必要書類を提出する
    登記簿謄本や決算書、代表者の本人確認書類を提出する
  4. 審査を受ける
    カード会社が申し込み内容と提出書類を審査する。とくにやることはないため、結果を待つ
  5. カードが発行される
    自宅や事業所にカードが届く

発行までの日数はカードにより大きく異なる。

数日程度で発行されるカードもあれば、2週間以上かかるカードもある。

すぐに使い始めたい場合は、カードの発行までの日数を確認してから申し込もう。

【保存版】法人カード詳細比較表

記事で紹介した25枚の法人カードの詳細なスペックを一覧表で比較する。

スクロールできます
カード名年会費
(本人)
年会費
(追加カード)
還元率
(通常)
還元率
(特定加盟店)
マイル還元率(JAL)マイル還元率
(ANA)
利用限度額追加カード発行上限ETCカード年会費ETC発行枚数会計ソフト連携
(freee)
会計ソフト連携
(MFクラウド)
旅行傷害保険
(海外)
旅行傷害保険
(国内)
ショッピング保険締日/支払日
三井住友カード
ビジネスオーナーズ ゴールド
5,500円 ※1無料0.5%最大2%
(Amazonなど対象ショップ)
〜500万円最大18枚初年度無料
2年目以降550円※2
無制限最高2,000万円最高2,000万円年間300万円15日締め翌月10日払い
または月末締め翌月26日払い
UPSIDERカード無料無料1.0%最大10億円原則無制限非対応なしなし不正利用補償
最大2,000万円
月末締め翌月20日払い※3
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード33,000円 ※43,300円/枚0.5%最大1.125%最大0.6%5〜1,000万円9枚無料5枚まで最高1億円最高5,000万円年間300万円10日締め翌月4日払い
三井住友カード
ビジネスオーナーズ
無料無料0.5%最大2%
(Amazonなど対象ショップ)
〜500万円最大18枚初年度無料
2年目以降550円※2
無制限最高2,000万円
(利用付帯)
なしなし15日締め翌月10日払い
または月末締め翌月26日払い
ライフカード
ビジネスライトプラス
無料※5無料
(3枚まで)
0.5%〜500万円3枚1,100円※61枚なしなしなし5日締め当月27日払い
または翌月3日払い
PRESIDENTカード50,000円無料1%最大10億円原則無制限要問合せ要問合せ最高2,000万円
(海外:自動付帯)
最高1,000万円
(国内:利用付帯)
年間100万円月末締め翌月20日払い※3
三井住友ビジネスカード
for Owners プラチナ
55,000円5,500円0.5%最大7%
(対象のコンビニ・飲食店)
原則200万円〜18枚無料無制限最高1億円最高1億円年間500万円15日締め翌月10日払い
または月末締め翌月26日払い
ダイナースクラブ
ビジネスカード
27,500円無料0.4%最大0.4%最大2%一律の制限なし4枚※7無料5枚まで最高1億円最高1億円年間500万円15日締め翌月10日払い
JCB Biz ONE ゴールド5,500円※83,300円1.0%50万円〜500万円要問合せ無料無制限なしなしショッピング保険
(海外のみ年間500万円)
15日締め翌月10日払い
JCB Biz ONE 一般無料1,375円1.0%50万円〜500万円要問合せ無料無制限なしなしなし15日締め翌月10日払い
freeeカード Unlimited無料無料0.5%※9最大5億円無制限非対応なしなしなし月末締め翌月14日または20日払い
apollostation
PLATINUM BUSINESS
22,000円※103,300円0.8%海外では1.0%希望の利用枠を申告可能9枚無料無制限最高1億円最高5,000万円年間300万円10日締め翌月7日払い
マネーフォワード
ビジネスカード
無料※11無料※121.0%審査により決定※13無制限非対応なしなしなし月末締め翌月20日払い
楽天ビジネスカード2,200円※14発行不可1.0%楽天市場で3%ポイント交換可
(2ポイント→1マイル)
楽天プレミアムカードと
合算で最高300万円
発行不可1枚無料
2枚目以降は550円/年
要問合せ最高5,000万円最高5,000万円年間300万円月末締め翌月27日払い
JCBゴールド法人カード11,000円※43,300円0.5%50〜500万円無制限無料無制限最高1億円最高5,000万円年間500万円15日締め翌月10日払い
JCB一般法人カード1,375円※41,375円0.5%10〜500万円無制限無料無制限最高3,000万円最高3,000万円年間100万円15日締め翌月10日払い
バクラクビジネスカード無料※15無料※151.0%要問合せ※16無制限年会費無料
発行手数料550円/枚
要問合せ最高3,000万円
(リアルカード利用時のみ)
なしなし銀行振込:月末締め翌月15日払い
口座振替:月末締め翌月8日または20日払い
UC法人カード(ゴールド)11,000円2,200円0.5%〜500万円要問合せ無料無制限最高5,000万円最高5,000万円年間300万円10日締め翌月5日払い
UC法人カード(一般)1,375円1,375円0.5%〜300万円要問合せ無料無制限なしなしなし10日締め翌月5日払い
三菱UFJカード ビジネス1,375円※17 1,375円※170.5%40万円〜80万円要問合せ年会費無料
発行手数料:1,100円
要問合せなしなしなし15日締め翌月10日払い
Mastercard Titanium
(ラグジュアリーカード チタン)
55,000円16,500円1.0%〜9,990万円4枚年会費無料
発行手数料1,100円
要問合せ最高1億2,000万円最高1億円年間300万円5日締め当月27日払い
Airカード(JCB)5,500円3,300円1.5%リクルート系サービス利用時
追加ポイントあり
10万円〜500万円要問合せ無料無制限なしなしショッピングガード保険
(最高100万円・海外のみ)
15日締め翌月10日払い
FASIOビジネスカード無料無料0.25%10万円〜200万円4枚まで無料
(1枚まで)
1枚なしなしなし5日締め当月26日〜28日払い
または翌月3日払い
Orico EX Gold for Biz M3,300円※41,100円0.6%10万円〜1,000万円3枚無料 4枚※18まで4枚まで最高2,000万円最高1,000万円年間100万円月末締め翌月27日払い
セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード無料無料0.5%※192.0%※2030万円~500万円9枚無料5枚までなしなしなし10日締め翌月4日払い
  1. 年100万円の利用で翌年以降無料
  2. 前年度ETC利用で無料
  3. 銀行振込の場合は翌月15日払い
  4. 初年度無料
  5. 1年間利用なしで1,650円
  6. 初年度無料・1回でも利用があれば翌年も無料
  7. 3、4枚目は5,500円/年
  8. 初年度無料、年100万円の利用で翌年無料
  9. 月の利用額が50万未満の場合は0.3%
  10. 年300万円利用で翌年無料
  11. 1年間の利用がない場合は1,100円
  12. リアルカードは990円/枚
  13. 1取引あたり1億円の制限
  14. 年会費11,000円の楽天プレミアムカード必須
  15. リアルカード発行手数料1,540円
  16. 5億円以上の実績あり
  17. Visa、Mastercard両方申込で1,650円
  18. 本カード+追加カードの枚数
  19. 海外1.0%
  20. AWS、エックスサーバー、モノタロウなど

自分の事業に必要な機能や特典を確認し、最適なカードを見つけよう。

法人カードに関するよくある質問(Q&A)

法人カードの検討時に発生しやすい疑問にQ&A形式で回答する。

疑問を解消し、安心して法人カードを申し込めるようにしよう。

設立1年未満の会社や開業したばかりの個人事業主でも作れる?

設立1年未満の会社や開業したばかりの個人事業主でも、法人カードを作ることは可能だ。

ただし、事業の継続年数が短いほど審査で不利になりやすいのは事実である。

審査に通らなかった場合、以下のような「審査に通りやすいとされるカード」に申し込んでみるとよいだろう。

三井住友カード ビジネスオーナーズは、登記簿謄本の提出が不要で、個人の信用情報で審査してもらえるため、設立直後でも申し込みやすい。

UPSIDERカードは、企業の成長性や将来性を重視して審査するため、設立間もない企業でも高額な利用限度額を設定してもらえる可能性がある。

赤字決算が続いていますが、審査に影響する?

赤字決算が続いている場合、審査で不利になる可能性はある。

ただし、カードによって審査基準は異なるため、必ずしも審査に落ちるわけではない。

三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドのように決算書の提出が不要なカードなら、赤字決算であっても審査への影響が小さい場合がある。

赤字決算で審査に不安があるなら、まずは三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドに申し込んでみることをおすすめする。

代表者個人の信用情報に不安があります(ブラックリストなど)。審査は難しい?

代表者個人の信用情報に問題がある場合(過去に延滞や債務整理の履歴がある場合)、法人カードの審査は厳しくなる。

ほとんどの法人カードは、代表者個人の信用情報もチェックするため、ブラックリストに載っている場合は審査に通らない。

信用情報に不安がある場合は、まず自分の信用情報を確認してみよう。

CIC、JICC、KSCという3つの「信用情報機関」に情報開示を請求すれば、自分の信用情報を確認できる。

引き落とし口座は、個人名義の口座でも設定できる?

法人カードの場合、原則として法人口座からの引き落としが必要となる。

ただし、個人事業主の場合は、個人名義の口座や屋号付きの口座からの引き落としを設定する。

また法人の場合でも、一部のカードは代表者個人の口座からの引き落としを認めている場合がある。

詳細はカード会社の公式サイトなどで確認しよう。

従業員に追加カードを持たせた場合、勝手に使われないか心配…

従業員に追加カードを持たせる場合、利用限度額の設定や利用明細の確認で不正利用を防げる。

多くの法人カードは、追加カードごとに利用限度額を設定できる。

従業員の立場や役割に応じて、適切な限度額を設定すれば、過度な利用を防ぐことが可能だ。

また、利用明細をリアルタイムで確認できるカードなら、不審な利用があればすぐに気づける。

会計ソフトと連携しているカードなら、利用明細が自動で取り込まれるため、経理担当者が定期的にチェックすれば不正利用を防げるだろう。

インボイス制度や電子帳簿保存法に対応できる?

法人カードの利用明細だけを保存しても、原則としてインボイス制度(仕入税額控除)に必要な「適格請求書」の要件は満たさない。

取引先が発行する適格請求書(登録番号などを記載した書類)を別途保存する必要がある。

通常の買い物であれば要件を満たすレシートが適格請求書にあたる(※領収書はNG)

なお、freeeカード Unlimitedマネーフォワード ビジネスカードUPSIDERなどの法人カードは以下のような機能を備えており、インボイス制度や電子帳簿保存法への対応を効率化できる。

  • 領収書のOCRによる読み取り
  • 明細との自動紐付け
  • 会計ソフトへの自動連携

これらの機能によって証憑の整理や電子保存をスムーズに行えるが、最終的に制度対応できるかは以下の2点による。

  • 取引先から適格請求書が取得できているか
  • 会計システムや運用ルールが電子帳簿保存法の要件を満たしているか

従業員にカードを使わせる場合はレシートの確保を周知しよう。

また、現在使っている会計システムのカスタマイズや切り替えが必要になる場合もあるので、導入元の業者に確認してみてほしい。

結局、年会費は無料と有料どちらを選ぶべき?

年会費無料と有料のどちらを選ぶべきかは、以下を参考にしてみよう。

無料カードが
最適な法人
事業支出がそれほど多くない個人事業主やフリーランス
初めて法人カードを作る
維持コストを一切かけたくない
特典よりもシンプルさを重視する
有料のカードが最適な法人出張が多く、空港ラウンジや旅行特典
付帯保険を活用したい
カードのステータス性を重視する
年会費を上回る特典やポイント還元を得られる

年会費有料のカードでも、セゾンプラチナ・ビジネスのプライオリティ・パス(年会費約7万円相当)や、三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドの年100万円の利用特典(10,000ポイント)など、年会費以上のメリットを得られる場合がある。

自分の事業スタイルと照らし合わせて、年会費を払う価値があるかどうかを判断しよう。

まとめ

おすすめの法人カード25選や選び方のポイントを詳しく解説した。

最後に、この記事の要点をまとめておこう。

  • 法人カードは事業形態や規模に合わせて選ぶことが重要
    個人事業主、中小企業、スタートアップでそれぞれ最適なカードが異なる
  • 年会費、自社の事業形態、還元率、追加カードの発行枚数、会計ソフト連携の5つが主な選定基準になる
  • 会計ソフトと連携できるカードなら、
    利用明細の自動取り込みや自動仕訳で経理業務を大幅に効率化できる
  • 審査基準はカードによって大きく異なる
    登記簿謄本や決算書が不要なカードなら設立間もない企業でも申し込みやすい
  • 出張や接待が多い経営者には、
    プライオリティ・パスやコンシェルジュサービスが付帯した上位カードがおすすめ

また、タイプ別のおすすめカードは以下のとおりだ。

スクロールできます
年会費重視中小企業向け還元率重視
ライフカード
ビジネスライトプラス
三井住友カード
ビジネスオーナーズ ゴールド

UPSIDERカード

公式サイトで
詳細を見る

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法人カードは、経理業務の効率化やキャッシュフロー改善、ポイントの獲得など多くのメリットをもたらす。

この記事で紹介したカードの中から自社に合った1枚を選び、事業成長のための相棒として活用してほしい。

本記事にはプロモーションが含まれますが、紹介するカードの選定や評価の基準は客観的な情報に基づいています。

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