- OliveフレキシブルペイにETCカードはあるのか知りたい
- ETCカードの年会費と申し込み方法を知りたい
- ETCカードのメリットとデメリットを知りたい
2023年3月より開始されたサービス「Olive」。
その一環である「Oliveフレキシブルペイ」において、ETCカードが作成できるのか気になっている方も多いのではないだろうか。
そこで本記事では、Oliveフレキシブルペイとは何なのかといった基本情報に触れつつ、OliveフレキシブルペイでのETCカードの作成可否やETCカードのメリット・デメリットについて解説していく。
ETCカードの申し込み方法や注意点についても紹介しているため、ぜひ最後まで読んで役立ててほしい。
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Oliveフレキシブルペイとは?
ここでは、Oliveフレキシブルペイの基本情報および特徴について解説していく。
基本情報
Oliveフレキシブルペイとは、三井住友銀行および三井住友カードの2社が提供している「Olive」のサービスの一種であり、利用するには三井住友銀行にて口座の開設が必須だ。
グレードとしては、「一般」「ゴールド」「プラチナプリファード」の3つが存在し、申し込み時にいずれかを選ぶこととなる。もちろん、グレードが上がるにつれて年会費も高額になっていく。
また、Oliveフレキシブルペイで選択可能な支払方法は「クレジットモード」「デビットモード」「ポイント払いモード」の3種類だ。
「クレジットモード」および「デビットモード」にて支払いを行った場合にはVポイントが付与され、「ポイント払いモード」にて支払いを行った場合にはチャージ残高※に加算される。
Oliveフレキシブルペイを使う際には、以下3点について注意しなければならない。
- クレジットモードの利用には年齢制限がある
- クレジットモードを利用できなくとも、グレードに応じた年会費を支払わなければならない
- 事業用口座での申し込みは不可
Oliveフレキシブルペイの申し込みにあたっては、「一般」には制限はなく、「ゴールド」および「プラチナプリファード」については18歳以上となっている。
しかし、クレジットモードを使う場合には、以下のとおり年齢制限が設けられている。
一般 | ゴールド | プラチナプリファード |
---|---|---|
18歳以上 | 20歳以上 |
そのため、これらの要件に当てはまらない場合は「デビットモード」および「ポイント払いモード」しか利用できないため注意が必要だ。
それだけでなく、年齢制限や審査結果によってクレジットモードが利用できないとしても「ゴールド」および「プラチナプリファード」においては年会費が発生する点も覚えておいてほしい。
加えて、事業用口座での申し込みは不可能だ。
事業用口座とは、個人事業主がプライベートの支出と事業での支出を明確に分けることを目的とした口座のことをいう。
あくまでも、個人の生活用口座のみでしかOliveフレキシブルペイは利用できないのだ。
※「ポイント払いモード」は、たまったVポイントなどを事前にチャージしておく必要がある
Olieveフレキシブルペイの特徴
Oliveフレキシブルペイには、以下の3点の特徴がある。
- カード1枚で4つの役割を果たす
- 支払い方法はスマートフォンアプリで簡単に変更可能
- ナンバーレスで防犯対策も万全
Oliveフレキシブルペイにおける最大の特徴は、カード1枚で「キャッシュカード」「クレジットカード」「デビットカード」「ポイント払い」の4つの役割を果たす点にある。
キャッシュカードとクレジットカード、キャッシュカードとデビットカードなどは1枚のカードで併用できる場合も多い。しかし、どうしても2枚、3枚のカードを持ち歩く必要がある。
その点、Oliveフレキシブルペイに申し込めば、上記4つの役割を同時に果たすカードを手に入れられ、身軽になるのだ。
また、先述したとおり、Oliveフレキシブルペイにおいては3つの支払方法の中から選択可能であるが、支払い方法の変更はスマートフォンアプリである「三井住友銀行アプリ」を利用して簡単に行える点も特徴の一つである。
加えて、ナンバーレスカードであることから、カードの券面には口座番号だけでなく、クレジットモード専用番号も表記されていない。
口座番号やクレジットモード専用番号は、三井住友カードアプリのみで確認可能となり、防犯対策も万全なのだ。
持ち歩くカードの枚数を減らしたい、防犯対策のためにナンバーレスカードがほしいという方にとっては、おすすめのカードであるといえる。
OliveフレキシブルペイでETCカードは作成できるのか?
Oliveフレキシブルペイでも、追加カードとしてETCカードの作成は可能だ。
ここでは、ETCカードの発行条件および年会費と利用方法について解説していく。
ETCカードの発行条件
OliveフレキシブルペイでETCカードを作成するには、以下の条件を満たさなければならない。
- 「クレジットモード」の利用設定が完了していること
- VpassIDを登録していること
まず、Oliveフレキシブルペイにて「クレジットモード」の利用設定を行う必要がある。
「クレジットモード」は、三井住友銀行アプリにログインした後、以下の手順で設定が可能だ。
- ホーム画面の中段にある「◯◯モードに設定中」をタップ
- 「クレジットモード」の枠内にある「支払いモードに設定」を右にスライド
上記手順にしたがって手続きを行うことで「クレジットモード」の欄が緑色に変更され、設定完了となる。
加えて、ETCカードを申し込むには、VpassIDも登録しておかなければならない。
VpassIDを登録する際は、以下の手順で手続きを行おう。
これらの条件を満たすことで、ETCカードへの申し込みは可能だ。
ETCカードの具体的な申し込み方法や手順については、後ほど詳しく解説する。
年会費と利用方法
Oliveフレキシブルペイの追加カードとして発行できるETCカードの年会費は550円(税込)だ。
ただ、初年度は年会費が無料となるだけでなく、年に1回以上利用することで翌年の年会費も無料となる。
定期的にETCカードを利用することで、年会費無料で利用し続けることが可能だ。
また、ETCカードは「ETC車載器」が搭載された車で利用できる。
もちろん、ETC車載器が搭載されていれば、自身が所有する車だけでなくレンタカーなどでも利用可能だ。
ETC車載器にETCカードを挿入し、ETCカードが利用可能な有料道路にて「ETCレーン」を通過することでスムーズに通行できるのである。
しかし、クレジットカードと同様、ETCカードを他人に貸すことは禁止されている点には注意しなければならない。
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OliveフレキシブルペイでETCカードを作成するメリットとデメリット
OliveフレキシブルペイでETCカードを作成するにあたって、メリットとデメリットについて把握しておく必要がある。
それぞれ解説していくため、ETCカード作成の検討材料としてほしい。
ETCカードのメリット
OliveフレキシブルペイでETCカードを作成するメリットは、主に以下の2点が挙げられる。
- 条件を達成すれば年会費が無料になる
- 利用によってVポイントがためられる
先述したとおり、年1回以上ETCカードを利用すれば、翌年以降の年会費は無料となる。
車を所持している、もしくはレンタカーを使用する機会があり、ETCカードを使って走行できる有料道路を年に1回以上使う方は、年会費をかけずにETCカードを所有することが可能だ。
コストを抑えてETCカードを所有したい方にとっては、大きなメリットといえるだろう。
また、ETCカードを利用することによって、Vポイントをためることが可能だ。
Oliveフレキシブルペイをすでに利用していたり、これからOliveフレキシブルペイに申し込もうと考えている方は、ETCカードもあわせて作成することでさらにVポイントがためやすくなるはずだ。
ETCカードのデメリット
OliveフレキシブルペイでETCカードを作成するデメリットは、以下の2点が挙げられる。
- クレジットモードのみしか使えない
- ETCカード単独では持てない
最大のデメリットは、ETCカードの利用代金は「クレジットモード」での利用となってしまう点といえる。
「デビットモード」「ポイント払いモード」での利用はできない。
Oliveフレキシブルペイは、審査結果によっては「クレジットモードなし」のカードが発行されるケースもある。
「クレジットモード」の利用が可能なOliveフレキシブルペイを所持していないとETCカードを発行できない点には注意しなければならない。
また、ETCカードは単独での所有は不可能となる。
Oliveフレキシブルペイを解約した場合は、付属するETCカードも同時に解約となり、利用できなくなる点は覚えておこう。
OliveフレキシブルペイにおけるETCカードの申し込み方法と注意点
ここでは、以下の2点について解説していく。
- ETCカードの申し込み手順や方法
- ETCカード作成時の注意点
それぞれ見ていこう。
ETCカードの申し込み手順や方法
ETCカードは、以下の手順で申し込みが可能だ。
- カード会員専用サイトであるVpassにログイン
- ホーム画面にあるカード名称(Olive)をタップ
- 画面下部にある「メニュー」を選択
- 画面下部にある「付帯カードのお申し込み」を選択
- 付帯カード一覧ページにて「三井住友ETCカード」を選択
- ページ中段にある「お申し込みはこちら」をタップ
- ETCカードに関する利用規約等を確認し「同意する」を選択
- 申し込み内容を確認し、間違いなければ「決定する」をタップ
上記の手順によって申し込み手続きが完了すると、簡易書留にてETCカードが郵送される。
三井住友銀行アプリではなく、Vpassでの申し込みとなる点には注意しよう。
ETCカード作成時の注意点
ETCカードを作成する際に注意すべき点は2つある。
- ETCマイレージサービスの番号は自分で変更する
- 1枚しか発行できない
まず、ETCマイレージサービスに登録しているETCカードの番号は、自分で変更する必要がある点には注意が必要だ。
ETCマイレージサービスとは、ETCの利用代金に応じてポイントがたまるサービスのことをいう。
すなわち、VポイントとETCマイレージサービスによるポイント※を二重でためられるのだ。
※ETCマイレージサービスにてたまったポイントは、道路料金の支払いに充てられる「還元額」に交換できる
ただ、OliveフレキシブルペイでETCカードを作成したとしても、ETCマイレージサービスにすでに登録されているカード番号が勝手に変更されたり、追加されたりすることはない。
ETCカードが手元に届いたら、忘れないうちにカード番号の変更手続きを行うことが大切だ。
加えて、三井住友カードのETCカードは、クレジットカード1枚に対して1枚の発行となる。
そのため、1枚のOliveフレキシブルペイで複数枚のETCカードは発行できない点にも注意しなければならない。
なお、すでにETCカードを持っている方の中には、そのETCカードの利用代金の支払いをOliveフレキシブルペイに変更したいと考える方もいるだろう。
しかし、ETCカードの利用代金の支払いは、発行時に紐づけられたクレジットカードから変更できない。
Oliveフレキシブルペイで新たにETCカードを申し込む必要があるのだ。
OliveフレキシブルペイのETCカードを作成して上手に活用しよう!
本記事では、Oliveフレキシブルペイの基本情報に触れつつ、OliveフレキシブルペイにてETCカードの作成は可能なのか、ETCカードのメリット・デメリットについて解説した。
Oliveフレキシブルペイとは、「キャッシュカード」「クレジットカード」「デビットカード」「ポイント払い」が1枚のカードに集約されているものだ。
利便性が高いだけでなく、ナンバーレスであるため防犯対策もできる。
また、あらかじめ「クレジットモード」の利用設定およびVpassIDの登録を行うことによってETCカードの作成が可能だ。
ETCカードには、年1回以上の利用で翌年の年会費が無料、ETCカードの利用でVポイントがたまるといったメリットがある。
一方で、ETCカードの利用代金は「クレジットモード」での利用となること、Oliveフレキシブルペイを解約するとETCカードも解約になってしまうといったデメリットがある。
これらを踏まえて、ETCカードの作成を検討しよう。
加えて、ETCカードの申し込み手順についても解説した。三井住友銀行アプリではなく、カード会員専用サイトである「Vpass」からの申し込みとなる点は覚えておいてほしい。
OliveフレキシブルペイでETCカードを作成するにあたっては、さまざまな条件がある。
ただ、ETCカードを利用する機会がある方にとっては、年会費も無料となることから持っていて損はない。
Oliveフレキシブルペイを利用している方は、ETCカードも追加で申し込むことをおすすめする。
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OliveフレキシブルペイのETCカードに関するQ&A
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