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Oliveフレキシブルペイを作るならどれがいい?種類別の違いと「誰におすすめか」を徹底比較

この記事で解決できるお悩み
  • Oliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)の主な違いは?
  • Oliveフレキシブルペイでどのカードを選ぶべきか知りたい
  • カードを比較するときのポイントが知りたい

「Oliveフレキシブルペイには3種類あるけど、どのカードが自分に合っているのかわからない…」

「比較しても、具体的な違いがわからない…」

このような疑問をお持ちの方も多いのではないだろうか。

Oliveフレキシブルペイは利便性が高く、多くの方にとって使いやすいクレジットカードだ。

「一般」「ゴールド」「プラチナプリファード」という3つの種類があるため、比較したうえで自分に合っているカードを選ぼう。

自分に合っているカードを保有することで、快適にカード決済を行える。

また、付帯サービスを活用してお得に生活を送れるだろう。

こちらの記事では。Oliveフレキシブルペイの種類を徹底比較し、カードの選び方のポイントなどを解説する。

最後まで読めば、自身に最も合っているカードを選び、経済的な恩恵を受けながら生活を送れるだろう。

Oliveフレキシブルペイに興味があるものの、どのカードを選ぶべきか悩んでいる方に役立つ内容となっているので、ぜひ参考にしてみてほしい。

目次

Oliveフレキシブルペイの種類と機能を一覧表で比較

まずは、Oliveフレキシブルペイの各ランクの特徴を確認しよう。

スクロールできます
 一般ゴールドプラチナプリファード
年会費永年無料5,500円(初年度年会費無料※)33,000円(初年度年会費無料※)
年会費優遇なし年間100万円以上利用で
翌年以降永年無料
なし
利用可能枠100万円200万円500万円
ポイント還元率
(クレジットモード利用時)
0.5%0.5%1.0%
ポイント還元率
(デビットモード利用時)
0.5%0.5%1.0%
ポイント還元率(ポイント払いモード利用時)0.25%0.25%0.25%
継続特典なし  10,000ポイント
(毎年、年間100万利用の場合)
最大40,000ポイント
(毎年、年間100万の利用ごとに10,000ポイント)
ポイント特典なしなし外貨ショッピング利用特典+2%
プリファードストア(特約店)+1~14%
海外旅行損害保険最高2,000万円最高2,000万円最高5,000万円
国内旅行損害保険なし最高2,000万円最高5,000万円
ショッピング補償なし年間300万まで年間500万まで
空港ラウンジサービスなしありあり
※2024年3月31日(日)でキャンペーンは終了

他社のカードでもいえることだが、グレードが高くなるほど年会費は高額になる一方で、付帯サービスは充実する。

例えば、ゴールド以上になると空港のラウンジサービスが利用でき、付帯保険もグレードが上がるにつれて充実していることがわかる。

自身がクレジットカードに求めている役割や利用したいサービスに応じて、どのグレードを選択するか決めよう。

Oliveフレキシブルペイの機能を種類別に徹底比較

Oliveフレキシブルペイは、グレードごとに年会費やポイント還元率が異なる。各カードの機能やサービスを比較したうえで、自身に合っているカードを選ぼう。

以下で、基本的な情報を含めつつ、どのような違いがあるのか解説する。

基本機能の比較

Oliveフレキシブルペイの年会費は、以下のとおりだ。

  • 一般
    • 無料
  • ゴールド
    • 5,500円
  • プラチナプリファード
    • 33,000円

ゴールドとプラチナプリファードは初年度が年会費無料となっているため、試しに保有することもできる。

キャンペーンは2024年3月31日(日)で終了するため、興味がある場合は早めに申し込もう。

利用限度額は、一般100万円・ゴールドは200万円・プラチナプリファードは500万円となっている。

グレードが上がるごとに限度額が引き上げられ、高額決済に対応できることがわかる。

基本的なポイント還元率は、一般とゴールドは0.5%・プラチナプリファードは1.0%だ。

プラチナプリファードは基本還元率が高く、継続特典であるボーナスポイントも充実している。

メインカードに据えて利用すれば、年会費以上のポイントを獲得できるだろう。

なお、いずれのグレードでも以下の機能が1枚のカードに集約されている。

  • 三井住友銀行のキャッシュカード機能
  • クレジットカード機能
  • 口座から即時引落しのデビットカード機能
  • ポイントカードの機能

専用アプリ内で、支払いモードをスムーズに切り替えることができる。

カードの利用状況や口座残高などをアプリで確認できることから、お金の管理を容易に行えるだろう。

ほかにも、各グレードの共通項として以下が挙げられる。

各グレードの共通項
  • セキュリティに配慮したナンバーレスのデザイン
  • Apple PayとGoogle Pay(Visaのタッチ決済)に対応
  • ライフスタイルに合わせて付帯保険を選択できる

いずれのグレードでも利便性に優れている点は、Oliveフレキシブルペイの魅力といえるだろう。

付帯保険・サービスの比較

Oliveフレキシブルペイは、以下の中から付帯保険を選択できるという特徴がある。

また、グレードに応じて補償金額が異なる。

選べる付帯保険
  • 旅行安心プラン(海外旅行・国内旅行傷害保険)
  • ゴルフ安心プラン(ゴルファー保険)
  • 弁護士安心プラン(弁護士保険)
  • スマホ安心プラン(動産総合保険)
  • 日常生活安心プラン(個人賠償責任保険)
  • ケガ安心プラン(入院保険(交通事故限定))
  • 持ち物安心プラン(携行品損害保険)

各グレードにおける付帯保険の補償金額を表にまとめた。

比較したうえで、自身が求めている補償をカバーできるグレードを選ぼう。

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 一般ゴールドプラチナプリファード
海外旅行損害保険最高2,000万円最高2,000万円最高5,000万円
国内旅行損害保険なし最高2,000万円最高5,000万円
ショッピング補償なし年間300万まで年間500万まで
スマホ安心プラン
(動産総合保険)
画面割れにより修理した場合に3万円
(免責1万円)
画面割れにより修理した場合に3万円
(免責1万円)
画面割れ含む物損(水濡れ、汚損等)・自然故障(電気的・機械的事故)により修理した場合に5万円(免責1万円)
弁護士安心プラン
(弁護士保険)
弁護士費用等:5万円
法律相談費用:10万円
弁護士費用等:5万円
法律相談費用:10万円
弁護士費用等:20万円
法律相談費用:10万円
ゴルフ安心プラン
(ゴルファー保険)
ゴルファー賠償責任補償:20万円
ゴルフ用品補償:3万円
ゴルファー賠償責任補償:20万円
ゴルフ用品補償:3万円
ゴルファー賠償責任補償:5,000万円
ゴルフ用品補償:5万円
日常生活安心プラン
(個人賠償責任保険)
個人賠償責任危険補償:20万円
傷害後遺障害等級第1~7級限定補償:5万円
個人賠償責任危険補償:20万円
傷害後遺障害等級第1~7級限定補償:5万円
個人賠償責任危険補償:100万円
傷害後遺障害等級第1~7級限定補償:5万円
ケガ安心プラン
(入院保険(交通事故限定))
傷害入院補償(交通事故限定、支払限度日数:60日、免責0日):1,000円/日
傷害入院一時金補償(交通事故限定、免責0日):1万円
傷害入院補償(交通事故限定、支払限度日数:60日、免責0日):1,000円/日
傷害入院一時金補償(交通事故限定、免責0日):1万円
傷害入院補償(交通事故限定、支払限度日数:60日、免責0日):3,000円/日
傷害入院一時金補償(交通事故限定、免責0日):2万円
持ち物安心プラン
(携行品損害保険)
携行品損害補償(免責3,000円):3万円 携行品損害補償(免責3,000円):3万円 携行品損害補償(免責3,000円):5万円
受託物賠償責任補償(免責5,000円):10万円

グレードが上がるにつれて、付帯保険の内容は充実している。

より手厚い補償を求めている方にとって、プラチナプリファードを保有することで得られる安心感は大きいだろう。

なお、空港ラウンジサービスに関しては、ゴールドとプラチナプリファードに付帯している。海外旅行や海外出張の機会が多く、フライト前に快適な空間で過ごしたいと考えている方にとって、ありがたいサービスといえる。

三井住友カード(NL)との比較

同じく三井住友フィナンシャルグループが発行しているクレジットカードに「三井住友カード(NL)シリーズ」がある。機能面でさまざまな違いがあるため、こちらも比較してみよう。

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 OliveフレキシブルペイNLシリーズ
カードの決済機能クレジットカード機能
デビット機能ポイント払い機能
キャッシュカード機能
クレジットカード機能のみ
発行ブランドVisaのみ         Visa・MasterCard
(プラチナプリファードはVisaのみ)
支払い日デビットモード:即時口座から引き落とし
クレジットモード:月末締め翌月26日払いのみ
ポイント払いモード:即時ポイント残高から引き落とし
15日締め翌月10日払い/月末締め翌月26日払い(選択可)
支払い口座三井住友銀行の口座のみ三井住友銀行以外の口座も設定可
申し込み対象一般:日本国内在住の方
(クレジットモードは高校生を除く満18歳以上)の方
ゴールド:日本国内在住の満18歳以上の方
(クレジットモードは満20歳以上の本人に安定継続収入のある方)
プラチナプリファード:日本国内在住の満18歳以上の方
(クレジットモードは満20歳以上の本人に安定継続収入のある方)
一般:高校生を除く満18歳以上の方
ゴールド:満20歳以上で本人に安定継続収入のある方
プラチナプリファード:満20歳以上で本人に安定継続収入のある方
通常ポイント還元率一般:クレジットモード・デビットモードともに0.5%
ゴールド:クレジットモード・デビットモードともに0.5%
プラチナプリファード:クレジットモード・デビットモードともに1.0%
一般・ゴールド:0.5%
プラチナプリファード:1.0%
対象のコンビニ・飲食店で最大7%ポイント還元(通常ポイントを含む)対象(クレジットモードでの利用のみ)対象
家族ポイント最大+5%還元対象(クレジットモードでの利用のみ)対象
Vポイントアッププログラム      対象
(デビットモード・クレジットモードでの利用のみ)
対象
(SMBC IDの登録が必要)
スマートフォンアプリ「Vポイント」、Visaプリぺ、かぞくのおさいふへのチャージで0.25%還元 対象
(クレジットモードでの利用のみ)
対象
ポイントUPモール      対象
(クレジットモードでの利用のみ)
対象
ココイコ!      対象
(クレジットモードでの利用のみ)
対象
三井住友カードつみたて投資
(SBI証券)
一般:0.5%
ゴールド:0.5%
プラチナプリファード:5.0%
一般:0.5%
ゴールド:0.5%
プラチナプリファード:5.0%
家族カード      なしあり
Apple Pay/ Google Pay™
(Visaのタッチ決済)  
可能可能
Apple Pay/ Google Pay(iD決済)    可能
(一律デビットモード)
可能
ETC  追加可
(クレジットモードを利用する方のみ、一律でクレジットモードでの支払いとなる)
追加可
PiTaPa  1名につき1枚まで追加可
(クレジットモードを利用する方のみ、一律でクレジットモードでの支払いとなる)
1名につき1枚まで追加可
iD専用カード・WAON追加不可追加可

Oliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)を比較すると、細かい点を含めてさまざまな違いがあることがわかる。

Oliveフレキシブルペイは発行できる国際ブランドはVisaのみだが、三井住友カード(NL)はVisaとMasterCard(プラチナプリファードはVisaのみ)に対応している。

支払い口座に関しても、Oliveフレキシブルペイが設定できるのは三井住友銀行の口座に限られるが、三井住友カード(NL)は三井住友銀行以外の口座も設定可能だ。

自身に最適なカードの選び方

Oliveフレキシブルペイには3つのグレードが用意されており、それぞれ便利な機能が付帯している。

個々人の価値観によって合っているグレードは異なるため、自身に合っているカードを選ぶ際に迷ってしまうこともあるだろう。

以下で、自身に最適なカードを選ぶコツを解説する。

年会費無料のカードを探しているなら一般がおすすめ

年会費無料のカードを探している方であれば、一般カードがおすすめだ。

一般カードは年会費が永年無料となっており、保有にあたってコストが発生しない魅力がある。

クレジットカードの年会費は、年に何回利用しても変わらない。

一度も利用しなくても、毎日のように利用しても同じだ。

そのため、Oliveフレキシブルペイをサブカードとして保有することを検討している方は、無駄なコスト負担を避けるためにも一般カードが向いているだろう。

年会費が無料でありながらも、決済額に応じたポイント付与や付帯保険などの恩恵が受けられる、

また、初めてクレジットカードを持つ方も、一般カードの利用がおすすめだ。

一般カードは利用可能額がゴールド・プラチナプリファードよりも低く抑えられているため、安心して利用できる。

初めてクレジットカードを持つ場合、ついつい使いすぎてしまう可能性が考えられる。

クレジット決済では手元の現金が減少するわけではないため、「お金を使っている」という感覚を失いやすいためだ。

「ついつい使いすぎてしまわないか不安」という方は、まずは一般カードから申し込むことをおすすめする。

年間100万円以上の利用が見込まれるならゴールドがおすすめ

年間100万円以上のクレジット利用が見込まれる場合は、ゴールドカードを検討しよう。

ゴールドカードは年会費が5,500円発生するが、年間100万円以上の利用があれば、翌年以降の年会費が永年無料となる。

つまり、ゴールドランクのカードを、初年度のみのコスト負担で保有し続けることが可能だ。

ゴールドランクならではの充実したサービス(空港ラウンジや一般カードよりも手厚い保険など)を享受できるため、コストパフォーマンスは非常に高いといえる。

年間100万円の決済を達成するには、毎月平均で約83,000円の利用があれば良い。

Oliveフレキシブルペイをメインカードとして利用すれば、比較的簡単に達成できる金額だ。

ゴールドカードを持っていることで、自身のステータスを高められるメリットも見込める。

ゴールドカードは一般ランクよりも審査が厳しいことから、保有していることで「一定のステータスがあることをカード会社から認められた」という証明になるからだ。

年間100万円以上のカード決済が見込まれる方や、ビジネスパーソンとしてある程度のステータスを証明できるツールが欲しいという方は、ゴールドカードの申し込みを検討すると良いだろう。

グレードの高さやポイント還元の充実度を重視するならプラチナプリファードがおすすめ

グレードの高さ、ポイント還元の充実度を重視する方におすすめなのがプラチナプリファードだ。

プラチナプリファードは、基本還元率が1.0%となっており、一般・ゴールドの2倍となっている。

つまり、ポイントの貯まりやすさに2倍の差がつくことになる。

ほかにも、継続特典として最大40,000ポイント(決済額100万円ごとに10,000ポイント)付与されることから、メインカードとして利用すれば効率よくポイントを獲得できる。

毎月平均で約33万円以上の決済をプラチナプリファードで行えば、継続特典を最大限受け取れる。

家族で暮らしている人が生活費の決済をプラチナプリファードに集約すれば、クリアできる金額だ。

継続特典以外にも、通常獲得できるポイントを含めて考えれば、年会費以上のポイントを得られるだろう。

さらに、プラチナプリファードはSBI証券で積み立て投資を行ったときの還元率が5.0%だ。

一般が0.5%、ゴールドが1.0%であることを考えると、還元率の高さが際立つ。

新NISAの開始に伴って資産運用を行う人が増えていることから、まだ資産運用を行っていない方はSBI証券で口座開設をすると良いだろう。

資産運用で効率よくお金を増やしつつ、ポイントも獲得できるため一石二鳥だ。

Vポイントの使い道を解説

Oliveフレキシブルペイで獲得できるVポイントは、さまざまな用途で利用できる。

プラチナプリファードでは効率よくポイントが貯められる旨を解説したが、どのような用途で使えるのか確認しておこう。

「ポイント払いモード」で支払う

獲得したVポイントは、「ポイント払いモード」に設定すれば1ポイント1円で利用できる。

Visaのタッチ決済やiD加盟店で利用できるため、多くの店舗で利用可能だ。

Visa加盟店であればネットショッピングでも利用できるため、普段の買い物で活躍してくれるだろう。

カード請求額に充当する

Vポイントは、1ポイント1円としてカードの支払い金額に充当できる。

近隣にVisaのタッチ決済やiD加盟店がないときは、キャッシュバックを申し込もう。

カード請求額が減れば、家計の助けになるだろう。

実質的に普段の買い物でポイントを活用していることと同じだ。

なお、交換したポイントがカード請求額を超えている場合は、超過分が翌月に繰り越される。(繰り越しの有効期限は3ヵ月間)

このように、無理に買い物でポイントを消化する必要がない点も、Vポイントのメリットといえるだろう。

SBI証券で投資に充てる

SBI証券の口座を開設している方であれば、獲得したVポイントをSBI証券の投資に充てることができる。

「いきなり自分のお金を投資に回すのは怖い」という方は、お試し感覚でポイント投資を検討してみよう。

実際にポイント投資を通じて、値動きに慣れ、経済ニュースに親しむことができる。

気軽に投資経験を積んで経済の知見を深めたいという方は、ポイント投資を行ってみてはいかがだろうか。

ギフトカード・景品との交換

Vポイントは、Amazonギフト券やGoogle Playギフトコードなどのギフトカードと交換できる。

また、三井住友カードVJAギフトカードとの交換も可能なので、誰かにプレゼントを贈る場面でも役立つ。

ギフトカードのほかにも、家電製品や食品をはじめとした景品とも交換可能だ。

自分に対して景品を贈るのはもちろん、誰かにプレゼントする用途でも活用できる。

マイレージとの交換

Vポイントは、以下のようにマイレージへ交換できる。

ANAマイル1ポイント=0.5マイル
ソラシドエアマイル1ポイント=2マイル
AIRDOポイント1ポイント=0.05ポイント

旅行に行く機会が多い方であれば、Vポイントよりもマイレージへ交換したほうが良い可能性がある。

マイレージへ交換して飛行機代を浮かせることができれば、その分を現地での食事やアクティビティに充て、より旅行を楽しむことができるだろう。

Oliveフレキシブルペイのグレード選びで意識すべきポイント

Oliveフレキシブルペイに申し込むにあたって、どのグレードを選択すべきか迷うこともあるだろう。

一度選択したグレードは後になって変更できないため、適当に選ぶべきではない。

以下で、グレード選びの際に意識すべきポイントを解説する。

審査に通過できそうか

Oliveフレキシブルペイを保有しようと考えていても、クレジットモードを利用する際には審査に通過する必要がある。

前提として「申し込んだからと言って必ず保有できるとは限らない」点に留意しよう。

審査が行われるのは、クレジットカードが「立て替え払い」の仕組みだからだ。

利用者がカード決済した代金は、一度カード会社が立て替えている。

本人に代金を支払える経済力がなければ、カード会社が立て替えた分は貸し倒れとなってしまう。

つまり、カード会社からすると損失になってしまうため、必ず審査が行われるのだ。

また、カードのグレードが上がるほど審査の難易度は高くなると考えられる。

例えば、まだ若くて収入が低い方や初めてクレジットカードを持つ方の場合、ゴールドやプラチナプリファードの審査に通過できない可能性が考えられるだろう。

自身の経済力を客観的に評価して、どのグレードのランクに申し込むか決めよう。

自身の信用情報は良好か

カードに審査に通過するかどうかを判断するうえで非常に重要となるのが、信用情報だ。

信用情報とは、これまでのクレジットカードやローンの申し込み状況、利用状況などを客観的にまとめた情報だ。

  • どのカードに申し込んだのか
  • 解約したことはあるのか
  • キャッシングの利用歴はあるか
  • 銀行や消費者金融から借り入れはあるか
  • 借り入れがある場合、きちんと返済できているか
  • 債務整理を行った記録がないか

上記のような内容をイメージを持つといいだろう。

カード会社は、本当にカードを発行しても問題ないかどうか判断するために、信用情報をほぼ必ずチェックすると考えてほしい。

信用情報に特段問題がない場合は、審査に通過できる可能性は高いだろう。

逆に、カード利用代金の引き落としやローンの返済を延滞している記録があると、信用情報に問題がある状態だ。

クレジットカードは信頼関係に基づくものである以上、信用できるかどうかの判断は欠かせない。

日ごろから金融サービスは計画的に利用し、問題を起こさないように意識すべきだろう。

年間利用額はいくら見込まれるか

年間利用額がいくら見込まれるかどうかは、どのグレードを選択するかの重要な要素となる。

例えば、年間100万円以上の利用が見込まれる場合、ゴールドを保有すれば2年目以降の年会費が永年無料となり、継続時にボーナスポイントが付与される特典がある。

初年度に5,500円の年会費が発生するとはいえ、獲得できるポイントだけで十分に年会費以上のリターンを得られる。

年間100万円の利用があったとして、基本還元で獲得できるポイントだけで5,000ポイントだ。

実際には、継続時の特典だけでなく、もろもろのボーナスポイントが付与される公算が高いことからトータルで見るとプラスだろう。

ほかにも、プラチナプリファードを保有する際にも、年間利用額との兼ね合いを考える必要がある。

プラチナプリファードの年会費は33,000円、基本還元率は1.0%となっている。

単純計算で、年間330万円以上の利用が見込まれる場合、獲得できるポイントで年会費をペイできる。

また、プラチナプリファードでは継続時に最大40,000ポイントが付与される。

年会費無料の一般カードも十分に魅力的だが、年間利用額によってはゴールドやプラチナプリファードのほうがお得になる点は押さえておきたい。

付帯サービスをどの程度まで求めるか

カードの付帯サービスに、どの程度の充実度を求めるかも検討しよう。

一般ランクよりもゴールドやプラチナプリファードのほうが、付帯しているサービスは充実している。

例えば、ゴールドとプラチナプリファードには空港ラウンジサービスが付帯しているが、一般カードにはない。

また、付帯保険の補償範囲や補償金額をみても、ゴールドやプラチナプリファードのほうが手厚い。

自身の生活スタイルや趣味、価値観などにあわせて、どの程度の付帯サービスを求めるか考えてみよう。

基本還元率やポイントアッププログラムの詳細にも差があるため、細かい違いまで押さえることが大切だ。

グレードの高さはどの程度求めるか

クレジットカードに、どの程度のグレードを求めているかも含めて検討しよう。

クレジットカードの主な用途は決済手段だが、ハイグレードなカードは保有者のステータスを示す要素となる。

ビジネスパーソンとして対外的な信頼を得る必要がある場合は、一般カードよりもゴールドやプラチナプリファードのほうが恰好がつくだろう。

単純に「カードのグレードの高さ=その人の偉さ」とはならないが、ハイグレードなカードを保有していたほうが信頼を得やすい。

その理由は、グレードが高まるほど、カード会社による審査が厳格になるためだ。

つまり、グレードの高いカードを保有している人は「カード会社からの厳しい審査に通過した人」ということを証明できるのだ。

ビジネスパーソンにとって、信頼は非常に重要なものだ。

自身の価値を高めるだけでなく、新しいビジネスチャンスをつかむためにも、ハイグレードなカードは有用な存在になりうる。

Oliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)のどちらを選ぶべきか

Oliveフレキシブルペイ内のグレードだけでなく、三井住友カード(NL)の機能を比較したうえで、どちらを選ぶべきか検討しよう。

Oliveフレキシブルペイは非常に便利なカードだが、場合によっては三井住友カード(NL)のほうが向いている可能性がある。

三井住友カード(NL)がおすすめの人
  • 最短即日発行を希望している人
  • VisaではなくMasterCardで発行したい人
  • 三井住友銀行以外の口座からの引き落としを希望している人

上記のいずれかに該当する人は、三井住友カード(NL)のほうが向いている可能性が考えられる。

同じ三井住友フィナンシャルグループが提供しているカードでも、各カードのシリーズで希望が異なる点には注意が必要だ。

三井住友カード(NL)は最短即日発行に対応しているため、申し込んだその日から利用できる可能性がある。

また、引き落としを三井住友銀行以外に指定できるため、他社銀行をメインバンクとしている方と好相性だ。

自身の生活スタイルに合っているカードを選ぶことで、快適に決済しつつ、カードの恩恵を受けられる。

申し込むカードは安易に決めるのではなく、きちんと吟味することが大切だ。

Oliveフレキシブルペイの発行方法

最後に、Oliveフレキシブルペイの発行方法を解説する。

三井住友銀行の口座を保有しているかどうかで、流れは異なる。

三井住友銀行の口座を持っていない
  1. 三井住友銀行のアプリをダウンロードする
  2. 「Oliveアカウントを申し込む」を押す
  3. アプリ上で本人確認をする
  4. アカウントランク(一般、ゴールド、プラチナプリファード)を選ぶ
  5. 申し込み情報を入力する
  6. SMS認証を行う
  7. 三井住友銀行の口座開設とカード申し込みの手続きが完了する
  8. 約3日後にカード発行通知が届く
  9. カード発行通知メールからアプリにログインしてSMBC IDでログインする
  10. 支払方法を登録する
  11. モバイル決済を登録する
  12. デビットモードの設定が完了する
  13. クレジットモードの審査結果がメールで届く
  14. メールが届いたらアプリにログインする
  15. クレジットモードの契約内容を確認する
  16. 支払いモードを選択する
  17. 約3日~4日後にクレジットカードの現物が届く
三井住友銀行の口座を持っている
  1. 三井住友銀行のアプリをダウンロードする(すでにダウンロード済の方は不要)
  2. アプリにログインする
  3. 「Oliveアカウントに切替」を選択する
  4. アカウントランク(一般、ゴールド、プラチナプリファード)を選ぶ
  5. 申し込み情報を入力する
  6. フレキシブルペイの設定に進む
  7. 支払方法を登録する
  8. モバイル決済を登録する
  9. デビットモードの設定が完了する
  10. クレジットモードの審査結果がメールで届く
  11. メールが届いたらアプリにログインする
  12. クレジットモードの契約内容を確認する
  13. 支払いモードを選択する
  14. 約3日~4日後にクレジットカードの現物が届く

申し込みの手続きは、数十分もあれば完了する。

スマホ上で完結する手軽さも魅力となっているため、興味がある方は申し込んでみよう。

Oliveフレキシブルペイの機能を比較して最も合うカードに申し込もう

Oliveフレキシブルペイへの申し込みを検討する前に、一般・ゴールド・プラチナプリファードの違いや(NL)シリーズとの違いを比較することが欠かせない。

それぞれポイント還元率や付帯サービスなどが異なるため、自身に合ったカードを選ぶためにも、詳細な点まで比較しよう。

  • 審査に通過できそうか
  • 自身の信用情報は良好か
  • 年間利用額はいくら見込まれるか
  • 付帯サービスはどの程度まで求めるか
  • グレードの高さはどの程度求めるか

主に上記のポイントを意識すればいいだろう。

自身に合ったカードを選択し、保有することで快適にカード決済を行える。

また、年間利用額をシミュレーションして、最も効率よくポイントを獲得できるかという視点で選ぶのもおすすめだ。

Oliveフレキシブルペイは利便性が高く魅力的なカードではあるものの、きちんと比較しないまま適当に選ぶのはもったいない。

こちらの記事を参考にしながら、自身の生活スタイルや価値観に最も合っているカードに申し込もう。

Oliveフレキシブルペイに関するQ&A

Oliveフレキシブルペイの利用で気をつけるべき点は?

利用する際に気を付けるべきポイントは、きちんと金銭管理を行い、使いすぎないように注意することだ。

特に、Oliveフレキシブルペイを比較するとゴールドやプラチナプリファードなど、グレードが上がる度に利用可能枠も大きくなる。

初めてクレジットカードを持つ方は、ついつい使いすぎないように注意しよう。

三井住友カード(NL)とOliveフレキシブルペイの主な違いは何ですか?

三井住友カード(NL)とOliveフレキシブルペイの主な違いを比較したとき、三井住友カード(NL)ならではの特徴は以下のとおりだ。

  • 最短即日発行に対応している
  • Visa以外にもMasterCardの国際ブランドで発行できる
  • 三井住友銀行以外を引き落とし口座で指定できる

Oliveフレキシブルペイは便利なカードだが、人によっては三井住友カード(NL)のほうが使いやすいケースが往々にして有りうる。

細かいポイントを比較したうえで、自身に合っているカードを選択しよう。

カード選びで最も重視すべきポイントは何ですか?

カード選びの際に、重視すべきポイントは以下のとおりだ。

細かい点まで挙げるとキリがないが、「これは絶対確認すべき」という要素をまとめた。

  • 年会費はいくらか
  • ポイント還元率はどの程度か
  • 年会費が発生する場合、年間利用見込額を考えたときに得する可能性が高いか
  • 付帯サービスは自身の生活に役立つか
  • 獲得したポイントは使いやすいか

上記を確認しておけば、発行後に後悔するリスクを防げるだろう。

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