- Oliveフレキシブルペイのマイル還元率とその計算方法が知りたい
- マイルを効率的に貯めたい
- マイルとVポイントの交換方法が知りたい
Oliveフレキシブルペイを使ってショッピングすることで貯まるのはVポイントであるが、Vポイントはマイルへ移行することが可能だ。
そこで本記事では、Oliveフレキシブルペイでマイルが貯まる仕組みからマイル還元率は何%なのか、ポイントを効率的に貯めるテクニックまで解説していく。
マイルへの移行以外の使い方についても言及しているため、ぜひ最後まで読んで参考にしてほしい。
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Oliveフレキシブルペイでマイルが貯まる仕組み
マイルが貯まる仕組みを理解するために、ここでは以下の3点について解説していく。
- Vポイントの貯め方
- マイルへの交換方法
- マイル交換の条件
それぞれ見ていこう。
Vポイントの貯め方
Vポイントは、Oliveフレキシブルペイにて「クレジット払い」「デビット払い」「ポイント払い」を使ってショッピングすると貯められる。
ポイント還元率は、支払方法によって以下のとおり異なる。
クレジット払い | デビット払い | ポイント払い |
---|---|---|
0.5%※ | 0.25% |
なお、SBI証券にてOliveフレキシブルペイでクレカ積立を行うことでも、Vポイントが貯められる。
カードランクごとのクレカ積立によるポイント還元率は以下のとおりだ。
一般 | ゴールド | プラチナプリファード |
---|---|---|
0.5% | 1% | 5% |
ひと月あたりのクレカ積立額の上限は10万円であるため、例えばプラチナプリファードで毎月10万円のクレカ積立を行うと、1年で60,000ポイント貯められる。
普段のショピング時だけでなく、資産運用においてもVポイントを貯めることが可能なのだ。
マイルへの交換方法
Oliveフレキシブルペイでは直接マイルを貯められない。
そのため、Vポイントからマイルへの交換手続きが必要だ。
ANAのマイルへの交換方法は以下のとおりである。
- Vpassにログイン
- Vポイント残高の欄にある「ポイント交換」をタップ
- 画面をスクロールし「ANAカードをお持ちではない方」を選択
- 「ANAマイレージ」をタップし、移行するVポイントおよびANAマイレージクラブお客様番号を入力
- 電話認証による本人確認を行い、申込み完了
電話認証を行うと自動で申込みが完了され、キャンセル等ができなくなる点には注意しよう。
マイル交換の条件
マイル交換をするためには、以下の条件を満たさなければならない。
- 各マイレージの会員であること
- Vポイントが500ポイント以上貯まっていること
先述したとおり、マイルへ交換する際はマイレージ会員の番号等を入力する必要がある。
加えて、Vポイントをマイルへ交換する際は「500ポイント以上500ポイント単位」となる点も覚えておいてほしい。
Oliveフレキシブルペイのマイル還元率
ここでは、Oliveフレキシブルペイの基本情報やマイル還元率、他カードとの還元率の比較について解説したい。
Oliveフレキシブルペイの基本情報
Oliveフレキシブルペイとは、三井住友銀行と三井住友カードが提供するサービス「Olive」の一部である。
使うためには、三井住友銀行口座の開設が必須だ。
カードランクは「一般」「ゴールド」「プラチナプリファード」の3つから選ぶ。
また、Oliveフレキシブルペイは「キャッシュカード」「クレジットカード」「デビットカード」「ポイント払い」が一体となったカードで、3種類の支払方法を自由に選べる。
それだけでなく、カード番号や口座番号が券面に記載されていないため、防犯対策も万全であるといえる。
ただ、このカードを使う際には、以下3点について注意しなければならない。
- クレジット利用には年齢制限がある
- クレジット払いを使えなくとも、グレードに応じた年会費を支払わなければならない
- 事業用口座では申し込めない
Oliveフレキシブルペイへの申込みとクレジット払いを使う場合とでは、それぞれ以下のとおり年齢範囲が定められている。
一般 | ゴールド | プラチナプリファード | |
---|---|---|---|
申込み | 制限なし | 18歳以上 | |
クレジット利用 | 18歳以上 | 20歳以上 |
年齢によっては、クレジット払いが使えないということだ。
それだけでなく、審査結果などによってクレジット払いが使えないとしても「ゴールド」や「プラチナプリファード」に申し込んだ場合は、年会費を支払う必要がある点には注意しよう。
加えて、事業用口座ではOliveフレキシブルペイに申し込めない。事業用口座とは、個人事業主が個人支出と事業支出を明確に分けることを目的とした口座のことだ。
Oliveフレキシブルペイは、あくまでも個人口座のみに限られているのである。
Oliveフレキシブルペイのマイル還元率
Oliveフレキシブルペイ ゴールドを所有していた場合、クレジット払いおよびデビット払いで決済することによって、200円につき1ポイントが貯められる。
貯まったVポイントは、1ポイント=0.5マイルとしてANAのマイルに移行可能だ。
例えば、ANAの特典航空券で東京から沖縄へ行くとしよう。その場合、最低でも往復で14,000マイル※必要となる。
これだけのマイルに交換するには、560万円も決済しなければならない。
しかし、Oliveフレキシブルペイであれば、工夫次第で効率的にポイントを貯められる。その方法については、後ほど詳しく解説する。
他カードとのマイル還元率の比較
Oliveフレキシブルペイと他カードでは、どれほどマイル還元率に違いがあるのだろうか。ここでは、ANA VISA 一般カードと比較していく。
Oliveフレキシブルペイ | ANA VISA 一般カード | |
---|---|---|
年会費 | 無料 | 2,200円(税込)※初年度無料 |
貯まるポイント | Vポイント | Vポイント(ANAマイレージ移行可能ポイント) |
マイルへの交換レート | 1ポイント=0.5マイル※ | <通常コース>1ポイント=1マイル <2倍コース>1ポイント=2マイル |
マイルへの移行手数料 | 無料 | <通常コース>無料 <2倍コース>年間6,600円(税込) |
還元率 | 0.25%※ | <通常コース>0.5% <2倍コース>1% |
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ANA VISA 一般カードは三井住友カードが発行するクレジットカードであるため、ショッピングによって貯まるのはVポイントだ。
しかし、そのVポイントが「ANAマイレージ移行可能ポイント」として貯まっていき、上記のような高レートで交換可能となる。
一方、Oliveフレキシブルペイではマイルへの還元率が0.25%と低く思えるが、これはあくまでも通常還元率(0.5%)でVポイントを貯めた場合だ。
後ほど解説するテクニックを活用すれば、マイルへの還元率は最大で10%にものぼる。使い方次第では、ANA VISA 一般カードよりも高還元率でマイルを貯められるだろう。
Oliveフレキシブルペイのマイルを最大限に貯めるテクニック
Oliveフレキシブルペイでマイルを最大限に貯めるテクニックとして、以下3つを紹介したい。
- タッチ決済や特定の支払いでのマイル獲得テクニック
- プロモーションやキャンペーンを利用する方法
- Vポイントとマイル交換の最適タイミング
それぞれ見ていこう。
タッチ決済や特定の支払いでのマイル獲得テクニック
ポイント還元率をアップさせるために、以下のサービスを存分に活用しよう。
- 対象のコンビニ・飲食店でのタッチ決済
- Vポイントアッププログラム
- 家族ポイント
- ポイントUPモール
- ココイコ!
対象のコンビニや飲食店でのタッチ決済によって、ポイント還元率が最大7%となる。
対象のコンビニや飲食店には、主に以下のものが含まれる。
- セブン-イレブン
- ローソン
- マクドナルド
- サイゼリヤ
- ドトールコーヒーショップ
ただ、ポイント還元率が7%となるのは、スマホによるVisaのタッチ決済を行った場合に限定される。
カード本体にてタッチ決済をした場合は、5%となる点には注意しなければならない。
また、Vポイントアッププログラムによってポイント還元率の上乗せも可能となる。
対象となる取引等は以下のとおりだ。
三井住友銀行アプリまたはVpassアプリへのログイン(月1回以上) | +1% |
---|---|
Oliveアカウントの選べる特典にて「Vポイントアッププログラム+1%」を選択 | +1% |
SBI証券Vポイントサービスに登録し対象の取引を行う | 最大+2% |
住友生命の「Vitalityスマート for Vポイント」に加入しVitality健康プログラムを実施 | 最大+2% |
Oliveアカウントの契約および三井住友銀行での外貨預金 | 最大+2% |
Oliveアカウントの契約および三井住友銀行での住宅ローン契約 | +1% |
SMBCモビットの返済口座にOliveアカウントの口座を連携し利用 | 最大+1% |
比較的達成しやすい取引も多いため、無理のない範囲で還元率アップに取り組んでほしい。
加えて、家族ポイントに登録すれば最大+ 5%還元率がアップする。
家族ポイントとは、対象となるカードを所有している配偶者や子どもを登録すると、ポイント還元率が1人あたり+1%アップするものだ。
しかし、家族ポイントに登録できる家族は、対象となるカードの本会員のみとなる。家族会員の場合は登録できないため気をつけよう。
「対象のコンビニ・飲食店でのタッチ決済」「Vポイントアッププログラム」「家族ポイント」を全て達成すると、最大還元率は20%※だ。
一方で、オンラインショッピングや街中でのショッピングでもポイント還元率をアップさせる方法がある。それが「ポイントUPモール」と「ココイコ!」だ。
ポイントUPモールとは、三井住友カード会員専用のポイントサイトのことをいう。普段のオンラインショッピング時に当サイトを経由することで、最大+ 9.5%のポイントが還元される。
続いてココイコ!とは、使う店舗をあらかじめオンライン上で登録(エントリー)しておくことで、その店舗で決済した際にポイント還元率がアップするものだ。
ココイコ!でのポイントは、ポイントで受け取るか、利用代金の支払いへ充当(キャッシュバック)するかを選べる。
これらの方法を活用し、お得にVポイントを貯めて効率的にマイルを獲得しよう。
※対象のコンビニ・飲食店の利用時
プロモーションやキャンペーンを利用する方法
Oliveフレキシブルペイでは、さまざまなキャンペーンを開催している。
例えば、自身の紹介コードを使用して家族や友人・知人などがOliveアカウントを開設することによって1人あたり1,000ポイントが受け取れる「Oliveアカウント紹介プログラム」なども実施中だ。
このようなキャンペーンを活用して、ポイントを貯めていくのも一つの方法である。
Vポイントとマイル交換の最適タイミング
Vポイントからマイルへは500ポイントごとに交換が可能となるため、Vポイントの有効期限※を鑑みると500ポイント貯まるごとにマイルへ交換するのが最適だろう。
なお、マイル移行までは1週間程度の時間がかかるため、早めに手続きを完了させておくことをおすすめする。
※一般:2年、ゴールド:3年、プラチナプリファード:4年
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マイルへの交換以外にもある!OliveフレキシブルペイのVポイント活用方法
Vポイントを有効活用するために、ここでは以下3点について解説していく。
- Vポイントのその他の使い道
- Oliveフレキシブルペイのメリット
- Oliveフレキシブルペイへの申込み方法
Vポイントのその他の使い道
マイルへの交換以外に、Vポイントの使い道としては以下の5つが挙げられる。
- ポイント払いで使う
- カード利用代金の支払いへの充当
- SBI証券でのVポイント投資
- 他社ポイントへの移行
- 景品などへの交換
貯まったVポイントは、1ポイント1円としてショッピングの際のポイント払いやカード利用代金の支払いに使える。
また、Vポイントを使ってSBI証券にて投資信託の購入もできる。
なお、投資信託の購入も1ポイント=1円として利用可能だ。
まだ投資を始められていない方は、現金を出す必要のないVポイント投資から始めてみるのも一つの手だろう。
加えて、他社ポイントへ移行するという使い方もある。具体的に、交換可能な他社ポイントについて見てみよう。
商品名称 | 交換レート |
---|---|
nanacoポイント | 1ポイント=0.8ポイント |
楽天ポイント | |
dポイント |
上記以外にも交換できるポイントは複数種類存在するが、その多くが1ポイントあたり1円未満の交換レートとなってしまう点には注意しなければならない。
さらに、Vポイント景品カタログに記載のある幅広い商品の中から交換することも可能だ。
このように、Vポイントは各種マイルへの交換以外にもさまざまな用途がある。
自身にあったVポイントの使い方を探してほしい。
Oliveフレキシブルペイのメリット
メリットとして挙げられるのは、以下の2つだ。
- 支払方法が手軽に変更できる
- ポイント払いでもポイントが還元される
「クレジットモード」「デビットモード」「ポイント払いモード」これら3つの支払方法を手軽に変更できるのは、大きなメリットといえるだろう。
通常、支払方法を変更したいのであれば、複数枚のカードを持ち歩く必要がある。
その点、Oliveフレキシブルペイを持っていれば、上記の支払方法を1枚のカードで対応できるのだ。
なお、支払方法はスマートフォンアプリである「三井住友銀行アプリ」で瞬時に変更可能である。
また、ポイント払いで支払うと、一般的にポイント還元が受けられない。
しかし、Oliveフレキシブルペイであれば、ポイント払いで支払った際であっても0.25%のポイントが還元される点もメリットの一つといえる。
Oliveフレキシブルペイの申込み方法
申込み方法は、三井住友銀行の口座を所有しているか否かで手順に違いがある。
それぞれ見ていきたい。
- 「三井住友銀行アプリ」を取得
- アプリを立ち上げ「Oliveアカウントを申し込む(口座開設)」をタップ
- 本人確認書類・顔写真の撮影、リアルタイムチェックにより本人確認を行う
- Oliveアカウントのランク(一般・ゴールド・プラチナプリファード)等を選択
- 名前や住所などの必要事項を入力
- SMS認証を行い、口座開設およびカードの申込み完了
- カード発行通知メールよりアプリにログイン
- 支払いモードを選び、Apple PayやGoogle Payなどのスマホ決済に登録後デビットモードの利用が開始(同時にクレジットモードの審査開始)
- 審査結果メールよりアプリへログイン
- 契約内容を確認し、支払いモードを選んだ後クレジットモードの利用が開始
- 約1週間後にカード本体が到着
- 「三井住友銀行アプリ」を取得
- アプリにログインし、画面中段にある「Oliveアカウントに切替」をタップ
- Oliveアカウントのランク(一般・ゴールド・プラチナプリファード)等を選択
- 名前や住所などの必要事項を入力
- 「フレキシブルペイをはじめる」をタップ
〜口座を所有していない方の手順8以降と同様〜
なお、SMBCデビットを持っている場合は、Oliveフレキシブルペイへの申込みによって解約となる点には注意が必要だ。
加えて、すでに口座を所有している方で、キャッシュカード一体型クレジットカードを使っている場合は、Oliveアカウントへの切替手続き前にそのカードの解約手続きが必要となる点は覚えておいてほしい。
Oliveフレキシブルペイを作成してマイルを効率良く貯めよう!
本記事では、Oliveフレキシブルペイでマイルが貯まる仕組みからマイル還元率は何%なのか、ポイントを効率的に貯めるテクニックまで解説した。
Oliveフレキシブルペイの通常還元率は0.5%であり、200円で1ポイントが貯まる。
そして、ANAのマイルへの交換レートは1ポイント=0.5マイルであるため、マイル還元率は0.25%だ。
しかし、効率的にポイントを貯めるテクニックを駆使することで、ポイント還元率が最大20%、マイル還元率が最大10%まで押し上げられる。
Oliveフレキシブルペイは、マイル還元率の高いカードなのだ。
フライトマイル以外に普段のショッピング等で効率的にマイルを貯めたいと考えている方にとっては、Oliveフレキシブルペイは非常におすすめのカードといえる。
まだ持っていない方は、ぜひこの機会に申し込んでみよう。
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Oliveフレキシブルペイのマイル還元率に関するQ&A
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