- 楽天カードの種類別の年会費はいくらか知りたい
- ETCカードや家族カードの年会費はいくらなのか?
クレジットカードを発行する際、カードの還元率はもちろん気になるところだが、年会費を確認の上、比較検討する人も多いだろう。
楽天カードにはさまざまな種類があり、それぞれで年会費は異なる。
本記事では、楽天カードの種類別の年会費はもちろん、ETCカードや家族カードの年会費をまとめた。ETCカードを無料で発行できる条件や、結局どの楽天カードがおすすめなのかも解説している。
楽天カードの発行を検討している人は、ぜひ本記事の内容も参考にしてほしい。
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楽天カードの年会費を種類別に一覧で解説
楽天カードは合計9種類あり、それぞれの年会費は以下の通りだ。
カード種別 | 年会費 | カードの特徴 |
楽天カード (各種デザイン含む) | 永年無料 | ポイントを貯めやすく、保有して損することはない |
楽天PINKカード (各種デザイン含む) | 永年無料 | 特典や保険をカスタマイズできる |
楽天ゴールドカード | 税込2,200円 | 国内の空港ラウンジを2回まで無料利用可能 |
楽天プレミアムカード | 税込11,000円 | ポイントの還元率が5%で、空港ラウンジを何度でも無料で利用可能 |
楽天銀行カード | 永年無料 | キャッシュカードと一体化させられる |
楽天ANAマイレージクラブカード | 初年度無料 2年目以降は年1回の利用で無料(通常は税込550円) | 楽天ポイントまたはANAのマイルを選べる |
アルペングループ楽天カード | 永年無料 | アルペングループ実店舗での利用でアルペンポイントと楽天ポイントを同時に貯められる |
楽天ビジネスカード | 税込2,200円 | 楽天プレミアムカード加入者限定の付随カードとして経費処理を効率化できる |
楽天カードアカデミー | 永年無料 | 18〜28歳限定で、ショッピングやエンタメなどでお得なクーポンや特典が付与 |
シンプルな楽天カードは年会費が永年無料で、使い勝手のよいクレジットカードであることは多くの人が知っているだろう。
年会費がかかるのは、ゴールドやプレミアム系のラグジュアリーカードだけだ。年会費を払うにふさわしい特典を受けられるかどうかについては、記事の後半で詳しく解説しよう。
楽天カードで発行できるETCカードの年会費は?
楽天カードではETCカードを発行することができ、上記9種類のうち、以下の楽天カードは年会費が税込550円かかる。
- 楽天カード
- 楽天PINKカード
- 楽天銀行カード
- 楽天ANAマイレージクラブカード
- アルペングループカード
- 楽天ビジネスカード(1枚目は無料)
- 楽天カードアカデミー
なお、楽天ビジネスカードを除く6つのカードについては、発行可能枚数は1枚である。楽天ビジネスカードを2枚以上発行する際は1枚あたり550円の年会費が必要だ。
ちなみに、楽天ビジネスカードで発行するETCカードは、一度に9枚まで発行でき、10枚以上を希望する際は、会員サイトである「楽天e-NAVI」から申込み可能となっている。
そして、楽天ゴールドカード・楽天プレミアムカードを発行している場合、ETCカードに対して年会費はかからない。
ETCカードの年会費が無料になる条件
ETCカードの年会費は通常550円なのだが、申込み時点で楽天PointClub会員のランクが「ダイヤモンド会員」「プラチナ会員」の場合、初年度年会費は無料になる。
なお、それぞれの会員になるための条件は以下の通りだ。
- ダイヤモンド会員:過去6か月間で楽天ポイントを4,000ポイント以上取得&30回以上ポイントを獲得&楽天カードを保有
- プラチナ会員:過去6か月間で楽天ポイントを2,000ポイント以上取得&15回以上ポイントを獲得
楽天経済圏を頻繁に利用している人であれば、上記の条件をクリアできるのではないだろうか。
また、次年度以降の年会費については、ETCカードの年会費請求月(入会月の翌月)における会員ランクが、ダイヤモンド会員またはプラチナ会員の場合に無料となる。
ETCカードを無料で発行するために多くの買い物をするのは本末転倒であるが、条件は覚えておいて損はないだろう。
シンプルで年会費無料の楽天カードが一番便利かつお得
楽天カードの発行を検討している人としては、詰まるところ「どれが一番おすすめなのか」を知りたいのではないだろうか。
結論としては、シンプルな楽天カードの保有が万人におすすめな選択と言える。
- 通常の利用で1%ポイント還元
- 楽天市場で楽天カードを使って買い物すると、楽天ポイントが最大3%還元
- ポイントアッププログラムの条件を満たせる
- カードのデザインも豊富
- 年会費がかからず、利用して損することはない
楽天PINKカードは、特典が魅力的に感じる人の場合はメリットもあるが、やや限定的と言わざるを得ない。楽天ポイントは、ANAマイルだけでなくJALマイルにも交換できるため、あえてANAマイレージクラブカードを発行するメリットも乏しい。
アルペングループの利用が頻繁であればアルペングループカードの発行も選択肢に入るが、これも極めて限定的だ。
学生の場合は楽天カードアカデミーで、限定の特典を受ける手もあるが、どこまで使いこなせるかは人それぞれだろう。
後述するラグジュアリー系カードと比べても、保有するコストがかからない点は大きなメリットだ。
楽天ゴールドカードはうまみがない?
楽天ゴールドカードは年会費が2,200円かかるのは先述したとおりである。問題は、この会費分を回収できておつりがくるかどうかだろう。
結論としては、会費相応の価値があるとは言い難い。
というのも、楽天ゴールドカードはポイント還元率が通常カードと変わらず、誕生月にポイントサービスを受けられるが、上限は2,000ポイントと定められている。
そして、2,000ポイントの還元を受けるには一ヶ月に20万円分の買い物をしなければならない。
国内空港のラウンジを2回使った際、どれほどの価値があるかという点は人それぞれだろう。そもそも、空港ラウンジを使う機会がなければ恩恵に授かれない。
通常カードとの差異はこの程度であるため、ラグジュアリーカードを発行するなら楽天プレミアムカードを検討したほうがよいだろう。
楽天プレミアムカードは年間利用額約37万円が分岐点
楽天プレミアムカードは、年会費が税込11,000円かかるため、カード利用を通じて同額を回収できるかがポイントになる。
この点、詳細は割愛するが、結論としては年間利用額が約37万円を超えると、カードの年会費について元が取れる計算となる。
楽天プレミアムカードの場合、ポイント還元率が最大6%になり、通常カードの還元率である3%(最大)との差し引き分を計算すると算出できる数字だ。
また、プレミアムカードであれば、国内に限らず海外の空港ラウンジも無制限に利用できる。
旅行が趣味で、日常的に楽天で買い物をするユーザーであれば、楽天プレミアムカードを保有するメリットは大きいだろう。
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楽天カードの年会費に関するよくある質問
最後に、楽天カードの年会費に関するよくある質問について回答しよう。
年会費はいつ支払う?
楽天カードの年会費は、契約した月の翌々月に口座から自動で引き落としされる。カードの利用額も含めて、毎月27日が引き落とし日になるから覚えておこう。
なお、ETCカードの場合は、初年度のみ入会月の翌々月だが、2年目以降は入会月の翌月になるのはクレジットカードの年会費と異なる点だ。
年会費をポイントで払うことはできる?
楽天カードの年会費に関しては、楽天ポイントで支払うことも可能である。なお、利用できるのは通常のポイントのみで、期間限定ポイントや他社から交換したポイントは利用できない。
2枚目を発行する際の年会費は?
楽天カードは2枚目のカードも発行できるが、そのカードの年会費も無料である。
カードの保有にはコストがかからないと覚えておこう。
家族カードの年会費は?
楽天カードの家族カードは、楽天ゴールドカード及び楽天プレミアムカードの場合は1人550円かかり、それ以外の場合はかからない。
楽天カードは年会費無料のシンプルなタイプが万人におすすめ
楽天カードは合計9種類あるが、基本的に年会費は永年無料で、ラグジュアリー系のゴールド・プレミアムカードはそれぞれ2,200円、11,000円の年会費がかかる。
ゴールドカードは保有効果が限定的で、年会費を払って楽天カードを保有するならプレミアムカードを検討しよう。楽天市場での年間利用額が40万円を超えるような場合や、飛行機を使った旅行に頻繁に出かける人はプレミアムカードがおすすめだ。
一方、上記に該当しないのであれば、シンプルな楽天カードで問題ないだろう。年会費は永年無料で使い勝手も申し分ない。カードデザインも選べて複数枚保有できるため、用途を分けて管理することも可能だ。
楽天カードの発行を検討している人は、ぜひ本記事の内容を参考にして、自身にぴったりなカードを使いこなそう。
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