- どの楽天カードを作るかで迷っている
- 楽天カードの特徴を種類別に比較したい
- 各楽天カードの特典の内容を詳しく知りたい
楽天カードは、ポイント還元率の高さや楽天市場をはじめとした楽天関連サービスを利用する際、お得になる点が特徴だ。
一般カードは年会費が無料で、保有にあたってのコストが発生しないため、多くの方におすすめできる。
楽天カードにはいくつか種類があり、お得に使用するためにも、自分に合ったカードを選択しよう。
カードの機能や付帯サービス、求めているステータスなどによって、合っているカードは異なる。
今回は、楽天カードの特徴や選ぶときのポイント、おすすめの種類などを解説する。
自分に合ったクレジットカードを探している方に役立つ内容となっているので、ぜひ参考にしてみてほしい。
楽天カードの5つの特徴

楽天カードにはいくつか種類があるが、まずは共通する特徴やメリットを紹介する。
主に楽天グループのサービスを使用する機会がある方は、メリットを感じやすいだろう。
ポイント還元率が高い
楽天カードは、利用額に応じて楽天ポイントを獲得できる。基本還元率は1.0%(税込100円ごとに1ポイント還元)と、比較的高い傾向にある。
獲得した楽天ポイントは、1ポイント1円で利用できる。効率よくポイントが貯まるということは、日常生活をお得に送れることを意味する。
普段の買い物でポイントを利用すれば、家計を楽にしてくれるだろう。
さらに、楽天市場で買い物をする際に使用すると、スーパーポイントアッププログラム(SPU)により還元率が上昇する。
条件の達成状況次第では、最大で17.5%の還元率を得ることが可能だ。
ポイントの獲得しやすさ・貯まりやすさに関しては、楽天カードは他社カードよりも優れているといえるだろう。
獲得したポイントの利便性が高い
楽天ポイントは、使い道が豊富で利便性が高い。さまざまな場面で使用できるため、獲得したポイントを無駄にしてしまうリスクは低いといえる。
ケンタッキーフライドチキンやガストをはじめとした楽天ポイント加盟店、楽天市場や楽天トラベルをはじめとした楽天グループのサービスを利用する際に使用できる。
日常生活の中で、使用できる場面があるはずだ。
月々のカード支払いにも充当できるため、使い道に困ってしまうことはないだろう。他にも、ポイントを資産運用に回すことも可能だ。
獲得したポイントを運用に回せば、効率よく資産形成できるメリットが期待できる。
アプリで利用状況の確認や支出管理がしやすい
楽天カードアプリをインストールすれば、利用明細の確認や支出管理をスムーズに行える。
利用明細にはメモ機能が搭載されており、買い物の詳細を直接アプリに記録し、家計簿のように利用することも可能だ。
また、お得なキャンペーンや「楽天カードポイントプラス」の情報をリアルタイムで確認できる。
お得に利用するための有益な情報を得られれば、より経済的なメリットを得られるだろう。
クレジットカードを保有すると「ついつい使いすぎてしまった」というケースが起こり得る。
アプリを活用してこまめに明細を確認すれば、早い段階で「使いすぎかもしれない」「少し節約しよう」という歯止めがかかるメリットも期待できるだろう。
楽天グループのサービスを利用しやすい
楽天カードを楽天ペイに紐付けてチャージ払いを利用すると、ポイント還元率が1.0%から1.5%に上昇する。
チャージ時に楽天カードから0.5%、支払い時に楽天ペイから1%の還元を受けられるため、よりお得に利用できるだろう。
ほかにも、楽天の関連サービスを効率よく利用できる「楽天エコシステム」と連携しており、ユーザーの利便性を高めている。
楽天エコシステムとは、楽天グループが提供する70以上の多様なサービスを、一つのIDで利用できる独自の経済圏だ。
楽天カードを発行し、楽天会員になると1つのIDで複数のサービスを利用できる。
各サービスの利用で効率よく楽天ポイントを貯め、さらに楽天ポイントを利用できるため、利便性と経済的を高めてくれるだろう。
国際ブランドでアメリカンエキスプレスを選択できる
楽天カードでは、国際ブランドでアメリカンエキスプレスを選択できる。
アメリカンエキスプレスは世界的にもステータスの高さが認識されており、日本を含めた世界中の加盟店で利用できる。
提携カードでも、「アメリカン・エキスプレス・コネクト」を利用でき、会員限定の特典に関する情報を得られる。
ショッピングやダイニングなど、さまざまな分野の特典を一度に確認でき、対象店舗で割引や優待などを受けることが可能だ。
他社のカードでは、アメリカンエキスプレスを選択できないカードも存在する。
アメリカンエキスプレスのカードが欲しいと考えている方にとって、楽天カードは選択肢の一つとなるだろう。
楽天カードはどう選ぶ?

楽天カードにはいくつか種類があるため、自分に合ったカードを選択しよう。以下で、自分に合ったカードを選択するために注目すべき点を解説する。
年会費
カードの種類によっては、年会費が発生する。たとえば、楽天ゴールドカードの年会費は税込み2,200円、楽天プレミアムカードは税込み11,000円だ。
一般的に、クレジットカードはグレードが高くなるにつれて特典や付帯サービスが充実する一方で、年会費が高くなる。
一見すると年会費が発生しないカードのほうがお得だが、使い方次第では年会費以上のメリットを受けられるケースもある。
基本的には、初めてクレジットカードを持つ方は年会費無料のカードを選択するとよい。
ただし、慣れてきたらカードの特典や付帯サービスを確認し、よりお得に利用できるようであればグレードアップを検討するとよいだろう。
銀行機能の有無
楽天カードは、基本的にクレジットカードとしての機能しか有していない。つまり、ショッピング機能とキャッシング機能が付帯している。
しかし、楽天銀行カードは楽天銀行のキャッシュカード機能とクレジットカード機能が一体となっている。
楽天銀行の口座を保有している方にとって、楽天銀行カードは使い勝手のよいカードといえるだろう。
ただし、楽天銀行カードの引落し口座は楽天銀行口座に自動で設定される一方で、一般的な楽天カードは全国の金融機関から選択できる。
また、楽天銀行カードで選択できる国際ブランドはJCBのみだが、楽天カードはVisa・MasterCard・JCB・アメリカンエキスプレスから選択可能だ。
楽天銀行口座の有無だけでなく、希望している国際ブランドも含めて、自分に合っているカードを選択しよう。
旅行保険の内容
楽天カードの種類によって、付帯している旅行保険の内容は異なる。旅行保険は旅行時だけでなく出張時にも役立つため、自分の趣味や仕事などに応じて、合っているカードを選択しよう。
たとえば、海外旅行保険の補償内容は、カードのグレードごとに以下のように異なる。
補償項目 | 楽天カード | 楽天ゴールドカード | 楽天プレミアムカード |
---|---|---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 2,000万円 | 2,000万円 | 5,000万円 |
傷害治療費用 | 200万円 | 200万円 | 300万円 |
疾病治療費用 | 200万円 | 200万円 | 300万円 |
賠償責任 | 3,000万円 | 3,000万円 | 3,000万円 |
携行品損害 | なし | 20万円 | 50万円 |
救援者費用 | 200万円 | 200万円 | 200万円 |
楽天カードの中で、国内旅行保険が付帯しているのは楽天プレミアムカードに限られる。旅行や出張の機会が多い方は、グレードの高いカードが向いている可能性が高いだろう。
ステータス
ビジネスマンの中には、クレジットカードのステータスを重視している方もいるだろう。
ステータスが高いカードを保有していれば、カード会社から「高い評価を受けている人物」という証明にもつながるため、対外的に信用を得やすい。
一般的に、ステータスの高いクレジットカードの審査基準は厳格だ。
ステータスの高いクレジットカードを保有していると、高い年収を得て社会的信用がある職業に就いており、一定以上の経済力があることの間接的な証明となる。
また、ステータスの高いクレジットカードはビジネスの場面で役立つ特典が付帯している。
実際に、楽天プレミアムカードはプライオリティ・パスが付帯しており、世界中の空港ラウンジを無料で利用できる。
フライトまでの間、快適な空間でくつろげたり仕事に着手できたりする点は、ハイステータスカードを保有するメリットだ。
ビジネスマンの方であれば、容易に年会費以上の価値がある特典やサービスを利用できるだろう。
おすすめの楽天カード10選

数あるカードの中でも、おすすめのカードを10種類紹介する。
入会資格 | 年会費 | 国際ブランド | 付帯保険 | |
---|---|---|---|---|
楽天カード | 18歳以上 | 永年無料 | Visa MasterCard JCB アメリカンエキスプレス | 海外旅行保険(最高2,000万円) |
楽天PINKカード | 18歳以上 | 永年無料 | Visa MasterCard JCB アメリカンエキスプレス | 海外旅行保険(最高2,000万円) |
楽天銀行カード | 18歳以上 | 永年無料 | JCB | 海外旅行保険(最高2,000万円) |
楽天ANA マイレージクラブカード | 18歳以上 | 初年度無料 2年目以降は550円(年1回以上の利用があれば無料) | Visa Mastercard JCB | 海外旅行保険(最高2,000万円) |
楽天カード アカデミー | 満18歳以上28歳以下の学生 | 永年無料 | Visa JCB | 海外旅行保険(最高2,000万円) |
楽天カード ディズニー・デザイン | 18歳以上 | 永年無料 | JCB | 海外旅行保険(最高2,000万円) |
楽天ゴールドカード | 20歳以上で安定した継続的な収入がある | 2,200円(税込) | Visa MasterCard JCB | 海外旅行保険(最高2,000万円) |
楽天プレミアムカード | 20歳以上で安定した継続的な収入がある | 11,000円(税込) | Visa MasterCard JCB アメリカンエキスプレス | 海外旅行保険(最高5,000万円) 国内旅行保険(最高5,000万円) 動産総合保険(最高300万円) |
楽天ビジネスカード | 20歳以上で安定した収入のある法人代表者様(会社登記上、代表権を有する方)、および個人事業主 | 2,200円(税込) | Visa MasterCard JCB | 海外旅行保険(最高5,000万円) 国内旅行保険(最高5,000万円) 動産総合保険(最高300万円) |
楽天ブラックカード | 楽天プレミアムカードを保有し、楽天プレミアムカードの契約から12カ月以上経過している 12カ月間のカードご請求金額の合計が500万円以上である | 33,000円(税込) | Visa MasterCard JCB アメリカンエキスプレス | 海外旅行保険(最高1億円) 国内旅行保険(最高5,000万円) 動産総合保険(最高300万円) |
それぞれ特徴やメリットが異なるため、自分に合ったカードを選ぼう。
楽天カード

楽天カードは、最もスタンダードなカードだ。
申込条件 | 18歳以上 |
---|---|
年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 1.00%~2.00% |
国際ブランド | Visa Mastercard JCB American Express |
対応電子マネー | 楽天Edy |
付帯保険 | カード盗難保険 海外旅行傷害保険 |
即日発行 | 不可 |
発行スピード | 約1週間~10日前後 |
年会費は永年無料でありながらも、基本的なポイント還元率が高いだけでなく、楽天関連サービスを利用すると還元率がさらにアップする。
たとえば、楽天トラベルで宿泊施設を予約するときにポイント還元率が2.5%になる。
他にも、楽天カードのクレジット決済で投資信託の積立購入を行うと、0.5%のポイント還元を受けられる。
最高2,000万円の海外旅行傷害保険が付帯しているため、海外旅行や出張の機会がある方はメリットを感じやすい。初めてクレジットカードを持つ方でも、安心して保有できるカードだ。
楽天PINKカード

楽天PINKカードは、ピンク色を基調としたデザインで女性向けの特典が付帯している。
入会資格 | 18歳以上 |
---|---|
年会費 | 永年無料 |
利用可能額 | 最高100万円 |
ポイント還元率 | 1.0% |
国際ブランド | Visa MasterCard JCB アメリカンエキスプレス |
付帯保険 | 海外旅行保険(最高2,000万円) |
基本的なスペックは楽天カードと同じだが、以下のように女性向けの「カスタマイズ特典」を用意している。
楽天グループ優待サービス | 楽天グループサービスをお得に利用できる割引クーポンがもらえる |
---|---|
ライフスタイル応援サービス 『RAKUTEN PINKY LIFE』 | 飲食店や映画チケットなど、110,000以上の多彩なジャンルの割引・優待特典を受け取れる |
女性のための保険 『楽天PINKサポート』 | 乳がんや子宮筋腫など、女性特有の疾病での入院・手術・放射線治療に格安な保険料で加入できる |
日常生活をお得に送ることができ、さらに女性特有の疾病に罹患するリスクに備えられる特典が付帯している。
楽天カードの保有を検討している女性は、楽天PINKカードの保有を検討するとよいだろう。
楽天銀行カード
楽天銀行カードは、クレジットカードとキャッシュカードが一体となったカードだ。
入会資格 | 18歳以上 |
---|---|
年会費 | 永年無料 |
利用可能額 | 最高100万円 |
ポイント還元率 | 1.0% |
国際ブランド | JCB |
付帯保険 | 海外旅行保険(最高2,000万円) |
クレジットカードとキャッシュカードの機能がまとまっているため、1枚で現金の引き出しとカード決済を行える。
保有するカードの枚数を抑えられるため、財布がかさばらずに済むだろう。
楽天銀行と楽天カードの良いとこ取りができるのは、楽天銀行カードならではのメリットだ。
給与の受取・振込・口座振替で楽天ポイントが貯まるため、楽天銀行をメインバンクとして利用している方と好相性といえる。
楽天ANAマイレージクラブカード

楽天ANAマイレージクラブカードは、楽天ポイントとANAマイルを両方貯められるカードだ。
入会資格 | 18歳以上 |
---|---|
年会費 | 初年度無料 2年目以降は550円(年1回以上の利用があれば無料) |
利用可能額 | 最高100万円 |
ポイント還元率 | 1.0%(マイル還元率は0.5%) |
国際ブランド | Visa Mastercard JCB |
付帯保険 | 海外旅行保険(最高2,000万円) |
楽天ANAマイレージクラブカードは、初年度の年会費が無料で、2年目以降は550円の年会費が発生する。
ただし、年に1回以上利用すれば年会費がかからないため、実質的に無料といえるだろう。
楽天カード・電子マネーEdy・楽天ポイント・ANAマイレージクラブの4つの機能が集約されており、ANAユーザーの方はメリットを感じやすい。
「楽天ポイントコース(100円につき1ポイント)」と「ANAマイルコース(200円につき1マイル)」の2つから選択でき、ライフスタイルに合わせてポイントまたはマイルを貯めることが可能だ。
申し込んだ後でも、「楽天e-NAVI」にて簡単にコース変更を行える。
また、楽天ポイントコースを選択していても、貯まったポイントはANAマイルに交換できるため、特典航空券へ変更したいときに役立つはずだ。
ANAの「スキップサービス」を利用できるため、搭乗手続きなしで保安検査場へ直接進める。
また、ANA便やスターアライアンス加盟航空会社のフライトでマイルが貯まるため、日ごろからANAマイルを貯めている方と好相性といえる。
楽天カード アカデミー
楽天カード アカデミーは、学生専用のクレジットカードだ。
入会資格 | 満18歳以上28歳以下の学生 |
---|---|
年会費 | 無料 |
利用可能額 | 最高30万円 |
ポイント還元率 | 1.0% |
国際ブランド | Visa JCB |
付帯保険 | 海外旅行保険(最高2,000万円) |
学生専用のクレジットカードなだけあって、利用限度額が30万円と低めに設定されている。これにより、使いすぎを未然に防げるだろう。
満18歳以上25歳以下の会員には楽天学割が自動付帯され、楽天市場での送料無料クーポンやポイントアップ特典を受けられる。
他にも、楽天トラベルで使えるお得なクーポンが定期的に提供されたり、楽天ブックスや楽天Kobo、楽天モバイルなどで特典を受けることが可能だ。
学生生活をお得にサポートしてくれる特典が付帯しているため、学生向けのカードを探している方は申し込みを検討するとよい。
楽天カードディズニー・デザイン
楽天カードディズニー・デザインは、券面にミッキーマウスがデザインされている。
入会資格 | 18歳以上 |
---|---|
年会費 | 永年無料 |
利用可能額 | 最高100万円 |
ポイント還元率 | 1.0% |
国際ブランド | JCB |
付帯保険 | 海外旅行保険(最高2,000万円) |
楽天市場のディズニーゾーンでポイントを利用できたり、入会後2ヵ月間はディズニープラスを無料で利用できる特典が付帯している。
また、 貯まった楽天ポイントは「楽天トラベル」を通じてディズニーチケット付き宿泊プランに使用できる。
実質的にディズニー旅行をお得に楽しめるため、ディズニー好きな方におすすめのカードだ。
楽天ゴールドカード

入会資格 | 20歳以上で安定した継続的な収入がある |
---|---|
年会費 | 2,200円(税込) |
利用可能額 | 最高200万円 |
ポイント還元率 | 1.0% |
国際ブランド | Visa MasterCard JCB |
付帯保険 | 海外旅行保険(最高2,000万円) |
年会費は税込みで2,200円と、他社のゴールドカードと比較して安いといえる。また、通常であれば年会費550円(税込み)のETCカードを無料で申し込める。
ゴールドランクの特典として、国内主要空港のラウンジを年間2回まで無料で利用できるメリットがある。
また、世界44拠点の現地デスクから現地情報の案内やレストランやツアーの各種予約・手配を依頼できるため、旅行や出張の機会がある方におすすめだ。
さらに、「お誕生月サービス」として、誕生月に楽天市場・楽天ブックスのポイント還元率が+1倍となる。
楽天証券で投資信託の積立購入をクレジット決済で行う際にポイント還元率がアップするため、資産運用をしながら効率よくポイントを貯めることが可能だ。
楽天プレミアムカード

楽天プレミアムカードは、ゴールドランクのワンランク上のカードだ。
入会資格 | 20歳以上で安定した継続的な収入がある |
---|---|
年会費 | 11,000円(税込) |
利用可能額 | 最高300万円 |
ポイント還元率 | 1.0% |
国際ブランド | Visa MasterCard JCB アメリカンエキスプレス |
付帯保険 | 海外旅行保険(最高5,000万円) 国内旅行保険(最高5,000万円) 動産総合保険(最高300万円) |
プレミアムカードは充実した特典やサービスを付帯しているクレジットカードで、特に旅行や楽天サービスを利用する方に多くのメリットがある。
たとえば、プライオリティ・パスを無料で発行でき、世界145カ国にある1,500カ所以上の空港ラウンジを無料で利用できる。
会員制の落ち着いたラウンジで、フライトまでリラックスして過ごしたり、集中して仕事をしたりすることが可能だ。
最高5,000万円の海外旅行保険と国内旅行保険、最高300万円の動産総合保険が付帯するため、リスクへの備えも手厚い。万が一の事態に遭遇しても安心だ。
さらに、楽天プレミアムカードを保有していると、以下の優待サービスの中から好きなものを選択できる。
コース | 内容 |
---|---|
楽天市場コース | 毎週火曜日・木曜日のプレミアムカードデーに楽天市場で買い物をするとポイント最大4倍 |
トラベルコース | 楽天プレミアムカードで楽天トラベルの決済をするとポイント最大3倍 |
エンタメコース | 楽天プレミアムカードでRakuten TVまたは楽天ブックスの決済をするとポイント最大3倍 |
自分のライフスタイルに合わせてお得な優待サービスを選択すれば、日常生活を楽しみつつ効率よくポイントを貯められる。
楽天ゴールドカードに付帯している「お誕生月サービス」も、同様に利用可能だ。
楽天ビジネスカード
楽天ビジネスカードは、ビジネス関連のサービスが充実している。楽天プレミアムカードとセットで発行する点が特徴だ。
入会資格 | 20歳以上で安定した収入のある法人代表者様(会社登記上、代表権を有する方)、および個人事業主 |
---|---|
年会費 | 2,200円(税込) |
利用可能額 | 最高200万円 |
ポイント還元率 | 1.0% |
国際ブランド | Visa MasterCard JCB |
付帯保険 | 海外旅行保険(最高5,000万円) 国内旅行保険(最高5,000万円) 動産総合保険(最高300万円) |
プライベートな支出は楽天プレミアムカードで行い、事業用の支出は楽天ビジネスカードで行えば、経費の支出を管理しやすい。
経理作業を簡略化できれば、自分の事業により多くのリソースを割けるようになるだろう。
ETCカード複数枚発行可能で、さらにVisaビジネスオファーを利用できる。
Visaビジネスオファーは、飲食や出張をはじめとしたビジネスサービス、オフィスサプライなど、さまざまな分野で優待を受けられるサービスだ。
高級飲食店で通常価格より10%〜20%の割引や特別サービスが受けられたり、ハイヤーやホテルを割引料金で利用できたりする。
さらに、会計ソフトやオフィススペースを割引価格で利用できるため、ビジネス関連のサービスをお得に利用できることがわかる。
経済的な恩恵を受けながら業務を効率化できるため、楽天プレミアムカードを保有している事業主の方は、あわせて楽天ビジネスカードの発行を検討するとよい。
楽天ブラックカード
楽天ブラックカードは、最高ランクのカードでステータスが高い。
入会資格 | 楽天プレミアムカードを保有し、 楽天プレミアムカードの契約から12カ月以上経過している 12カ月間のカードご請求金額の合計が500万円以上である |
---|---|
年会費 | 33,000円(税込) |
利用可能額 | 最高1,000万円 |
ポイント還元率 | 1.0% |
国際ブランド | Visa MasterCard JCB アメリカンエキスプレス |
付帯保険 | 海外旅行保険(最高1億円) 国内旅行保険(最高5,000万円) 動産総合保険(最高300万円) |
楽天ブラックカードは、以下のように楽天の関連サービスを利用したときのポイント還元率が高くなる。
- 楽天証券
- 還元率2%
- 楽天市場
- 毎週火曜・木曜は4倍(誕生月はさらに+1倍)
- 楽天トラベル
- +3倍
- 楽天ブックス
- +3倍(誕生月はさらに+1倍)
- RakutenTV
- +3倍
最高ランクなだけあって、あらゆるリクエストに応えてくれるコンシェルジュサービスが付帯している。
飲食店・飛行機・宿泊・エンターテイメントの予約を依頼でき、さらにプライオリティ・パスも無料で付帯しているため、全世界の主要空港のラウンジを無料で利用できる。
最高1億円の海外旅行傷害保険や最高5,000万円の国内旅行傷害保険などが付帯しており、旅行や出張時のリスクに備えられる。
空港から自宅への手荷物宅配サービスが無料になる「手荷物宅配サービス」も利用できるため、旅行時や出張時に活躍するだろう。
利用可能額は最高1,000万円と高額であるため、ハイステータスの方におすすめだ。事業用のカードとしても活躍できるだろう。
迷ったらこの3枚の楽天カードから選ぶのがおすすめ!

おすすめの楽天カードを紹介してきたが、「自分にはどの楽天カードが向いているのか判断できない」と悩んでしまうこともあるだろう。
以下で、迷った時におすすめのカードを厳選して紹介する。向いている人の特徴も紹介するので、カード選びの参考にしてみてほしい。
種類 | 年会費 | 国際ブランド | 付帯保険 |
---|---|---|---|
楽天カード | 永年無料 | Visa MasterCard JCB アメリカンエキスプレス | 海外旅行保険(最高2,000万円) |
楽天プレミアムカード | 11,000円(税込) | Visa MasterCard JCB アメリカンエキスプレス | 海外旅行保険(最高5,000万円) 国内旅行保険(最高5,000万円) 動産総合保険(最高300万円)) |
楽天ブラックカード | 33,000円(税込) | Visa MasterCard JCB アメリカンエキスプレス | 海外旅行保険(最高1億円) 国内旅行保険(最高5,000万円) 動産総合保険(最高300万円) |
楽天カード
初めてクレジットカードを持つ方は、楽天カードを選択するとよい。年会費が永年無料であるため、利用機会が少なくても損をすることはない。
年会費無料でありながらも、ポイント還元や海外旅行保険の付帯など、充実した特典やサービスが付帯している。
特に、楽天グループのサービスを頻繁に利用する人であれば、ポイントを効率よく貯められる。
「楽天市場で買い物をしたことがある」「楽天モバイルを契約している」という方は、手始めに楽天カードを選択するとよいだろう。
楽天ゴールドカード
年会費が安いゴールドランクのカードを探している方は、楽天ゴールドカードがおすすめだ。
年会費が税込み2,200円で、一般的なゴールドカードと比較しても年会費が安く、コストパフォーマンスよくステータスを得たい方に向いている。
国内主要空港のラウンジを年間2回まで無料で利用できる特典が付くため、旅行や出張の機会がある方にもおすすめだ。
さらに、ETCカードを年会費無料で発行できるため、高速道路を走行する機会がある方にも向いている。
楽天プレミアムカード
効率よく楽天ポイントを貯めたい方や、旅行や出張を頻繁にする方は楽天プレミアムカードが向いている。
プライオリティ・パスが付帯しており、世界中の空港ラウンジを利用できるため、空港で快適な時間を過ごせるだろう。
さらに、楽天市場での買い物時にポイント還元率が高くなったり、楽天証券で投資信託を購入したときのポイント還元率がアップしたりする。
楽天市場を使用する機会が多い方や、楽天証券で資産運用をしている方、これから始める予定の方にもおすすめだ。
楽天カードはキャンペーンを使って作るのがおすすめ

楽天カードへ申し込む際には、キャンペーンを活用することをおすすめする。
条件を達成すれば最大で5,000ポイントを獲得できるため、いきなり5,000円分の経済的な恩恵を得ることが可能だ。
インターネット申込の流れ
楽天カードをインターネットで申し込む際の流れは、以下のとおり。
- 公式サイトより、基本情報や勤務先などの入力して申し込む
- 審査が行われる
- 審査に通過すればカードが発行・発送される
- 通常約1週間~10日前後でカードが届く
入会審査・カードの発行状況や配送状況は、Webページまたはアプリから24時間いつでも確認できる。進捗が気になる場合は、こまめに確認するとよいだろう。
審査に通過できれば、通常1週間~10日前後でカードが届く。受け取る際には、申し込み状況次第で本人確認書類の提示を求められることがある。
キャンペーンの内容
楽天カードは頻繁に新規入会キャンペーンを実施しており、お得に入会できるチャンスが用意されている。
2025年1月現在では、新規入会特典として最大5,000ポイントを獲得できるチャンスがあるため、有効活用するとよい。
「楽天e-NAVI」への初回登録が完了すれば2,000ポイント、カード利用期限までに1円以上対象カードを利用すると3,000ポイントを得られる。
達成の条件は簡単なので、忘れない限り、誰でも5,000ポイントを獲得できるだろう。
キャンペーンを活用すれば、いきなり5,000円分の価値があるポイントを付与されることを意味する。
もちろん獲得したその日から楽天ポイント加盟店や楽天の関連サービスで利用できるため、有効活用しよう。
おすすめの楽天カードを選んでお得に利用しよう

楽天カードにはさまざまな種類があり、それぞれ年会費や旅行保険、付帯サービスなどのスペックや特典が異なる。
経済的なメリットを得るためにも、きちんと比較検討したうえで、自分にとって相性のよいカードを選ぼう。
いずれの楽天カードも、楽天関連のサービスをお得に利用できるメリットは共通している。
楽天市場でのポイント還元率が高まったり、獲得したポイントを有効活用できたり、普段の生活で役立つだろう。
一般ランクのカードは年会費が無料で、初めてクレジットカードを持つ方におすすめだ。
ゴールドカードまたはプレミアムカードは、ステータスを求めている方や充実した特典を活用したいと考えている方に向いている。
楽天カードは利便性が高く、さまざまな人にとって使いやすい優れたカードだ。自分に合ったカードを見つけて、申し込みを検討してみてほしい。