「値上げするなら乗り換えたい…」という声が急増中
2025年8月5日に掲載されたアメックス公式のお知らせによると、Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カードの年会費が今秋に改定される。
「49,500円でもギリギリだったのに…」
「ホテルの無料宿泊特典を使えない」
といった不満が噴出中。
そこで本記事では、年会費やサービス水準が近い他の有力候補カードと徹底比較し、あなたに最適な1枚を見つけよう。
- 年会費は82,500円に上がり、無料宿泊は400万円+継続、プラチナ資格は500万円利用へ
- この記事で提案する代替の6枚なら「年200万円前後の決済」または「年2泊の優待活用」で年会費回収が現実的
- 数字の根拠は本文の「数字でわかる損益分岐」を参照
Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カードの年会費&特典改定まとめ【2025年11月適用】
アメリカン・エキスプレスは 2025年11月からMarriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カードの年会費を大幅に引き上げると同時に、 無料宿泊やエリート資格などの条件をアップデートする。
まずは変更点をコンパクトに整理していこう。
項目 | 現行 (〜2025/10) | 改定後 (2025/11〜) |
---|---|---|
年会費(本会員) | 49,500円(税込) | 82,500円(税込) |
家族カード 1枚目 | 無料 | 無料(継続) |
家族カード 2枚目以降 | 24,750円 | 41,250円 |
無料宿泊特典 (FN: Free Night) | 年間150万円利用で最大50,000ポイント相当 | 年間400万円利用+継続で1泊最大75,000ポイント相当 |
プラチナエリート 取得条件 | 年間400万円利用 | 年間500万円利用※1 |
ダイニング特典 | ―(設定なし) | 「ポケットコンシェルジュ」20%キャッシュバック※2 |
適用スケジュール | ― | 新特典:2025/10/28開始 新年会費:2025/11月請求分より |
- 2025年内は暫定400万円
- 半年ごと上限5,000円/年1万円
つまり年会費が8.25万円へ跳ね上がる一方で、「無料宿泊の交換上限は +25,000ポイント」「プラチナエリート条件は今までより+100万円」などと、特典進呈のハードルも引き上げられた。
「年会費に見合うだけの価値を取り切れる?」
このように感じている人も多いはず。
そこでこの記事では、代わりになるプラチナカードの選択肢やその選び方を詳しく解説していく。
解約タイミングと注意点(無料宿泊・請求日の前後関係)
- 無料宿泊の付与日を確認
付与直後に解約が基本的にロスが少ない - 年会費の請求予定日をチェック
請求後は返金不可 or 一部のみのケースあり - 未消化の無料宿泊予約がある場合は利用してから解約を検討
解約後もポイントは会員アカウントに残る(失効ルールに注意/24か月無活動で失効)。
なお、家族カードは1枚目無料のまま、2枚目以降が41,250円に上がるため、家族構成によっては総コストが大きく変わるだろう。
マリオットボンヴォイの代わりになるカードを選ぶ3つの基準
「年会費が上がるなら乗り換えたい。でも、次に選ぶべき1枚はどう決めればいいの?」
そんな疑問を解決するには、カードごとの「実質コスト」と「特典内容」を数字で見える化し、さらに付帯サービスまでしっかり比較することが大切だ。
次の3ステップで比べれば、「あなたにとって最もコスパのよいカードがどれか」の答えが自然と見えくるだろう。
年会費を“実質”で見る — ペイラインが3万円前後か
年会費だけを見て「高い」「安い」と判断してしまうと、どうしても感覚的な評価にとどまりがちだ。
しかしプラチナ級カードは、①継続ボーナスポイント、②高還元率で貯まるポイント・マイル、③無料宿泊・ラウンジ・手荷物宅配などの実費削減効果がある。
そのため、表面的な金額だけでなく、実質的なコストパフォーマンスに目を向けることが、後悔しないカード選びの第一歩なのだ。
例えば三井住友カード プラチナプリファードは、継続ボーナスだけで最大4万Vポイント(約4万円相当)が得られるため、実質年会費ゼロどころかプラス収支に転じるケースもある。
■ 計算式の例:(年間獲得ポイント+特典の円換算価値) − 年会費 = 実質コスト
この計算式で+3万円以内、もしくは少なくともプラス域が見込めるカードを選ぶと、「払って損する」リスクを極小化できる。
ホテル優待か決済還元か — 自分の“価値軸”を決める
Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カードは、「無料宿泊1泊」という特典に全振りした、わかりやすい価値提供が魅力だった。
そのため、代わりのカードを探す際は、「自分が最も重視するベネフィットは何か?」を最初に明確にすることが、迷わない選び方のコツだ。例えば、
ホテル特典が欲しいなら
ラグジュアリーカードやアメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カードなら、毎滞在で朝食&アップグレードを“確定”提供。
また、JCBプラチナも全国の厳選ホテルや旅館に優待料金で宿泊できる「JCBプレミアムステイプラン」が付いている。
日常決済で得をしたいなら
三井住友カード プラチナプリファードは常時1%+特約店最大10%還元※のほか、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス ®・カードはJALマイル1.125%。
どちらも使うだけで年会費超のポイントが貯まる。
このように“ホテル特典”と“高還元率”に二分するだけで、候補が一気に絞り込める。
重視ポイントがブレると「結局どちらも中途半端」なカードを選びがちなので注意しよう。
ラウンジ・付帯保険で旅行コストも削る
年1〜2回でも海外・国内旅行に行くなら、プライオリティ・パス(PP)や手荷物無料宅配の有無は見逃せない。
PPプレステージ会員は通常469USドル、手荷物宅配は往復で約6,000〜9,000円相当だ。
とりわけ同伴者まで無料になるセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス ®・カードや、PP+レストラン特典のラグジュアリーカードは、家族旅行・出張で役立つ。
さらに、最高1億円レベルの旅行傷害保険やキャンセルプロテクションが付くカードを選べば、予期せぬ出費リスクまでカバーでき、トータルの旅コストを大幅に圧縮できる。
マリオットボンヴォイの代わりに選びたいおすすめカード6選
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス ®・カード | 三井住友カード プラチナプリファード | ラグジュアリーカード チタン | ダイナースクラブカード | JCBプラチナ | アメリカン・エキスプレス®・ ゴールド・プリファード・カード | |
---|---|---|---|---|---|---|
デザイン | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
年会費 (税込) | 33,000円 初年度無料 | 33,000円 | 55,000円 | 24,200円 | 27,500円 | 39,600円 |
核となる特典 | JALマイル還元率1.125% プライオリティ・パス同伴1名無料 | 通常1%+特約店2–10% 入会4万ポイント・継続最大4万ポイント | HoteLuxエリート プライオリティ・パス 映画鑑賞券毎月プレゼント | エグゼクティブダイニング ゴルフ優待 プライオリティ・パス | プライオリティ・パス プレステージ会員 グルメベネフィット JCBラウンジ | 年200万決済で無料宿泊 1万円分のトラベルクレジット プライオリティ・パス年2回 |
Marriott比 メリット | 宿泊しなくてもマイルで回収 | 日常決済だけで年会費≒0円 | 朝食&アップグレード確約のホテル特典 | 会食2回で年会費相殺 | 国内ブランド+PP最上位で快適旅 | 200万円決済で必ず1泊無料 |
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス ®・カード — “マイル”とラウンジで年会費を超える
年会費は33,000円(初年度無料)ながら JALマイルの実質還元率1.125% を実現。
年間300万円決済なら約45,000円分のマイルが貯まり、年会費を上回る。
また プライオリティ・パスのプレステージ会員資格が同伴者1名まで無料 で付帯するため、家族旅行で1回使うだけでも約9,000円相当の価値だ。
宿泊特典に縛られるマリオットと異なり、飛行機+ラウンジ という汎用的なベネフィットで確実に元が取れるのが強みだ。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス ®・カード
ここがおすすめ!
- 新規入会後3ヶ月間のショッピング利用で永久不滅ポイントが基本の4倍還元
- 海外ショッピング利用でポイント2倍
- JALのマイルの還元率最大1.125%
- SAISON MILE CLUBなら永久不滅ポイントがJALマイルへ自動移行
- 最短3営業日で発行

基本還元率 | 0.5% |
---|---|
年会費 | 初年度:無料 次年度以降:33,000円(税込) |
旅行特典 | 通常年会費16,000円(税込)の「Tablet Plus(タブレット・プラス)」が無料 Tablet® Hotels加盟ホテルでVIPアップグレード |
マイル | 交換可能マイル:JALのマイル 交換レート: 1,000円利用 = 10 JALマイル(=1.0%相当) さらに永久不滅ポイント2,000円ごとに1ポイント付与(1ポイント=2.5マイル換算時、0.125%相当) 合計 1,000円利用 = 11.25マイル(=1.125%相当) 実質還元率:約2.25%(1.125%×2円換算) |
三井住友カード プラチナプリファード — 高還元“決済特化”で実質0円も
通常還元1%に加え、コンビニや大手チェーンで最大10%が上乗せされる「プリファードストア」設計※。
さらに 入会40,000ポイント+毎年100万円利用ごとに10,000ポイント(最大40,000ポイント) の継続ボーナスがあり、年200万円程度の決済で年会費を回収し、以後はプラス収支も狙える。
宿泊頻度が少なくても日常決済だけで“年会費≒0円” を実現できるのはマリオットにはない魅力だ。
三井住友カード プラチナプリファード
ここがおすすめ!
- 最短10秒で即日発行
- 入会3ヶ月後までに40万円以上利用で40,000ポイント
- 前年100万円の利用で10,000ポイントの継続特典(最大40,000ポイント)
- プリファードストアで合計最大10%還元※1

基本還元率 | 1.0% |
---|---|
年会費 | 33,000円(税込) |
旅行特典 | Vトリップの利用で最大10%還元※2 ・V会員番号設定:0.5%還元 ・Vpass ID設定と決済:最大9.5%還元 |
マイル | 交換可能マイル:ANAマイレージクラブ 交換レート:1ポイント = 0.6マイル 実質還元率:約1.2%(1%還元の場合) |
- 対象のコンビニ・飲食店でのスマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済でポイント最大7%還元※最大7%内訳(通常ポイント0.5%+スマホのタッチ決済利用6.5%)。※商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗あり※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。カード現物のタッチ決済の還元率は異なります。※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿して支払い必要な場合あり。その場合、支払い分はタッチ決済分のポイント還元の対象外となる。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、利用店舗によって異なる場合あり※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイント交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合あり※Google Pay™ 、Samsung Walletで、Mastercard®タッチ決済はご利用いただけません。ポイント還元は受けられませんので、ご注意ください。
- 最大10%のうち9.5%は、三井住友カードの通常ポイント分とVトリップのご利用特典分を合算した還元率です。最大10%のうち0.5%は、Vトリップ内でV会員番号の設定をすることでCCCMKホールディングスから付与されます。最大10%となるのは、三井住友カード プラチナプリファードもしくはOliveフレキシブルペイ プラチナプリファードで海外ホテルの予約をした場合です。決済に利用されたVポイントが貯まるカードの種類と予約された旅行サービスによって還元率は異なります。ポイント還元の詳細については本ページの注意事項を必ずご確認下さい。
ラグジュアリーカード チタン — 毎年“確定”するホテル優待でペイ
55,000円の年会費でメタル製Mastercardが手に入るうえ、HoteLuxエリートプラス(通常499ドル)を永年付帯。
これにより国内外の高級ホテルで朝食・客室アップグレード・100ドルクレジットなどが毎回確約され、年2泊程度でも年会費を超える価値が固定化される。
宿泊特典が年間利用額に左右されるマリオットより、「確定ベネフィット」 を重視する層に最適だ。
ラグジュアリーカード チタン
ここがおすすめ!
- 基本還元率1%
- 通常499ドル(約70,000円)相当のHoteLuxエリートプラス会員資格を毎年付与
- 1滞在あたり平均70,000円相当のラグジュアリーホテル優待
- ポイント減算対象なし・移行上限なしで賢くマイルが貯まる・使える
- 2名様以上所定のコースご予約で1名様分が無料※

基本還元率 | 1.0% |
---|---|
年会費 | 55,000円(税込) |
旅行特典 | HoteLux(ホテラックス) エリートプラス会員資格が毎年付与 ラグジュアリーホテル優待(国内外5,000軒以上対象) 提携ホテル上級会員ステータス |
マイル | 交換可能マイル:JALマイレージバンク、ANAマイレージクラブ、マイレージプラス 交換レート:1ポイント = 0.6マイル 実質還元率:約1.2% 最大マイル還元率:(ANA)約2.5%、(JAL)約2.35% |
\ あなたの日常を特別にする1枚/
- 最大6名様のご予約で3名様無料
ダイナースクラブカード — 会食が多い人なら最速で回収
24,200円というプラチナ級では破格の年会費で、エグゼクティブダイニング(所定コース2名以上で1名無料) を利用可能。
1回15,000円程度のコースを年2回使うだけで年会費を上回る。
ゴルフやトラベル優待も充実しており、“食”や接待が多いビジネスパーソン にとってはマリオットより早く、確実にコストを回収できる。
ダイナーズクラブカード
ここがおすすめ!
- 利用可能額の一律制限・ポイント有効期限なし※1
- 国内/海外パッケージツアーが最大5%割引
- 対象のコンビニ・飲食店でポイント5倍※2
- 1名入会で10,000円キャッシュバックの紹介プログラムあり

基本還元率 | 0.4% |
---|---|
年会費 | 24,200円(税込) |
旅行特典 | パッケージツアーが 最大5%割引で予約可能 国内外の厳選ホテル・旅館での宿泊特別割引・優待 一休.comのクーポン提供や「プラチナ会員」ステータス体験 ホテルのステータスアップグレード特典(クラブホテルズやStatus Match) |
マイル | 交換可能マイル: JALマイレージバンク、ANAマイレージクラブ、マイレージプラス、スカイマイル、スカイパス、キャセイ 交換レート: 航空会社により変動 最もお得なのはANAマイル(1,000ポイント=1,000マイル) 実質還元率:約0.4%(ANAマイルの場合) |
\ 条件達成でポイント5倍! /
- ご利用可能枠は、会員お一人様ごとのご利用状況やお支払い実績などによって個別に設定しています。
- ポイント5倍は通常のポイント分を含んだ換算率となります。サービスの詳細は上記「いつものお店でポイントボーナスの詳細を見る」からご確認のうえ、ご利用ください。
JCBプラチナ — 国産ブランドでプライオリティ・パス プレステージを満喫
JCBプラチナには 年会費27,500円 で プライオリティ・パス(プレステージ) が付帯。
家族カード1枚無料&京都駅「JCB Lounge 京都」など、国内向けサービスも豊富だ。
旅行保険は最高1億円、24時間365日のコンシェルジュも完備し、国内旅行+空港ラウンジを重視する層 にはマリオットより使い勝手がよい選択肢となる。
JCBプラチナ
ここがおすすめ!
- 税込50万円以上の利用で初年度年会費27,500円キャッシュバック※1
- 新規入会&利用で最大33,000円キャッシュバック※1
- JCBの優待店でポイント最大20倍
- 海外での利用でポイント2倍
- 約10,500円相当のプライオリティ・パスが無料付帯

基本還元率 | 0.50% |
---|---|
年会費 | 27,500円(税込) |
旅行特典 | 50,000円分の星野リゾート宿泊ギフト券プレゼント※2 全国の厳選ホテルや旅館に優待料金で宿泊できる「JCBプレミアムステイプラン」 海外の高級ホテルでアップグレードや特典が受けられる「海外ラグジュアリーホテルプラン」 |
マイル | 交換可能マイル: JALマイレージバンク、ANAマイレージクラブ、スカイマイル 交換レート:1ポイント = 3マイル 航空会社により変動 最もお得なのはANAマイル(1,000ポイント=1,000マイル) 実質還元率:約3.0%(マイル価値を1マイル=2円換算時) |
- 新規入会期間:2025年7月1日〜9月30日
- 2025年7月1日〜9月30日に税込250万円以上利用された方対象
アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カード — 200万円決済で1泊無料+1万円分のトラベルクレジット
決済額に応じたリターンが大きく、年間200万円利用で国内ホテル1泊(フリーステイギフト)と10,000円分のトラベルクレジットが必ず進呈される。
ポイントも対象加盟店で3倍、ポケットコンシェルジュ経由の予約で20%キャッシュバック(上限10,000円)などダイニング特典が豊富だ。
宿泊頻度が少なくても「決済だけで無料宿泊が保証される」ため、“ライトユーザーでも損しにくい” のがマリオットとの最大の差別化ポイントだ。
アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カード
ここがおすすめ!
- 年間200万円以上の利用で国内対象ホテルで1泊2名分の無料宿泊券
- カード更新時に10,000円分のトラベルクレジット
- プライオリティ・パス年会費無料+1回35ドルが年2回無料
- 入会&利用条件達成で合計120,000ポイント※1

基本還元率 | 1.0% |
---|---|
年会費 | 39,600円(税込) |
旅行特典 | 年間200万円以上の利用で「フリー・ステイ・ギフト」(国内対象ホテルで1泊2名分の無料宿泊券) 「トラベルクレジット」(アメックストラベルオンラインで使える10,000円分) |
マイル | 交換可能マイル: JALマイレージバンク、ANAマイレージクラブ、スカイマイルを含む全⚪︎社 交換レート:1,000ポイント = 1,000マイル※2 実質還元率:約2.0%(マイル価値を1マイル=2円換算時) |
- メンバーシップ・リワード®のポイントです。獲得ポイントには通常ご利用ポイント10,000ポイントを含みます。
- ANA移行には年会費5,500円(メンバーシップ・リワード・プラス登録時)必要。その他航空会社は手数料不要
数字でわかる損益分岐|年会費はどれくらいで元が取れる?
年会費が上がっても、代替プラチナ6枚なら「年200万円前後の決済」や「年2泊のホテル優待」で年会費は回収できる。
具体的な損益分岐を下表で確認しよう。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス | 三井住友カード プラチナプリファード | ラグジュアリーカード チタン | ダイナースクラブカード | JCBプラチナ | アメックス・ゴールド・プリファード | |
---|---|---|---|---|---|---|
年会費(税込) | 33,000円(初年度無料) | 33,000円 | 55,000円 | 24,200円 | 27,500円 | 39,600円 |
主力特典の円換算 (前提) | JALマイル1.125%相当 ※1マイル=1.4円換算 | 通常1%+継続特典1万P/100万円(最大4万P/年) ※1P=1円換算 | HoteLuxエリート:朝食2名(1泊)≒6,000〜10,000円/室 ホテルクレジット≒15,000円/泊/映画券≒1,000円/月 | エグゼクティブダイニング:所定コース1名無料 (想定単価 12,000〜15,000円) | PP(プレステージ)付帯 空港ラウンジ≒4,000円/回/手荷物宅配 往復≒3,000円 | 年200万円決済で フリーステイギフト(≒30,000〜50,000円) +トラベルクレジット10,000円 |
元が取れる目安 (試算例) | 年約210万円決済で33,000円相当→年会費クリア PP同伴1名無料を年2回使うと更にお得 | 年200万円決済で 通常20,000P+継続20,000P=40,000円相当 →年会費超え | 年2泊で朝食×2(12,000〜20,000円)+クレジット×2(30,000円)+映画(12,000円)= 計 ≒54,000〜62,000円 →年会費クリア | 年2回の利用で24,000〜30,000円相当 →年会費クリア 月1で使えば大幅プラス | PP 6回/年(≈24,000円)+手荷物宅配(≈3,000円)= 計 ≒27,000円 → 年会費ほぼクリア ※家族分で利用すると更に有利 | 年200万円決済で計 ≒40,000〜60,000円相当 →年会費クリア |
おすすめな人 | 出張・経費決済をマイル化して実質負担を下げたい | 日常決済メインで実質年会費0円を狙いたい | 毎回朝食・UG“確約”で高級ホテルを安定享受したい | 会食・接待が多い/外食で確実に回収したい | 国内移動+空港ラウンジ活用、国産ブランド志向 | 宿泊回数は多くないが、確実に1泊確保したい |
試算の前提・注記
- ポイントは特記なき限り1ポイント=1円、JALマイルは1マイル=1.4円で概算。
- 空港ラウンジの価値は1回=約4,000円で便宜上評価(実費・空港や利用内容により変動)。
- ホテル朝食/クレジットの金額は提携ホテルやレートで変動するため幅で表示。
- 継続特典・優待は変更/終了の可能性があるため、詳細は各社公式ページをご確認ください。
- 本表は「元が取れる目安」を示すもので、実際の価値はご利用状況で上下します。
よくある質問
- マリオットボンヴォイの年会費はいくらに、いつから改定されますか?
-
基本カード年会費は82,500円(税込)に改定され、2025年11月の請求分から順次反映予定です。
特典の新条件(無料宿泊・ダイニング等)は2025年10月28日から適用開始予定です。
- 今回の改定で何が変わりますか?(要点まとめ)
-
- 年会費:49,500円 → 82,500円(税込)
- 家族カード:1枚目無料(継続)/2枚目以降24,750円 → 41,250円
- 無料宿泊特典:年間400万円利用+継続で最大75,000ポイント(従来は年間150万円で最大50,000ポイント)
- プラチナエリート取得:年間500万円利用(2025年内は暫定400万円)
- ダイニング特典:「ポケットコンシェルジュ」20%キャッシュバック(半年ごと上限5,000円/年1万円)
- 解約のベストタイミングはいつですか?
-
一般的には年会費の請求前が目安です。
無料宿泊特典の付与日や更新月との前後関係を確認し、付与直後に解約すると特典を無駄にしにくくなります。
精確な締め日は各社の規約・請求サイクルをご確認ください。
- カードを解約すると、Marriott Bonvoyポイントはどうなりますか?
-
ポイントはカードではなく会員アカウントに残ります。
Marriott Bonvoyの失効ルール(通常24か月無活動で失効)に留意し、宿泊や提携サービスの利用でアクティビティを作るのがおすすめです。
- 家族カードの年会費はどう変わりますか?
-
1枚目は無料のまま、2枚目以降は41,250円(税込)に改定(従来は24,750円)。
家族構成によって総コストが大きく変わるため要確認です。
- 代わりに選ぶべきおすすめカードは?
-
- 決済高還元で実質年会費0円も:三井住友カード プラチナプリファード
- JALマイル重視:セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス
- 高級ホテルの確定優待:ラグジュアリーカード チタン
- 会食が多い:ダイナースクラブカード
- 国内サービス+空港ラウンジ重視:JCBプラチナ
- 決済で無料宿泊を確保:アメックス・ゴールド・プリファード
- いくら使えば年会費の元が取れますか?
-
カードごとに異なりますが、目安として決済特化型は「年200万円前後の決済」、ホテル優待型は「年2泊程度の活用」で年会費を上回る価値になりやすいです。
詳しくは本文の「数字でわかる損益分岐」をご覧ください。
- プライオリティ・パスをお得に持てる代替カードは?
-
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスは年会費33,000円でプレステージ会員(同伴1名無料)が付帯。
JCBプラチナもプレステージ付帯で国内旅行との相性が良好です。
年数回のラウンジ利用だけでも実質負担を圧縮できます。
年8.25万円の負担増なら“実質コストがプラス域”になる1枚へ早めに乗り換えを
Marriott Bonvoy アメックス・プレミアム・カードの年会費は、2025年11月の請求分からこれまでの49,500円から82,500円へと大幅に引き上げられる。
さらに、無料宿泊特典の獲得条件や、プラチナエリートへの到達要件も同時に改定され、「49,500円で1泊無料ならお得」という従来のシンプルな“元が取れるライン”は崩壊した。
そこで注目したいのが、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードや三井住友カード プラチナプリファードといった、「高還元」×「確定特典」型のプラチナカードだ。
これらのカードは、年間30万〜200万円ほどの決済や年2回程度のホテル宿泊だけで、年会費を実質的に回収できるうえ、使い方次第では“収支プラス”になる可能性もある。
年会費の引き上げが適用される前に、
・カードごとの〈実質年会費〉
・自分が重視したい〈価値基準〉
この2軸を照らし合わせて最適な1枚を選び、余計な出費を避ける賢い選択をしよう。
三井住友カードに関する注意点
- 対象のコンビニ・飲食店でのスマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済でポイント最大7%還元※最大7%内訳(通常ポイント0.5%+スマホのタッチ決済利用6.5%)。※商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗あり※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。カード現物のタッチ決済の還元率は異なります。※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿して支払い必要な場合あり。その場合、支払い分はタッチ決済分のポイント還元の対象外となる。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、利用店舗によって異なる場合あり※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイント交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合あり※Google Pay™ 、Samsung Walletで、Mastercard®タッチ決済はご利用いただけません。ポイント還元は受けられませんので、ご注意ください。